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2026-03-24 Tue
■ #6175. first and foremost 「いの一番に,真っ先に」には最上級接尾辞が4つ含まれている! [adverb][adjective][comparison][superlative][oe][suffix][-st]
first and foremost 「いの一番に,真っ先に」というフレーズがある.f で頭韻を踏んでおり,強弱強弱のリズムも心地よく,韻律的によく整った言い回しだ.OED によると,14世紀後半の Langland による Piers Plowman に初出している.
c1400 (c1378) Þat she furste & formest ferme shulde bilieue. (W. Langland, Piers Plowman (MS Laud 581) (1869) B. xix. l. 116 [Composed c1378]
first も foremost も「前」を意味する印欧語根 */pr-/ を含んでいるが,付いている語尾が異なる.first は最上級接尾辞 -est に相当する接尾辞を示し,foremost はまた別の最上級接尾辞 -most を示している.後者は,最上級を作る副詞 most と同じ形態を示しているが,起源は異なり,-m と -ost に分かれる.-m は印欧祖語にまで遡る最上級接尾辞であり,-ost は上述の最上級接尾辞 -est の異形と言っておこう.つまり,foremost は「2重最上級」といってよい語形成を示しているのだ.
古英語では,-m のみをもつ forma が「一番の」の意味で最もよく用いられた.ほかに fyr(e)st もあったし,2重最上級の fyrmesta なども用いられた.最後のものは,中英語期になると most の異形が接尾辞として付いているものと解釈されるようになり,形態的にもそれに引きつけられ -most となった.その結果が,現代の foremost である.
標題のフレーズには,いわば -st, -m, -ost, -most の4つの歴史的な最上級接尾辞が折り重なって共存しているといえるのだ.
古英語の事情については,以下の Lass (214) からの引用を参照.
1st. Go fruma, OE forma. This is from a base */pr-/ meaning 'before', plus the superlative suffix */-mo-/ (§8.4.2 above), i.e. it has precisely the sense 'foremost'. Similar forms occur in other IE dialects, e.g. Gr prá-mo-s, Li pìr-ma-s. There is an alternative type with the superlative */-istα-/, e.g. OE fyrst < */fur-ist-/, which of course comes down as ModE first, OIc fyrst-r.
・ Lass, Roger. Old English: A Historical Linguistic Companion. Cambridge: CUP, 1994.
2026-03-23 Mon
■ #6174. 副詞の比較級 -er と最上級 -est の起源を求めて [adverb][adjective][comparison][superlative][oe][germanic][suffix][rhotacism]
「#6170. 形容詞の比較級 -er と最上級 -est の起源を求めて」 ([2026-03-19-1]) を受けて,今回は同形となる副詞に付く接尾辞 -er, -est の起源を考える.比較言語学的には別々に見ていく必要があるからだ.
Lass (§8.4.2; p. 208) より,関連する2段落を引用する.古英語の副詞の比較級・最上級について論じている箇所だ.
Comparison of adverbs is usually in {-or}, {-ost}, occasionally spelled <-ur, -ar, -ust, -st>; the comparative reflects a PGmc */-o:-z/ (Go -ōs). By normal WGmc sound changes (as in the a-stem nom sg */-α-z/), the /r/ should have disappeared in OE; it is most likely retained by analogy to adjectival comparison.
The superlative has the same vowel, but with the presumably adjectival superlative suffix */-st-/; in many cases there is an */-m-/ formative as well, giving a double superlative: inne-m-est 'inmost', ūte-m-est 'outmost' (cf. inne 'inside', ūte 'outside'). The simplex type can be seen in for-m-a 'first' (cf. for-e 'in front', and the discussion of ordinal numerals in §8.4.3), hinde-m-a 'last' (hinder 'behind'). This */-m-/ occurs in Gothic as well (fru-m-ist-s 'first'), though not elsewhere in West Germanic; it is an old IE marker, and can be seen in the Latin parallel to for-m-a, fru-m-ist-s, ie. pri-m-u-s 'first'.
これを念頭に,先日の記事 ([2026-03-19-1]) と合わせて,形容詞・副詞の比較級・最上級接尾辞について,その起源と発達を整理してみたい.
・ 形容詞の比較級接尾辞 -er: AタイプとBタイプの混合.Bタイプの起源について定かではないが,副詞を形成した o-stem の奪格語尾の反映形を含むか.
・ 副詞の比較級接尾辞 -er: 副詞と強く結びつけられるBタイプに由来する.r が残るのは,形容詞の比較級接尾辞からの類推か.
・ 形容詞の最上級接尾辞 -est: Aタイプに由来する.あるいは,Bタイプの母音が弱化した形態に由来するとも考えられる.
・ 副詞の最上級接尾辞 -est: 副詞と強く結びつけられるBタイプに由来する.子音部分については,形容詞の最上級接尾辞の対応物を取り入れたものか.
本来4つの語尾は互いに異なる形態を示していた.それが,形容詞と副詞の間で,また比較級と最上級の間で,複雑な類推を繰り返した結果,似通ってきた,と考えておくのがよさそうだ.中英語期までにはほぼ現代の分布にたどり着いていたが,そこに至るまで,つまりゲルマン祖語から古英語期にかけては,様々な過程が繰り広げられていたと想像される.
・ Lass, Roger. Old English: A Historical Linguistic Companion. Cambridge: CUP, 1994.
2026-03-22 Sun
■ #6173. 3月28日(土),朝カル講座の冬期クール第3回「be --- 英語の「存在」を支える超不規則動詞」が開講されます [asacul][notice][hel_education][helkatsu][be][verb][auxiliary_verb][aspect][tense][mood][suppletion]

今年度の毎月,朝日カルチャーセンター新宿教室にて「歴史上もっとも不思議な英単語」と題して,英語史のシリーズ講座を展開してきました.『英語語源辞典』(研究社)や『英語語源ハンドブック』(研究社)をお供に,毎回,日常的な単語を1つ取り上げ,そこから縦横無尽に広げたり掘り下げたりしつつ,ダイナミックな英語史を味わおうという趣旨で進めてきました.
今度の土曜日の回は,今年度のシリーズとしては最後となる第12回です.話題としては,最終回に相応しい単語として be 動詞を選びました.90分ではとても語り尽くせそうにない大物単語です.最初に出会う英単語の1つであり,かつ何年も英語を学んできても必ずしもうまく使いこなせない,そんな be 動詞の謎と魅力に迫ります.
以下,be 動詞をめぐってどんな論点があり得るのか,ブレスト風に書き出してみます.
・ be 動詞の起源は?
・ be 動詞の歴史的異形を覗いてみよう!
・ be 動詞の特殊性5点
・ be 動詞は動詞でもあり助動詞でもある
・ 存在を表わす be 動詞
・ 連結辞 (copula) としての be 動詞
・ 仮定法過去 If I were/was a bird, . . . をめぐる考察
・ be 完了とは?
・ be 動詞は人称・数・時制・相・態・法を表わすことができる
・ 死に絶えた be 動詞
・ ain't をめぐる社会言語学的考察
・ 非標準変種における be 動詞の使われ方
ほかにも思いつく点がたくさんあります.講座では,なるべく多くの点に触れ,この得体の知れない,しかし常に付き合って行かざるを得ないナゾの動詞に90分間漬かっていきましょう!
講座への参加方法は,今期もオンライン参加のみとなります.リアルタイムでの受講のほか,2週間の見逃し配信サービスもあります.皆さんのご都合のよい方法でご参加いただければ幸いです.開講時間は 15:30--17:00 となっています.講座と申込みの詳細は朝カルの公式ページよりご確認ください.そして,ぜひお手元に『英語語源辞典』や『英語語源ハンドブック』もご用意いただください.講座が何倍も楽しくなります.
ご案内した講座のお知らせは,先日の heldio でも「#1754. 3月28日の朝カル講座は be --- 英語の「存在」を支える超不規則動詞」として予告編をお届けしましたので,そちらも合わせてお聴きください.
さて,今回で2025年度のシリーズは一区切りとなりますが,4月からも2026年度の新シリーズが始まります.新シリーズ開始とはいっても,少なくとも春期クールについては,2025年度のシリーズの主題「歴史上もっとも不思議な英単語」は引き継いでいく予定です.毎回1つの英単語に注目してダイナミックな英語史の動きを追っていきますが,新年度からは2月25日に研究社より刊行された『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』の古い英語の原文テキストを参照しつつ展開する予定です.新年度春期クールについては,すでに朝カルの公式の案内も出ていますので,そちらから詳細をご確認ください.
・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.
・ 唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.
・ 市河 三喜,松浪 有 『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』 研究社,2026年.
2026-03-21 Sat
■ #6172. 形容詞比較級接尾辞 -er と単純形副詞のゼロ語尾の接点? [adjective][adverb][comparison][oe][germanic][suffix][ablative][flat_adverb][-ly]
一昨日,昨日と「#6170. 形容詞の比較級 -er と最上級 -est の起源を求めて」 ([2026-03-19-1]) と「#6171. 形容詞比較級接尾辞 -er の起源の1つかもしれない */-o:z-/ は古い奪格語尾を含む」 ([2026-03-20-1]) として取り上げてきた話題から,少し脇道に逸れてみたい.
Lass (§8.4.2; p. 207) に当たるなかで,古英語で最も典型的だった副詞形成語尾 -e が,古英語の形容詞比較級接尾辞 -ra を構成する要素と起源を一にするという可能性に行き当たった.起源となる形態は,昨日の記事で話題にした通り,ゲルマン祖語の o-stem の奪格語尾ということである.ただし,その奪格語尾にも母音階梯の異なる2つの形態を想定している.
The most widespread OE formation is in {-e}, probably from the e-grade of the ablative, corresponding to L {-ē} < */-e:-d/: L facillim-ē 'easily', whose ablative origin is clear in OL facilum-ēd. So OE wīd 'wide', adv wīd-e, gelīc 'similar', adv ge-līc-e, etc.
これに続き,単純副詞と -ly 副詞の各々の起源にも言い及んでおり興味深いので,そちらも引用する.
Since {-e} was typically added to adverbialize the extremely common adjectives in -līc, the complex {-līce} was reinterpreted during OE times as an adverbial ending in itself, and there were thus a number of doublets off the same base: from heard 'hard' the adverbs heard-e, heard-līc-e, from hwæt 'brave' hwæt-e, hwæt-līc-e. (Our ModE adverbial {-ly} is of course the descendant of {-līce}.
単純副詞と -ly 副詞に関する話題は,flat_adverb の各記事を参照.
・ Lass, Roger. Old English: A Historical Linguistic Companion. Cambridge: CUP, 1994.
2026-03-20 Fri
■ #6171. 形容詞比較級接尾辞 -er の起源の1つかもしれない */-o:z-/ は古い奪格語尾を含む [adjective][adverb][comparison][oe][germanic][suffix][ablative]
昨日の記事「#6170. 形容詞の比較級 -er と最上級 -est の起源を求めて」 ([2026-03-19-1]) で,-er の起源として2つのタイプがあったことをみた.2つめのタイプはゲルマン祖語 */-o:z-/ に遡るとされるが,特にこの長母音がどこから現われたのかが判然としない.1つの説は,昨日の引用内でも触れられていたように, Krahe が提唱しているもので,副詞語尾に遡るのではないかという.そして,この副詞語尾はゲルマン祖語の a-stem の奪格 (ablative) に由来するのではないかと.
この辺りの事情について,Lass が別の箇所 (§8.4.2; p. 207) でもう少し解説してくれているので,それを読んでみよう.古英語の副詞の語形成に関する節より引用する.
. . . . One widespread marker is the o-stem ablative sg */-o:-d/ < */-o-ed/ or its later e-grade */-e:-d/. The o-grade appears in Latin adverbs of the type subit-ō (see §6.3.2), perhaps in Greek adverbs in -os; in Germanic it is transparent in the type Go ga-leik-ō 'similarly', OS gi-līc-o, OHG gi-līhh-o. This is common in Gothic, and is the normal formation in OS and OHG.
In OE, this */-o:/ appears as /-α/, and only in a restricted class of adverbs from adjectives in */-inγ-, -unγ-/, e.g. wēn-ing-a 'perhaps', dearn-ung-a 'secretly'.
古英語では -a 副詞に反映されている語尾ということになるが,現代では跡形も残っていない.しかし,もし Krahe 説が正しいとすれば,形容詞比較級接尾辞 -er の母音部分にそのわずかな痕跡を認められる,とも言い得る.
・ Lass, Roger. Old English: A Historical Linguistic Companion. Cambridge: CUP, 1994.
2026-03-19 Thu
■ #6170. 形容詞の比較級 -er と最上級 -est の起源を求めて [adjective][adverb][comparison][superlative][oe][germanic][suffix][rhotacism]
形容詞や副詞の比較級接尾辞 -er と最上級接尾辞 -est が,いかにして現代の形態として定着したのか.この問題には,ゲルマン祖語以降,古英語を経て中英語に至るまでの様々な変化が複雑に関わっており,まったく単純ではない.また,比較級と最上級を作るには,もう1つ迂言的な方法があり,それぞれ more, most を付けるとされるが,歴史的にはこれらと上記接尾辞の形態との関わりも深い(cf. 「#1307. most と mest」 ([2012-11-24-1]),「#1320. LAEME で見る most の異形態の分布」 ([2012-12-07-1])).さらに,foremost や utmost に見られる -most というまた別の最上級接尾辞も存在し,これらのお互いの関係も入り組んでいる.
今後,これらの問題を1つひとつ紐解いていきたいと考えている.まずは,形容詞(副詞ではなく)の比較級 -er と最上級 -est の起源について調べてみた.Lass (§6.3.2; pp. 149--50) を引用することから始めよう.
There were two regular comparative/superlative formations in Germanic, which can be illustrated by Gothic and Old English forms:
(6.33) A. */-iz-, -ist-/ Positive Comparative Superlative Go alþ-eis 'old' alþ-iz-a alþ-ist-s OE eald ield-ra ield-est B. */-o:z-, -o:st-/ Positive Comparative Superlative Go arm-s 'poor' arm-ōz-a arm-ōst-s OE earm earm-ra earm-ost/-ast
Type A reflects an IE suffix found in Latin comparatives of the type mai-ōr-em 'greater' (acc [s]g) < */mag-jo:s-m̥/; the zero-grade is /-is-/, and this remnant gives (by Verner's Law) Gothic -iz-, and later with rhotacism OE -r-. The -a ending is probably from the weak n-stem noun declension. This suffix of course causes umlaut of the root vowel, and leaves behind a front /e/ in the superlative.
The B suffix is a Germanic development of unclear antecedents; it may reflect an original a-stem (OE o-stem) ablative ending */-o:-d/, which was used to form adverbs (type: L subit-ō 'suddenly', Go ga-leik-ō 'similarly': see §8.4.2). One possible scenario (Krahe 1965: §56) is a development in these adverbs of a comparative in */-o:is-/, later */-o:-s/; this served as an analogical target for the creation of a new suffix, and its extension to the adjective. Be that as it may, both A and B suffixes appear in all the Germanic dialects, but distributed differently; the A type is commoner in Gothic, the B type in NGmc and OE, while OHG shows a pretty even mixture.
In OE, the choice of one or the other seems to be largely lexically determined; the adjectives that most often have type A are eald (ieldra, ieldest), geong 'young' (gi(e)ngra), hēah 'high' (hīer(r)a, lang 'long' (lengra), sceort 'short' (scyrtra); others that occasionally show it are brād 'broad' (brǣdra ~ brādra, strang 'strong' (strengra ~ strangra. Some basic A adjectives sometimes have B forms as well, e.g. geong with mainly gi(e)ngra but occasionally geongra.
現代英語の形容詞の比較級接尾辞 -er については,ゲルマン祖語や古英語の A と B の2つのタイプに遡り得るが,いずれが直接の起源であるのかは即断できない.基体の i-mutation を伴わない B タイプのほうが有力候補と私は睨んでいるが,そもそも B については,その究極の起源が不詳という事情もある.そこには副詞形成語尾が関わっている可能性があり,形容詞の枠内で論じ切ることはできなさそうだ.一方,現代の最上級接尾辞 -est については,形態的に A タイプに遡るとみてよいだろう.
すでに状況は複雑だ.
・ Lass, Roger. Old English: A Historical Linguistic Companion. Cambridge: CUP, 1994.
・ Krahe, H. Germanische Sprachwissenschaft. II, Formelehre. Berlin: de Gruyter, 1965.
2026-03-18 Wed
■ #6169. 「英語史の塔」の話題がちらほら [tower_of_hel][hel_education][kochushoho][hee][kdee][hajimetenoeigoshi][kenkyusha][helkatsu][note][inohota][voicy][heldio][helkatsu][helwa][helmate]

1ヶ月前の2月18日は「英語史の塔」が建った記念日です.私のhel活の歴史において,おおいに注目すべき出来事でした.この塔の建設の経緯は本ブログを含め様々な媒体で公開してきました.
この1ヶ月の間,「英語史の塔」がジワジワと知られるようになってきました.note 上で塔に反応くださる英語史ファンの方も現われており,元気づけられている次第です.「英語史の塔」が言及されているウェブ上の主要コンテンツを,いくつか挙げておきます.
・ 堀田による note 記事「「英語史の塔」が建設されました」(2月18日)
・ hellog 記事「#6150. 「英語史の塔」が建っています」 ([2026-02-27-1])
・ heldio 配信「#1736. この春は英語史を始めよう! --- 「英語史の塔」の登り方」(2月28日)
・ Grace さんによる note 記事「「英語史の塔」建設により見えるもの」(3月1日)
・ heldio 配信「#1735. 「英語史の塔」をご覧ください」(3月1日)
・ hellog 記事「#6153. 昨朝の朝日サンヤツ広告に『古英語・中英語初歩』と『英語語源ハンドブック』が掲載」 ([2026-03-02-1])
・ mozhi gengo さんによる note 記事「#332. 登ってみよう英語史の塔に」(3月4日)
・ YouTube 「いのほた言語学チャンネル」動画91年前の市河三喜の名著が新装復刊!【いのほた言語学チャンネル第407回】(3月9日)
・ 堀田による note 記事「「英語史の塔」の攻略の仕方」(3月9日)
この塔は見栄えがよいだけの代物ではありません.そこには,英語史の学び方の提案という意図が乗っています.塔としてご紹介している4冊,すなわち『はじめての英語史』『英語語源ハンドブック』『古英語・中英語初歩』『英語語源辞典』は,有機的に結びついており,どこから学び始めてもいずれは出会うべき運命の書籍です.どれからでも自由に学び始めることができますが,お薦めのルートはあります.それを,note 記事「「英語史の塔」の攻略の仕方」で公開していますので,ぜひお読みください.
昨年から今年にかけて英語史関連の書籍が複数冊出版されており,英語史を学び始めるのに最適なタイミングとなっています.この春,皆さんも英語史を学び始めてはいかがでしょうか.私も,本ブログや他のメディアを通じて英語史の学び始めをサポートし応援するコンテンツを多く挙げていく予定です.
・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.
・ 堀田 隆一 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』 研究社,2016年.
・ 唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.
・ 市河 三喜,松浪 有 『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』 研究社,2026年.
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