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khelf - hellog〜英語史ブログ

最終更新時間: 2024-02-23 19:08

2024-02-10 Sat

#5402. 2023年度に提出された卒論論文と修士論文の題目 [hel_education][sotsuron][shuron][khelf][seminar][link]

 今年度,慶應義塾大学文学部英米文学専攻の堀田ゼミより14本の卒業論文と1本の修士論文が提出されました.以下,各々の題目を一覧します.私の英語史のゼミでどんなことが研究テーマとなるのかが伝わると思います.

[ 卒業論文 ]

 ・ Changes in the Frequency of Inanimate S-Genitive Case Use in British Popular and Quality Papers
 ・ The Characteristics and Development of Suffix -some in the History of English
 ・ The Origin and Development of the Construction It is Adj of NP to VP
 ・ The Difference between To-infinitive and Bare Infinitive in a Subjective Complement
 ・ A Study on the Singular and Plural Concord with the Collective Noun "Government"
 ・ An HTOED-Based Study on Semantic Change of Words Meaning "Delicious"
 ・ Contemporary Usage of 'unto' with Semantic Extension from the Bible
 ・ The Usage of Metonymies Shared among ENL Areas: The Case of Governmental Facilities
 ・ Stylistic Differences and Literary Commonalities among Two Works of George Orwell
 ・ Changes in the Social Demand and Frequency of the Woman's Honorific Title Ms
 ・ Decoding the N-word: A 20-Year Analysis of Language Evolution in Grammy Nominated Rap (2004--2024)
 ・ Political Correctness of the Infectious Disease Names: Hansen's disease, AIDS, and Mpox
 ・ Class Society and Language in Britain: Focusing on the Linguistic Characteristics of the Beatles
 ・ Changes and Trends of English Use in the Indian Movies: New Middle Class as the Audience

[ 修士論文 ]

 ・ Tautologies in the History of English: Their Usage and Conventionality

 今年度のゼミでも英語史・英語学に関する多様なテーマで研究がなされました.形態論,統語論,意味論,語用論,語法研究,文体論,社会言語学など,関心が多岐にわたる点が,本ゼミの特徴です.ただし今回は音声学・音韻論に注目した研究がありませんでした(私としては少々寂しい).調査方法としてはコーパスを用いた実証的な研究が基本となってきています.来年度の卒論・修論にもテーマの幅広さを期待しています!
 過年度のゼミ卒業論文の題目についてはこちらの記事セットあるいは sotsuron をどうぞ.英語史分野のテーマ探しのヒントとなるかと思います.khelf HP より「研究テーマ紹介」,あるいはゼミ紹介 HP より「ゼミ生の卒論テーマ」も役立つと思います.

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2024-01-12 Fri

#5373. Voicy heldio を通じて「hel活」仲間が増えてきました [voicy][heldio][helwa][hel_education][khelf][language_change][khelf][link]

 毎朝6時にお届けしている Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」の2024年の大テーマは「言語変化」 (language_change) です.この「hellog~英語史ブログ」でも長きにわたって注目してきたトピックですが,音声メディア heldio も用いて,より広く「なぜコトバは変化するのか」という魅力的な話題をお届けしていきたいと思います.よろしくお願いいたします.
 heldio チャンネルは2021年6月2日に開設し,2年7ヶ月ほどの間,毎朝英語史に関するお話しをお届けしてきました.heldio 開設2周年に当たる2023年6月2日には,有料版となるプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪 (helwa)」もオープンしました(こちらは毎週火木土の午後6時に配信しています).
 私はブログや Voicy 等のメディアを通じて「英語史をお茶の間に」広げていくことをモットーとしていますが,「hel活」(英語史活動)を推進してゆく「助っ人」にも囲まれるようになりました.感謝に堪えません.そのhel活助っ人のごく一部にすぎませんが,以下にご紹介します.

 ・ khelf(慶應英語史フォーラム)のメンバー:「hel活」の最大の応援団体です.『英語史新聞』を季刊で刊行しています.HP での広報のほか,X(旧ツイッター)アカウント @khelf_keio からも日々元気にhel活中.
 ・ heldio/helwa のリスナーの皆さん:日々の配信回へのコメント,SNS を通じての広報,企画回や生放送への参加,その他のhel活でお世話になっています.とりわけ最近注目すべきSNS上での活動としては:
   - リスナーの umisio さんによる「2024年「英語史の輪#77」英語語源辞典を読む。ノート完成。」,および「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む(34)のノートを取ったどー」
   - リスナーの kitako さんによる「heldio瓦版2024年1号」
   - 同じく kitako さんによるインスタグラムでの日々の heldio 配信回の紹介
   が目を見張ります
 ・ heldio/helwa 対談出演者の研究者や学生の皆さんにもお世話になっています.特に出演回数の多い方々の一覧は,いずれ整理したいと思っています.当面は以下のお二方が独自にまとめられているものをどうぞ.
   - 菊地翔太先生(専修大学)の HP
   - 矢冨弘先生(熊本学園大学)の HP
 ・ そしてもちろん本ブログを毎日お読みいただいている皆さんにも感謝いたします.私の公式 X アカウント @chariderryu からも情報を発信していますので,ぜひフォローをお願い致します.

 皆さんのhel活支援に感謝いたします.引き続き「英語史をお茶の間に」の応援をよろしくお願いします.今回と同趣旨の記事として「#5256. heldio/hel活応援リンク集」 ([2023-09-17-1]) もご覧いただければ.

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2024-01-12 Fri

#5373. Voicy heldio を通じて「hel活」仲間が増えてきました [voicy][heldio][helwa][hel_education][khelf][language_change][khelf][link]

 毎朝6時にお届けしている Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」の2024年の大テーマは「言語変化」 (language_change) です.この「hellog~英語史ブログ」でも長きにわたって注目してきたトピックですが,音声メディア heldio も用いて,より広く「なぜコトバは変化するのか」という魅力的な話題をお届けしていきたいと思います.よろしくお願いいたします.
 heldio チャンネルは2021年6月2日に開設し,2年7ヶ月ほどの間,毎朝英語史に関するお話しをお届けしてきました.heldio 開設2周年に当たる2023年6月2日には,有料版となるプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪 (helwa)」もオープンしました(こちらは毎週火木土の午後6時に配信しています).
 私はブログや Voicy 等のメディアを通じて「英語史をお茶の間に」広げていくことをモットーとしていますが,「hel活」(英語史活動)を推進してゆく「助っ人」にも囲まれるようになりました.感謝に堪えません.そのhel活助っ人のごく一部にすぎませんが,以下にご紹介します.

 ・ khelf(慶應英語史フォーラム)のメンバー:「hel活」の最大の応援団体です.『英語史新聞』を季刊で刊行しています.HP での広報のほか,X(旧ツイッター)アカウント @khelf_keio からも日々元気にhel活中.
 ・ heldio/helwa のリスナーの皆さん:日々の配信回へのコメント,SNS を通じての広報,企画回や生放送への参加,その他のhel活でお世話になっています.とりわけ最近注目すべきSNS上での活動としては:
   - リスナーの umisio さんによる「2024年「英語史の輪#77」英語語源辞典を読む。ノート完成。」,および「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む(34)のノートを取ったどー」
   - リスナーの kitako さんによる「heldio瓦版2024年1号」
   - 同じく kitako さんによるインスタグラムでの日々の heldio 配信回の紹介
   が目を見張ります
 ・ heldio/helwa 対談出演者の研究者や学生の皆さんにもお世話になっています.特に出演回数の多い方々の一覧は,いずれ整理したいと思っています.当面は以下のお二方が独自にまとめられているものをどうぞ.
   - 菊地翔太先生(専修大学)の HP
   - 矢冨弘先生(熊本学園大学)の HP
 ・ そしてもちろん本ブログを毎日お読みいただいている皆さんにも感謝いたします.私の公式 X アカウント @chariderryu からも情報を発信していますので,ぜひフォローをお願い致します.

 皆さんのhel活支援に感謝いたします.引き続き「英語史をお茶の間に」の応援をよろしくお願いします.今回と同趣旨の記事として「#5256. heldio/hel活応援リンク集」 ([2023-09-17-1]) もご覧いただければ.

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2023-12-28 Thu

#5358. 2023年 heldio の推し配信回は? --- ぜひ投票をお願いします [voicy][heldio][notice][khelf][link]


 「2023年 heldio の推し配信回」を決める投票を,2023年12月25日(月)より12月31日(日) 23:59 までこちらの投票コーナーにて受け付けています(あるいは以下のQRコードよりどうぞ).ぜひ皆さんのマイベスト10を選んでいただければ幸いです.


「2023年 heldio の推し配信回」の投票コーナー



 上記の通り,「2023年 heldio の推し配信回」のランキングを決めるリスナー投票が大晦日の夜までオープンしています.今年の元日配信 #580 から12月24日配信の #937 までの計358回を対象にし,1人10件まで選択できる仕様です.
 hellog 読者や heldio リスナーの皆さんにとっては,選択肢が多くて選びにくいかもしれませんし,すべての配信回を聴いているわけでもないかと思います.10件「まで」選択できるということですので,投票はマイベスト1やマイベスト3などにとどめていただいてもかまいません.参考までに Voicy のアナリティクスによる今年のランキングをいくつか公開していますので,ご参照ください.

 ・ 「#5353. 2023年の heldio 配信回のランキング --- リスナー数編」 ([2023-12-23-1])
 ・ 「#5354. 2023年の heldio 配信回のランキング --- コメント数編」 ([2023-12-24-1])
 ・ 「#5355. 2023年の heldio ではこんな配信回も注目されました --- 新規リスナー数といいね数編」 ([2023-12-25-1])

 ただ,上に挙げたランキングはあくまで「客観的な数値に基づいた」ランキングです.これとは別に,リスナーの皆さんの各々の関心,思い入れ,ツボもあるかと思いますので,その辺りが反映されたリスナーによる「2023年 heldio の推し配信回」ランキングができあがるとおもしろいなと期待しています.
 あわせて以下の情報も投票の参考になるかもしれませんので挙げておきます.

 ・ 「#5101. 2023年1月--3月の heldio 放送回ランキング」 ([2023-04-15-1])
 ・ note でのランキング記事
 ・ リスナー umisio さんによる note での振り返り記事
   - 「令和5年 (2023年) の heldio を振り返る 第1四半期(1--3月)編」
   - 「令和5年 (2023年) の heldio を振り返る 第2四半期(4--6月)+7月 まるでカンブリア紀!?」
   - 「令和5年 (2023年) の heldio を振り返る 第3四半期(8--9月) ※7月は前回に含めた」
 ・ リスナー kitako さんによる Instagram での heldio 配信回紹介(カテゴリー化もなされています)

 また,12月25日(月)には投票を呼びかける「#938. 2023年 heldio の推し配信回の投票を!」も配信しています.ぜひお聴きください.



 私自身も昨日投票しました.皆さんの投票をお待ちしています!

Referrer (Inside): [2024-01-02-1]

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2023-12-25 Mon

#5355. 2023年の heldio ではこんな配信回も注目されました --- 新規リスナー数といいね数編 [voicy][heldio][ranking][notice][link][khelf]

 一昨日の「#5353. 2023年の heldio 配信回のランキング --- リスナー数編」 ([2023-12-23-1]),および昨日の「#5354. 2023年の heldio 配信回のランキング --- コメント数編」 ([2023-12-24-1]) に続き,2023年の heldio 配信回を振り返ります.今回は (1) 「新規リスナー」が多く参入した配信回と,(2) 「いいね」を多くいただいた配信回に基づいた2つのリストを提示します.いずれのランキングでも上位の配信回は一昨日のリスナー数に基づいたランキング表と重なるものが多いので,あえて後者ランキング表に含まれないものを選び,上位10件ずつを示します.
 お聴きでない回,おもしろそうな回があれば,ぜひ年末年始にお時間のあるときにお聴きください.

(1) 「新規リスナー」の数に基づく上位配信回

1. 「#866. 「湯」は1語で hot water は2語 --- これは何を意味する?」 (2023/10/14)
2. 「#828. 『英語語源辞典』(研究社,1997年)ってスゴい --- 研究社会議室での対談 (1)」 (2023/09/06)
3. 「#819. 古英語地名入門 with 小河舜さん」 (2023/08/28)
4. 「#680. なぜ「日本人」は Japanian などではなく Japanese なの? --- 青木輝さんとの対談」 (2023/04/11)
5. 「#654. 副業すると tax 絡みの task が増えまして --- 何だか似ている2語」 (2023/03/16)
6. 「#650. 英語史の知恵が AI に負けない3つの理由」 (2023/03/12)
7. 「#614. 朝ルーチンを確立して自動化する --- routine の話し」 (2023/02/04)
8. 「#604. なぜ慣用句では冠詞が省略されるの? --- for example や from hand to mouth など」 (2023/01/25)
9. 「#590. 日本は言語多様性指数がきわめて低い国」 (2023/01/11)
10. 「#589. come of age 「成人する」」 (2023/01/10)

(2) 「いいね」の数に基づく上位配信回

1. 「#756. "the title of the book" か "the book's title" か? with 川島さん --- 「khelf 声の祭典」第10弾」 (2023/06/26)
2. 「#647. メールの件名でみる RE: って何ですか?」 (2023/03/09)
3. 「#662. 印欧祖語の故郷をめぐるブナ問題」 (2023/03/24)
4. 「#809. 「言語化」という表現が流行っているようですが」 (2023/08/18)
5. 「#876. ゼミ合宿収録シリーズ (7) --- 情報構造入門」 (2023/10/24)
6. 「#585. ウクライナ人がウクライナ語を学び始めてるってどういうこと? --- 国家と言語の複雑な関係」 (2023/01/06)
7. 「#637. なぜ「アメリカ語」ではないの?」 (2023/02/27)
8. 「#875. 『英語語源辞典』を読むシリーズ (1) --- 藤原くんと foot を語る」 (2023/10/23)
9. 「#584. 旧ユーゴの言語事情」 (2023/01/05)
10. 「#631. 最近よく聞く generative って何? --- 語源探究回」 (2023/02/21)

Referrer (Inside): [2023-12-28-1]

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2023-12-24 Sun

#5354. 2023年の heldio 配信回のランキング --- コメント数編 [voicy][heldio][ranking][notice][link][khelf]

 昨日の記事 ([2023-12-23-1]) に引き続き,2023年の heldio 配信回のランキングを提示します.今日お示しするのは,寄せていただいたコメント数に基づく一風変わったランキング表です.今年は heldio のコメント欄がおおいに盛り上がり,リスナーコミュニティというべきものが徐々にできあがってきた年でした.コメント欄の盛り上がりをきっかけに聴いてみた,というような配信回もあったかもしれません.
 その配信回がおもしろかったかどうかは別として,リスナーの皆さんから多くのコメントが寄せられてきたのには理由がありそうです.例えばトップに輝いた「#821. ニックネームを語ろう --- 9月3日(日) 19:00--20:00 の生放送のためにリスナーの皆さんへの呼びかけ」には112件ものコメントが付けられましたが,これは後日の生放送のために「ニックネーム」をお題としてリスナーの皆さんにコメント投稿を呼びかけたからです.第2位の「#800. 「英語は(私にとって)○○です」を募集します --- (日)の生放送に向けたリスナー参加型企画」も意見を募集する配信回でした.そのほか対談回もコメントがよく集まる傾向があるようです.
 昨日のランキング表とあまり重なりがないラインナップとなっています.年末にかけて,ぜひいくつか聴いてみてください.

1. 「#821. ニックネームを語ろう --- 9月3日(日) 19:00--20:00 の生放送のためにリスナーの皆さんへの呼びかけ」 (2023/08/30)
2. 「#800. 「英語は(私にとって)○○です」を募集します --- (日)の生放送に向けたリスナー参加型企画」 (2023/08/09)
3. 「#637. なぜ「アメリカ語」ではないの?」 (2023/02/27)
4. 「#771. 「言語は○○のようだ」 --- 概念メタファーをめぐるリスナー参加型企画のご案内」 (2023/07/11)
5. 「#872. 変なアルファベット表を作ろうと思っています --- khelf 企画」 (2023/10/20)
6. 「#650. 英語史の知恵が AI に負けない3つの理由」 (2023/03/12)
7. 「#704. なぜ日本語には擬音語・擬態語が多いのか? --- 森田まさにゃん,五所さん,藤原くんと音象徴を語る爆笑回」 (2023/05/05)
8. 「#773. 小河舜さんとの新シリーズの立ち上げなるか!?」 (2023/07/13)
9. 「#686. 英語史の知識は,英語の先生が英語を教えるときに本当に役立つのか?」 (2023/04/17)
10. 「#672. フレッシュに英語史,fresh に hel活」 (2023/04/03)
11. 「#794. 辞書で同一形態の単語に対して別見出しを立てるかどうか問題」 (2023/08/03)
12. 「#702. いいネーミングとは? --- 五所万実さん,藤原郁弥さん,まさにゃんとの対談」 (2023/05/03)
13. 「#809. 「言語化」という表現が流行っているようですが」 (2023/08/18)
14. 「#690. なぜ leave の過去・過去分詞が left なの?」 (2023/04/21)
15. 「#836. ゼロから学ぶはじめての古英語 --- Part 3 with 小河舜さん and まさにゃん」 (2023/09/14)
16. 「#646. 「~を除いて」を意味する前置詞 save」 (2023/03/08)
17. 「#667. 五所万実さんとの対談 --- 商標言語学とは何か?」 (2023/03/29)
18. 「#883. 著者と語る『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年) --- 今村洋美先生とのアメリカ・カナダ英語をめぐる対談」 (2023/10/31)
19. 「#635. 英語と日本語の共通点って何かありますか?--- まさにゃん&青木くんと第2弾」 (2023/02/25)
20. 「#919. リスナーの皆さんにお伺いです --- heldio を聴き始めたきっかけは何ですか?」 (2023/12/06)
21. 「#669. 英語史クイズ with まさにゃん」 (2023/03/31)
22. 「#670. 英語史クイズ with まさにゃん(続編)」 (2023/04/01)
23. 「#882. ゼミ合宿収録シリーズ (8) --- シンガポールの英語事情」 (2023/10/30)
24. 「#633. 答えを出すより問いを立てよ」 (2023/02/23)
25. 「#678. 4月7日に「英語に関する素朴な疑問 千本ノック」を heldio 生放送でお届けしました」 (2023/04/09)
26. 「#829. ゼロから学ぶはじめての古英語 --- Part 2 with 小河舜さん and まさにゃん」 (2023/09/07)
27. 「#654. 副業すると tax 絡みの task が増えまして --- 何だか似ている2語」 (2023/03/16)
28. 「#656. 現在から過去にさかのぼる英語史」 (2023/03/18)
29. 「#885. 慶早戦か早慶戦か? --- khelf 藤原くんと寺澤さんとの雑談」 (2023/11/02)
30. 「#903. "potato kid" のエピソード --- 『スペリングの英語史』の紹介」 (2023/11/20)

Referrer (Inside): [2023-12-28-1] [2023-12-25-1]

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2023-12-23 Sat

#5353. 2023年の heldio 配信回のランキング --- リスナー数編 [voicy][heldio][ranking][notice][khelf][sobokunagimon][link][yurugengogakuradio][note]

 本ブログの姉妹版・音声版というべき Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio)では,今年も1月1日から本日12月23日まで,毎朝6時に英語史の話題を声でお届けしてきました.元日配信の #580 から昨日配信の #935 までの計356回を2023年分の配信回とみなし,向こう数日をかけてランキング表や注目配信回のリストを提示していきます.そして,来週中,年末までの1週間で,リスナーの皆さんや hellog をお読みの皆さんに「2023年 heldio の推し配信回」を決めてもらう投票を行ないたいと思います.お付き合いの程よろしくお願いします.(過去のすべての配信回の一覧はこちらよりアクセスできます.)
 以下に掲げる一覧は,Voicy のアナリティクスより提供された,当該配信回を聴取した「合計リスナー」数に基づいたベスト30のランキング表です.今年は人気 YouTube/Podcast チャンネル「ゆる言語学ラジオ」に出演させていただいたこともあり,そちらから heldio へリスナーさんの流入があり,結果として「ゆる言語学ラジオ」関連回は多くの方々に聴いていただきました.この事情がランキング上位に反映しているようです.そのほか khelf(慶應英語史フォーラム)メンバーとの対談回や khelf による企画などにも注目が集まりました.「素朴な疑問」系の配信回も堅調でした.
 ぜひこちらのランキング表を参考に,年末にかけて聴き逃していた回,改めて興味を抱いた回などをお聴きいただければ幸いです.

1. 「#705. ゆる言語学ラジオにお招きいただき初めて出演することに!」 (2023/05/06)
2. 「#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語史」 (2023/05/30)
3. 「#595. heah/hih/high --- 「ゆる言語学ラジオ」から飛び出した通時的パラダイム」 (2023/01/16)
4. 「#698. 先生,アルファベットの歴史を教えてください! --- 寺澤志帆さんとの対談」 (2023/04/29)
5. 「#822. ゼロから学ぶはじめての古英語 --- Part 1 with 小河舜さん and まさにゃん」 (2023/08/31)
6. 「#689. 『言語沼』 --- ゆる言語学ラジオから飛び出した言語本」 (2023/04/20)
7. 「#711. なぜ be going to は未来を意味するの? --- khelf 広報の渡邉さんとの対談」 (2023/05/12)
8. 「#621. なぜ new something ではなく something new なの?」 (2023/02/11)
9. 「#779. 「ゆる言語学ラジオ」で evident (evidence) について触れなかったこと --- 現在分詞なのに受け身の意味になっているゾ!」 (2023/07/19)
10. 「#628. 古英語の単語はどれくらい現代英語に受け継がれているの?」 (2023/02/18)
11. 「#625. Turkey --- トルコと七面鳥の関係」 (2023/02/15)
12. 「#784. なぜ進行形は be + -ing なのですか? --- リスナーさんからの素朴な疑問」 (2023/07/24)
13. 「#725. なぜ命令文には主語が現われないの?」 (2023/05/26)
14. 「#707. 先生,なんで doubt には発音しないのに <b> が入ってるんですか? --- 寺澤志帆さんとの対談」 (2023/05/08)
15. 「#735. 古英語音読 --- マタイ伝「種をまく人の寓話」より毒麦の話」 (2023/06/05)
16. 「#606. 英語のスペリングは漢字である」 (2023/01/27)
17. 「#715. ケルト語仮説」 (2023/05/16)
18. 「#602. なぜ両足で歩くのに on feet ではなくて on foot なの?」 (2023/01/23)
19. 「#709. なぜ同一単語に多くのスペリングが存在し得たのか? --- 「ゆる言語学ラジオ」出演第2回で話題となった515通りの through の怪」 (2023/05/10)
20. 「#872. 変なアルファベット表を作ろうと思っています --- khelf 企画」 (2023/10/20)
21. 「#688. なぜ不定詞には to 不定詞 と原形不定詞の2種類があるの?」 (2023/04/19)
22. 「#684. 英語史でみる不規則動詞の仕組み --- 藤原郁弥さんとの対談」 (2023/04/15)
23. 「#618. 英語史の時代区分」 (2023/02/08)
24. 「#708. unmummied --- 「ゆる言語学ラジオ」初出演回で話題となった縦棒16連発を記録した単語」 (2023/05/09)
25. 「#724. -er は本当に行為者接尾辞なの?」 (2023/05/25)
26. 「#745. 日本人よ,文字論に目覚めよ」 (2023/06/15)
27. 「#687. 「子音字+y は y を i に変えて -ed」 --- その規則いったい何?」 (2023/04/18)
28. 「#598. メタファーとは何か? 卒業生の藤平さんとの対談」 (2023/01/19)
29. 「#626. 陶磁器の china と漆器の japan --- 産地で製品を表わす単語たち」 (2023/02/16)
30. 「#734. Japan, Japanese, Nippon の語源と英語での初出年代」 (2023/06/04)

 過去の heldio のランキングやその他の配信回一覧については,

 ・ 「#4996. 今年1年間でよく聴かれた放送 --- Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」より」 ([2022-12-31-1])
 ・ 「#5101. 2023年1月--3月の heldio 放送回ランキング」 ([2023-04-15-1])
 ・ note のランキング記事
 ・ リスナー umisio さんによる note での振り返り記事
   - 「令和5年 (2023年) の heldio を振り返る 第1四半期(1--3月)編」
   - 「令和5年 (2023年) の heldio を振り返る 第2四半期(4--6月)+7月 まるでカンブリア紀!?」
   - 「令和5年 (2023年) の heldio を振り返る 第3四半期(8--9月) ※7月は前回に含めた」

などもご参照ください.

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2023-12-11 Mon

#5341. 今週は「変なアルファベット表」企画の投票週間です [khelf][spelling_pronunciation_gap][hel_herald][notice][hel_education][link][heldio][helwa][youtube]

 標記の企画のために日々5件の投票フォームへのリンクを張りつけていきますので,こちらより多くの皆さんのご投票をお待ちしています(12月12日(火)以降の分は「後記」となります).



 ・ 1日目,12/11(月) ABCDE の投票フォーム
 ・ 2日目,12/12(火) FGHIJ の投票フォーム
 ・ 3日目,12/13(水) KLMNO の投票フォーム
 ・ 4日目,12/14(木) PQRST の投票フォーム
 ・ 5日目,12/15(金) UVWXYZ の投票フォーム





 こちらの Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio) は今朝の配信回です.「#924. 今週は「変なアルファベット表」のための投票週間です」として,khelf(慶應英語史フォーラム)の寺澤志帆さんとともに重要な「投票の呼びかけ」についての告知をいたしました.ぜひお聴き下さい.
 2ヶ月近く前のことになりますが khelf によるの英語史活動の一環として「変なアルファベット表」を作ろうという企画が立ち上がりました.この企画については「#5303. 『英語史新聞』第7号が発行されました」 ([2023-11-03-1]) で紹介した『英語史新聞』第7号で触れたほか,Voicy heldio の配信で何度か広報してきました.さらに,やや遅ればせながら,つい先日のことになりますが「井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル」でも宣伝しました.この企画に関する広報関連リンクを以下に張っておきます.

 ・ heldio 「#872. 変なアルファベット表を作ろうと思っています --- khelf 企画」
 ・ heldio 「#873. スペリングの規則と反則 --- 「変なアルファベット表」企画に寄せて」
 ・ heldio 「#887. khelf 寺澤志帆さんと「変なアルファベット表」企画の中間報告」
 ・ helwa 「【英語史の輪 #42】変なアルファベット表を作る企画」
 ・ helwa 「【英語史の輪 #43】変なアルファベット表企画への反響」
 ・ YouTube 「eye はもっとへんなつづりだった!!三文字規則が生み出した現象たち?--へんなアルファベット表向け単語大募集!【井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル 第185回」

 この2ヶ月ほどの間,皆さんから多くの「変な綴字の単語」の候補が寄せられてきました.予期していたよりも多く寄せていただきまして,応募にご協力いただいた方々には心より感謝申し上げます.ありがとうございました.
 先日,単語応募を締め切りました.今週からは「変なアルファベット表」を作成するために次のステージに進みたいと思います.皆さんから寄せられた候補単語を整理し,Google Forms を利用して1人1票の投票を実現する「投票用紙」を準備しました.アルファベットの各文字で始まる単語のうち,「変なアルファベット表」に掲載するのに皆さんが最もふさわしいと考える「変な単語」を選択肢より1つ選び,ご回答いただければと思います.
 上記の今朝の heldio 配信回で詳しくご案内していますが,今週1週間を集中的な投票期間としたいと思っております.本日(月)から始めて(金)までの5日間,毎日アルファベット順で5--6文字に注目し,それぞれの文字で始まる候補単語群から1つベスト(ワースト?)な単語を選んでいただきます.向こう数日間,毎朝の heldio,あるいは khelf の X(旧ツイッター)アカウント @khelf_keio より,投票用の Google Forms へのアクセスをリマインド致しますので,ぜひご投票いただけますと幸いです(khelf HP でも案内します).本日より順次公開されてくる全5件の Google Forms につきましては,皆さんの投票の便を図るために上記の通り毎朝都度ご案内していく予定ですが,その日の終わりに各フォームを閉じるわけではありません.向こう2週間12月24日(日)まですべてのフォームをオープンしていますので,都度でもまとめてでも,お時間の許すときにご投票いただければと思います.

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2023-12-05 Tue

#5335. 「ゲルマン征服」 --- Baugh and Cable の英語史より [voicy][heldio][helwa][celtic][bchel][hel_education][notice][khelf]

 この5ヶ月ほど,Baugh and Cable の英語史の古典的名著 A History of the English Language (第6版)を原書で精読する Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio) でのシリーズ企画(有料配信)を進めています.週に1,2回のペースで,1回1セクションを精読しながら,私が英文や内容について英語史の観点から自由にコメントしていくオンライン読書会というスタイルで続けています.一緒に読んでいく仲間も少しずつ増えてきています.バックナンバーは「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1]))にまとめてありますので,そちらからアクセスしてください.


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.



 普段は有料配信(ただし第1チャプターのみ試聴可)でお届けしているのですが,ときどきシリーズを紹介するという趣旨もあり無料公開しています.とりわけゲスト講師をお招きして一緒に対談精読実況生中継する特別回は,多くの方々に聴いていただきたいこともあり,長尺配信の少なくとも一部は無料公開しています.次のそのような機会は,来たる12月8日(金)の午後6時です.金田拓さん(帝京科学大学)とともに,本書の第32節となる "The Germanic Conquest" を実況生中継でお届けします.前半の通常配信と後半プレミアム限定配信を組み合わせ,計2時間弱の長尺配信となる見込みです.生配信しますのでできればライヴでお聴きいただき,コメントや質問なども投げていただければと思いますが,都合がつかない方のために後日アーカイヴとしても配信する予定です.
 今回精読対象となる第32節 "The Germanic Conquest" 「ゲルマン征服」は,英語史上きわめて重要なセクションです.以下2ページ弱のテキストを掲載しておきます(できれば本書を入手していただくのがベストです).

32. The Germanic Conquest. About the year 449, an event occurred that profoundly affected the course of history. In that year, as traditionally stated, began the invasion of Britain by certain Germanic tribes, the founders of the English nation. For more than a hundred years, bands of conquerors and settlers migrated from their continental homes in the region of Denmark and the Low Countries and established themselves in the south and east of the island, gradually extending the area they occupied until it included all but the highlands in the west and north. The events of these years are wrapped in much obscurity. Although we can form a general idea of their course, we are still in doubt about some of the tribes that took part in the movement, their exact location on the continent, and the dates of their respective migrations.
   The traditional account of the Germanic invasions goes back to Bede and the Anglo-Saxon Chronicle. Bede in his Ecclesiastical History of the English People, completed in 731, tells us that the Germanic tribes that conquered England were the Jutes, Saxons, and Angles. From what he says and from other indications, it seems possible that the Jutes and the Angles had their home in the Danish peninsula, the Jutes in the northern half (hence the name Jutland) and the Angles in the south, in Schleswig-Holstein, and perhaps in a small area at the base. The Saxons were settled to the south and west of the Angles, roughly between the Elbe and the Ems, possibly as far as the Rhine. A fourth tribe, the Frisians, some of whom almost certainly came to England, occupied a narrow strip along the coast from the Weser to the Rhine, together with the islands opposite. But by the time of the invasions, the Jutes had apparently moved down to the coastal area near the mouth of the Weser and possibly also around the Zuyder Zee and the lower Rhine, thus being in contact with both the Frisians and Saxons.
   Britain had been exposed to attacks by the Saxons from as early as the fourth century. Even while the island was under Roman rule, these attacks had become sufficiently serious to necessitate the appointment of an officer known as the Count of the Saxon Shore, whose duty it was to police the southeastern coast. At the same time, the unconquered Picts and Scots in the north were kept out only at the price of constant vigilance. Against both of these sources of attack the Roman organization seems to have proved adequate. But the Celts had come to depend on Roman arms for this protection. They had, moreover, under Roman influence, settled down to a more peaceful mode of life, and their military traditions had lapsed. Consequently, when the Romans withdrew in 410, the Celts found themselves at a disadvantage. They were no longer able to keep out the warlike Picts and Scots. Several times they called upon Rome for aid, but finally the Romans, fully occupied in defending their own territory at home, were forced to refuse assistance. It was on this occasion that Vortigern, one of the Celtic leaders, is reported to have entered into an agreement with the Jutes whereby they were to assist the Celts in driving out the Picts and Scots and to receive as their reward the Isle of Thanet on the northeastern tip of Kent.
   The Jutes, who had not been softened by contact with Roman civilization, were fully a match for the Picts and Scots. But Vortigern and the Celts soon found that they had in these temporary allies something more serious to reckon with than their northern enemies. The Jutes, having recognized the weakness of the Britons, decided to stay in the island and began making a forcible settlement in the southeast, in Kent. The settlement of the Jutes was a very different thing from the conquest of the island by the Romans. The Romans had come to rule the Celtic population, not to dispossess it. The Jutes came in numbers and settled on the lands of the Celts. They met the resistance of the Celts by driving them out. Moreover, the example of the Jutes was soon followed by the migration of other continental tribes. According to the Anglo-Saxon Chronicle, some of the Saxons came in 477, landed on the south coast, and established themselves in Sussex. In 495, further bands of Saxons settled a little to the west, in Wessex. Finally, in the middle of the next century, the Angles occupied the east coast and in 547 established an Anglian kingdom north of the Humber. Too much credence, of course, cannot be put in these statements or dates. There were Saxons north of the Thames, as the names Essex and Middlesex (the districts of the East Saxons and Middle Saxons) indicate, and the Angles had already begun to settle in East Anglia by the end of the fifth century. But the entries in the Chronicle may be taken as indicating in a general way a succession of settlements extending over more than a century, which completely changed the character of the island of Britain.


 ・ Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013.

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2023-11-25 Sat

#5325. 印欧語族とその故郷をめぐって Voicy heldio で「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」の対談精読実況生中継を配信しました [voicy][heldio][helwa][indo-european][bchel][hel_education][notice][khelf]

 11月22日(水)の午後に,khelf の藤原郁弥さんとともに,標題について Voicy heldio で対談精読実況生中継を配信しました(同日の hellog 記事「#5322. 印欧語族人の故郷 --- Baugh and Cable の英語史より」 ([2023-11-22-1]) も参照).
 Baugh and Cable の英語史の古典的名著 A History of the English Language (第6版)を原書で精読していくシリーズの特別回としてお届けしました.今回注目したのは第2章の最後の節となる第26節 "The Home of the Indo-Europeans" です.印欧語比較言語学における最も重要な問題の1つであり,さぞかし対談も盛り上がるだろうと予想されたので,最初から長時間配信を念頭においていました.結果として,50分ほどの生配信を3回,合計で2時間半近くの長尺生放送をお届けすることになりました.ライヴでお聴きのリスナーの皆さんには貴重なコメントや励ましをいただきました.ありがとうございました.
 生配信の後,第1回は11月23日(木)朝の通常配信,第2回は同日夜のプレミアム限定配信,第3回は24日(金)夜のプレミアム限定配信としてお届けしました.この週末などお時間のある折りに,以下より各回をお聴きください.

 (1) 「#906. 英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (26) The Home of the Indo-Europeans --- khelf 藤原くんとの実況中継 1/3」
 (2) 「【英語史の輪 #57】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (26) The Home of the Indo-Europeans -- khelf 藤原くんとの実況中継 2/3」
 (3) 「【英語史の輪 #58】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (26) The Home of the Indo-Europeans -- khelf 藤原くんとの実況中継 3/3」

 英文精読を学べる読書会となっています.また今回は,印欧人の故郷をめぐる学説対立や各学説が依拠してきた証拠の問題など踏み込んだ部分についても議論できたと思います.
 今後もこのオンライン読書会シリーズは,ゆっくりと続けていく予定です.精読の仲間も少しずつ増えてきています.ぜひ関心がある方は,テキストを入手の上ご参加ください.関連配信の一覧は「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1]))に掲載しています.


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.



 ・ Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013.

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2023-11-22 Wed

#5322. 印欧語族人の故郷 --- Baugh and Cable の英語史より [voicy][heldio][helwa][celtic][bchel][hel_education][notice][khelf]

 Baugh and Cable の英語史の古典的名著 A History of the English Language (第6版)を原書で精読する Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio) でのシリーズ企画を始めて4ヶ月が過ぎました(cf. 「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1])).ゆっくりペースではありますが途切れずに進んでいますし,オンライン精読の仲間も少しずつ増えてきています.


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.



 目下,第2章の最終節,第26節 The Home of the Indo-Europeans 「印欧語族人の故郷」に入ろうというところです.本日の午後,khelf の藤原郁弥さんとともに,第26節(およびまとめとして第2章全体も)に注目して Voicy heldio/helwa にて対談精読実況生中継を配信する予定です.リラックスしたおしゃべり回の体裁をとりますが,中身の濃い回となるはずです.精密な英文解釈に加え,英語史研究者の立場から印欧語族とその故郷について縦横無尽に議論したいと思います.
 開始時刻は午後2時頃の予定で,通常配信とプレミアム限定配信の生放送を組み合わせて最長で3時間ほどになる可能性があります.生配信でお聴きになれない方は,後日アーカイヴでも配信しますので,時間のあるときにそちらでゆっくり聴取していただければと思います.こちらの heldio チャンネルをフォローいただきますと,予定通知や開始通知を受け取ることができるようになりますので,ぜひフォローをよろしくお願いいたします(目下フォロワーは5,224名となっています).また,生配信では投げ込みのコメントや質問等もお待ちしていますので,ぜひお寄せください.
 午後の配信に合わせ,4ページ余りの8段落からなる第26節のうち,最初の3段落を以下に掲載します.残りの部分を合わせた本節全文については,プレミアム限定配信にて共有いたします(できれば本書を入手していただくのがベストです).

   26. The Home of the Indo-Europeans. It is obvious that if the languages just described represent the progressive differentiation of an original speech, this speech, which we may for convenience call the Indo-European language, must have been spoken by a population somewhere at some time. What can be learned about these people and their early location?
   Concerning their physical character, practically nothing can be discerned. Continuity in language and culture does not imply biological descent. It is not an uncommon phenomenon in history for a people to give up their own language and adopt another. Sometimes they adopt the language of their conquerors, or of those whom they have conquered, or that of a people with whom they have simply become merged in a common territory. The Indo-European languages are spoken today in many cultures that until recently had completely unrelated heritages. To judge by the large variety of people who have spoken these languages from early times, it is quite possible that the people of the original Indo-European community already represented a wide ethnic diversity. Neither can we form any very definite idea of the date at which this people lived as a single, more or less coherent community. The period of their common life must have extended over a considerable stretch of time. It is customary to place the end of their common existence somewhere between 3500 and 2500 B.C.
   With respect to the location of this community at a time shortly before their dispersal, we have at least a basis for inference. To begin with, we may assume that the original home was in that part of the world in which the languages of the family are chiefly to be found today, and we may omit from consideration Africa, Australia, and the American continents because we know that the extension of Indo-European languages in these areas has occurred in historical times. History and its related sciences, anthropology and archaeology, enable us also to eliminate certain other regions, such as the British Isles and the peninsulas of Southern Europe. Early literary tradition occasionally preserves traces of a people at a former stage in their history. The earliest books of the Hindus, for example, the Vedas, show an acquaintance with the Indus but not with the Ganges, indicating that the Indo-Europeans entered India from the northwest. In general, we may be fairly sure that the only regions in which it is reasonable to seek the original home of the Indo-European family are the mainland of Europe and the western part of Asia.


 ・ Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013.

Referrer (Inside): [2023-11-25-1]

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2023-11-05 Sun

#5305. 完走した「ゼミ合宿収録シリーズ」の heldio 配信回一覧 [khelf][khelf-conference-2023][seminar][hel_education][notice][voicy][heldio]

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 1ヶ月半ほど前のことになりますが,9月21日(火)から23日(木)にかけて,秩父のとある温泉宿にて2泊3日の khelf ゼミ合宿を実施しました.合宿中の課題の1つとして,最終日の朝に英語史・英語学に関する音声コンテンツを Voicy heldio のために収録する,というものを設定しました.合宿初日に3--4名1組のグループを決め,各グループが1日程度の短期間で音声コンテンツのテーマを決めた上で収録に臨むという,なかなかの無茶振り課題です.
 半ば遊び的な課題ではありましたが,各グループがよく工夫してくれました.雰囲気はインフォーマルだけれども話題はフォーマルといった独特の収録回となりました.合宿後,その成果となる音声コンテンツを随時 heldio でお届けしてきましたが,昨日の第9回をもって「ゼミ合宿収録シリーズ」が完結となりました.以下がシリーズのラインナップです.

 ・ 「#847. ゼミ合宿収録シリーズ (1) --- khelf 会長の青木くんと学部生3名による emoji と CMC」(2023/09/25)
 ・ 「#850. ゼミ合宿収録シリーズ (2) --- K さんの司会による「ゼミ生に英語史ゼミを選んだ理由をきいてみた」」(2023/09/28)
 ・ 「#854. ゼミ合宿収録シリーズ (3) --- 藤原くんの司会による「ゼミ生に英語史ゼミを選んだ理由を聞いてみた」」(2023/10/02)
 ・ 「#858. ゼミ合宿収録シリーズ (4) --- 寺澤さんの司会による linguistics の -s って何?」(2023/10/06)
 ・ 「#863. ゼミ合宿収録シリーズ (5) --- 小林くんの司会による「ディズニーランドと political correctness」」(2023/10/11)
 ・ 「#870. ゼミ合宿収録シリーズ (6) --- 川島さんの司会による most unhappy or unhappiest?」(2023/10/18)
 ・ 「#876. ゼミ合宿収録シリーズ (7) --- 情報構造入門」(2023/10/24)
 ・ 「#882. ゼミ合宿収録シリーズ (8) --- シンガポールの英語事情」(2023/10/30)
 ・ 「#886. ゼミ合宿収録シリーズ (9) --- なぜ堀田ゼミを選んだの?」(2023/10/30)

 配信回のなかには危うい間違い発言も含まれていますし,ゼミ生たちの不勉強が露呈されるシーンもありましたが,リスナーの皆様には,好意的に温かい目(耳?)で見守っていただきました.ありがとうございます.今後も khelf メンバーたちによる同趣旨の配信回を作っていきたいと思っておりますので,khelf による hel活(英語史活動)を応援いただければ幸いです.
 「ゼミ合宿収録シリーズ」については,khelf HP のこちらのページにも案内があります.HP も内容が充実してきていますので,ぜひ訪れていただければ.

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2023-11-03 Fri

#5303. 『英語史新聞』第7号が発行されました [hel_herald][notice][khelf][hel_education][link][voicy][heldio]

『英語史新聞』第7号


 10月30日付けで,khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第6号がウェブ公開となりました.こちらよりPDFで閲覧・ダウンロードできます.
 第7号の公開および記事紹介などの情報は,khelf 公式の X アカウント @khelf_keio からもお届けしています.フォローやリツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.
 今回も khelf の『英語史新聞』第7号の制作班が,総力を結集して作り込んでくれました(関係者一同よく頑張りました,ありがとう!).第7号の記事のラインナップです.

 ・ 四季か二季か
 ・ 読書の秋に古英語を
 ・ 形を変えることわざ
 ・ 英語の擬態語: gl- と輝き
 ・ 「変なアルファベット表」単語募集フォーム
 ・ 英語史ラウンジ by khelf 「第2回 矢冨弘先生(後編)」
 ・ EMOJI の発達と新たな時代のコミュニケーション~英語現代史の変化を考える~

 今回も読者の皆さんを飽きさせない多種多様な記事を取りそろえています.読者参加型の「変なアルファベット表」企画についての案内もありますので,ご注目ください.また,目玉企画の「英語史ラウンジ by khelf」では,前号に引き続き,新進気鋭の英語史研究者である矢冨弘先生(熊本学園大学)にスポットライトを当てます.矢冨先生には khelf でもお世話になっていますし,Voicy heldio にも何度も出演していただいています(ありがとうございます).本号は voicy heldio でも「#884. 『英語史新聞』第7号発行!」としてご案内していますので,そちらもお聴きいただければ.



 『英語史新聞』は昨年4月に創刊号を発行して以来,おおよそ3ヶ月に1度のペースで発行し続けてきました.毎号の制作班のモチベーションが保たれているのも,多くの方々にお読みいただいているからこそです.ご愛読ありがとうございます.最新号も含め『英語史新聞』のすべての号は,教育目的での利用・配布について自由にお取り扱いいただけます.むしろ,英語史の魅力を広げるべく活動している発行主体の khelf としては,電子媒体・紙媒体を問わず,皆様に広く利用・配布していただけますと幸いです.
 もし学校の授業などの公的な機会(あるいは,その他の準ずる機会)にお使いの場合には,ぜひこちらのフォームを通じてご一報くださいますと khelf の活動実績の把握につながるほか,『英語史新聞』編集委員の励みともなります.ご協力のほどよろしくお願いいたします.ご入力いただいた学校名・個人名などの情報につきましては,khelf の実績把握の目的のみに限り,記入者の許可なく一般に公開するなどの行為は一切行なわない旨,ここに明記いたします.フォームへの入力を通じ,khelf による「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)への賛同をいただけますと幸いです.
 最後に『英語史新聞』のバックナンバー(号外を含む)も紹介しておきます.こちらも合わせてご一読ください(khelf HP のこちらのページにもバックナンバー一覧があります).

 ・ 『英語史新聞』第1号(創刊号)(2022年4月1日)
 ・ 『英語史新聞』号外第1号(2022年4月10日)
 ・ 『英語史新聞』第2号(2022年7月11日)
 ・ 『英語史新聞』号外第2号(2022年7月18日)
 ・ 『英語史新聞』第3号(2022年10月3日)
 ・ 『英語史新聞』第4号(2023年1月11日)
 ・ 『英語史新聞』第5号(2023年4月10日)
 ・ 『英語史新聞』第6号(2023年8月14日)

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Referrer (Inside): [2023-12-11-1]

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2023-11-01 Wed

#5301. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) の5ヶ月の軌跡 [voicy][heldio][helwa][notice][khelf][hel_herald]


プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」


 早いもので今年も11月となりました.
 本ブログの姉妹版・音声版というべき Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio)では,今年の6月より,プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) という月次サブスクリプションの有料チャンネルを開始しています.その収益は khelf(慶應英語史フォーラム)の英語史活動(hel活)に回し,日々の heldio の収録や,一昨日 khelf より発行された『英語史新聞』第7号の制作の関連費用などに充てています.
 helwa を立ち上げて5ヶ月が経ちますが,現時点で40名超の方々にプレミアムリスナーとなっていただいています.毎月コミュニティが少しずつ大きくなってきており,少しずつ活動の質と量も高くなってきてます.新しい月となりましたので,関心はあるけれども入会に躊躇してきたという方々は,ぜひ今月こそプレミアムリスナーとしてコミュニティに加わっていただければと存じます.
 月ごとのサブスクリプションで,新月のみならず過去月の各々もアーカイヴとして別途購入できます.10月分の13回の配信回も昨日付けで出そろっていますので,そちらもぜひお聴きください.ウェブブラウザ経由で月額800円となっております(Voicy アプリ経由ですとさらに多額の手数料がかかりますので,絶対にウェブブラウザ経由をお薦めします).
 helwa はもともと週2回の配信で始まりましたが,先月10月より週3回へと更新頻度を上げました.目下,原則として(たまに生放送などの都合でズレることはありますが),毎週火木土のそれぞれ午後6時に配信しています.毎朝の通常回だけでは英語史養分が足りないという方や,hel活とその応援に関心のある方は,ぜひ helwa においでください.
 この5ヶ月で醸成されてきた helwa コミュニティの特徴を5点ほど挙げます.

 - 学びたいリスナーの集合体となっている
 - 普通ではあり得ないブレスト集団となっている
 - 事実上の heldio 企画委員会(というか諮問機関?)でもある
 - コメントの質と量が著しい
 - オフ会が盛り上がり楽しすぎる

 以下,helwa を開始した6月以降の各月の配信回を一覧します.

【6月分(9回)】

 ・ 「【英語史の輪 #1】プレミアムリスナー限定配信チャンネルが始まりました」(2023/06/02配信)
 ・ 「【英語史の輪 #2】言語は暗号である」(2023/06/06配信)
 ・ 「【英語史の輪 #3】方言にもいろいろある」(2023/06/09配信)
 ・ 「【英語史の輪 #4】「書き言葉よりも話し言葉を優先すべし」という現代言語学の大前提は本当に正しいのか?」(2023/06/13配信)
 ・ 「【英語史の輪 #5】金曜夜のコトバ対談(生放送)の2次会」(2023/06/17配信)
 ・ 「【英語史の輪 #6】6月中旬のhel活報告」(2023/06/20配信)
 ・ 「【英語史の輪 #7】英語に関する素朴な疑問を ChatGPT に投げてみた」(2023/06/23配信)
 ・ 「【英語史の輪 #8】プレミアム限定のコメント返し&週末の学会でのhel活報告」(2023/06/27配信)
 ・ 「【英語史の輪 #9】語源って何?」(2023/06/30配信)

【7月分(8回)】

 ・ 「【英語史の輪 #10】言語は○○のようだ --- あなたは言語を何に喩えますか?」(2023/07/04配信)
 ・ 「【英語史の輪 #11】言語は○○のようだ --- 生激論」(2023/07/08配信)
 ・ 「【英語史の輪 #12】千本ノック&雑談回(生放送)」(2023/07/11配信)
 ・ 「【英語史の輪 #13】みんなでhel活の交流と発信を!」(2023/07/14配信)
 ・ 「【英語史の輪 #14】名前で英語史・言語学 --- あなたは何に名前をつけますか?」(2023/07/18配信)
 ・ 「【英語史の輪 #15】名前に意味があるかないか論争」(2023/07/21配信)
 ・ 「【英語史の輪 #16】なぜ私は英語史をおもしろいと思っているのか,英語史をお茶の間に広めたいと思っているのか?」(2023/07/25配信)
 ・ 「【英語史の輪 #17】英語の語源辞典を引く際には古今の「方言のズレ」に要注意」(2023/07/28配信)

【8月分(9回)】

 ・ 「【英語史の輪 #18】「英語は(私にとって)○○です」企画の発進」(2023/08/01配信)
 ・ 「【英語史の輪 #19】「私にとって英語は○○です」お披露目会」(2023/08/04配信)
 ・ 「【英語史の輪 #20】名前学に興奮しているので,その興奮をお裾分けします」(2023/08/08配信)
 ・ 「【英語史の輪 #21】英語学研究者の helwa メンバーとの4人飲み会 --- 金田拓さん、尾崎萌子さん、まさにゃんの登場」(2023/08/11配信)
 ・ 「【英語史の輪 #22】最近のhel活を雑談的に報告します」(2023/08/15配信)
 ・ 「【英語史の輪 #23】verbalization 「言語化」入門」(2023/08/18配信)
 ・ 「【英語史の輪 #24】文字の魅力から逃れられない --- 古代メキシコ展に行ってきました」(2023/08/22配信)
 ・ 「【英語史の輪 #25】ニックネーム論で行こう」(2023/08/25配信)
 ・ 「【英語史の輪 #26】鳥と卵の話し」(2023/08/29配信)

【9月分(9回)】

 ・ 「【英語史の輪 #27】長く発信を続けるコツは?」(2023/09/01配信)
 ・ 「【英語史の輪 #28】heldio/helwa のリスナーコミュニティはブレスト集団である」(2023/09/05配信)
 ・ 「【英語史の輪 #29】Taku さんとの英語類義語談義」(2023/09/08配信)
 ・ 「【英語史の輪 #30】類義語辞典を使っていますか?」(2023/09/12配信)
 ・ 「【英語史の輪 #31】語順のフシギ」(2023/09/15配信)
 ・ 「【英語史の輪 #32】ゼミ合宿でのお悩み相談」(2023/09/20配信)
 ・ 「【英語史の輪 #33】ゼミ合宿を終えて」(2023/09/22配信)
 ・ 「【英語史の輪 #34】中英語は標準綴字がないから辞書が引きにくい」(2023/09/26配信)
 ・ 「【英語史の輪 #35】月末の helwa としてのコメント返し 2023/09/29(Fri)」(2023/09/29配信)

【10月分(13回)】

 ・ 「【英語史の輪 #36】ハドリアヌスの長城と英語史」(2023/10/03配信)
 ・ 「【英語史の輪 #37】コメント返し,書字方向論続き,素朴な疑問,みんなのhel活」(2023/10/05配信)
 ・ 「【英語史の輪 #38】よい質問とは何か?」(2023/10/07配信)
 ・ 「【英語史の輪 #39】第2回オフ会 --- 学ぶ場としての helwa について語る」(2023/10/10配信)
 ・ 「【英語史の輪 #40】linguistics 「言語学」も -ics です」(2023/10/12配信)
 ・ 「【英語史の輪 #41】和田忍さん(駿河台大学)」(2023/10/15配信)
 ・ 「【英語史の輪 #42】変なアルファベット表を作る企画」(2023/10/17配信)
 ・ 「【英語史の輪 #43】変なアルファベット表企画への反響」(2023/10/19配信)
 ・ 「【英語史の輪 #44】茶色のもの」(2023/10/21配信)
 ・ 「【英語史の輪 #45】リズムかロジックか --- 小河舜さんとの生対談」(2023/10/24配信)
 ・ 「【英語史の輪 #46】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (21) Italic --- Taku さんとの実況中継(後半)」(2023/10/26配信)
 ・ 「【英語史の輪 #47】最後にダメ押し,Taku さんとの実況中継第3弾 --- 英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (21) Italic」(2023/10/28配信)
 ・ 「【英語史の輪 #48】セミコロンに注目;」(2023/10/31配信)

 11月の配信回の初回は明日11月2日(木)となります.どうぞよろしくお願い致します.

Referrer (Inside): [2024-01-03-1] [2023-11-30-1]

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2023-10-25 Wed

#5294. 情報構造旧情報, 新情報 [information_structure][pragmatics][discourse_analysis][khelf][syntax][article][khelf-conference-2023][seminar][hel_education][voicy][heldio][notice]

 昨日の Voicy heldio にて「#873. ゼミ合宿収録シリーズ (7) --- 情報構造入門」を配信しました.khelf (慶應英語史フォーラム)のメンバー3名による収録で,ご好評いただいています(ありがとうございます).「桃太郎」を題材に,情報構造 (information_structure) という用語・概念の基本が丁寧に解説されています.



 情報構造に関する基本的事項の1つに,「旧情報」 (given information) と「新情報」 (new information) の対立があります.談話は原則として,話し手と聞き手にとって既知の旧情報の提示に始まり,その上に未知の新情報を加えることで,段階的に共有知識が蓄積されていきます.つまり,旧情報→新情報と進み,次にこの蓄積全体が旧情報となって,その上に新情報が積み上げられ,さらにこれまでの蓄積全体が旧情報となって次の新情報が加えられる,等々ということです.
 Cruse の用語辞典より "given vs new information" (74--75) の項目を引用します.

given vs new information These notions are concerned with what is called the 'information structure' of utterances. In virtually all utterances, some items are assumed by the speaker to be already present in the consciousness of the hearer, mostly as a result of previous discourse, and these constitute a platform for the presentation of new information. As the discourse proceeds, the new information of one utterance can become the given information for subsequent utterances, and so on. The distinction between given and new information can be marked linguistically in various ways. The indefinite article typically marks new information, and the definite article, given information: A man and a woman entered the room. The man was smoking a pipe. A pronoun used anaphorically indicates given information: A man entered the room. He looked around for a vacant seat. The stress pattern of an utterance can indicate new and given information (in the following example capitals indicate stress):

   PETE washed the dishes. (in answer to Who washed the dishes?)
   Pete washed the DISHES. (in answer to What did Pete do?)

Givenness is a matter of degree. Sometimes the degree of givenness is so great that the given item(s) can be omitted altogether (ellipsis):

   A: What did you get for Christmas?
   B: A computer. (The full form would be I got a computer for Christmas.)


 談話は旧情報の上に新情報を付け加えることで流れていく,という情報構造の基本事項を導入しました.

 ・ Cruse, Alan. A Glossary of Semantics and Pragmatics. Edinburgh: Edinburgh UP, 2006.

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2023-10-24 Tue

#5293. ギリシア語派の解説 --- heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズ [voicy][heldio][hel_education][link][notice][bchel][hellenic][greek][khelf][indo-european]



 一昨日の hellog 記事「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1]) でもお伝えしましたが,目下 Voicy heldio によるオンライン読書会シリーズに力を入れているところです.ウェブ時代の新スタイルの読書会・勉強会として,とてもおもしろい試みになっているという実感があります.参加者は今のところ20名程度ですが,読んでいる本のサイズを考えると理屈上は向こう数年間にわたって続いていくシリーズ企画ということもあり,これからメンバーがゆっくりと少しずつでも増えていくと楽しそうだなと夢想しています.毎回200円の有料配信ですが,第1チャプターは試聴可能となっています.
 最新回は,昨日アップされた上記の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (19) Hellenic」です.毎週1,2回,指定の英語史書をゆっくりと1節ずつ読み進めていくという企画で,7月に開始したばかりなので,昨日ようやく第19節にたどり着いたところです.英語史といえど,まだ英語の歴史に本格的に入る前の段階で,印欧語族を構成する各語派を概説しているところです.その1つがギリシア語派ということになります.
 今回はテキストに沿ってあくまで印欧語族のなかのギリシア語派を紹介しているのですが,この語派(とりわけギリシア語そのもの)の英語史上の意義については,さほどお話ししていません.ギリシア語については本ブログで greek の記事群にて多く取り上げてきましたが,ギリシア語の英語史上のエッセンスを箇条書きすれば,次の4点となるでしょうか.

 ・ 古典ギリシア語は『新訳聖書』の言語である.
 ・ ギリシア語とギリシア文明は,現代まで続く西洋文明の基礎を形成する.そこから,英語自体が拠って立つのも究極的にはギリシア語とギリシア文明といってよい側面がある.
 ・ ギリシア語は,ラテン語に多大な影響を与え,ラテン語はフランス語に影響を与え,フランス語は英語に影響を与えてきた.ギリシア語が英語史上重要であるのはこのような事情による.
 ・ ギリシア語は古代・中世・近現代を通じて,上記の歴史的経緯により汎ヨーロッパ的な威信言語とみなされてきた.現代でもとりわけ学術の分野では,国際的な学名や学術用語は,しばしばギリシア語要素によって作られる (cf. 新古典主義的複合語 (neo-classical compounds)).現代の最たる国際語である英語も,その伝統と要素を多分に受け継いでいる.

 ギリシア語に関連した Voicy heldio の配信回としては 「#137. 英語とギリシア語の関係って?」もお聴きください.



 なお,今晩19:30~20:00の間に,こちらの Voicy heldio にてゲストを招いての生放送を配信する予定です.その内容は,テキストの次の節「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (20) Albanian」を題材とした初の「オンライン読書会生実況中継」(?)となる予定です.今回に関しましては,放送回の概要欄などにテキストも添付しますのでライヴあるいはアーカイヴにてお気軽にお聴きいただければ.
 このように一風変わったオンライン読書回シリーズですが,関心のある方はぜひ覗いていただければ.精読しているテキストは,こちらの Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013. です.名著であることは保証します.


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.


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2023-09-25 Mon

#5264. Voicy heldio で khelf の「ゼミ合宿収録シリーズ」が始まっています [khelf][khelf-conference-2023][seminar][hel_education][voicy][notice][cmc][net_speak][aokikun]

 「#5259. khelf のゼミ合宿中です」 ([2023-09-20-1]) で触れたとおり,先週の9月21日(火)から23日(木)にかけて,khelf 所属の現役の学部生と大学院生とともに,泊まり込みゼミ合宿を実施しました.
 初日と2日目は主に「ポスターなしポスターセッション」にて互いの個人研究の経過報告を聴き,質問や助言を交わし合うという形で進めました.そして,最終日3日目の朝には,3--4人1組でグループを組み,10分ほどの英語史・英語学に関する音声コンテンツを準備し,私の立ち会いのもと Voicy heldio の収録をするという課題を課しました.heldio 出演ではすでにベテランの院生もいればまったく初めての学部生もいるということで,すべてがスムーズに運んだわけではありませんが,それぞれのグループが工夫を重ね,独自の音声コンテンツができあがりました.
 「ゼミ合宿収録シリーズ」開始ののろしとなる一昨日の院生たちによるコンテンツ「#845. ゼミ合宿最終日の朝,大学院生4人と雑談」配信に引き続き,今朝も「#847. ゼミ合宿収録シリーズ (1) --- khelf 会長の青木くんと学部生3名による emoji と CMC」を配信しました.



 今朝の回では,多くの現代人が関心を寄せる絵文字 (emoji) と CMC (computer-mediated communication) が話題となっています.khelf 会長の青木輝さん主導による,学部生学生たちとの対談回となっています.hellog と heldio の関連回として以下を挙げておきます.

 ・ hellog 「#808. smileys or emoticons」 ([2011-07-14-1])
 ・ hellog 「#1664. CMC (computer-mediated communication)」 ([2013-11-16-1])
 ・ heldio 「#816. ネット時代の言葉遣い --- CMC (生放送のアーカイヴ)」

 絵文字と CMC の話題は,10月に khelf より発行される予定の『英語史新聞』第7号のなかでも取り上げられる予定です.関連して khelf 公式のX(旧ツイッター)アカウント @khelf_keio も,ぜひフォローしていただければと思います.

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2023-09-20 Wed

#5259. khelf のゼミ合宿中です [khelf][khelf-conference-2023][seminar][hel_education][voicy][heldio][helwa][notice]

 昨日9月19日(火)から2泊3日で khelf(慶應英語史フォーラム)のゼミ合宿を実施しています.コロナ禍でしばらく中断しており,4年振りの泊まり込み合宿となりました.解放感がありますね.
 学部生・院生の合同合宿で,オフィシャルセッションでは各自の個人研究について進捗状況を報告しつつ,これまでの研究成果を披露してもらっています.発表形式は通常のプレゼンではなく,コロナ下でゼミとして新規に開発してきた「ポスターなしポスターセッション」です.いわゆるアクティヴラーニングの一形態で,そのかしこまらないスタイルは学術発表界における「立食パーティ」と称してもよい代物です.昨日の初日は主に院生と学部4年生が,2日目となる本日は主に学部3年生が,夏休みの研究成果をそれぞれ発表しています.
 日中はみっちり皆で研究発表を通じて英語史を勉強しますが,アフター5はお楽しみです.グラスを片手に学部生・院生・教員が交わり,英語史のことやそれ以外のことを自由に語らっています.やおら Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」の生放送収録をスタートさせる可能性もありますので,その際には,ぜひ khelf ゼミ合宿の愉快な様子をお聴きください.
 実際,昨晩はプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) で「【英語史の輪 #32】ゼミ合宿でのお悩み相談」のライヴ放送をお届けしました.
 関連して khelf 公式のX(旧ツイッター)アカウント @khelf_keio も,ぜひフォローをお願いします.

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Referrer (Inside): [2023-09-25-1]

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2023-09-17 Sun

#5256. heldio/hel活応援リンク集 [notice][hel_education][voicy][heldio][khelf][heldio_community][link]

 本ブログの読者の皆さんを含めまして,日頃多くの方々より「英語史活動」 (hel活)への応援をいただいています.今回はとりわけ Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」(毎朝6時に配信)でのhel活を後押ししていただいている方々への感謝の意味を込め,リンク集を作成しました.heldio の紹介にとどまらず,配信回と連動した記事も公開されていますので,ぜひ訪問していただければ.

 ・ リスナー kitako さんによる日々の配信回のインスタストーリーでの紹介:毎日ご紹介ありがとうございます
 ・ リスナー umisio さんによる note での批評記事:ユーモアを含めた鋭いコメント,いつもありがとうございます
 ・ リスナーしゅがさんによる埼玉慶友会メルマガのバックナンバー "helmaga":目下3号まで公開されています
 ・ リスナー Kyu3 さんのブログ:heldio をお薦め番組としてご紹介いただいています
 ・ リスナー Karl さんのブログ:heldio を「英語の素朴な疑問」を大切にする番組としてご紹介いただいています
 ・ 菊地翔太先生(専修大学)の HP:heldio にもたびたび出演していただきお世話になっています
 ・ 最大の heldio 支援組織 khelf (慶應英語史フォーラム):内輪ですみません

 上記はウェブ上で私が気づいた範囲内でのリンク紹介にとどまり,まったく網羅的ではないだろうと理解しています.ほかにも一般リスナーの皆さん,プレミアムリスナー限定配信チャンネルをお聴きのコアリスナーの皆さん,対談回などへの歴代出演者の皆さん,SNS上でコメントを盛り上げてくださっている皆さんにも感謝いたします.
 heldio 関連でお気づきのリンク先を見つけましたら,ぜひ Voicy のコメント欄などを通じて,随時お知らせいただければ幸いです.
 最後に,私の X(旧ツイッター)上のアカウント @chariderryu にて「heldio コミュニティ by 堀田隆一」というコミュニティを展開し始めている旨,お知らせします.承認制のコミュニティですが,基本的にはメンバーリクエストをいただければお入りいただけますので,ぜひご参加ください.コミュニティの趣旨は以下の通りです.

Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.


「heldio コミュニティ by 堀田隆一」


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2023-08-15 Tue

#5223. 『英語史新聞』第6号が発行されました [hel_herald][notice][khelf][hel_education][link]

 昨日8月14日,khelf(慶應英語史フォーラム)により『英語史新聞』第6号がウェブ公開されました.こちらよりPDFで閲覧・ダウンロードできます.
 第6号公開は,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio を通じてこちらのツイートでも案内しています.リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.

『英語史新聞』第6号



 今回も khelf の『英語史新聞』第6号の編集委員および執筆者の皆がベストを尽くしてくれました(関係者一同ありがとう!).以下が記事のラインナップです.

 ・ 不思議なスペルの動物たち
 ・ super と hyper だけじゃない
 ・ Buffalo と buffalo と buffalo?
 ・ The Data ARE!?
 ・ 英語史ラウンジ by khelf 「第2回 矢冨弘先生(前編)」
 ・ コトバと身体の共創関係 --- 意味と方向感覚のつながり ---

 第4号から始まっている目玉の新企画「英語史ラウンジ by khelf」では,英語史研究者へのインタビュー記事が掲載されます.今回注目する研究者は矢冨弘先生(熊本学園大学)です.記事でも触れているとおり,矢冨先生には khelf でもたびたびお世話になっており,Voicy heldio にも何度も出演していただいています.
 さて,『英語史新聞』は昨年4月に創刊号を発行して以来,おおよそ3ヶ月に1度のペースで発行し続け,1年半が経ちました.ここまで続けて来られましたのも読者の皆様のおかげです,ご愛読ありがとうございます.最新号も含めまして『英語史新聞』のすべての号は,教育目的での利用・配布について自由にお取り扱いいただくことができます.むしろ,英語史の魅力を広げるべく活動している発行主体の khelf としましては,電子媒体・紙媒体を問わず,皆様に広く利用・配布していただけますと幸いです.
 もし学校の授業などの公的な機会(あるいは,その他の準ずる機会)にお使いの場合には,ぜひこちらのフォームを通じてご一報くださいますと khelf の活動実績の把握につながるほか,『英語史新聞』編集委員の励みともなります.ご協力のほどよろしくお願いいたします.ご入力いただいた学校名・個人名などの情報につきましては,khelf の実績把握の目的のみに限り,記入者の許可なく一般に公開するなどの行為は一切行なわない旨,こちらに明記いたします.フォームへの入力を通じ,khelf による「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)への賛同をいただけますと幸いです.
 最後に『英語史新聞』のバックナンバー(号外を含む)も紹介しておきます.こちらも合わせてご一読ください(khelf HP のこちらのページにもバックナンバー一覧があります).

 ・ 『英語史新聞』第1号(創刊号)(2022年4月1日)
 ・ 『英語史新聞』号外第1号(2022年4月10日)
 ・ 『英語史新聞』第2号(2022年7月11日)
 ・ 『英語史新聞』号外第2号(2022年7月18日)
 ・ 『英語史新聞』第3号(2022年10月3日)
 ・ 『英語史新聞』第4号(2023年1月11日)
 ・ 『英語史新聞』第5号(2023年4月10日)

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