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hellog〜英語史ブログ / 2020-05-19

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2020-05-19 Tue

#4040. 「言語に反映されている人間の分類フェチ」の記事セット [fetishism][gender][category][taxonomy][hellog_entry_set]

 昨日の記事「#4039. 言語における性とはフェチである」 ([2020-05-18-1]) で,言語における性 (gender) とは,かつての言語共同体の抱いていた独自の世界観(=物の見方のフェチ)を反映した名詞の分類法であるという趣旨で議論を展開した.実は,性に限らず文法カテゴリー (category) というものは,およそそのような人間の分類フェチの現われたものではないかと考えている.文法から離れても,語彙の分類などはまさにフェチのたまものだ.
 本ブログでは,この観点から様々な記事を書いてきたので,この辺りで記事セットをまとめておきたい.

 ・ 「言語に反映されている人間の分類フェチ」の記事セット

 なお,日本語のフェチとはフェティシズムの略で,手元にあった『広辞苑第六版』を引くと「呪物崇拝」「物神崇拝」「異性の衣類・装身具などに対して,異常に愛着を示すこと.性的倒錯の一種.」とある.英語の fetishism のもととなる fetish (n.) については,OALD8 によると以下の通り.

1 (usually disapproving) the fact that a person spends too much time doing or thinking about a particular thing
 ・ She has a fetish about cleanliness.
 ・ He makes a fetish of his work.
2 the fact of getting sexual pleasure from a particular object
 ・ to have a leather fetish
3 an object that some people worship because they believe that it has magic powers


 言語のカテゴリーについて私がインフォーマルに用いている「フェチ」という表現は,「ある言語共同体の特有の思考法や分類法が言語上に反映されたもの」ほどの意である.

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最終更新時間: 2020-11-25 05:29

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