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最終更新時間: 2024-04-26 08:56

2023-11-25 Sat

#5325. 印欧語族とその故郷をめぐって Voicy heldio で「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」の対談精読実況生中継を配信しました [voicy][heldio][helwa][indo-european][bchel][hel_education][notice][khelf]

 11月22日(水)の午後に,khelf の藤原郁弥さんとともに,標題について Voicy heldio で対談精読実況生中継を配信しました(同日の hellog 記事「#5322. 印欧語族人の故郷 --- Baugh and Cable の英語史より」 ([2023-11-22-1]) も参照).
 Baugh and Cable の英語史の古典的名著 A History of the English Language (第6版)を原書で精読していくシリーズの特別回としてお届けしました.今回注目したのは第2章の最後の節となる第26節 "The Home of the Indo-Europeans" です.印欧語比較言語学における最も重要な問題の1つであり,さぞかし対談も盛り上がるだろうと予想されたので,最初から長時間配信を念頭においていました.結果として,50分ほどの生配信を3回,合計で2時間半近くの長尺生放送をお届けすることになりました.ライヴでお聴きのリスナーの皆さんには貴重なコメントや励ましをいただきました.ありがとうございました.
 生配信の後,第1回は11月23日(木)朝の通常配信,第2回は同日夜のプレミアム限定配信,第3回は24日(金)夜のプレミアム限定配信としてお届けしました.この週末などお時間のある折りに,以下より各回をお聴きください.

 (1) 「#906. 英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (26) The Home of the Indo-Europeans --- khelf 藤原くんとの実況中継 1/3」
 (2) 「【英語史の輪 #57】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (26) The Home of the Indo-Europeans -- khelf 藤原くんとの実況中継 2/3」
 (3) 「【英語史の輪 #58】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (26) The Home of the Indo-Europeans -- khelf 藤原くんとの実況中継 3/3」

 英文精読を学べる読書会となっています.また今回は,印欧人の故郷をめぐる学説対立や各学説が依拠してきた証拠の問題など踏み込んだ部分についても議論できたと思います.
 今後もこのオンライン読書会シリーズは,ゆっくりと続けていく予定です.精読の仲間も少しずつ増えてきています.ぜひ関心がある方は,テキストを入手の上ご参加ください.関連配信の一覧は「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1]))に掲載しています.


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.



 ・ Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013.

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2023-11-22 Wed

#5322. 印欧語族人の故郷 --- Baugh and Cable の英語史より [voicy][heldio][helwa][celtic][bchel][hel_education][notice][khelf]

 Baugh and Cable の英語史の古典的名著 A History of the English Language (第6版)を原書で精読する Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio) でのシリーズ企画を始めて4ヶ月が過ぎました(cf. 「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1])).ゆっくりペースではありますが途切れずに進んでいますし,オンライン精読の仲間も少しずつ増えてきています.


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.



 目下,第2章の最終節,第26節 The Home of the Indo-Europeans 「印欧語族人の故郷」に入ろうというところです.本日の午後,khelf の藤原郁弥さんとともに,第26節(およびまとめとして第2章全体も)に注目して Voicy heldio/helwa にて対談精読実況生中継を配信する予定です.リラックスしたおしゃべり回の体裁をとりますが,中身の濃い回となるはずです.精密な英文解釈に加え,英語史研究者の立場から印欧語族とその故郷について縦横無尽に議論したいと思います.
 開始時刻は午後2時頃の予定で,通常配信とプレミアム限定配信の生放送を組み合わせて最長で3時間ほどになる可能性があります.生配信でお聴きになれない方は,後日アーカイヴでも配信しますので,時間のあるときにそちらでゆっくり聴取していただければと思います.こちらの heldio チャンネルをフォローいただきますと,予定通知や開始通知を受け取ることができるようになりますので,ぜひフォローをよろしくお願いいたします(目下フォロワーは5,224名となっています).また,生配信では投げ込みのコメントや質問等もお待ちしていますので,ぜひお寄せください.
 午後の配信に合わせ,4ページ余りの8段落からなる第26節のうち,最初の3段落を以下に掲載します.残りの部分を合わせた本節全文については,プレミアム限定配信にて共有いたします(できれば本書を入手していただくのがベストです).

   26. The Home of the Indo-Europeans. It is obvious that if the languages just described represent the progressive differentiation of an original speech, this speech, which we may for convenience call the Indo-European language, must have been spoken by a population somewhere at some time. What can be learned about these people and their early location?
   Concerning their physical character, practically nothing can be discerned. Continuity in language and culture does not imply biological descent. It is not an uncommon phenomenon in history for a people to give up their own language and adopt another. Sometimes they adopt the language of their conquerors, or of those whom they have conquered, or that of a people with whom they have simply become merged in a common territory. The Indo-European languages are spoken today in many cultures that until recently had completely unrelated heritages. To judge by the large variety of people who have spoken these languages from early times, it is quite possible that the people of the original Indo-European community already represented a wide ethnic diversity. Neither can we form any very definite idea of the date at which this people lived as a single, more or less coherent community. The period of their common life must have extended over a considerable stretch of time. It is customary to place the end of their common existence somewhere between 3500 and 2500 B.C.
   With respect to the location of this community at a time shortly before their dispersal, we have at least a basis for inference. To begin with, we may assume that the original home was in that part of the world in which the languages of the family are chiefly to be found today, and we may omit from consideration Africa, Australia, and the American continents because we know that the extension of Indo-European languages in these areas has occurred in historical times. History and its related sciences, anthropology and archaeology, enable us also to eliminate certain other regions, such as the British Isles and the peninsulas of Southern Europe. Early literary tradition occasionally preserves traces of a people at a former stage in their history. The earliest books of the Hindus, for example, the Vedas, show an acquaintance with the Indus but not with the Ganges, indicating that the Indo-Europeans entered India from the northwest. In general, we may be fairly sure that the only regions in which it is reasonable to seek the original home of the Indo-European family are the mainland of Europe and the western part of Asia.


 ・ Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013.

Referrer (Inside): [2023-11-25-1]

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2023-11-20 Mon

#5320. 「モンゴルの英語」 --- 大石晴美(編)『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年)の第12章 [voicy][heldio][review][notice][world_englishes][hel_education][we_nyumon][variety][mongolian]

 本ブログでたびたび紹介している,この10月に昭和堂から出版された『World Englishes 入門』より,第12章「モンゴルの英語」というユニークな話題を紹介します.モンゴルの言語事情や英語学習・教育事情は,多くの日本人にとって未知の領域ではないでしょうか.私自身も,まったくといってよいほど知りませんでした.
 先日,この章を執筆された梅谷博之先生(明海大学)と Voicy heldio にて対談する機会を得ました.初めてお目にかかっての対談でしたが,あまりに楽しくおもしろいおしゃべりとなり,いろいろな意味で目を開かれました.梅谷先生,ありがとうございました.そして,今後ともどうぞよろしくお願いいたします.「#901. 著者と語る『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年) --- 梅谷博之先生とのモンゴルの英語をめぐる対談」です.本編で20分ほどの音声コンテンツとなっています.



 今回取り上げた本書の第12章「モンゴルの英語」 (pp. 189--99) は,以下の構成となっています.



1 モンゴル国の地理・歴史と民族構成
   (1) 地理と歴史
   (2) 民族構成
   コラム モンゴル国外に分布するモンゴル語族の諸言語
2 モンゴル国の言語事情とモンゴル語の特徴
   コラム モンゴル国でのラテン文字の使用
3 モンゴル国の英語教育事情
   コラム モンゴル国における日本語学習
4 モンゴル語母語話者の英語の特徴
   (1) 発音
   (1) 文法・語彙




 とりわけコラムのおもしろさが光ります.他の章と同様に,写真や図表が豊富で,章末には「研究テーマ」と題する演習問題,および参考文献が付されています.梅谷先生とは,上記の heldio 収録と別に,アフタートーク的な(しかし,なかなか専門的な)回も収録しており,そちらも近日中に公開予定です.どうぞお楽しみに.
 これまでの『World Englishes 入門』関連 heldio 配信回を以下にまとめておきます.関連の hellog 記事については we_nyumon よりどうぞ.

 ・ 「#865. 世界英語のお薦め本の紹介 --- 大石晴美(編)『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年)
 ・ 「#869. 著者と語る『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年) --- 和田忍さんとの対談」
 ・ 「#883. 著者と語る『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年) --- 今村洋美先生とのアメリカ・カナダ英語をめぐる対談」
 ・ 「#901. 著者と語る『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年) --- 梅谷博之先生とのモンゴルの英語をめぐる対談」


大石 晴美(編) 『World Englishes 入門』 昭和堂,2023年.



 ・ 大石 晴美(編) 『World Englishes 入門』 昭和堂,2023年.

Referrer (Inside): [2023-11-24-1]

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2023-11-19 Sun

#5319. 伊藤雄馬(著)『ムラブリ』(集英社インターナショナル,2023年) [review][mlabri][writing][linguistics][youtube][notice][yurugengogakuradio]


伊藤 雄馬 『ムラブリ』 集英社インターナショナル,2023年.


 伊藤雄馬さんによる『ムラブリ』(集英社インターナショナル,2023年)は,「ゆる言語学ラジオ」「井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル」他でもすでに紹介されており,言語学界隈ではよく知られた存在になっています.



 本書はインドシナ最後の森の狩猟民,ムラブリ (Mlabri) とその言語をフィールド調査した記録ですが,そのままムラブリに「持っていかれてしまった」言語学者,伊藤雄馬さんの青春記というべきものにもなっています.
 先日,井上・堀田の YouTube に伊藤さんをゲストとしてお招きし,ムラブリや言語一般をめぐる対談回を収録しました.ただいま準備中ですが,いずれ公開されますので,そちらもお楽しみに!

 ・ 伊藤 雄馬 『ムラブリ』 集英社インターナショナル,2023年.

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2023-11-12 Sun

#5312. 「ゆる言語学ラジオ」最新回は「不規則動詞はなぜ存在するのか?」 [yurugengogakuradio][verb][inflection][conjugation][sobokunagimon][frequency][voicy][heldio][youtube][link][notice][numeral][suppletion][analogy]

 昨日,人気 YouTube/Podcast チャンネル「ゆる言語学ラジオ」の最新回が配信されました.今回は英語史ともおおいに関係する「不規則動詞はなぜ存在するのか?【カタルシス英文法_不規則動詞】#280」です.



 ゆる言語学ラジオの水野太貴さんには,拙著,Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio),および YouTube チャンネル「井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル」のいくつかの関連コンテンツに言及していただきました.抜群の発信力をもつゆる言語学ラジオさんに,この英語史上の第一級の話題を取り上げていただき,とても嬉しいです.このトピックの魅力が広く伝わりますように.
 概要欄に掲載していただいたコンテンツ等へのリンクを,こちらにも再掲しておきます.

 ・ 拙著 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』(研究社,2016年)
 ・ 拙著 『英語史で解きほぐす英語の誤解 --- 納得して英語を学ぶために』(中央大学出版部,2011年)
 ・ heldio 「#58. なぜ高頻度語には不規則なことが多いのですか?」
 ・ YouTube 「新説! go の過去形が went な理由」 (cf. 「#4774. go/went は社会言語学的リトマス試験紙である」 ([2022-05-23-1]))
 ・ YouTube 「英語の不規則活用動詞のひきこもごも --- ヴァイキングも登場!」 (cf. hellog 「#4810. sing の過去形は sang でもあり sung でもある!」 ([2022-06-28-1]))
 ・ YouTube 「昔の英語は不規則動詞だらけ!」 (cf. 「#4807. -ed により過去形を作る規則動詞の出現は革命的だった!」 ([2022-06-25-1]))
 ・ heldio 「#9. first の -st は最上級だった!」
 ・ heldio 「#10. third は three + th の変形なので準規則的」
 ・ heldio 「#11. なぜか second 「2番目の」は借用語!」

 「不規則動詞はなぜ存在するのか?」という英語に関する素朴な疑問から説き起こし,補充法 (suppletion) の話題(「ヴィヴァ・サンバ!」)を導入した後に,不規則形の社会言語学的意義を経由しつつ,全体として言語における「規則」あるいは「不規則」とは何なのかという大きな議論を提示していただきました.水野さん,堀元さん,ありがとうございました! 「#5130. 「ゆる言語学ラジオ」周りの話題とリンク集」 ([2023-05-14-1]) もぜひご参照ください.

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2023-11-10 Fri

#5310. ケルト語派をめぐって Voicy heldio 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」の対談精読実況生中継を配信しました [voicy][heldio][helwa][celtic][bchel][hel_education][notice][irish][welsh][cornish][breton][manx][cornish][scottish_gaelic][gaulish][link]



 昨夕,Voicy heldio にて「#893. 英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (24) Celtic --- 和田忍先生との実況中継(前半)」を配信しました.Baugh and Cable の英語史の古典的名著 A History of the English Language (第6版)を原書で精読していくシリーズの特別回としてお届けしました(シリーズについては「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1]) を参照).
 今回精読した第24節の題目は Celtic です.原文(原書で1ページほどの英文)は昨日の hellog 記事「#5309. ケルト語派の記述 --- Baugh and Cable の英語史より」 ([2023-11-09-1]) に掲載しています.そちらをご覧になりながらお聴きいただければと思います.
 英語史研究者2人が,まだ明るい時間からグラスを傾けつつ専門分野について語るというのは,何とも豊かな時間です.それを少なからぬリスナーの方々にライヴでお聴きいただいたというのも,ありがたき幸せです.
 案の定,60分では語り足りなかったので,続編をプレミアムリスナー限定配信チャンネルにて【英語史の輪 #52】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (24) Celtic --- 和田忍先生との実況中継(後半)」として収録・配信しています.最後に,ケルト語派について学ぶことの英語史上の意義についても議論していますので,よろしければそちらもお聴きください.
 さて,ケルト語派に関心を抱いた方は,本ブログでも多くの記事でカバーしています.まずは,celtic, irish, scottish_gaelic, manx, welsh, cornish, breton などのタグ付きの記事群をご参照ください.今回精読した英文の内容と関わりが強い記事として,以下を挙げておきます.

 ・ 「#774. ケルト語の分布」 ([2011-06-10-1])
 ・ 「#779. CornishManx」 ([2011-06-15-1])
 ・ 「#2803. アイルランド語の話者人口と使用地域」 ([2016-12-29-1])
 ・ 「#2968. ローマ時代以前のブリテン島民」 ([2017-06-12-1])
 ・ 「#3743. Celt の指示対象の歴史的変化」 ([2019-07-27-1])
 ・ 「#3747. ケルト人とは何者か」 ([2019-07-31-1])
 ・ 「#3757. 講座「英語の歴史と語源」の第2回「ケルトの島」を終えました」 ([2019-08-10-1])
 ・ 「#3761. ブリテンとブルターニュ」 ([2019-08-14-1])

 また,heldio でもケルト語関連の話題は様々に配信しています.以下をリストアップしておきます.

「#692. ケルト語派を紹介します」(2023/04/23)
「#693. 英語史とケルト,英語史とブルターニュ --- 国立西洋美術館の「憧憬の地 ブルターニュ展」訪問に向けて」(2023/04/24)
「#697. イギリスにおけるケルト系言語に対する言語政策」(2023/04/28)
「#715. ケルト語仮説」(2023/05/16)
「#731. ケルト語の書記文化の開花が英仏独語よりも早かった理由」(2023/06/01)
「#696. コーンウォール語は死語? --- ブルトン語の親戚言語」(2023/04/27)
「#714. Manx 「マン島語」 --- 1974年に死語となったブルトン語の親戚言語」(2023/05/15)

 今日の配信回をお聴きになり B&C 精読シリーズに関心をもたれた方は,ぜひ本書(第6版)を入手し,シリーズの初回からでも途中からでも参加いただければと思います.間違いなく英語の勉強にも英語史の勉強にもなる本として選んでいます!


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.



 ・ Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013.

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2023-11-09 Thu

#5309. ケルト語派の記述 --- Baugh and Cable の英語史より [voicy][heldio][helwa][celtic][bchel][hel_education][notice]

 Baugh and Cable の英語史の古典的名著 A History of the English Language (第6版)を原書で精読する Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio) でのシリーズ企画を始めて4ヶ月弱となります(cf. 「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1])).


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.



 目下,第24節 Celtic 「ケルト語派」に入ろうというところです.本日の夕方早めの時間から,和田忍先生(駿河台大学)とともに,この節を超精読する対談精読実況生中継を heldio より配信する予定です.グラスを片手にリラックスした雰囲気のなか,詳細な英文解釈に加え,英語史研究者の立場からケルト語派について縦横無尽にコメントしつつ議論していく予定です.開始時刻は厳密には決められませんが,おそらく16:30くらいからになりそうです.こちらの heldio チャンネルをフォローいただきますと,予定通知や開始通知を受け取ることができるようになりますので,ぜひフォローのほどよろしくお願いいたします(目下,約5,160名のリスナーの皆さんにフォローいただいています).
 今夕の配信に合わせ,3段落からなる1ページほどの同節を以下に引用します.

   24. Celtic. The Celtic languages at one time formed one of the most extensive groups in the Indo-European family. At the beginning of the Christian era, the Celts were found in Gaul and Spain, in Great Britain, in western Germany, and northern Italy---indeed, they covered the greater part of Western Europe. A few centuries earlier, their triumphal progress had extended even into Greece and Asia Minor. The steady retreat of Celtic before advancing Italic and Germanic tongues is one of the surprising phenomena of history. Today, Celtic languages are found only in the far corners of France and the British Isles; in the areas in which they were once dominant, they have left but little trace of their presence.
   The language of the Celts in Gaul who were conquered by Caesar is known as Gallic. Because it was early replaced by Latin, we know next to nothing about it. A few inscriptions, some proper names (cf. Orgetorix), one fragmentary text, and a small number of words preserved in modern French are all that survive. With respect to the Celtic languages in Britain, we are better off, although the many contradictory theories of Celticists make it impossible to say with any confidence how the Celts came to England. The older view, which is now questioned, holds that the first to come were Goidelic or Gaelic Celts. Some of these may have been driven to Ireland by the later invaders and from there may have spread into Scotland and the Isle of Man. Their language is represented in modern times by Irish, Scottish Gaelic, and Manx. The later Brythonic Celts, after occupying for some centuries what is now England, were in turn driven westward by Germanic invaders in the fifth century. Some of the fugitives crossed over into Brittany. The modern representatives of the Brythonic division are Welsh, Cornish, and Breton.
   The remnants of this one-time extensive group of languages are everywhere losing ground at the present day. Spoken by minorities in France and the British Isles, these languages are faced with the competition of two languages of wider communication, and some seem destined not to survive this competition. Cornish became extinct in the eighteenth century, and Manx, once spoken by all the native inhabitants of the Isle of Man, has died out since World War II. In Scotland, Gaelic is found only in the Highlands. It is spoken by about 50,000 people, all of whom know English as well. Welsh is still spoken by about one-quarter of the people, but the spread of English among them is indicated by the fact that the number of those who speak only Welsh had dropped from 30 percent in 1891 to 2 percent in 1950 and continues to slowly decrease. Irish is spoken by about 500,000 people, most of whom are bilingual. Whether nationalist sentiment will succeed in arresting the declining trend that has been observable here as in the other Celtic territory remains to be seen. If language-planning efforts fail, it seems inevitable that eventually another branch of the Indo-European family of languages will disappear.


 今朝の heldio の配信回「#892. Celtic --- ケルティックかセルティックか?」でもケルト関連の話題を扱っていますので,ぜひそちらもお聴きいただき,今夕の生放送のために準備していただければ.



 ・ Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013.

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2023-11-05 Sun

#5305. 完走した「ゼミ合宿収録シリーズ」の heldio 配信回一覧 [khelf][khelf-conference-2023][seminar][hel_education][notice][voicy][heldio]

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 1ヶ月半ほど前のことになりますが,9月21日(火)から23日(木)にかけて,秩父のとある温泉宿にて2泊3日の khelf ゼミ合宿を実施しました.合宿中の課題の1つとして,最終日の朝に英語史・英語学に関する音声コンテンツを Voicy heldio のために収録する,というものを設定しました.合宿初日に3--4名1組のグループを決め,各グループが1日程度の短期間で音声コンテンツのテーマを決めた上で収録に臨むという,なかなかの無茶振り課題です.
 半ば遊び的な課題ではありましたが,各グループがよく工夫してくれました.雰囲気はインフォーマルだけれども話題はフォーマルといった独特の収録回となりました.合宿後,その成果となる音声コンテンツを随時 heldio でお届けしてきましたが,昨日の第9回をもって「ゼミ合宿収録シリーズ」が完結となりました.以下がシリーズのラインナップです.

 ・ 「#847. ゼミ合宿収録シリーズ (1) --- khelf 会長の青木くんと学部生3名による emoji と CMC」(2023/09/25)
 ・ 「#850. ゼミ合宿収録シリーズ (2) --- K さんの司会による「ゼミ生に英語史ゼミを選んだ理由をきいてみた」」(2023/09/28)
 ・ 「#854. ゼミ合宿収録シリーズ (3) --- 藤原くんの司会による「ゼミ生に英語史ゼミを選んだ理由を聞いてみた」」(2023/10/02)
 ・ 「#858. ゼミ合宿収録シリーズ (4) --- 寺澤さんの司会による linguistics の -s って何?」(2023/10/06)
 ・ 「#863. ゼミ合宿収録シリーズ (5) --- 小林くんの司会による「ディズニーランドと political correctness」」(2023/10/11)
 ・ 「#870. ゼミ合宿収録シリーズ (6) --- 川島さんの司会による most unhappy or unhappiest?」(2023/10/18)
 ・ 「#876. ゼミ合宿収録シリーズ (7) --- 情報構造入門」(2023/10/24)
 ・ 「#882. ゼミ合宿収録シリーズ (8) --- シンガポールの英語事情」(2023/10/30)
 ・ 「#886. ゼミ合宿収録シリーズ (9) --- なぜ堀田ゼミを選んだの?」(2023/10/30)

 配信回のなかには危うい間違い発言も含まれていますし,ゼミ生たちの不勉強が露呈されるシーンもありましたが,リスナーの皆様には,好意的に温かい目(耳?)で見守っていただきました.ありがとうございます.今後も khelf メンバーたちによる同趣旨の配信回を作っていきたいと思っておりますので,khelf による hel活(英語史活動)を応援いただければ幸いです.
 「ゼミ合宿収録シリーズ」については,khelf HP のこちらのページにも案内があります.HP も内容が充実してきていますので,ぜひ訪れていただければ.

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2023-11-03 Fri

#5303. 『英語史新聞』第7号が発行されました [hel_herald][notice][khelf][hel_education][link][voicy][heldio]

『英語史新聞』第7号


 10月30日付けで,khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第6号がウェブ公開となりました.こちらよりPDFで閲覧・ダウンロードできます.
 第7号の公開および記事紹介などの情報は,khelf 公式の X アカウント @khelf_keio からもお届けしています.フォローやリツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.
 今回も khelf の『英語史新聞』第7号の制作班が,総力を結集して作り込んでくれました(関係者一同よく頑張りました,ありがとう!).第7号の記事のラインナップです.

 ・ 四季か二季か
 ・ 読書の秋に古英語を
 ・ 形を変えることわざ
 ・ 英語の擬態語: gl- と輝き
 ・ 「変なアルファベット表」単語募集フォーム
 ・ 英語史ラウンジ by khelf 「第2回 矢冨弘先生(後編)」
 ・ EMOJI の発達と新たな時代のコミュニケーション~英語現代史の変化を考える~

 今回も読者の皆さんを飽きさせない多種多様な記事を取りそろえています.読者参加型の「変なアルファベット表」企画についての案内もありますので,ご注目ください.また,目玉企画の「英語史ラウンジ by khelf」では,前号に引き続き,新進気鋭の英語史研究者である矢冨弘先生(熊本学園大学)にスポットライトを当てます.矢冨先生には khelf でもお世話になっていますし,Voicy heldio にも何度も出演していただいています(ありがとうございます).本号は voicy heldio でも「#884. 『英語史新聞』第7号発行!」としてご案内していますので,そちらもお聴きいただければ.



 『英語史新聞』は昨年4月に創刊号を発行して以来,おおよそ3ヶ月に1度のペースで発行し続けてきました.毎号の制作班のモチベーションが保たれているのも,多くの方々にお読みいただいているからこそです.ご愛読ありがとうございます.最新号も含め『英語史新聞』のすべての号は,教育目的での利用・配布について自由にお取り扱いいただけます.むしろ,英語史の魅力を広げるべく活動している発行主体の khelf としては,電子媒体・紙媒体を問わず,皆様に広く利用・配布していただけますと幸いです.
 もし学校の授業などの公的な機会(あるいは,その他の準ずる機会)にお使いの場合には,ぜひこちらのフォームを通じてご一報くださいますと khelf の活動実績の把握につながるほか,『英語史新聞』編集委員の励みともなります.ご協力のほどよろしくお願いいたします.ご入力いただいた学校名・個人名などの情報につきましては,khelf の実績把握の目的のみに限り,記入者の許可なく一般に公開するなどの行為は一切行なわない旨,ここに明記いたします.フォームへの入力を通じ,khelf による「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)への賛同をいただけますと幸いです.
 最後に『英語史新聞』のバックナンバー(号外を含む)も紹介しておきます.こちらも合わせてご一読ください(khelf HP のこちらのページにもバックナンバー一覧があります).

 ・ 『英語史新聞』第1号(創刊号)(2022年4月1日)
 ・ 『英語史新聞』号外第1号(2022年4月10日)
 ・ 『英語史新聞』第2号(2022年7月11日)
 ・ 『英語史新聞』号外第2号(2022年7月18日)
 ・ 『英語史新聞』第3号(2022年10月3日)
 ・ 『英語史新聞』第4号(2023年1月11日)
 ・ 『英語史新聞』第5号(2023年4月10日)
 ・ 『英語史新聞』第6号(2023年8月14日)

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Referrer (Inside): [2024-03-13-1] [2023-12-11-1]

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2023-11-02 Thu

#5302. 「アメリカとカナダの英語」 --- 大石晴美(編)『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年)の第2章 [voicy][heldio][review][notice][world_englishes][ame][canadian_english][hel_education][we_nyumon][variety]


 新著『World Englishes 入門』は,本ブログでもすでに何度か取り上げてきました.その第2章「アメリカとカナダの英語」を執筆された今村洋美先生(中部大学)と,Voicy heldio にて対談させていただきました.「#883. 著者と語る『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年) --- 今村洋美先生とのアメリカ・カナダ英語をめぐる対談」です.本編とアフタートークを合わせて20分ほどの音声コンテンツです.ぜひお聴きください.
 以下,第2章の内部の小見出し等を紹介します.



1 アメリカ英語の歴史と現状
   (1) 初期のアメリカ英語
   (2) イギリス人以外の入植者たち
   (3) アメリカ独立宣言から19世紀にかけて
   (4) 「アメリカ語」から「アメリカ英語」へ
   コラム ニューヨークはオランダの香り
   コラム イングリッシュ・オンリー vs. イングリッシュ・プラス
2 アメリカ英語の言語的特徴
   (1) アメリカ英語の特徴
   (2) 地域方言
   (3) 黒人英語 (African-American English)
   (4) チカノ英語からアメリカ先住民の英語まで
3 カナダ英語の歴史と現状
   (1) フランス人入植者からイギリス人入植者へ
   (2) 一般カナダ英語とカナダ英語の誕生
   (3) イギリス人/フランス人以外の入植者たち
   コラム 英語とフランス語の公用2言語主義
4 カナダ英語の言語的特徴
   (1) 一般カナダ英語
   (2) カナダ英語の話し方と発音
   (3) カナダ英語の辞書と語彙




 図表や地図も豊富で,章末には「研究テーマ」と題する演習問題,そして信頼できる参考文献も付されています.アメリカ英語,カナダ英語について学びたい方は必読です!


大石 晴美(編) 『World Englishes 入門』 昭和堂,2023年.



 ・ 大石 晴美(編) 『World Englishes 入門』 昭和堂,2023年.

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2023-11-01 Wed

#5301. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) の5ヶ月の軌跡 [voicy][heldio][helwa][notice][khelf][hel_herald]


プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」


 早いもので今年も11月となりました.
 本ブログの姉妹版・音声版というべき Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio)では,今年の6月より,プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) という月次サブスクリプションの有料チャンネルを開始しています.その収益は khelf(慶應英語史フォーラム)の英語史活動(hel活)に回し,日々の heldio の収録や,一昨日 khelf より発行された『英語史新聞』第7号の制作の関連費用などに充てています.
 helwa を立ち上げて5ヶ月が経ちますが,現時点で40名超の方々にプレミアムリスナーとなっていただいています.毎月コミュニティが少しずつ大きくなってきており,少しずつ活動の質と量も高くなってきてます.新しい月となりましたので,関心はあるけれども入会に躊躇してきたという方々は,ぜひ今月こそプレミアムリスナーとしてコミュニティに加わっていただければと存じます.
 月ごとのサブスクリプションで,新月のみならず過去月の各々もアーカイヴとして別途購入できます.10月分の13回の配信回も昨日付けで出そろっていますので,そちらもぜひお聴きください.ウェブブラウザ経由で月額800円となっております(Voicy アプリ経由ですとさらに多額の手数料がかかりますので,絶対にウェブブラウザ経由をお薦めします).
 helwa はもともと週2回の配信で始まりましたが,先月10月より週3回へと更新頻度を上げました.目下,原則として(たまに生放送などの都合でズレることはありますが),毎週火木土のそれぞれ午後6時に配信しています.毎朝の通常回だけでは英語史養分が足りないという方や,hel活とその応援に関心のある方は,ぜひ helwa においでください.
 この5ヶ月で醸成されてきた helwa コミュニティの特徴を5点ほど挙げます.

 - 学びたいリスナーの集合体となっている
 - 普通ではあり得ないブレスト集団となっている
 - 事実上の heldio 企画委員会(というか諮問機関?)でもある
 - コメントの質と量が著しい
 - オフ会が盛り上がり楽しすぎる

 以下,helwa を開始した6月以降の各月の配信回を一覧します.

【6月分(9回)】

 ・ 「【英語史の輪 #1】プレミアムリスナー限定配信チャンネルが始まりました」(2023/06/02配信)
 ・ 「【英語史の輪 #2】言語は暗号である」(2023/06/06配信)
 ・ 「【英語史の輪 #3】方言にもいろいろある」(2023/06/09配信)
 ・ 「【英語史の輪 #4】「書き言葉よりも話し言葉を優先すべし」という現代言語学の大前提は本当に正しいのか?」(2023/06/13配信)
 ・ 「【英語史の輪 #5】金曜夜のコトバ対談(生放送)の2次会」(2023/06/17配信)
 ・ 「【英語史の輪 #6】6月中旬のhel活報告」(2023/06/20配信)
 ・ 「【英語史の輪 #7】英語に関する素朴な疑問を ChatGPT に投げてみた」(2023/06/23配信)
 ・ 「【英語史の輪 #8】プレミアム限定のコメント返し&週末の学会でのhel活報告」(2023/06/27配信)
 ・ 「【英語史の輪 #9】語源って何?」(2023/06/30配信)

【7月分(8回)】

 ・ 「【英語史の輪 #10】言語は○○のようだ --- あなたは言語を何に喩えますか?」(2023/07/04配信)
 ・ 「【英語史の輪 #11】言語は○○のようだ --- 生激論」(2023/07/08配信)
 ・ 「【英語史の輪 #12】千本ノック&雑談回(生放送)」(2023/07/11配信)
 ・ 「【英語史の輪 #13】みんなでhel活の交流と発信を!」(2023/07/14配信)
 ・ 「【英語史の輪 #14】名前で英語史・言語学 --- あなたは何に名前をつけますか?」(2023/07/18配信)
 ・ 「【英語史の輪 #15】名前に意味があるかないか論争」(2023/07/21配信)
 ・ 「【英語史の輪 #16】なぜ私は英語史をおもしろいと思っているのか,英語史をお茶の間に広めたいと思っているのか?」(2023/07/25配信)
 ・ 「【英語史の輪 #17】英語の語源辞典を引く際には古今の「方言のズレ」に要注意」(2023/07/28配信)

【8月分(9回)】

 ・ 「【英語史の輪 #18】「英語は(私にとって)○○です」企画の発進」(2023/08/01配信)
 ・ 「【英語史の輪 #19】「私にとって英語は○○です」お披露目会」(2023/08/04配信)
 ・ 「【英語史の輪 #20】名前学に興奮しているので,その興奮をお裾分けします」(2023/08/08配信)
 ・ 「【英語史の輪 #21】英語学研究者の helwa メンバーとの4人飲み会 --- 金田拓さん、尾崎萌子さん、まさにゃんの登場」(2023/08/11配信)
 ・ 「【英語史の輪 #22】最近のhel活を雑談的に報告します」(2023/08/15配信)
 ・ 「【英語史の輪 #23】verbalization 「言語化」入門」(2023/08/18配信)
 ・ 「【英語史の輪 #24】文字の魅力から逃れられない --- 古代メキシコ展に行ってきました」(2023/08/22配信)
 ・ 「【英語史の輪 #25】ニックネーム論で行こう」(2023/08/25配信)
 ・ 「【英語史の輪 #26】鳥と卵の話し」(2023/08/29配信)

【9月分(9回)】

 ・ 「【英語史の輪 #27】長く発信を続けるコツは?」(2023/09/01配信)
 ・ 「【英語史の輪 #28】heldio/helwa のリスナーコミュニティはブレスト集団である」(2023/09/05配信)
 ・ 「【英語史の輪 #29】Taku さんとの英語類義語談義」(2023/09/08配信)
 ・ 「【英語史の輪 #30】類義語辞典を使っていますか?」(2023/09/12配信)
 ・ 「【英語史の輪 #31】語順のフシギ」(2023/09/15配信)
 ・ 「【英語史の輪 #32】ゼミ合宿でのお悩み相談」(2023/09/20配信)
 ・ 「【英語史の輪 #33】ゼミ合宿を終えて」(2023/09/22配信)
 ・ 「【英語史の輪 #34】中英語は標準綴字がないから辞書が引きにくい」(2023/09/26配信)
 ・ 「【英語史の輪 #35】月末の helwa としてのコメント返し 2023/09/29(Fri)」(2023/09/29配信)

【10月分(13回)】

 ・ 「【英語史の輪 #36】ハドリアヌスの長城と英語史」(2023/10/03配信)
 ・ 「【英語史の輪 #37】コメント返し,書字方向論続き,素朴な疑問,みんなのhel活」(2023/10/05配信)
 ・ 「【英語史の輪 #38】よい質問とは何か?」(2023/10/07配信)
 ・ 「【英語史の輪 #39】第2回オフ会 --- 学ぶ場としての helwa について語る」(2023/10/10配信)
 ・ 「【英語史の輪 #40】linguistics 「言語学」も -ics です」(2023/10/12配信)
 ・ 「【英語史の輪 #41】和田忍さん(駿河台大学)」(2023/10/15配信)
 ・ 「【英語史の輪 #42】変なアルファベット表を作る企画」(2023/10/17配信)
 ・ 「【英語史の輪 #43】変なアルファベット表企画への反響」(2023/10/19配信)
 ・ 「【英語史の輪 #44】茶色のもの」(2023/10/21配信)
 ・ 「【英語史の輪 #45】リズムかロジックか --- 小河舜さんとの生対談」(2023/10/24配信)
 ・ 「【英語史の輪 #46】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (21) Italic --- Taku さんとの実況中継(後半)」(2023/10/26配信)
 ・ 「【英語史の輪 #47】最後にダメ押し,Taku さんとの実況中継第3弾 --- 英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (21) Italic」(2023/10/28配信)
 ・ 「【英語史の輪 #48】セミコロンに注目;」(2023/10/31配信)

 11月の配信回の初回は明日11月2日(木)となります.どうぞよろしくお願い致します.

Referrer (Inside): [2024-01-03-1] [2023-11-30-1]

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2023-10-29 Sun

#5298. イタリック語派をめぐって Taku さんと対談精読実況生中継しました --- heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズ [voicy][heldio][hel_education][link][notice][bchel][italic][latin][french][spanish][portuguese][italian][indo-european]

 10月26日(木)の夜に,帝京科学大学の金田拓さんとともに,Baugh and Cable の英語史書の「対談精読実況生中継」を Voicy heldio で配信しました.同書の第21節 Italic (イタリック語派)を題材に,英文を精読し,内容について様々な角度から議論と解説を行ないました.(一緒に講師を務めました Taku さん,対談内での重要かつ適切なコメントで盛り上げていただきましてありがとうございました!)
 配信している側の2人は確かに豊かで実りある時間を過ごすことができたのですが,お聴きのリスナーの方々はいかがでしたでしょうか? まだお聴きでない方もいるかと思いますので,ぜひお時間のあるときにどうぞ.生放送のアーカイヴは3回に分かれており,第1回は通常配信で,第2回と第3回はプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) にてお届けしています(第1回だけでも50分超の長尺です).第1回で関心が湧いた方は,ぜひ第2第,第3回へもお進みいただければと存じます(後者2回は有料となります).
 対談特別回だったこともあり,精読対象となったテキストを特別にこちらの PDF に上げておきます.できれば,オンライン読書会のシリーズ企画でもありますので,ぜひ本書そのものを入手し,今後も長くお付き合いください.

 (1) 「#879. 英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (21) Italic --- Taku さんとの実況中継(前半)」


 (2) 「【英語史の輪 #46】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (21) Italic --- Taku さんとの実況中継(後半)」(10月分の helwa に含まれる有料配信です)


 (3) 「【英語史の輪 #47】最後にダメ押し,Taku さんとの実況中継第3弾 --- 英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (21) Italic」(10月分の helwa に含まれる有料配信です)



 各回にはリスナーの皆さんからも今回の精読について様々なコメントが寄せられてきていますので,そちらもご覧ください.
 今回の対談精読実況生中継(第1回)は,先日の「#877. 英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (20) Albanian --- 小河舜さんとの実況中継」と同様に,サンプル回ということで一般公開した次第です.普段は週に1,2回のペースでお届けする有料配信のシリーズとなっています.ぜひ「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1]) より過去回のラインナップをご覧いただければと思います.今後,皆さんとともに本書を読み進めていけることを楽しみにしています.


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.



 ・ Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013.

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2023-10-26 Thu

#5295. アルバニア語派とその周辺をめぐって小河舜さんと実況生中継しました --- heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズ [voicy][heldio][hel_education][link][notice][bchel][albanian][indo-european]

 「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1]) でご紹介したとおり,Voicy heldio では英語で書かれた英語史の名著をじっくり読み進めていくというオンライン読書会風のシリーズ企画を始めています.有志のリスナーが集う有料配信のシリーズとなっています.
 週に1,2回の配信で1節ずつゆっくり進んでおり,3ヶ月ほどかけて第20節まで進んできています.最新の第20節では,印欧語族のなかの1語派である Albanian 「アルバニア語派」が扱われています.この最新回については,ゲスト講師として小河舜さん(フェリス女学院大学ほか)を招いての特別回として「#877. 英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (20) Albanian --- 小河舜さんとの実況中継」を無料配信しています.生放送として収録したものをアーカイヴに置いておりますので,そちらからお聴きください.シリーズ企画の雰囲気や,そこで読み進めている英語史書のレベル感なども分かるかと思います.



 第20節は短い英文ということもありますし,シリーズ企画の特別サンプル回という位置づけでもありますので,同節のテキスト全文を以下に掲載しておきます.この長くない文章を種に50分以上お話ししました.

20. Albanian. Northwest of Greece on the eastern coast of the Adriatic is the small language branch named Albanian. It is possibly the modern remnant of Illyrian, a language spoken in ancient times in the northwestern Balkans, but we have too little knowledge of this early tongue to be sure. Moreover, our knowledge of Albanian, except for a few words, extends back only as far as the fifteenth century of our era, and, when we first meet with it, the vocabulary is so mixed with Latin, Greek, Turkish, and Slavonic elements---owing to conquests and other causes---that it is somewhat difficult to isolate the original Albanian. For this reason, its position among the languages of the Indo-European family was slow to be recognized. It was formerly classed with the Hellenic group, but since the beginning of the present century it has been recognized as an independent member of the family.


 本シリーズにご関心を抱かれた方は,ぜひ本書第6版を入手し,ご都合のよいタイミングとペースで読み進めていっていただければと思います.
 ちなみに,今晩6時辺りからも,heldio/helwa で特別ゲストとの対談生放送として,第22節 Italic 「イタリック語派」を配信する予定です.ご都合がつく方は,ぜひライヴでお聴きください.


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.


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2023-10-25 Wed

#5294. 情報構造旧情報, 新情報 [information_structure][pragmatics][discourse_analysis][khelf][syntax][article][khelf-conference-2023][seminar][hel_education][voicy][heldio][notice]

 昨日の Voicy heldio にて「#873. ゼミ合宿収録シリーズ (7) --- 情報構造入門」を配信しました.khelf (慶應英語史フォーラム)のメンバー3名による収録で,ご好評いただいています(ありがとうございます).「桃太郎」を題材に,情報構造 (information_structure) という用語・概念の基本が丁寧に解説されています.



 情報構造に関する基本的事項の1つに,「旧情報」 (given information) と「新情報」 (new information) の対立があります.談話は原則として,話し手と聞き手にとって既知の旧情報の提示に始まり,その上に未知の新情報を加えることで,段階的に共有知識が蓄積されていきます.つまり,旧情報→新情報と進み,次にこの蓄積全体が旧情報となって,その上に新情報が積み上げられ,さらにこれまでの蓄積全体が旧情報となって次の新情報が加えられる,等々ということです.
 Cruse の用語辞典より "given vs new information" (74--75) の項目を引用します.

given vs new information These notions are concerned with what is called the 'information structure' of utterances. In virtually all utterances, some items are assumed by the speaker to be already present in the consciousness of the hearer, mostly as a result of previous discourse, and these constitute a platform for the presentation of new information. As the discourse proceeds, the new information of one utterance can become the given information for subsequent utterances, and so on. The distinction between given and new information can be marked linguistically in various ways. The indefinite article typically marks new information, and the definite article, given information: A man and a woman entered the room. The man was smoking a pipe. A pronoun used anaphorically indicates given information: A man entered the room. He looked around for a vacant seat. The stress pattern of an utterance can indicate new and given information (in the following example capitals indicate stress):

   PETE washed the dishes. (in answer to Who washed the dishes?)
   Pete washed the DISHES. (in answer to What did Pete do?)

Givenness is a matter of degree. Sometimes the degree of givenness is so great that the given item(s) can be omitted altogether (ellipsis):

   A: What did you get for Christmas?
   B: A computer. (The full form would be I got a computer for Christmas.)


 談話は旧情報の上に新情報を付け加えることで流れていく,という情報構造の基本事項を導入しました.

 ・ Cruse, Alan. A Glossary of Semantics and Pragmatics. Edinburgh: Edinburgh UP, 2006.

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2023-10-24 Tue

#5293. ギリシア語派の解説 --- heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズ [voicy][heldio][hel_education][link][notice][bchel][hellenic][greek][khelf][indo-european]



 一昨日の hellog 記事「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1]) でもお伝えしましたが,目下 Voicy heldio によるオンライン読書会シリーズに力を入れているところです.ウェブ時代の新スタイルの読書会・勉強会として,とてもおもしろい試みになっているという実感があります.参加者は今のところ20名程度ですが,読んでいる本のサイズを考えると理屈上は向こう数年間にわたって続いていくシリーズ企画ということもあり,これからメンバーがゆっくりと少しずつでも増えていくと楽しそうだなと夢想しています.毎回200円の有料配信ですが,第1チャプターは試聴可能となっています.
 最新回は,昨日アップされた上記の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (19) Hellenic」です.毎週1,2回,指定の英語史書をゆっくりと1節ずつ読み進めていくという企画で,7月に開始したばかりなので,昨日ようやく第19節にたどり着いたところです.英語史といえど,まだ英語の歴史に本格的に入る前の段階で,印欧語族を構成する各語派を概説しているところです.その1つがギリシア語派ということになります.
 今回はテキストに沿ってあくまで印欧語族のなかのギリシア語派を紹介しているのですが,この語派(とりわけギリシア語そのもの)の英語史上の意義については,さほどお話ししていません.ギリシア語については本ブログで greek の記事群にて多く取り上げてきましたが,ギリシア語の英語史上のエッセンスを箇条書きすれば,次の4点となるでしょうか.

 ・ 古典ギリシア語は『新訳聖書』の言語である.
 ・ ギリシア語とギリシア文明は,現代まで続く西洋文明の基礎を形成する.そこから,英語自体が拠って立つのも究極的にはギリシア語とギリシア文明といってよい側面がある.
 ・ ギリシア語は,ラテン語に多大な影響を与え,ラテン語はフランス語に影響を与え,フランス語は英語に影響を与えてきた.ギリシア語が英語史上重要であるのはこのような事情による.
 ・ ギリシア語は古代・中世・近現代を通じて,上記の歴史的経緯により汎ヨーロッパ的な威信言語とみなされてきた.現代でもとりわけ学術の分野では,国際的な学名や学術用語は,しばしばギリシア語要素によって作られる (cf. 新古典主義的複合語 (neo-classical compounds)).現代の最たる国際語である英語も,その伝統と要素を多分に受け継いでいる.

 ギリシア語に関連した Voicy heldio の配信回としては 「#137. 英語とギリシア語の関係って?」もお聴きください.



 なお,今晩19:30~20:00の間に,こちらの Voicy heldio にてゲストを招いての生放送を配信する予定です.その内容は,テキストの次の節「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (20) Albanian」を題材とした初の「オンライン読書会生実況中継」(?)となる予定です.今回に関しましては,放送回の概要欄などにテキストも添付しますのでライヴあるいはアーカイヴにてお気軽にお聴きいただければ.
 このように一風変わったオンライン読書回シリーズですが,関心のある方はぜひ覗いていただければ.精読しているテキストは,こちらの Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013. です.名著であることは保証します.


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.


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2023-10-22 Sun

#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます [voicy][heldio][hel_education][link][notice][bchel]


Baugh, Albert C. and Thomas Cable. ''A History of the English Language''. 6th ed. London: Routledge, 2013.



 今年の7月17日に開始した Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」でのシリーズ企画が,毎週1~2回のペースで順調に進んでいます.Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013. という著名な英語史の本を,原文で毎回1セクションずつゆっくり精読していくというオンライン読書会です.英語の文章の1文1文を精読していくわけではないのですが,表現や文法の気になる点を指摘して厳密に解釈したり,セクションの内容について英語史の観点から深掘りするなど,テキストを元にして縦横無尽に「英語史する」企画です.シリーズ開始時の記事「#5205. Baugh and Cable の英語史概説書を1節ずつ読み進めながら Voicy heldio で自由にコメントしていく試みを始めています」 ([2023-07-28-1]) をご参照ください.
 おかげさまで,ゆっくりペースながらも第18節の "Armenian" までたどり着いています(こちらの最新回は昨日より配信されています.さらにこの回は比較的短いこともあり,特別にサンプル回として該当節のテキスト全文を概要欄に載せています).また,シリーズへの参加メンバーも夏の間にじわじわと増えてきており,毎回の配信のコメント欄を通じてメンバー間のやりとりも行なわれるようになってきています.各回は有料配信ですが,第1チャプターは常に試聴可能となっていますので,関心のある方は雰囲気をご確認いただければと思います(料金はウェブブラウザ経由で200円なのに対して,Voicy アプリ経由では320円と手数料により割高となりますので,ぜひ前者からどうぞ).
 本ブログ hellog や Voicy heldio などを通じて英語史への関心が湧いた方や,しっかりと書かれた英語で英文解釈力を鍛えたい方にはお薦めのオンライン読書会シリーズとなっています.実際,よく書かれた英語で精読対象としてふさわしい英文ですので,この点は保証します(精読の練習には,対象が良い英文であることが絶対の条件です).
 読書会なのでB&Cのテキストが手元にないと参加しにくいという事情はあるかと思います.ぜひ上記よりご購入くださるか,あるいは古書や図書館での入手も結構かと思います.これから入手される場合には,改訂が重ねられてきた本であることに注意し,最新版である第6版を手に取っていただければと思います.オンライン読書会では第6版をベースに読み進めています.ただし,先立つ第5版などしか入手できないという場合でも,内容把握には大きな問題はありませんし,私自身の手元にも第5版や第4版がありますので,必要に応じて異同を確認できます.オンライン読書会の長所を活かし,メンバー間でインタラクティヴに「精読交流」もできますし,各自ご都合のよいタイミングとペースで無理なく読み進められるのもメリットかと思います.参加メンバーからの要望を受け,今後はたまに生実況回やゲスト講師を招いての精読回などもやってみようかとも企画中です.
 以下,過去18回のラインナップです.第1回(第1節)の "The History of the English Language as a Cultural Subject" については,第6版からのテキスト全文を本ブログの「#3641. 英語史のすゝめ (1) --- 英語史は教養的な学問領域」 ([2019-04-16-1]) に掲載していますので,テキストをお持ちでない方も,そちらを参照して追いかけることができます.

 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (1) The History of the English Language as a Cultural Subject」



 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (2) Influences at Work on Language」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (3) Growth and Decay」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (4) The Importance of a Language」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (5) The Importance of English」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (6) The Future of the English Language: Demography」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (7) External and Internal Aspects of English」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (8) Cosmopolitan Vocabulary」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (9) Inflectional Simplicity」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (10) Natural Gender」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (11) Language Constantly Changing」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (12) Dialectal Differentiation」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (13) The Discovery of Sanskrit」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (14) Grimm's Law」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (15) The Indo-European Family」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (16) Indian」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (17) Iranian」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (18) Armenian」
 (以下,後記)
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (19) Hellenic」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (20) Albanian --- 小河舜さんとの実況中継」(←この回は対談形式で特別無料配信となっています)
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (21) Italic --- Taku さんとの実況中継(前半)」(←この回は対談形式で特別無料配信となっています)
    - 「【英語史の輪 #46】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (21) Italic --- Taku さんとの実況中継(後半)」
    - 「【英語史の輪 #47】最後にダメ押し,Taku さんとの実況中継第3弾 --- 英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (21) Italic」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (22) Balto-Slavic」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (23) Germanic」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (24) Celtic --- 和田忍先生との実況中継(前半)」(←この回は対談形式で特別無料配信となっています)
    - 【英語史の輪 #52】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (24) Celtic --- 和田忍先生との実況中継(後半)」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (25) Twentieth-century Discoveries」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (26) The Home of the Indo-Europeans --- khelf 藤原くんとの実況中継 1/3」(←この回は対談形式で特別無料配信となっています)
    - 「【英語史の輪 #57】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (26) The Home of the Indo-Europeans -- khelf 藤原くんとの実況中継 2/3」
    - 「【英語史の輪 #58】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (26) The Home of the Indo-Europeans -- khelf 藤原くんとの実況中継 3/3」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (27) The Languages in England before English」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (28) The Romans in Britain」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (29) The Roman Conquest」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (30) Romanization of the Island」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (31) The Latin Language in Britain」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (32) The Germanic Conquest --- Taku さんとの実況中継(前半)」(←この回は対談形式で特別無料配信となっています)
    - 「【英語史の輪 #65】英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (32) The Germanic Conquest --- Taku さんとの実況中継(後半)」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (33) The Anglo-Saxon Civilization」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (34) The Names "England" and "English"」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (35) The Origin and Position of English」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (36) The Periods in the History of English」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (37) The Dialects of Old English」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (38) Old English Pronunciation」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (39) Old English Vocabulary」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (40) Old English Grammar」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (41) The Noun」
 ・ 「#983. B&Cの第42節「文法性」の対談精読実況生中継 with 金田拓さんと小河舜さん」(←この回は対談形式で特別無料配信となっています)
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (43) The Adjective」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (44) The Definite Article」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (45) The Personal Pronoun」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (46) The Verb」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (47) The Language Illustrated」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (48) The Resourcefulness of the Old English Vocabulary」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (49) Self-explaining Compounds」
 ・ 「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (50) Prefixes and Suffixes」
 (後記ここまで)

 以下,リスナーの方々からの反応をいくつか挙げてみます.

 ・ 堀田先生,最高の企画をありがとうございます.学部・院時代が恋しくなりました.週1ペースだと5年ぐらいか…と思うとこれからの5年間が楽しみになりました
 ・ 夢のような企画,待っていました! 始まったばかりだというのに,もう次が待ち遠しいです.
 ・ 英語史の素養のない自分についていけるかなと一瞬躊躇しましたが,英語史は教養であるとの言葉に背中を押されて,本の注文ボタンもポチっと押しました.ありがとうございます.
 ・ 堀田先生,素敵な企画をありがとうございます! 先生の Voicy は楽しく拝聴しておりましたが,自分で英語で英語史の本を読むとなると,はて,読めるだろうか,と不安に感じながらも本をポチりました.
 ・ はじめまして.Twitterで見つけまして,本が届きましたので,今日より本を読んでいきたいと思います.自分も続けられるか自信がないですが,ゆっくり,歩んでいきたいと思います.宜しくお願いします!
 ・ 1セクションずつですと,熟読できて良いペースだと思います!
 ・ インタラクティブに読む!おおいに共感!本をお金を払ってまで所有する動機の一つは書き込み.
 ・ 1節に3時間かけて読んでます.超精読,とてもありがたいです.有料が妥当だと思います.私自身,体調不良が続き,皆さんからだいぶ遅れてしまいましたが,コツコツついてゆこうと思います.
 ・ 途中で脱落しそうになりましたが,やはり自分1人の読みですと気付けないことが多々あるので,ついて行けるよう少しずつ追いかけます!

 ぜひともに楽しく英語史を学び,英文解釈力をつけていきましょう!

 ・ Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013.

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2023-10-19 Thu

#5288. 「イギリスとケルトの英語」 --- 大石晴美(編)『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年)の第1章 [voicy][heldio][review][notice][world_englishes][celtic][scots_english][wales][irish_english][hel_education][we_nyumon][variety]


大石 晴美(編) 『World Englishes 入門』 昭和堂,2023年.



 このブログでもすでに何度か紹介している新刊書『World Englishes 入門』の第1章「イギリスとケルトの英語」を執筆された和田忍先生(駿河台大学)と,直接対談する機会を得ました.一昨日の Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」にて配信しました.「#869. 著者と語る『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年) --- 和田忍さんとの対談」です(15分ほどの音声コンテンツ).ぜひお聴きいただければ.



 本書は文字通り世界英語 (world_englishes) に関する本ですが,その礎となる第1章は,実は凝縮された英語史概説となっています.つまり,古英語期以前から近代英語までを要領よくカバーした,18ページほどの英語史入門として読めるということです.
 世界英語入門を謳う本書を手に取る読者の多くは,英米以外の英語の諸変種,例えばインド英語,シンガポール英語,ジャマイカ英語などの状況についてとりわけ知りたいと思っているのではないでしょうか.そのような読者にとっては,伝統的かつ主流派に属する英語変種であるイギリス英語やアメリカ英語には,むしろあまり関心が湧かないということもあるかと思います.
 しかし,なぜ世界英語がこのように多様なのかという本質的な謎を解くためには,英語がたどってきた歴史の理解が欠かせません.その礎として,英語史の概略的な知識がぜひとも必要になります.第1章は,そのような位置づけとして読めるのではないかと思います.
 しかも,単なる「イギリスの英語」ではなく「イギリスとケルトの英語」と「ケルト」がタイトルに添えてあるのが,心憎い演出です.英語は主に近代以降にイギリスの植民地支配を通じて世界展開していきますが,すでにその千年以上前から,ケルト人が住まっていたブリテン諸島において植民地支配の練習のようなことが行なわれていたからです.第1章は近代以降の英語の世界展開のミニチュア版を示してくれている --- そのような読み方が可能です.また,英語が歴史的に言語接触の多かった言語であることもよく分かる章となっています.
 以下,第1章のなかの小見出しとコラムを挙げておきます.



1 英語のおこり --- 古代から中世末期まで
   (1) ブリトン人とローマン・ブリテン
   (2) ゲルマン人の襲来と英語のおこり
   (3) ヴァイキングとノルマン・フレンチの影響
   コラム ケルト文化の英語への影響
2 世界に広がる英語の原点 --- 近代英語以降
   (1) 大母音推移とシェイクスピアの英語
   (2) 辞書と文法書の発展
   コラム ヴァイキングのことばの影響 --- 古ノルド語と英語の姉妹語
   (3) 英語語彙の拡充
3 イングランド地域の英語
   (1) 容認発音
   (2) イングランド南部の英語 --- ロンドン近郊の英語から
   (3) イングランド北部の英語 --- 南部の英語との比較から
   コラム 大母音推移による音の変化
4 ケルト地域の英語
   (1) ケルト地域とは
   (2) スコットランドの英語
   (3) ウェールズの英語
   (4) アイルランドの英語




 ・ 大石 晴美(編) 『World Englishes 入門』 昭和堂,2023年.

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2023-10-18 Wed

#5287. YouTube で OED を紹介しています [oed][youtube][notice][link][lexicography][voicy][heldio]

 日曜日に配信した YouTube の「井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル」の最新回は「#171. OED(オクスフォード英語辞典 --- Oxford English Dictionary)の特徴まるわかり!」です.本ブログでも何度となく登場している,世界最強の英語辞典 OED を一から導入しています.14分ほどの対談動画です.「OED ってよく聞くけど何?」という方は,ぜひご覧ください.画面の背景に OED 第2版の全20冊が並んでいます.



 本ブログには OED の様々な側面を紹介する記事も多いですし,OED を実践的に用いて調査し執筆した記事も少なくありません(cf. oed の記事群を参照).今回の YouTube は OED とは何かという導入動画でしたので,同様にイントロ風の趣旨で執筆した記事,および Voicy heldio 配信回へのリンクを一覧しておきます.

 ・ 「#304. OED 制作プロジェクトののろし」 ([2010-02-25-1])
 ・ 「#638. 国家的事業としての OED 編纂」 ([2011-01-25-1])
 ・ 「#644. OED とヨーロッパのライバル辞書」 ([2011-01-31-1])
 ・ 「#898. OED2Web3 の比較対照表」 ([2011-10-12-1])
 ・ 「#2451. ワークショップ:OED Online に触れてみる」 ([2016-01-12-1])
 ・ 「#3544. 英語辞書史の略年表」 ([2019-01-09-1])
 ・ 「#4122. 物凄いツールが現われた --- OED Text Visualizer (beta)」 ([2020-08-09-1])
 ・ 「#4130. 英語語彙の多様化と拡大の歴史を視覚化した "The OED in two minutes"」 ([2020-08-17-1])
 ・ 「#4131. イギリスの世界帝国化の歴史を視覚化した "The OED in two minutes"」 ([2020-08-18-1])
 ・ 「#4133. OED による英語史概説」 ([2020-08-20-1])
 ・ 「#4141. 1150年を越えて残らなかった古英語単語は OED から外されている」 ([2020-08-28-1])
 ・ 「#4172. 映画『博士と狂人』の原作者による OED 編纂法の紹介文」 ([2020-09-28-1])
 ・ 「#4198. 映画『博士と狂人』を観ました」 ([2020-10-24-1])
 ・ 「#5220. OED と World Englishes」 ([2023-08-12-1])

 ・ heldio 「#503. OED は歴史的原則にもとづく辞書」(2022年3月2日配信)
 ・ heldio 「#275. どれだけ長くかかっているのよ、OED の編纂?」(2022年3月3日配信)

 上記にもありますが,OED 編纂をめぐる映画『博士と狂人』(原題 The Professor and the Madmanは必見です.
 また,「#5158. 家入葉子・堀田隆一著『文献学と英語史研究』(開拓社,2023年)を改めて紹介します」 ([2023-06-11-1]) で紹介した『文献学と英語史研究』の第2章1.1節では,研究ツールとしての OED について詳しく紹介しています.

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2023-10-17 Tue

#5286. 千葉慶友会で「英語はこんなにおもしろい」をお話ししてきました [notice][voicy][heldio][keiyukai][senbonknock][sobokunagimon][silent_letter][complementation][gerund][infinitive][impersonal_verb]

 先週末の10月14日(土)の午後,船橋の某所で開催された千葉慶友会の講演会にて「英語学習に役立つ英語史 --- 英語はこんなにおもしろい」をお話ししました.事前の準備から当日のハイブリッド開催の運営,そして講演会後の懇親会のアレンジまで,スタッフの皆さんにはたいへんお世話になり,感謝しております.ありがとうございました.とりわけ懇親会では千葉慶友会内外からの参加者の皆さんと直接お話しすることができ,実に楽しい時間でした.
 90分ほどの講演の後,その場で続けて Voicy heldio の生放送をお送りしました.前もって運営スタッフの方々と打ち合わせしていた企画なのですが,事前に参加予定者より「英語に関する素朴な疑問」を寄せていただき,当日の投げ込み質問も合わせて,私が英語史の観点から回答していくのを heldio でライヴ配信しようというものです.
 そちらの様子は,昨日 heldio のアーカイヴにて「#868. 千葉慶友会での「素朴な疑問」コーナー --- 2023年10月14日の生放送」として配信していますので,お時間のあるときにお聴きください(1時間弱の長尺となっています).



 6件ほどの素朴な疑問にお答えしました.以下に分秒を挙げておきますので,聴く際にご利用ください.

 (1) 02:25 --- 外国語からカタカナに音訳するときに何かルールはありますか.この質問をする理由は,例えば本によって「フロベール」だったり「フローベール」だったりすることがあるからです.また,カタカナを英語らしく発音するコツはありますか.
 (2) 14:43 --- 英語の「パラフレーズ」の歴史的遷移について,なにか参考資料をご存知でしたら教えていただければ嬉しいです.Academic Writing を勉強している途中で興味を持ちました.
 (3) 21:34 --- 英単語には island など読まない文字があるのはなぜですか?
 (4) 30:43 --- 世界における言語の多様性の問題,および諸言語は今後どのように展開(分岐か収束か)していくのかという問題
 (5) 39:05 --- 動詞によって目的語に -ing をとるか to 不定詞をとるかが決まっているのはなぜですか?
 (6) 44:05 --- なぜ英語には無生物主語構文があるのですか?

 時間内に取り上げられたのは6件のみですが,他にも多くの疑問をいただいていましたので,いずれ hellog/heldio で取り上げたいと思います.
 実は慶友会の講演と絡めての Voicy heldio ライブの千本ノックは初めてではありません.同様の雰囲気をさらに味わいたい方は,3ヶ月半ほど前の「#5179. アメリカ文学慶友会での千本ノック収録を公開しました」 ([2023-07-02-1]) もご訪問ください.

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2023-10-10 Tue

#5279. Z の推し活 [notice][z][alphabet][ame_bre][greek][latin][french][academy][shakespeare][consonant][youtube][grapheme][link][spelling][helsta]

 一昨日配信した YouTube の「井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル」の最新回は「#169. なぜ Z はアルファベットの最後に追いやられたのか? --- 時代に翻弄された日陰者 Z の物語」です.歴史的に「日陰者 Z」と称されてきたかわいそうな文字にスポットライトを当て,12分ほど集中して語りました.これで Z が多少なりとも汚名返上できればよいのですが.



 z の文字については,この hellog,および Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」等の媒体でも,様々に取り上げてきました.Z の汚名返上のために助力してきた次第ですが,さすがに Z に関する話題はこれ以上見つからなくなってきましたので,ネタとしてはいったん打ち切りになりそうです.
 これまでの Z の推し活の履歴を列挙します.



[ hellog ]

 ・ 「#305. -ise か -ize か」 ([2010-02-26-1])
 ・ 「#314. -ise か -ize か (2)」 ([2010-03-07-1])
 ・ 「#446. しぶとく生き残ってきた <z>」 ([2010-07-17-1])
 ・ 「#447. Dalziel, MacKenzie, Menzies の <z>」 ([2010-07-18-1])
 ・ 「#799. 海賊複数の <z>」 ([2011-07-05-1])
 ・ 「#964. z の文字の発音 (1)」 ([2011-12-17-1])
 ・ 「#965. z の文字の発音 (2)」 ([2011-12-18-1])
 ・ 「#1914. <g> の仲間たち」 ([2014-07-24-1])
 ・ 「#2916. 連載第4回「イギリス英語の autumn とアメリカ英語の fall --- 複線的思考のすすめ」」 ([2017-04-21-1])
 ・ 「#2925. autumn vs fall, zed vs zee」 ([2017-04-30-1])
 ・ 「#4990. 動詞を作る -ize/-ise 接尾辞の歴史」 ([2022-12-25-1])
 ・ 「#4991. -ise か -ize か問題 --- 2つの論点」 ([2022-12-26-1])
 ・ 「#5042. 『中高生の基礎英語 in English』の連載第24回(最終回)「アルファベット最後の文字 Z のミステリー」」 ([2023-02-15-1])

heldio (Voicy) ]

 ・ 「#171. z と r の発音は意外と似ていた!」 (2021/11/18)
 ・ 「#540. Z について語ります」 (2022/11/22)
 ・ 「#541. Z は zee か zed か問題」 (2022/11/23)

[ helsta (stand.fm) ←数日前に始めました ]

 ・ 「#3. 動詞を作る接尾辞 -ize の裏話」 (2023/10/08)




 ただし,いずれ Z に関する新ネタを仕込むことができれば,もちろん Z の汚名返上活動に速やかに戻るつもりです.皆様,これからも Z にはぜひとも優しく接してあげてくださいね.

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