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2025-12-24 Wed
■ #6085. 動名詞語尾に発展してゆく古英語の -ing あるいは -ung の起源 [suffix][indo-european][oe][gerund][participle][oe_dialect]
英語の -ing 語尾には様々な役割があり,異なる起源のものも多い.これについては「#4398. -ing の英語史」 ([2021-05-12-1]) でも触れている通りだ.
今回は,そのなかでも動名詞 (gerund) の語尾としての -ing に注目したい.これは,古英語の名詞語尾 -ing,あるいは間接的に -ung に遡ることが知られている.ところが,-ing と -ung の両語尾の古英語での分布を観察したり,さらに遡った起源・発達を考慮すると,形態音韻論的にはなかなか複雑なようだ.とりわけ古英語から中英語にかけて -ung が衰退し,-ing 一辺倒になっていった過程について,謎が残っている.
Lass (201--02) より,両語尾に関する記述を読んでみよう.
(v) -ing/-ung. These originate in an IE /n/-formative + */-ko-/ . . . . Thus -ing < */-en-ko-/, -ung < */-n̥-ko-/. There is also evidence for an o-grade */-on-ko-/, as in L hom-un-cu-lus 'little man, homunculus'. The original sense is not certain, but the general model is X-ing = '(something) associated with, deriving from X'. The oldest Germanic uses seem to be in names, especially tribal: Marouíngi 'Merovingians' appears in second-century Greek sources. In the textual tradition both -ing and -ung occur as a kind of patronymic: OE Scyld-ing-as/-ung-as 'Scyldings, children of Scyld', L Lotharingi, OHG Lutar-inga, OE Hloðer-ingan 'Lotharingians, people of Lothar'.
OE seems to have two semantically differentiated suffixes from this one source, one always -ing (m), the other -ing/-ung (f). The first appears mainly in deadjectival formations like ierm-ing 'pauper' (earm 'poor'), æþel-ing 'nobleman' (æþel 'noble'), and in denominals like hōr-ing 'adulterer, fornicator' (hōre) 'whore'). The second appears as a formative in deverbal nouns, e.g. wun-ung 'dwelling' (wunian), gaderung 'gathering' (gæderian). The -ung form, curiously, seems restricted almost exclusively to class II weak verbs as bases, as in the examples above.
-ung 語尾の初期中英語期までの衰退は,何らかの理由で付く基体を選り好みしており,適用範囲が狭かったからなのだろうか.
続けて,Campbell (158) には,古英語の方言間における両語尾の分布について概説があるので,こちらも読んでみよう.
§383. The suffixes -ung, -ing, in abstract fem. nouns interchange fairly systematically. In all dialects -ing prevails in derivatives of weak verbs of Class I (e.g. grēting, ȝemēting, ȝewemming, ielding, fylȝing, forċirring), and -ung in derivatives of weak verbs of Class II (e.g. costnung, leornung).
Derivatives of strong verbs have -ing in lNorth. practically always (e.g. Li., Ru.2 flōwing, lesing, onwrīging), lW-S sources vary, elsewhere the instances are too few for any conclusions to be drawn . . . . In W-S there is a tendency to prefer -ing to -ung in compounds, e.g. leorningcniht, bletsingbōc. VP changes -ung- to -ing- before back vowels (d.p. -ingum, g.p. not recorded, but cf. advs. fēringa, nīowinga, wōēninga).
古英語方言ごとに傾向があったとはいえ,すでに両語尾間の乗り入れがあったことも示唆されている.英語史では,動名詞の語尾が現在分詞の語尾の形態にも影響を与えたことがしばしば指摘されてきた.その観点からも,-ing と -ung にまつわる謎は英語史上おもいのほか大きな問題だろうと思う.
・ Lass, Roger. Old English: A Historical Linguistic Companion. Cambridge: CUP, 1994.
・ Campbell, A. Old English Grammar. Oxford: OUP, 1959.
2025-12-23 Tue
■ #6084. 『英語語源ハンドブック』の索引の歩き方 [hee][notice][helquiz][kenkyusha][note][helkatsu][link]
先日の記事「#6075. 『英語語源ハンドブック』追加資料(索引)が公開されています」 ([2025-12-14-1]) でお知らせした通り,研究社のウェブサイトにて『英語語源ハンドブック』の索引データ(Excel および PDF)が無料公開されています.2週間ほどまえの公開以来,多くの英語学習者や先生方にダウンロードしていただいているようです.
この索引の使い方ですが,単に「あの単語はどこに載っているかな?」と検索するために使うだけではもったいないのです.とりわけ Excel 版のデータは,並べ替えたり,フィルタをかけたりすることで,本書の(いな英語語源の)隠れた構造や,著者陣すら気づいていなかった意外な事実をあぶり出すことができる優れものです.単なる検索ツールというよりは,それ自体が探索可能な「英語語源のデータベース」と捉えることができます.
ここ数日,Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」では,この索引データを題材として,担当編集者さんや私自身がいかにそれを使って遊べるか,学べるか,というトピックを集中的に取り上げてきました.索引の公開を記念して,「索引の歩き方」をいくつか紹介したいと思います.
まず,手始めに「日本語索引」を眺めてみましょう.通常,語源辞典の索引といえば英単語が並んでいるものですが,今回の追加資料には日本語の項目もリストアップされています.パラパラと見ていると,「なぜこの単語が?」という不思議な日本語に出くわします.例えば「ファミリーマート」.英語語源の本になぜコンビニ名が登場するのでしょうか.その謎については,以下の放送回で語っています.
・ 「#1660. ファミリーマートと摩訶不思議 --- 語源ハンドブック索引より」 (2025/12/15)
次に,Excel ならではの機能である「並べ替え」や「カウント」を活用してみましょう.「英語索引」のデータを分析してみると,本書の中で最も頻繁に言及されている英単語(見出し語としてではなく,解説の中で引き合いに出されている単語)が何であるかが分かります.1位はどんな単語なのか,予想してから聴いてみてください.
・ 「#1661. 言及数トップの英単語はアレ! --- 語源ハンドブック索引より」 (2025/12/16)
また,データをページ順にソートし直してみるのも一興です.アルファベット順(辞書順)から解放され,本書内での掲載順に単語を並べ替えてみると,本書の構成や,執筆陣がどのあたりでどのような語群に熱を上げていたか(?)が透けて見えてきます.
・ 「#1662. ページ順にソートして見えてくるもの --- 語源ハンドブック索引より」 (2025/12/17)
さらに,今回の索引作成を担当された研究社の編集者さんから,索引データに基づいた「語源クイズ」が出題されています.索引作成者だからこそ気づくことのできた,マニアックかつ興味深い視点からのクイズです.
・ 「#1663. 『英語語源ハンドブック』の担当編集者より語源クイズ (1)」 (2025/12/18)
・ 「#1664. 『英語語源ハンドブック』の担当編集者より語源クイズ (2)」 (2025/12/19)
このように,たかが索引,されど索引です.データとして手元にあることで,書籍本体とはまた違った角度から英語語源の世界を楽しむことができます.
まだ入手されていない方は,ぜひ『英語語源ハンドブック』追加資料(索引)のダウンロードページよりファイルをダウンロードしていただき,データをいじり倒してみてください.きっと独自の発見があるはずです.
・ 唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.
2025-12-22 Mon
■ #6083. クリスマス企画「英語史小ネタ50連発」がX上で展開しています [twitter][voicy][heldio][hajimetenoeigoshi][kenkyusha][helkatsu]
昨日12月21日(日)より,私の X(旧Twitter)アカウント @chariderryu にて,クリスマス特別企画「英語史小ネタ50連発」を開始しました.12月25日のクリスマス当日までの5日間,英語史に関する豆知識,クイズ,あるいは「へぇ」と思わず唸るような小ネタを,怒涛の勢いで連続投稿していくという企画です.
実は,この企画には裏テーマがあります.昨日の記事「#6082. おかげさまで『はじめての英語史』が10刷となりました」 ([2025-12-21-1]) で触れたとおり,拙著の第10刷が出ています.そこで,今回のクリスマス企画と関連付けて,本書をプレゼントするキャンペーンを同時開催しています.なお,こちらは研究社公認企画となっていますので,安心してご参加ください.
キャンペーンへの参加方法は至ってシンプルです.X 上で展開される「英語史小ネタ」の投稿に対して,引用リポスト(引用リツイート)の形で反応していただければと思います.単なるリポストではなく,感想や驚きの声,あるいは補足情報などを一言添えて引用していただくことが条件となります.企画がすべて終わった後,投稿していただいた方の中から,私が独断と偏見で「最もおもしろいコメント」「最も熱いコメント」を寄せていただいた3名を選出し,後日,その方々へ研究社より直接本書を郵送でお届けする予定です.
この企画の意図や詳細については,昨日の heldio 配信回「#1666. クリスマス企画「英語史小ネタ50連発」がスタート --- 拙著『はじめての英語史』のプレゼントもあります」でも語っています.ぜひその配信回も聴いていただき,その上で,X のタイムラインを追っていただければと思います.
英語史の魅力は,実はこうした些細な「小ネタ」の中にこそ詰まっているものです.このクリスマス・ウィークは,ぜひ @chariderryu をフォローしていただき,タイムラインを流れる英語史の話題に身を任せてみてはいかがでしょうか.皆さんの「引用リポスト」による熱い参加を心よりお待ちしています.
・ 堀田 隆一 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』 研究社,2016年.
2025-12-21 Sun
■ #6082. おかげさまで『はじめての英語史』が10刷となりました [notice][voicy][heldio][hajimetenoeigoshi][kenkyusha][helkatsu][hel_education]
本日は1つご報告させていただきます.2016年に研究社より刊行された拙著『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』が,このたび増刷され,第10刷となりました.刊行から10年近くが経過しようとしていますが,長く読み継がれていることに,著者として深く感謝申し上げます.本書は,英語学習者や大学生・大学院生はもちろん,言葉の歴史に関心を持つ一般の方々にも広く読んでいただきたいという思いで執筆したものです.英語という言語が抱える数々の「なぜ」 --- 綴字と発音の不規則な関係,文法の謎など --- を,歴史的な視点から解き明かす入門書として,これまで多くの大学の授業などでも採用していただきました.
今回の増刷を機に,改めて本書の「コンパニオン・サイト」についてご紹介したいと思います.実はこの本には,紙面の都合で載せきれなかった情報を補完するための特設ページが研究社公式サイト上に存在します.ここには本書の各章に関連するリンク集や正誤表などが置かれています.
ただし,このコンパニオン・サイトは,単なるリンク集にとどまりません.実は,刊行当時,本書と関連づけた連載「現代英語を英語史の視点から考える」を月に1度のペースで執筆し,同サイト上で公開していました(今もアーカイヴとして残っているので,お読みになれます).この連載記事は,私が当時かなりの熱量を込めて執筆したもので,書籍本体に勝るとも劣らない密度と情報量をもっていると思います.『はじめての英語史』が入門編であるとすれば,こちらの連載記事は,より深く英語史の森へと踏み込むための応用編ともいえます.
もともと『はじめての英語史』自体が,今お読みいただいているこの hellog の記事をベースに再構成された部分が多いのですが,紙幅の制約上,泣く泣くカットした話題や,より専門的な議論が,その連載記事(や hellog 記事群)に残されています.したがって,本書を読み進めながら,該当する箇所のコンパニオン・サイトを参照し,さらにそこからリンクされているブログ記事や,上記の連載記事へと飛ぶことで,立体的かつ重層的に英語史を学ぶことができます.この連載記事は現在でも無料で公開されていますので,まだご覧になったことがない方は,ぜひ一度訪れてみてください.
英語史の裾野を広げる出版活動としては,本書の第10刷のほかにも,今年の6月18日には英語史研究者仲間との共著になる『英語語源ハンドブック』(研究社)を,そして10月15日には同僚の井上逸兵さんとの共著になる『言語学でスッキリ解決!英語の「なぜ?」』(ナツメ社)を上梓しました.後者は,YouTube 「いのほた言語学チャンネル」から生まれた書籍であり,電子書籍版もリリースされたばかりです.まさにメディアミックス! これらの新しい書籍と合わせて,10刷までたどり着いたロングセラー『はじめての英語史』も,ご愛顧いただければ幸いです.
昨朝の heldio でも,この第10刷のニュースとコンパニオン・サイトについてご案内しました.「#1665. 拙著『はじめての英語史』の10刷が出ています --- コンパニオンサイトもどうぞ」を,ぜひお聴きください.
英語史の面白さをより多くの方に伝え,知的好奇心を刺激する「英語史をお茶の間に」の活動を,ブログ,ラジオ,YouTube,書籍等を通じて,これからも続けていきたいと思います.今後ともご協力と応援のほど,どうぞよろしくお願いいたします.
・ 堀田 隆一 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』 研究社,2016年.
2025-12-20 Sat
■ #6081. 仮定法現在としての God save the king. と You eat sushi. --- mond での注目問答 [mond][subjunctive][sobokunagimon][imperative][optative][speech_act][voicy][heldio]
知識共有プラットフォーム mond に次の質問が届きました:God save the king. が,三単現であるべきところ,原形を用いた仮定法だと習いました.ならば,You eat sushi. ならば,「君よ寿司を食べ給へ」という意味にも,時と場合によってはなり得ますか?

この質問に回答したところ,「sushi 文」の問題として SNS 上でも注目が集まっています.
回答に当たって,前半では,仮定法現在としての「sushi 文」について,英語史の観点を交えながら,理論的な可能性と現実的な使用の実態を検討しました.願望を表わす仮定法現在は,古英語から中英語にかけては普通に用いられていました.しかし,近代英語以降には衰退し,「#3543. 『現代英文法辞典』より optative (mood) の解説」 ([2019-01-08-1]) で見たとおり,God save the king や So be it などの固定表現で用いられるのみとなり,今回の「sushi 文」のように生産的に願望表現を作ることは事実上不可能になりました.
また,後半では「平叙」と「命令」と「願望」の発話行為 (speech_act) の違いにも触れました.You eat sushi. は理論上はいずれの解釈も可能ですが,実際上は願望の読みはないといってよいでしょう.一方,発音される場合の韻律次第で「命令」の読みは残ります.この問題についても,最近気になっていたニュージーランドの道路標識 "PEDESTRIANS GIVE WAY TO VEHICLES" を例に挙げて少し論じてみました.

ぜひ上記の問答をお読みいただき,皆さんにもこの問題についてお考えいただければと思います.また,この問題への注目を受けて,一昨日のお昼に heldio で生配信「【ランチ生配信】Xで16万インプ!話題の「sushi文」解説」も行ないましたので,そちらもアーカイヴからお聴きいただければ.
・ Quirk, Randolph, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, and Jan Svartvik. A Comprehensive Grammar of the English Language. London: Longman, 1985.
2025-12-19 Fri
■ #6080. 中英語における any の不定冠詞的な用法 [article][adjective][comparison][me][oe]
古英語の数詞 ān から不定代名詞や不定冠詞 (indefinite article) が発達したように,その派生語である古英語 ǣniȝ からも不定代名詞や不定形容詞が発達した.a(n) や any は,このように起源と発達において類似点が多いため,意味や用法について互いに乗り入れしていると見受けられる側面がある.
例えば,中英語では特に同等比較の構文において,不定冠詞 a(n) が予想されるところに any が現われるケースがある.不定冠詞としての any の用法だ.Mustanoja (263) より見てみよう.
In second members of comparisons, particularly in comparisons expressing equality, any is not uncommon: --- isliket and imaket as eni gles smeþest (Kath. 1661); --- tristiloker þan ony stel (RMannyng Chron. 4864); --- his berd as any sowe or fox was reed (Ch. CT A Prol. 552); --- as blak he lay as any cole or crowe (Ch. CT A Kn. 2692); --- fair was this younge wyf, and therwithal As any wezele hir body gent and smal (Ch. CT A Mil. 3234); --- his steede . . . Stant . . . as stille as any stoon (Ch. CT F Sq. 171); --- þ maden as mery as any men moȝten (Gaw. & GK 1953; any with a plural noun); --- also red and so ripe . . . As any dom myȝt device of dayntyeȝ oute (Purity 1046). The usage goes back to OE: --- scearpre þonne ænig sweord (Paris Psalter xliv 4).
類似表現は古英語からもあるとのことだ.気になるのは,この場合の any は純粋に a(n) の代用なのだろうか.というのは,現代英語の He is as wise as any man. 「彼はだれにも劣らず賢い」の any の用法を想起させるからだ.単なる不定冠詞を使う場合よりも,any を用いる方がより強調の意味合いが出るということはないのだろうか.
・ Mustanoja, T. F. A Middle English Syntax. Helsinki: Société Néophilologique, 1960.
2025-12-18 Thu
■ #6079. 付帯状況の with の歴史的発展について --- mond での問答が注目されています [mond][preposition][syntax][construction][participle][preposition][semantic_change][sobokunagimon]
先日,知識共有プラットフォーム mond に次の質問が届きました.付帯状況の「with O C」はどのようにして生まれたのですか?

こちらに多くの反響が寄せられています.内的な意味変化と外的な影響という2つの視点から回答しました.ぜひお読みいただければ.
外的な影響というのは,古英語期にラテン語からの翻訳に際して,ラテン語の独立属格構文 (absolute ablative) が mid を用いた古英語の構文に移し替えられたことに基づいています.ただし,これが中英語以降の with の付帯状況の構文に,どのように結びついていくのかは,また別の問題です.英語統語論史的には,議論のあるところかと思います.
現代英語の共時的な観察としては,Quirk et al. (§9.55, pp. 704--05) に「付帯状況の with」への言及があります.英語の用語としては "accompanying circumstances" や "contingency" などが用いられることが多いです.今後の議論のために,まず「付帯状況の with」が,どのような使われ方をするのか,どんな性質をもった構文かを確認しておきましょう.
[T]hey [= with and without] can introduce finite (sic) and verbless clauses as adverbial:
He wandered in without shoes or socks on.
With so many essays to write, I won't have time to go out tonight.
The fuller clausal equivalent is a participial adverbial clause expressing contingency (cf 15.46):
Having so many essays to write, I won't have time to go out tonight.
Since with and without in these functions introduce clauses, they are subordinators, not prepositions. The nonfinite clause may also be a to-infinitive. Compare:
With Mary being away
With no one to talk to
With Mary away John felt miserable.
With the house empty
Without anyone to talk to
with のみならず without の付帯状況構文もあること,各前置詞の後に動名詞や不定詞が直接続くことはないことなど,いろいろと特徴があることが分かります.共時的にも通時的にも興味の尽きない構文です.
・ Quirk, Randolph, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, and Jan Svartvik. A Comprehensive Grammar of the English Language. London: Longman, 1985.
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| 最終更新時間 | 2025-12-24 09:47 |
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