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「#4170. 講座「英語の歴史と語源」の第7回「ノルマン征服とノルマン王朝」のご案内」 ([2020-09-26-1]) でお知らせしたように,10月3日(土)の15:30?18:45に,朝日カルチャーセンター新宿教室にて「英語の歴史と語源・7 ノルマン征服とノルマン王朝」と題する講演を行ないました.久し振りのシリーズ再開でしたが,ご出席の皆さんとは質疑応答の時間ももつことができました.ありがとうございます.
ノルマン征服 (norman_conquest) については,これまでもその英語史上の意義について「#2047. ノルマン征服の英語史上の意義」 ([2014-12-04-1]),「#3107. 「ノルマン征服と英語」のまとめスライド」 ([2017-10-29-1]) 等で論じてきましたが,今回の講座では,ノルマン征服という大事件のみならず,ノルマン王朝イングランド (1066--1154) という88年間の時間幅をもった時代とその王室エピソードに焦点を当て,そこから英語史を考え直すということを試してみました.いかがだったでしょうか.講座で用いたスライドをこちらに公開しておきます.以下にスライドの各ページへのリンクも張っておきます.
1. 英語の歴史と語源・7 「ノルマン征服とノルマン王朝」
2. 第7回 ノルマン征服とノルマン王朝
3. 目次
4. 1. ノルマン征服,ten sixty-six
5. ノルマン人とノルマンディの起源
6. エマ=「ノルマンの宝石」
7. 1066年
9. ノルマン王家の仲違いとその後への影響
10. ウィリアム2世「赤顔王」(在位1087--1100)
11. ヘンリー1世「碩学王」(在位1100--1135)
12. 皇妃マティルダ(生没年1102--1167)
13. スティーヴン(在位1135--1154)
14. ヘンリー2世(在位1154--1181)
15. 3. 英語への社会的影響
16. ノルマン人の流入とイングランドの言語状況
17. 4. 英語への言語的影響
18. 語彙への影響
19. 綴字への影響
20. ノルマン・フランス語と中央フランス語
21. ノルマン征服がなかったら,英語は・・・?
22. まとめ
23. 補遺: 「ウィリアムの文書」 (William’s writ)
24. 参考文献
次回は12月26日(土)の15:30?18:45を予定しています.話題は,今回のノルマン王朝に続くプランタジネット王朝の前期に注目した「ジョン失地王とマグナカルタ」についてです.いかにして英語がフランス語の「くびき」から解放されていくことになるかを考えます.詳細はこちらからどうぞ.
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最終更新時間: 2024-10-26 09:48
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