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昨日の記事に続いての話題.西田 (226) は,文字の発展段階として以下のような流れを想定している.
〔表現手段〕 〔文字の性格〕 先段階1 結縄など 先段階2 絵文字 表文(表意) 〔字形構成法〕 〔言葉の単位との関連〕 第一段階 象形字形 ─┐ ├───── 表語(表意)文字 指事字形 ─┘ 第二段階 会意文字 ─────── 表語(表意)文字 / / / 第三段階 形声字形 ─┐ / │ / │ \ 注音字形 ─┘ \ \ \ \ 仮借字形 ─────── 表音文字(音節,単音) ┌─ (表)音節文字 第四段階 表音字形 ─────┤ └─ (表)単音文字もちろん古今東西のすべての文字体系がこの図の段階を経たというわけではなく,途中の段階で止まっているもの,複数の段階の状況が共存しているものなど様々な可能性が考えられる.しかし,文字体系の歴史として大きくみた場合には,原則として上図における上から下へという方向で段階が推移していったことは認めてよい.表語から表音への流れである.
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最終更新時間: 2024-11-26 08:10
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