
9ヶ月前に私が開設した,私の周囲に集まってくる英語史コンテンツのポータルサイト The HEL Hub (helhub) は,この hellog よりも地味であまり知られていないのですが,強力なポータルです.開設時の記事「#6028. hel活の新たな基地が完成 --- ポータルサイト「The HEL Hub」」 ([2025-10-28-1]) をご参照ください.
私は「英語史をお茶の間に」をモットーに英語史を広める活動「hel活」 (helkatsu) を展開していますが,このhel活に賛同してくれる仲間がたくさんいます.khelf(慶應英語史フォーラム)のメンバー,Voicy heldio から派生したプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪 (helwa)」のメンバー,その他の研究者の仲間たちです.このような賛同者の方々のことを,親しみを込めて「ヘルメイト」 (halmate) と呼んでいます.
このヘルメイトの皆さんの日々のhel活 --- 主に note などウェブ上のプラットフォームでのコンテンツの発信 --- の勢いが,この1年間ほどをみても,明らかに増してきています.note 上の #hel活 タグを有する記事は,現時点で2040件を超えています.
上記の helhub は,日々ヘルメイトや私自身の手により公開される英語史関連コンテンツに関する情報を一元化したいという趣旨で作ったページです.具体的には,各ヘルメイトの発信基地の RSS から,数時間に1度ほど,半自動で最新情報を拾ってきて,新着情報を更新しています.コンテンツは常時どんどん流れていっており,私も追いついていけないほどのスピード感です.
さて,今日ご紹介したいのは,この私の周囲の「hel活まとめサイト」ともいえる helhub 自体の RSS フィード です.こちらを RSS リーダーなどに登録していただくと,「英語史の話題が一日中流れ続ける」ということの意味が,実感できるのではないかと思います.四六時中,誰かが英語史に直接・関節にかかわる何かを発信していることに驚くはずです.
私自身が発信している hellog や heldio もさることながら,ヘルメイトの皆さんの自主的な探究心と発信力の高さには驚かされるばかりです.専門的な語源解説から,小中学生向けの易しい英語史,マニアックな文法・綴字の考察,さらにはクイズ企画まで,その切り口の多才さには脱帽します.
英語史は,決して大学や学会のなかに閉じこもった学問ではありません.こうして多様な人々が日々言葉の歴史をおもしろがり,語り合う文化が着実に根付いてきています.「英語史をお茶の間に」が,現実のものとなりつつあることを,この RSS のフィードが物語っています.
最近おもしろい読み物はないかな,英語(史)の知識を深めたいな,と思っている方は,ぜひ The HEL Hub を定期的にご訪問ください.そして,日常的に英語史の風を感じたい方は,helhub の RSS フィード をご自身の RSS リーダーに登録してみてください.日常のタイムラインに,怒涛のように英語史の話題が流れ込んでくる刺激的な体験をお約束します.
最後に,helhub とは別に,有志ヘルメイトによる編集委員会が,ヘルメイト皆の note 上でのhel活を月に一度まとめてくださっている「月刊ウェブマガジン Helvillian」という媒体もあります.helhub とも関連が深いので,ぜひこちらもフォローしていただければ.

ここ数日,集中的に取り組んでいたことが一段落し,hellog 読者の皆さんにご報告できる運びとなりました.私の英語史を広める諸々の活動,すなわち「hel活」 (helkatsu) のポータルサイトとして構想していた「The HEL Hub」がおおよそ完成し,先日ウェブ上で公開されました.
これまでのhel活の「基地」といえば,今お読みいただいている「hellog~英語史ブログ」がその役割を果たしていました.16年半ほど毎日更新し,英語史関連の情報を発信してきました.その hellog から派生した音声ヴァージョンが毎日更新の Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」で,こちらもおかげさまで4年と5ヶ月ほど継続しています.この2つの媒体が,私の日々のhel活の両輪となっています.
しかし,昨今,私の発信のプラットフォームやメディアが多様化してきており,hellog と heldio に加えて,heldio のプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪 (helwa)」(有料チャンネル),YouTube 「heltube --- 英語史チャンネル」での heldio 再放送,同僚の井上逸兵さんとともに週2回お届けしている YouTube 「いのほた言語学チャンネル」,そして X(旧 Twitter),Instagram,知識共有サービス Mond といった各種のSNS媒体,さらには講演,インタビュー,雑誌記事,書籍に至るまで,種類も量も随分と増えてきました(おかげさまです).読者やリスナーの皆さんが,これらの英語史コンテンツに容易にアクセスできるように,また私自身にとっても情報発信の整理という意味合いもあり,新たなhel活の基地を作りたいという希望をずっと抱いていました.
そこで今回,突貫工事的な集中作業を経て作ったのが The HEL Hub です.お察しの通り,ここにも私の活動のキーワードである HEL (= History of the English Language)が組み込まれています.英語史をめぐるあらゆる活動の「ハブ」となれば,という願いを込めての名付けです.
この「ヘルハブ」 (helhub) は,今のところトップページ1枚のみの構成です.このシンプルなページから,上に挙げたすべてのhel活の新着コンテンツや新着情報にアクセスすることができます.ページを訪れていただければお分かりになるかと思いますが,helhub はhel活関連情報の最新の「フロー」を重視した作りになっています.「お知らせ」「新着コンテンツ」「hel活メディア一覧」の各セクションでは,生成AIの助けを借りて半自動化されたシステムにより,数時間おきに更新がなされ,常に最新の情報が流れるようになっています.
一方,これまでのようにhel活情報を「ストック」として記録していく役割は,引き続き hellog が担っていくことになります.様々な媒体からの英語史コンテンツのなかでも特に重要な話題は,hellog 記事としても公開・記録し,これまで通りにストック情報を充実させていく方針に変わりはありません.
つまり,日々の最新情報をざっと確認したいという場合には helhub へ,じっくりと英語史の話題を掘り下げたい場合には hellog を訪れていただければと思います.ぜひ hellog とともに helhub も,皆さんの「お気に入り」に登録していただければ幸いです.今後 helhub が皆さんにとって有益な存在となるよう,機能改善や発信方法の工夫などに努めていきます.ぜひ The HEL Hub をよろしくお願いします!
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