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hellog〜英語史ブログ / 2010-07-31

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2010-07-31 Sat

#460. OANC ( Open American National Corpus ) [corpus][oanc][ame]

 BNC ( The British National Corpus ) のアメリカ英語版で ANC ( American National Corpus ) の作成プロジェクトが進行中である.1990年以降のアメリカ英語の multi-genre corpus で,完成時には BNC に匹敵する1億語以上のコーパスとなる予定とのこと.現時点では2200万語規模のものが Second Release として有料にて入手可能
 一方で,フリーで利用できる約1500万語のサブコーパス OANC (Open ANC) も公開されており,話し言葉が300万語強,書き言葉が1100万語強という構成だ.こちらは316MBほどでダウンロード可能.展開するとデータだけでも5GBほどある.データ変換ツールとして Java で動くプログラムが ANC Software からダウンロードできる.
 ANC のエンコード方式はこちらに説明があるとおり,XCES Markup for Standoff Annotation という方式に従っており,テキスト本体と各種 annotation が別々のファイルに収められているのが特徴である.XCESをサポートしていないコンコーダンサーで OANC を扱うには,例えば Xaira 形式や WordSmith 形式などへデータを変換しなければならない.前者にはこちらの解説のとおりに Xaira 付属のインデクサーを用いる.後者は ANCTool のディレクトリで "java -jar ANCTool-xxxx.jar" と走らせれば,あとはGUIウィザードになっているので指示に従えばよい.データの量がものすごいので,時間がかかった.
 現代アメリカ英語の他のコーパスとしては,Mark Davies 提供のウェブ上で利用できる Corpus of Contemporary American English (COCA) などがある.こちらは1990--2009年の4億語強のコーパスだ.Mark Davies によるその他のオンライン・コーパスも要参照.

Referrer (Inside): [2010-08-01-1]

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