一昨日8月28日(水)に公開された「いのほた言語学チャンネル」の最新回は「#262. いのほた二人でだいぶじっくり話しました」です.毎週水曜日回は,ゲストをお呼びして<言語学バル>をお届けしているのですが,今回はひょんな事情で,いつもの通り井上逸兵さんと2人語りしています.しかも,事情によりお互いにまったく話題を用意していなかったので,即興のフリートークとなりました.
ところが,当事者としては2人ともとても楽しく長く会話できたので満足した次第です.井上氏曰く「意外にいい話になってるんじゃないかと」.50分超の長尺動画で,いろいろ宣伝も多いのですが,この週末にでも緩く視聴していただければ.
以下,今回の動画の大雑把な案内です.
1. イントロ (0:00--4:33)
今回のびっくりシチュエーションについての雑談で始まり,堀田の髪型チェンジから井上氏のセルフヘアカットのエピソードまで語られます(完全にフリートークですね).
2. 井上氏のNHKラジオ「ヌマる!ゴガク」出演エピソード (4:34--13:18)
お盆休みに井上氏がMCを務めたNHKラジオの番組出演の裏話などが語られます.番組作りには,井上著『英語の思考法』がベースになっていたということです.再放送があるかも,あるいは今後レギュラー化も!? その後,「いのほた言語学チャンネル」を盛り立てるための作戦会議が続きます.
3. 発信メディア論 (13:19--16:12)
メディアの進化と,ブログが未来の知的資産になる可能性について発信メディア論が展開されます.
4. 「英語史ライブ2024」の告知 (13:20--25:26)
9月8日(日)の 6:00--18:00 に Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」 で開催予定の「英語史ライブ2024」について告知しています.ライヴイベントの最後に,なんと井上氏が出演されます.出版社さんにも協賛いただき,リスナープレゼント用の書籍なども提供いただいています.
5. 再び発信メディア論 (25:27--39:19)
ラジオのリスナー・コミュニティが濃い件について.情報のマルチ配信についても議論が深まります.井上氏の「NPO 法人地球ことば村」の活動も紹介されます.
6. 人文社会科学の意義 (39:20--52:22)
井上氏の持論である,人文社会科学の意義についての熱い議論が披露されます(「いのほた」で何度目かです).現代社会における人文科学の重要性を強調しています.最後は,アカデミックとエンタメの接点についての議論も.
以上,レア回をぜひお楽しみいただければ.
10日後のことになりますが,9月8日(日)に12時間連続(6:00--18:00)の Voicy heldio 公開生配信イベント「英語史ライヴ2024」 (hellive2024)が khelf(慶應英語史フォーラム)主催で開催されます.都内某所の会場に60名ほどの登録参加者が参集し,1日がけの英語史イベントとなります.khelf メンバーや helwa リスナーとの雑談あり,『英語史新聞』第10号や古英語LINEスタンプのお披露目あり,研究者との対談あり,英語史クイズありと賑やかにお届けする予定です.
ライヴイベントの詳細および最新情報は,khelf による特設ホームページをご覧ください.合わせて以下の関連コンテンツもどうぞ.
・ hellog 「#5568. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 ([2024-07-25-1])
・ heldio 「#1145. 重大告知 --- khelf 主催「英語史ライヴ2024」の出演者と協賛社の発表」(2024年7月18日)
今回のライヴイベントには多くの出版社さんに協賛いただいています.出演される研究者による書籍や堀田の拙著を含む多くの出版物をご提供いただいており,それは当日の「英語史クイズ」の景品として,あるいはリスナープレゼントとして,当日の会場参加者や heldio リスナーに開放される予定です.以下に,協賛出版社さん(五十音順)とご提供の書籍を一覧します.向こう10日間でラインナップがさらに付け加えられる可能性もありますので,8月29日版の情報としてお示しします.
リスナープレゼント対象書籍とプレゼント応募のために必要となる「キーワード」等の情報は当日の生配信で開示します!
【 朝倉書店 】
・ 井上 逸兵(編) 『社会言語学』 朝倉日英対照言語学シリーズ[発展編]1 朝倉書店,2017年.(5部)
・ 服部 義弘・児馬 修(編) 『歴史言語学』 朝倉日英対照言語学シリーズ[発展編]3 朝倉書店,2018年.(5部)
【 開拓社 】
・ 保坂 道雄 『文法化する英語』 開拓社,2014年.(2部)
・ 秋元 実治 『Sherlock Holmes の英語』 開拓社,2017年.(2部)
・ 家入 葉子・堀田 隆一 『文献学と英語史研究』 開拓社,2022年.(2部)
・ 秋元 実治(編),片見 彰夫・福元 広二・田辺 春美・山本 史歩子・中山 匡美・川端 朋広・秋元 実治(著) 『近代英語における文法的・構文的変化』 開拓社,2023年.(2部)
・ 渡辺 拓人・柴﨑 礼士郎(編著) 『英語史における定型表現と定型性』 (Formulaic Expressions and Formulaicity in the History of English) Tokyo: Kaitakusha, 2023.(1部)
・ Jespersen, Otto(著),中村 捷(訳) 『エッセンシャル英文法』 開拓社,2024年.(1部)
・ 宗宮 喜代子 『歴史をたどれば英語がわかる --- ノルマン征服からの復権と新生』 開拓社,2024年.(2部)
【 研究社 】
・ 寺澤 芳雄 『聖書の英語の研究 --- 英訳聖書の古典 (AV) に親しむための手引き』 研究社,2016年.(3部)
・ 堀田 隆一 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』 研究社,2016年.(3部)
・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.(3部)
・ 研究社特製ノート(非売品)(30部)
【 昭和堂 】
・ 大石 晴美(編) 『World Englishes 入門』 昭和堂,2023年.(5部)
【 大修館書店 】
・ 高田 博行・田中 牧郎・堀田 隆一(編著)『言語の標準化を考える --- 日中英独仏「対照言語史」の試み』 大修館,2022年.(2部)
【 中央大学出版部 】
・ 堀田 隆一 『英語史で解きほぐす英語の誤解 --- 納得して英語を学ぶために』 中央大学出版部,2011年.(3部)
【 白水社 】
・ 白水社の月刊誌『ふらんす』2024年4月号から9月号までの6号分とPR誌『白水社の本棚』(合わせて3セット)
【 早川書房 】
・ サイモン・ホロビン(著),堀田 隆一(訳) 『スペリングの英語史』 早川書房,2017年.(1部)
・ ガイ・ドイッチャー(著),椋田 直子(訳),今井 むつみ(解説) 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 早川書房,2022年.(1部)
・ 越前 敏弥 『名作ミステリで学ぶ英文読解』 早川書房,2023年.(1部)
【 ひつじ書房 】
・ 秋元 実治 『増補 文法化とイディオム化』 ひつじ書房,2014年.(1部)
以上,協賛出版社さん,ありがとうございます! 「英語史ライヴ2024」当日もお楽しみに.
↑↑↑ 本企画の特設ページ「helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」へようこそ」へ今すぐアクセス ↑↑↑
来たる2024年9月8日(日),Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」にて12時間連続の公開生収録のイベント「英語史ライヴ2024」(hellive2024) が開催されます.khelf(慶應英語史フォーラム)主催の,英語史に特化した企画です.英語史系イベントとしては前代未聞の試みとなります.詳しくは「英語史ライヴ2024」特設ページをご覧ください.
さて,「英語史ライヴ2024」には事前登録した数十名の方々が会場に参集します.参加者には khelf メンバー,大学(院)生,研究者などが含まれますが,とりわけ熱量をもって日本各地から参集してくる方々がいます.それは heldio のプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa)(月額800円の有料配信)に加わっているプレミアムリスナーたち,またの名を「helメイト」の面々です.
とりわけhelメイトの皆さんに「英語史ライヴ2024」を何倍も楽しんでいただくために,事前に「helwa コンテンツ」企画を催すことに致しました.この企画に賛同いただいたhelメイトの方々には,事前に英語史に関する「コンテンツ」と称するエッセイ風の読み物を自由に作成していただき,ラジオネーム記名で,あるいは匿名で,ご提出いただきました.その寄せられてきたコンテンツを,「英語史ライヴ2024」の2週間ほど前の8月26日(月)より,毎日1つずつ(ただし土日は2つずつ),こちらのページで公開していくという企画です.
helwa コンテンツの内容は,必ずしも学術的ではありませんし,その必要もありません.英語史を楽しめる内容であることが最大のポイントです.勉強になるコンテンツ,くすっと笑えるコンテンツ,作成者の切り口を味わえるコンテンツ,何でもありです.
「英語史ライヴ2024」当日の11:30--11:55には「helwa コンテンツの講評」と題する生配信が予定されています.コンテンツ作成者にもトークに加わっていただき,このコンテンツが勉強になった,あのコンテンツが笑えた,などワイワイ楽しい25分にしたいと思います.そのためにも,ぜひhelメイトはもとより多くの方々に,ライヴの前までに helwa コンテンツを鑑賞しておいていただければ幸いです.
では,本企画の特設ページ「helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」へようこそ」よりコンテンツをたっぷりお楽しみください.すでに3本のコンテンツが公開されています.
新企画のお知らせについては,heldio より「#1185. helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」 --- 新企画がスタート!」もお聴きください.
本日より,慶應義塾大学通信教育課程の夏期スクーリング科目「英語史」が開講します.土曜日までの6日間にわたる集中講義です.
本日の初回講義では,本ブログの記事を組み合わせながら英語史の世界への導入を図ります.履修生の皆さんは,いつでもこちらの記事に戻ってきてください.
1. イントロ
1.1. 不定冠詞 a と an について: 「#831. Why "an apple"?」 ([2011-08-06-1]),heldio 「#1. なぜ A pen なのに AN apple なの?」
1.2. 「英語史」講義担当者の紹介: note 「堀田隆一のプロフィール」,heldio 「#1171. 自己紹介 --- 英語史研究者の堀田隆一です」,「#2. 自己紹介」 ([2009-05-01-2])
2. 英語史の世界へようこそ
2.1. 英語史の魅力4点: 「#4546. 新学期の始まりに,英語史の学び方」 ([2021-10-07-1])
(1) 英語の見方が180度変わる
(2) 英語と歴史(社会科)がミックスした不思議な感覚の科目
(3) 素朴な疑問こそがおもしろい
(4) 現代英語に戻ってくる英語史
2.2. 「#4361. 英語史は「英語の歴史」というよりも「英語と歴史」」 ([2021-04-05-1]): 魅力 (2) に通じます
2.3. 「なぜ英語史を学ぶのか」の記事セット: 様々な角度から「なぜ学ぶのか」を検討してみました(cf. heldio 「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」や heldio 「#112. 英語史って何のため?」でも取り上げています)
3. 英語に関する素朴な疑問
3.1. 「#1093. 英語に関する素朴な疑問を募集」 ([2012-04-24-1]): 魅力 (3) に通じます
3.2. 3166件の素朴な疑問
3.3. これまで hellog で取り上げてきた素朴な疑問集
3.4. 知識共有サービス「Mond」で英語・言語に関する素朴な疑問に回答しています
4. 英語史を日常の風景に
4.1. 「#5097. hellog の読み方(2023年度版)」 ([2023-04-11-1]): 2009年5月1日より毎日更新している英語史のブログです.この hellog の効果的な使い方の tips をどうぞ.合わせて「#5362. 2023年によく読まれた hellog 記事は?」 ([2024-01-01-1]) もご覧ください.
4.2. 音声コンテンツ一覧 (heldio & hellog-radio): hellog の音声版というべき Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio) .2021年6月2日より毎朝6時に1本10分ほどで英語史の話題をお届けしています.日々の英語史の学びのためにフォローしてください.英語史の話題が日常になります.「#5093. heldio の聴き方(2023年度版)」 ([2023-04-07-1]),「#5098. 英語史を学び始めようと思っている方へ hellog と heldio のお薦め回一覧(2023年度版)」 ([2023-04-12-1]),「#5554. リスナー投票による heldio 2024年第2四半期のランキング」 ([2024-07-11-1]) も参照.
4.3. 「#5091. khelf の沿革,活動実績,ミッションステートメント」 ([2023-04-05-1]): khelf HP,公式 X アカウント @khelf_keio,公式 Instagram アカウント @khelf_keio より情報を発信しています.
4.4. 「#5496. 『英語史新聞』第9号が発行されました」 ([2024-05-14-1]): 世界初の英語史を主題とする新聞の第9号です.
4.5. khelf イベント「英語史コンテンツ50+」が始まっており,まだ続いています: 今年4月10日より休日を除く毎日,英語史を専攻するゼミ生・院生から手軽に読める「英語史コンテンツ」がウェブ上にアップされてきます.上記だけでは足りないという方は,過年度の同企画もどうぞ.
4.6. もう1つの khelf イベント「#5568. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 ([2024-07-25-1]) もご参照ください.
4.7. 「いのほた言語学チャンネル」(旧「井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル」): 2022年2月26日より同専攻の井上逸兵先生(英語学・言語学)と一緒に週2回(水)と(日)の午後6時に動画を公開しています
5. 講義の進め方
5.1. 講義スライド,テキスト,リアクションペーパー提出課題,試験,評価について
5.2. 指定テキストは拙著『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』(研究社,2016年).本書のコンパニオン・サイトもあります.
5.3. 英語史の読書案内:「#5462. 英語史概説書等の書誌(2024年度版)」 ([2024-04-10-1]),「#4557. 「英語史への招待:入門書10選」」 ([2021-10-18-1]),heldio 「対談 英語史の入門書」
5.4. 過年度の「英語史」履修生の言葉: 「#5393. 2023年度,1年間の「英語史」の講義を終えて」 ([2024-02-01-1]),heldio 「#974. 1年間の「英語史」の講義を終えて --- 2023年度版」
6. 履修生よりライヴで寄せられた英語の素朴な疑問に即興で答える「千本ノック」
以上,スクーリングの1週間,そしてその後も,知的興奮に満ちた英語史ライフをお楽しみください! 関連して「#5463. 2024年度の「英語史」講義が始まります --- 慶應義塾大学文学部英米文学専攻の必修科目」 ([2024-04-11-1]) もどうぞ.
なぜ英語史を学ぶのか.迷ったら,まず「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」を.
昨日の記事「#5568. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 ([2024-07-25-1]) で紹介した Voicy heldio の公開生収録イベントは,khelf(慶應英語史フォーラム)が主催するイベントとなります.複数の出版社さんより協賛いただいています.
このイベントに向けて khelf の「hel活」 (helkatsu) が盛り上がってきています.以下,主立った活動を紹介します.
(1) khelf の公式サイトに新しいページやコンテンツが加わっています.
・ 「英語史ライヴ2024」特設ページがオープンしています.イベントに関する最新の情報は,こちらから得られます.
・ 「英語史コンテンツ50+」は終盤の終盤ですが,まだ継続しています.
(2) Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」への khelf メンバーの出演
・ 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します by khelf」(2024年6月22日)
・ 「#1130. 教えて khelf 会長! --- 新シリーズののろし」(2024年7月3日)
・ 「#1137. 教えて khelf 会長! --- Yes, this is! 問題を語る」(2024年7月10日)
・ 「#1143. 教えて khelf 会長! --- 言語学的センスを磨く方法は?」(2024年7月16日)
・ 「#1145. 重大告知 --- khelf 主催「英語史ライヴ2024」の出演者と協賛社の発表」(2024年7月18日)
・ 「#1146. khelf 広報班の活動紹介 --- なかの人たちの声」(2024年7月19日)
・ 「#1147. 日常の英語史・英語学 --- khelf 疋田くんの新シリーズ」(2024年7月20日)
・ 「#1152. 【速報】「英語史ライヴ2024」スポンサー,研究社との打合報告」(2024年7月25日)
・ 「#1153. 『英語語源辞典』を読むシリーズ (8) --- khelf 藤原くんと king の項を精読する」(2024年7月26日)
(3) khelf の公式 Instagram アカウント @khelf_keio からの発信活動
・ ゼミ長出演の英語史系ショート動画シリーズがスタート.第1弾と第2弾をどうぞ.
・ 「英語史ライヴ2024」に関する投稿.第1弾はこちらで,最新投稿はこちら.
・ 今後 khelf メンバーを紹介する投稿なども企画中.
(4) khelf の公式 X アカウント @khelf_keio からの発信活動
・ 1450フォロワーを擁し,日々の khelf 活動の広報塔として鋭意活動しています.最近のこちらの謎めいたポストは何を意味するのでしょうか!?
(5) khelf 発行の『英語史新聞』 (The HEL Herald)
・ 「英語史ライヴ2024」の当日,9月8日(日)に発行予定の第10号に向けて,編集作業が進行中です.
・ 号外も含めバックナンバー一覧はこちらのページからどうぞ.
このように khelf は夏休みの間も暑さに負けず旺盛なhel活を続けていきます.応援のほどよろしくお願いいたします!
Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のイベントのご案内です.2024年9月8日(日)に12時間連続の公開生収録の「英語史ライヴ2024」 (hellive2024) を都内某所で開催します! khelf(慶應英語史フォーラム)主催の,英語史に特化した大企画です.英語史系イベントとしては前代未聞の試みとなります.
学界の一線で活躍する研究者の先生方との対談を企画しているほか,「英語史クイズ」や人気シリーズ「はじめての古英語」なども予定しています.また,多くの出版社より協賛いただくことになっております.
当日は午前6時から午後6時まで,12時間の Voicy heldio 生配信をお届けします.公開生収録には,khelf メンバー,他大学の関係者の先生方や学生たちが立ち会います.
そのほか,Voicy heldio のプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa)(月額800円のサブスク)のリスナーさんにもご登録の上ご参加いただけます.詳しくは7月18日(木)の配信回「【英語史の輪 #160】「英語史ライヴ2024」への参加を正式に募集します(生配信)」をお聴きください.「英語史ライヴ2024」に参加するために helwa にお入りいただくことも歓迎いたします.
今から1ヶ月半ほど後のイベントですが,目下 khelf で鋭意準備中です.7月25日現在,「英語史ライヴ2024」に関して決まっていることを一覧します.
【メイン MCs】
・ 青木輝さん(khelf 会長,慶應義塾大学大学院生)
・ 藤原郁弥さん(慶應義塾大学大学院生)
・ 「まさにゃん」こと森田真登さん(武蔵野学院大学,元 khelf 会長)
・ 小河舜さん(上智大学)
・ 金田拓さん(帝京科学大学)
・ 堀田隆一(慶應義塾大学)
【対談予定の先生(五十音順)】
・ 秋元実治先生(青山学院大学名誉教授)
・ 家入葉子先生(京都大学)
・ 井上逸兵先生(慶應義塾大学)
・ 今村洋美先生(中部大学)
・ 田辺春美先生(成蹊大学)
・ 福元広二先生(法政大学)
・ 保坂道雄先生(日本大学)
・ 和田忍先生(駿河台大学)
【協賛出版社(五十音順)】
・ 朝倉書店
・ 開拓社
・ 研究社
・ 昭和堂
・ 大修館書店
・ 中央大学出版部
・ 白水社
・ 早川書房
・ ひつじ書房
【配信予定の番組】
・ 先生方との対談
・ 人気シリーズ「はじめての古英語」
・ 英語史クイズ
・ 『英語史新聞』第10号お披露目
・ 『英語語源辞典』読書会
・ 古英語LINEスタンプお披露目
今後の決定事項は随時 heldio の配信回や,khelf の公式 HP より「英語史ライヴ2024」特設ページにてお知らせしていきます.また,khelf の公式 X アカウント @khelf_keio,および khelf の公式 Instagram アカウント @khelf_keio からもイベント情報を発信していきます.日々ご注目ください.
とりわけ heldio では,頻繁に「英語史ライヴ2024」関連の告知配信をお届けしていく予定です.これまでの重要な告知回を挙げておきます.
・ 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します by khelf」(2024年6月22日)
・ 「#1145. 重大告知 --- khelf 主催「英語史ライヴ2024」の出演者と協賛社の発表」(2024年7月18日)
・ 「#1152. 【速報】「英語史ライヴ2024」スポンサー,研究社との打合報告」(2024年7月25日)
「英語史ライヴ2024」,準備段階からおおいに盛り上げていきたいと思います.応援をよろしくお願いいたします.
khelf(慶應英語史フォーラム)では『英語史新聞』を発行するなど,英語史を振興する「hel活」 (helkatsu) を様々に展開しています.
khelf という呼称は "Keio History of the English Language Forum" の頭字語 (acronym) で,私自身の造語なのですが,日本語発音では「ケルフ」,英語発音では /kɛlf/ となるのだろうと思います.khelf の <kh> の綴字連続が見慣れないという声が寄せられましたので,英語の綴字における 2重字 (digraph) について本記事で取り上げます.
<kh> は,英語においては決して頻度の高い文字の組み合わせではありませんが,khaki (カーキ色),khan (カーン,ハーン,汗),Khmer (クメール人),Khoisan (コイサン語族),Sikh (シク教徒)などに見られ,いずれの単語でも <kh> ≡ /k/ の対応関係を示します.ただし,すべて借用語や固有名であり,英語正書法に完全に同化しているかといえば怪しいところです.Carney (221) では,<kh> に言及しつつ astrakhan (アストラカン織), gymkhana (野外競技会), khaki, khan, khedive (エジプト副王)が挙げられています.
Carney (328) では,<h> を2文字目としてもつ,子音を表わす他の2重字とともに <kh> が扱われています.関連箇所を引用しましょう.
The clusters <ch>, <ph>, <sh>, <th>, <wh>, are treated as spelling units. So are the clusters <gh>, <kh>, <rh>, but there is a difference. In the first group, the <h> has the natural function of indicating the features 'voiceless and fricative' in representing [ʧ], [f], [ʃ], [ʍ]; <th> represents only 'fricative' for both voiceless [θ] and voiced [ð]. In the group <gh>, <kh>, <rh>, the <h> is empty and arbitrary; there is some marking, however: <rh> is §Greek, <kh> is exotic.
<kh> の <h> は音声的には動機づけのない黙字 (silent_letter) といってしかるべきだが,最後に触れられているとおり,その単語が "exotic" であることを標示する機能は有しているようだ.khelf もユニークで魅惑的という意味での "exotic" な活動を目指したい.
・ Carney, Edward. A Survey of English Spelling. Abingdon: Routledge, 1994.
上記の通り,本ブログの音声版・姉妹版ともいえる毎朝配信の Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」より,今年第2四半期にお届けしてきた配信回のなかからベスト10を決めるリスナー投票イベントを開催中です.投票会場は7月9日(火)23:59 までオープンしていますので,この機会に聴き逃した過去配信回などを聴取いただき,マイベストの10件をじっくり選んでいただければと思います.
各配信回へのアクセスは,音声コンテンツ一覧よりどうぞ.4月1日配信の「#1036. 月刊『ふらんす』で英語史の連載を始めています」 から6月30日配信の「#1127. 助動詞の英語史アレコレ」までの91回分が投票の対象となります.
今回のリスナー投票企画は,前々回の「2023年 heldio の推し配信回」および前回の「2024年第2四半期のベスト回」に続いての企画です.前回の結果は「#5466. リスナー投票による heldio 2024年第1四半期のランキング」でご報告していますので,ぜひご覧いただければ.
皆さん,今回も奮ってご投票ください.一昨日には投票を呼びかける「#1129. heldio 2024年第2四半期のベスト回を決めるリスナー投票(1人10票,7月9日まで投票受付)」を配信しました.なお,この配信回で事情を話していますが,#1113 は欠番回(幻の配信回!)となっています.
寺澤芳雄(編集主幹)『英語語源辞典』(研究社,1997年)の推し活を始めて11ヶ月ほどが経ちました.KDEE (= The Kenkyusha Dictionary of English Etymology) と略称される本辞典は日本の英語史研究の宝といってよい頼もしい存在です.本ブログでも kdee のタグのついた記事にて様々に取り上げてきました.
KDEE 推しにとって,とても嬉しいお知らせがあります.来たる6月19日に新装版が刊行されることになっているのです.研究社のサイトよりこちらのページをご覧ください.本体価格10,000円(+税)で現行版よりも値上がりしていますが,諸般の事情によるものと漏れ聞いています.それでも,この辞典がさらに普及していくために,今回の新装版刊行はおおいに歓迎すべき出来事だと思います.まだお持ちでない方は,ぜひ現行版あるいは新装版で入手され,英語史や英語語彙の学びに最大限に活用していただければ.
さて,前回の私の『英語語源辞典』推し活報告は,3ヶ月ほど前のことでした(cf. 「#5436. 私の『英語語源辞典』推し活履歴 --- 2024年3月15日版」 ([2024-03-15-1])).この3ヶ月の間にも推し活を続けてきましたので,前回の続きとして時系列で報告したいと思います.
・ 2024年3月15日 helwa のオンラインオフ会にて「『英語語源辞典』を漫然と読む/飲む」企画の第2回が開催される.
・ 2024年4月27日 朝日カルチャーセンター新宿教室にてシリーズ講座「語源辞典でたどる英語史」の開講がスタートする.1年かけて全12回の講座を毎月指定土曜日に開催予定.初回は「英語語源辞典を楽しむ」.本シリーズ講座では KDEE 以外の英語語源辞典も参照するがメインは KDEE.なお,2018年にも『英語語源辞典』に注目しつつ朝カルで英語語源講座を開いたことがある(cf. 「#3381. 講座「歴史から学ぶ英単語の語源」」 ([2018-07-30-1])).
・ 2024年5月14日 heldio/helwa リスナーの lacolaco さんによる note 上の「英語語源辞典通読ノート」にて,A の項目が踏破された旨が報告される.偉業.
・ 2024年5月18日 朝カルのシリーズ講座「語源辞典でたどる英語史」の第2回「英語語彙の歴史を概観する」が開講される.
・ 2024年6月6日 heldio にて「#1101. 『英語語源辞典』凡例読みシリーズ with 藤原郁弥さん&青木輝さん」が配信される.
・ 2024年6月8日 朝カルのシリーズ講座「語源辞典でたどる英語史」の第3回「英単語と「グリムの法則」」が開講される.
皆さんも,どのような形であれ,ぜひ KDEE 推し活にご参加いただければ!
・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』 研究社,1997年.
先週末,Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」にて,標記の趣旨で2回の配信回を公開しました.「#1096. あなたの推し前置詞を教えてください with 小河舜さん&まさにゃん」と「#1097. あなたの推し前置詞を教えてください with khelf 青木輝さん&藤原郁弥さん」です.英語史を研究する4人に好きな前置詞とその理由を尋ねるという,それだけの回だったのですが,多くのリスナーの皆さんからコメントをいただくとともに,各リスナーからも独自の推し前置詞を挙げていただきました.
実はこの企画そのものはプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) で先に実施していたものだったのですが,盛り上がったので heldio でも実施してみた次第です.先の企画は5月のサブスクの有料配信回にてお届けしています(【英語史の輪 #135】あなたの「推しの前置詞」は何ですか?(無茶振り大会)」および「【英語史の輪 #136】「推し前置詞」回の振り返り」).
もっといえば,私の大学の授業内でも同じ質問を学生に問いかけており,この1--2週間ほどは「推し前置詞」の話題で私自身が盛り上がっていたのでした.滅多にお目にかからない前置詞もあり,卑近だけれども用法が多いので気になる前置詞もあり,皆さんがそれぞれ思い思いに選んでくれました.
結果として,様々な推し前置詞とその理由が集まってきました.まだまだ収集したいと思いますので,ぜひ本ブログをお読みの皆さんには「#1096. あなたの推し前置詞を教えてください with 小河舜さん&まさにゃん」等のコメント欄でリスナーさんの回答サンプルを読んでいただいた上で,同じそちらのコメント欄に,ご自身の推し前置詞とその理由を書き込んでいただければと思います.
参考までに「#947. 現代英語の前置詞一覧」 ([2011-11-30-1]) を訪問いただければ,英語の前置詞には少なくとも194個ほどがあることが分かると思います.この中から,コレだと思ったものを選び,コメントにお寄せ願います.
一昨日の5月12日,khelf(慶應英語史フォーラム)発行の『英語史新聞』第9号がウェブ上で公開されました.こちらよりPDFで自由に閲覧・ダウンロードできます.
khelf では,2022年4月1日の創刊号の発行以来,おおよそ3ヶ月に1度のペースで最新号を発行してきました.今年度で3年目に入りますが,編集委員会一同,順調に号を重ねてくることができました.継続的にお読みいただき応援いただいている皆さんのおかげです.ありがとうございます.
第9号の記事のラインナップは以下の通りです.
・ 息づかいの風景(第1面)
・ 天候の it ってなんだ?(第1面)
・ nearer は「より近くに」!? ~analysis と analogy から考える,言語変化の担い手~(第2面)
・ 英語史ラウンジ by khelf 「第3回 小河舜先生(Part 2)」(第3面)
・ 英語史コンテンツ50+ -2024- が始まっています! ~過去の人気コンテンツ紹介~(第4面)
今号の執筆陣は,学部4年生から大学院博士課程の学生まで,さらに通信教育課程の卒業生も含めて,皆で協力して作りました.ですので,いずれも目玉記事です.一文字一文字に注意を払いつつ丁寧に作りましたので,ぜひ時間をかけてゆっくりとご堪能いただければ幸いです.
もし学校の授業などの公的な機会(あるいは,その他の準ずる機会)にお使いの場合には,ぜひこちらのフォームを通じてご一報くださいますと khelf の活動実績の把握につながるほか,『英語史新聞』編集委員の励みともなります.ご協力のほどよろしくお願いいたします.ご入力いただいた学校名・個人名などの情報につきましては,khelf の実績把握の目的のみに限り,記入者の許可なく一般に公開するなどの行為は一切行なわない旨,ここに明記いたします.フォームへの入力を通じ,khelf による「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)への賛同をいただけますと幸いです.
最後に『英語史新聞』のバックナンバー(号外を含む)も紹介しておきます.こちらも合わせてご一読ください(khelf HP のこちらのページにもバックナンバー一覧があります).
・ 『英語史新聞』第1号(創刊号)(2022年4月1日)
・ 『英語史新聞』号外第1号(2022年4月10日)
・ 『英語史新聞』第2号(2022年7月11日)
・ 『英語史新聞』号外第2号(2022年7月18日)
・ 『英語史新聞』第3号(2022年10月3日)
・ 『英語史新聞』第4号(2023年1月11日)
・ 『英語史新聞』第5号(2023年4月10日)
・ 『英語史新聞』第6号(2023年8月14日)
・ 『英語史新聞』第7号(2023年10月30日)
・ 『英語史新聞』第8号(2023年3月4日)
(以下,後記:2024/05/16(Thu))-->
木曜日の記事「#5484. heldio/helwa リスナーの皆さんの「hel活」をご紹介」 ([2024-05-02-1]) でお知らせした通り,英語史の学びを推す方々による「hel活」 (helkatsu) が徐々に勢いを増し,広がってきています.
このタイミングで,プロの英語史研究者がhel活をグイグイ引っ張っていくようなことになれば,大きな効果が期待されます.そのような研究者のお一方が,hellog で火曜日に紹介した「#5482. 「世界の英語 その多様性と拡大の歴史」 --- 寺澤盾先生のオンライン講座のご案内」 ([2024-04-30-1]) の寺澤盾先生(青山学院大学教授,東京大学名誉教授)であり,水曜日に「#5483. 英語史研究者,矢冨弘さんをお招きしての<言語学バル>」 ([2024-05-01-1]) でご紹介した矢冨弘先生(熊本学園大学)です.
今週は,さらにもう1人の英語史研究者がhel活に本腰を入れてきました.khelf や heldio の活動でもすでに久しくお世話になっている菊地翔太先生(専修大学)です.初期近代英語期の文法を中心とし,英語史を幅広くカバーする研究者です.こちらの note 上で発信を開始されました.まずは菊地先生による自己紹介をお読みいただければ.
菊地先生といえば,khelf(慶應英語史フォーラム)の発行する『英語史新聞』の第4号と第5号の「英語史ラウンジ」にて,インタビュー記事を公開しました.また,同インタビューの完全版は khelf HP のこちらのページでお読みいただけます.
また,heldio/helwa リスナーの Grace さんによる note 記事より「~heldioガイド~【K-2】菊地翔太先生」でも,菊地先生がフィーチャーされています.
菊地先生には khelf とともに「helフェス」 (helfest) を開催していただいたり,Voicy heldio/helwa でもお世話になっています.以下に,heldio/helwa の関連配信回を列挙してみます.
・ 「#515. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック(矢冨弘&堀田隆一) 第2弾」
・ 「#550. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック(矢冨弘&菊地翔太&堀田隆一) 第3弾」
・ 「#603. 菊地翔太先生ご提案の通時的パラダイムがズルい件について」
・ 「#747. 金曜夜のコトバ対談(生放送) --- 「khelf 声の祭典」第1弾」
・ 「【英語史の輪 #5】金曜夜のコトバ対談(生放送)の2次会」
・ 「#780. なぜ英語史研究者はその時代を選んだのか? --- 福元広二先生と菊地翔太先生との鼎談」
・ 「#967. 菊地翔太ゼミでの「英語史コンテンツマラソン」企画,ありがとう!」
・ 「#1010. 英語史クイズ in hel フェス(生放送のアーカイヴ)」
・ 「#642. heldio 初の「英語史クイズ」」
菊地先生,hel活の盛り上げありがとうございます! そして,これからもよろしくお願いします!
木曜日の記事「#5484. heldio/helwa リスナーの皆さんの「hel活」をご紹介」 ([2024-05-02-1]) でお知らせした通り,英語史の学びを推す方々による「hel活」 (helkatsu) が徐々に勢いを増し,広がってきています.
このタイミングで,プロの英語史研究者がhel活をグイグイ引っ張っていくようなことになれば,大きな効果が期待されます.そのような研究者のお一方が,hellog で火曜日に紹介した「#5482. 「世界の英語 その多様性と拡大の歴史」 --- 寺澤盾先生のオンライン講座のご案内」 ([2024-04-30-1]) の寺澤盾先生(青山学院大学教授,東京大学名誉教授)であり,水曜日に「#5483. 英語史研究者,矢冨弘さんをお招きしての<言語学バル>」 ([2024-05-01-1]) でご紹介した矢冨弘先生(熊本学園大学)です.
今週は,さらにもう1人の英語史研究者がhel活に本腰を入れてきました.khelf や heldio の活動でもすでに久しくお世話になっている菊地翔太先生(専修大学)です.初期近代英語期の文法を中心とし,英語史を幅広くカバーする研究者です.こちらの note 上で発信を開始されました.まずは菊地先生による自己紹介をお読みいただければ.
菊地先生といえば,khelf(慶應英語史フォーラム)の発行する『英語史新聞』の第4号と第5号の「英語史ラウンジ」にて,インタビュー記事を公開しました.また,同インタビューの完全版は khelf HP のこちらのページでお読みいただけます.
また,heldio/helwa リスナーの Grace さんによる note 記事より「~heldioガイド~【K-2】菊地翔太先生」でも,菊地先生がフィーチャーされています.
菊地先生には khelf とともに「helフェス」 (helfest) を開催していただいたり,Voicy heldio/helwa でもお世話になっています.以下に,heldio/helwa の関連配信回を列挙してみます.
・ 「#515. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック(矢冨弘&堀田隆一) 第2弾」
・ 「#550. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック(矢冨弘&菊地翔太&堀田隆一) 第3弾」
・ 「#603. 菊地翔太先生ご提案の通時的パラダイムがズルい件について」
・ 「#747. 金曜夜のコトバ対談(生放送) --- 「khelf 声の祭典」第1弾」
・ 「【英語史の輪 #5】金曜夜のコトバ対談(生放送)の2次会」
・ 「#780. なぜ英語史研究者はその時代を選んだのか? --- 福元広二先生と菊地翔太先生との鼎談」
・ 「#967. 菊地翔太ゼミでの「英語史コンテンツマラソン」企画,ありがとう!」
・ 「#1010. 英語史クイズ in hel フェス(生放送のアーカイヴ)」
・ 「#642. heldio 初の「英語史クイズ」」
菊地先生,hel活の盛り上げありがとうございます! そして,これからもよろしくお願いします!
先日公開された「いのほた言語学チャンネル」(旧「井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル」)の最新回は,「綴字と発音の乖離」 (spelling_pronunciation_gap) をめぐる素朴な疑問を取り上げています.「#227. Who の発音はなぜへんなのか? --- 点々と h とアクセント記号は同じ役割?」です.
この話題を取り上げるきっかけとなったのは,2ヶ月ほど前に khelf(慶應英語史フォーラム)より発行された『英語史新聞』第8号の第4面内で示した「変なアルファベット表」です.
「変なアルファベット表」の作成企画については,「#5434. 「変なアルファベット表」完成」 ([2024-03-13-1]) で取りまとめた通りですが,そのなかで <w> で始まる単語として注目されたのが who でした.なぜこの綴字で /huː/ と読むのでしょうか.語頭の子音字連続で /h/ に対応するのも妙ですし,母音字の /uː/ の対応も気になります.
動画では問題の表面をなでるほどで説明が終わってしまいましたが,関連する論点や問題はたくさんあります.以下に関連する議論へのリンクを張っておきますので,ご関心のある方はぜひ理解を深めてみてください.
[ hellog ]
・ 「#1783. whole の <w>」 ([2014-03-15-1])
・ 「#1795. 方言に生き残る wh の発音」 ([2014-03-27-1])
・ 「#2423. digraph の問題 (1)」 ([2015-12-15-1])
・ 「#2424. digraph の問題 (2)」 ([2015-12-16-1])
・ 「#3630. なぜ who はこの綴字でこの発音なのか?」 ([2019-04-05-1])
・ 「#3938. 語頭における母音の前の h ばかりが問題視され,子音の前の h は問題にもされなかった」 ([2020-02-07-1])
[ heldio ]
・ heldio 「#75. what は「ワット」か「ホワット」か?」
・ heldio 「#253. なぜ who はこの綴字で「フー」と読むのか?」
本ブログの姉妹版・音声版と位置づけている Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」では,リスナーの皆さんに,英語史をお茶の間に広げる活動「hel活」 (helkatsu) へのご協力を呼びかけています.昨今,とりわけ新年度に入ってからは,私自身のhel活を応援していただくにとどまらず,リスナーさん自身が独自のhel活を展開するという動きが出てきまして,嬉しいやら驚くやら.
3週間ほど前に hellog 「#5461. この4月,皆さんの「hel活」がスゴいことになっています」 ([2024-04-09-1]) および heldio 「#1044. リスナーさんの著しいhel活をご紹介」で取り上げましたが,5月になりましたので,その後の展開も含め改めてご紹介します.いずれのリスナーさんも,主に note 上でhel活を発信されています.ぜひ各々をフォローしていただければ.
[ Grace さん ]
・ note 「Voicy で英語の語源が身につくラジオ (heldio) を聴き,言葉についてあれこれ考えることを日課としています」にて強力なhel活を展開しています.A の記事から始め,アルファベットの各文字と関連付けた記事を執筆されています.
・ 「「英語史」をインストールして日常に彩りを加えよう!」
・ 「~heldioガイド~【A】秋元実治先生」
・ 「~heldioガイド~【B】Baugh and Cable 読書会」
・ 「~heldioガイド~【C】コメント欄,コメント返し」
・ 「~heldioガイド~【D】dictionary のお話し」
・ 「~heldioガイド~【E】英語史新聞,英語史コンテンツ」
・ 「~heldioガイド~【F】福元広二先生」
・ 「~heldioガイド~【G】五所万実先生」
・ 「~heldioガイド~【H】hel活」
・ 「~heldioガイド~【I】家入葉子先生」
・ 「~heldioガイド~【J】Jun Terasawa(寺澤盾)先生」
・ 「~heldioガイド~【K-1】唐澤一友先生」
・ 「~heldioガイド~【K-2】菊地翔太先生」
・ 「~heldioガイド~【L】リスナーコミュニティ」
[ lacolaco さん ]
・ note 「英語語源辞典通読ノート」.『英語語源辞典』を A から読み,おもしろい項目のみを抜き出してコメントしていくという,たいへん勉強になるシリーズ記事です.
・ 「英語語源辞典通読ノート A (advance-afraid)」
・ 「英語語源辞典通読ノート A (age-aisle)」
<間にたくさんあるので中略>
・ 「英語語源辞典通読ノート A (arm-artificial)」
・ 「英語語源辞典通読ノート A (as-assemble)」
[ り~みん さん ]
・ note 「工学と言語学との狭間にハマってみた」を始められています.とりわけ「英語の語源で身につく技術用語」シリーズに要注目.
・ 「Authencication vs. Authorization」
・ 「Binding, Assignment & Substitution」
・ 「Certificate vs. Credentials」
[ Lilimi さん ]
・ 4月半ばよりこちらの note にてhel活を始められています.
・ 「古英語を音読しよう~helwa 合宿 in 長崎」
・ 「helwa 合宿 in 長崎~自己紹介」
・ 「helwa 合宿 in 長崎~研究発表「変な音素配列たち」」
・ 「helwa 合宿 in 長崎 プロローグ」
・ 「helwa 合宿 in 長崎 第1章 午前の部 umisio さんの研究発表」
・ 「helwa 合宿 in 長崎 第2章 自己紹介」
・ 「helwa 合宿 in 長崎 第3章 お昼休みと付近散策」
・ 「helwa 合宿 in 長崎 第4章 Lilimi の研究発表」
・ 「helwa 合宿 in 長崎 第5章 思いつきから生まれた大ヒット企画「マイ盲点」
[ umisio さん ]
・ note 「heldio の風に乗って」.主に heldio を聴いて気づいたことをメモやコラムにして投稿されています.手書きのノートも写真で公開されています.
・ 「清書版 helwa オフ会 in 長崎 リスナー研究発表「古英語期における fresh の意味が「塩気のない」だったのはなぜ?」」
・ 「英語史の輪 #120「umisio による fresh の語源研究発表長崎オフ会/helwa 合宿より生放送」のまとめ」
・ 「コトバのマイ盲点シリーズ~それは長崎オフ会からはじまった~ #1049 関連」
・ 「オーディエンスデザインとは? heldio #1062 with 3Ms 特に北澤茉奈さん その1」
・ その他の記事も多数あり
ほかにも多くのリスナーの皆さんに,SNSやその他の媒体でhel活にご協力いただいています.たいへん嬉しいことです.ぜひその他の方々も,「#hel活」のハッシュタグをご活用いただくなどして,hel活へのご協力をお願い致します!
上記のリスナーさんは,プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) のメンバーでもあります.毎週火・木・土の午後6時に追加的に配信している月次サブスクのチャンネルですが,今晩より5月の回がスタートします.初月無料の試聴サービスもありますので,ご関心のある方は,そちらもご利用いただきつつ,ぜひ英語史仲間,hel活仲間になっていただければ.明日以降,heldio/helwa でおもしろいシリーズが配信されることになるかと思いますので,この機会に helwa へお入りください!
先日4月28日(日)に公開された「いのほた言語学チャンネル」(旧「井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル」)の新作動画は,ゲストをお招きしての<言語学バル>でした.「#226. 英語学界のホープ・矢冨弘さん(熊本学園大学)の英語史研究への入り口は? --- 堀田との出会い」です.
動画でも話題となっていますが,矢冨弘さんと私にはいろいろな接点があります.時期は異なりますが,ともにグラスゴー大学に留学し,ともに Jeremy J. Smith 先生に師事しました.注目する英語史上の時代は異なりますが,テーマや方法論については共通の関心をもち,私は常に刺激をいただいています.
hellog, heldio, khelf 活動などでもお世話になっています.矢冨さんの関連する代表的なコンテンツを以下に挙げてみたいと思います.
[ hellog ]
・ 「#5455. 矢冨弘先生との heldio トークと「日英の口の可動域」」 ([2024-04-03-1])
[ heldio ]
・ 「#311. 矢冨弘先生との対談 グラスゴー大学話しを1つ」
・ 「#479. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック(矢冨弘&堀田隆一) --- Part 14」
・ 「#515. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック(矢冨弘&堀田隆一) 第2弾」
・ 「#550. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック(矢冨弘&菊地翔太&堀田隆一) 第3弾」
・ 「#699. 4月28日に「英語に関する素朴な疑問千本ノック(矢冨&堀田&まさにゃん)」を生放送でお届けしました」
・ 「#799. 「名前プロジェクト」立ち上げ記念収録 with 小河舜さん,矢冨弘さん,五所万実さん」
・ 「#926. 名付ける際はここがポイント【名前プロジェクト企画 #2】(12月11日(月)生放送のアーカイヴ)」
・ 「#1034. 「名前と英語史」 4人で生放送 【名前プロジェクト企画 #3】」
・ 「#1038. do から提起する新しい英語史 --- Ya-DO-me 先生(矢冨弘先生)教えて!」
・ 「#1039. 英語発音は日本語よりも「口の可動域」が広い! 矢冨弘先生のブログ記事より」
[ khelf 関連 ]
・ 『英語史新聞』第6号(2023年8月14日)の「英語史ラウンジ」で矢冨さんに注目 (1)
・ 『英語史新聞』第7号(2023年10月30日)の「英語史ラウンジ」で矢冨さんに注目 (1)
その他,矢冨さんはご自身のブログも運営されています.旺盛に hel活 (helkatsu) を展開されている英語史研究者として目が離せません.
YouTube での矢冨さんとの<言語学バル>シリーズは全4回の予定です.今晩6時に配信される第2回もお楽しみに!
「#5460. heldio 2024年第1四半期のベスト回を決めるリスナー投票 --- 4月11日までオープン」 ([2024-04-08-1]) でご案内したとおり,4月5日(金)から11日(木)まで,今年第1四半期におけるベスト配信回を決めるリスナー投票(1人10票まで)を開催しました.「hel活」 (helkatsu) の一環としてのイベントでした.投票いただいた方々には,ご協力に感謝申し上げます.ありがとうございました.
投票結果をまとめましたので,本記事にて報告いたします.上位9位までの計14回分を掲載しています.詳しくは Slido での投票結果をご覧ください.
1. 「#1030. 「はじめての古英語」生放送 with 小河舜さん&まさにゃん --- Bede を読む」 (58%)
2. 「#950. アングル人 (Angles) は天使 (angels) か? --- 教皇グレゴリウス1世のダジャレで始まったイングランドのキリスト教」 (35%)
2. 「#977. 『英語語源辞典』を読むシリーズ (7) --- khelf 藤原くんと同音異義語 bank の項を精読する」 (35%)
4. 「#945. なぜ言語は変化するのか?」 (27%)
4. 「#968. マジック e の起源 --- name, five, cute の語末の <e> は何?」 (27%)
4. 「#991. while の文法化」 (27%)
4. 「#1011. 「変なアルファベット表」の完成と公開 with 寺澤志帆さん」 (27%)
4. 「#1022. トートロジー --- khelf 会長,青木くんの研究テーマ」 (27%)
9. 「#956. 非人称構文とは?」 (23%)
9. 「#983. B&Cの第42節「文法性」の対談精読実況生中継 with 金田拓さんと小河舜さん」 (23%)
9. 「#1026. なぜ now と know は発音が違うの?」 (23%)
9. 「#1027. 通時的変化と共時的変異 --- 言語変化を考える際の2つの軸」 (23%)
9. 「#1031. 英語は数量を表わすのに属格を好む? --- 前置詞 of を理解するために」 (23%)
9. 「#1032. なぜ subject が「主語」? --- 「ゆる言語学ラジオ」からのインスピレーション」 (23%)
第1位は「はじめての古英語」シリーズでした! このシリーズは小河舜先生(上智大学)および「まさにゃん」こと森田真登先生(武蔵野学院大学)とともに3人でお届けしている,真面目オモシロの古英語入門で,昨年1年のリスナー投票でも第1位に輝いています(cf. 「#5363. 2023年のリスナー投票による heldio の推し配信回ベスト10が決定!」 ([2024-01-02-1])).シリーズの更新は鈍めなのですが,今回の皆さんからの支持は,継続のためにお尻をたたいていただいているものと理解しました.何とか近日中にシリーズ続編をお届けしたいと思います.
第2位は古英語のダジャレ回.リスナーさんにはダジャレ好きの方が多いので,その界隈にウケたものと想像されます.同率2位を勝ち取ったのは,研究社の『英語語源辞典』を khelf の藤原郁弥さんとともに精読していくシリーズの1回.このシリーズも回を重ね,ご愛聴いただいています.
この後,同率4位が5本,同率9位が6本と続きます.素朴な疑問あり,英語史用語の解説あり,Baugh and Cable の対談精読実況生中継ありと様々です.
今回のランキングをきっかけに,まだお聴きでない回がありましたら,ぜひ聴取いただければと思います.
以上,投票結果報告でした.
khelf(慶應英語史フォーラム)では,学びの意欲が高まる毎年度始まりに,様々なお祭りイベントを企画しています.その第1弾が,一昨日4月10日にスタートした「英語史コンテンツ50+」です.現役の大学院生と学部生を中心とする khelf メンバーの各々が,休日を除く毎日,順次1つずつ英語史に関するコンテンツを khelf HP 上に公開していくというイベントです.駅伝式のバトンリレーなので途中で息切れしてしまう可能性が常にあり,企画運営側としてはハラハラなのですが,何とかつないでいきたいと思います.
2021年度に始まった季節イベントで今年度で4年目となりますが,今年度はコンテンツ提供者が khelf 外にも広がっていきます.バトンリレーの後半戦での掲載になると思いますが,khelf 外の大学(院)生も英語史コンテンツを貢献してくれることになっています.これにより最終的には50件以上のコンテンツが公開となる見込みです.したがって「英語史コンテンツ50+」とタイトルの終わりに「+」がついています.
2024年度の「英語史コンテンツ50+」のトップバッターは,khelf 会長の青木輝さんです.続いて khelf シニアメンバーの大学院生が続いています.本日までに公開されている最初の4本のコンテンツへリンクを張ります.
・ 「#1. "A" History of the English Language」(4月10日, 青木輝さん(慶應義塾大学大学院生)によるコンテンツ)
・ 「#2. 欲しいもの,買えますか?」(4月11日, 慶應義塾大学大学院生によるコンテンツ)
・ 「#3. ある地図から考える言語についてのあれこれ」(4月12日, 高山真梨子さん(慶應義塾大学大学院生)によるコンテンツ)
・ 「#4. iPhoneはスマホになるか?」(4月13日, 慶應義塾大学大学院生によるコンテンツ)
こちら4本を含め今後公開されてくるコンテンツも,新年度に英語史に初めて触れる読者を意識した導入的な話題が多くなってくると思います.英語史コンテンツはいずれも気軽に読める短いエッセイで,「英語史」を日常化するための素材としても最適です.hellog や heldio とともに「英語史コンテンツ50+」を訪問することを,ぜひ日々の習慣にしていただければ幸いです.日々のコンテンツ公開情報は khelf の公式ツイッターアカウント @khelf_keio からもお知らせしていきます.ぜひフォローいただき,リマインダーとしてご利用ください.
前述の通り,本イベントの実施は,今回で4年目となります.第1回は「英語史導入企画2021」として49本のコンテンツが,第2回は「英語史コンテンツ50 (2022)」として59本のコンテンツが,第3回は「英語史コンテンツ50 (2023)」として50本のコンテンツが公開されてきました.アーカイヴとしていつでも閲覧・ダウンロード可能ですので,英語史成分の摂取がまだ足りないという方は,そちらもご覧ください.また,以下の記事では過年度のベスト10コンテンツを紹介しています.
・ 2021年度のベスト10:「#4726. 昨年度のコンテンツ企画のベスト10」 ([2022-04-05-1])
・ 2022年度のベスト10:「#5102. 2022年度の英語史コンテンツのベスト10 --- 昨年度の振り返り」 ([2023-04-16-1])
・ 2023年度のベスト10:「#5447. 2023年度の英語史コンテンツ企画のベスト10 --- 昨年度の振り返り」 ([2024-03-26-1])
学生による英語史活動の一環としてのイベントですので温かく見守っていただければ幸いです.学びの応援のほど,どうぞよろしくお願いいたします.
「英語史コンテンツ50+」の企画については,先日の heldio でもご紹介しました.音声で聴きたいという方は,ぜひ「#1047. khelf 企画「英語史コンテンツ50+」が今年度もスタート」もどうぞ.
1年のなか最も力強く学びの意欲が湧き出す4月.私の周囲でも英語史の学びを奨励する「hel活」 (helkatsu) が著しくなってきています.皆さんには,ご自身で驚くほどの精力でhel活を推進していただいている,あるいは他の方々のhel活に側面から支援していただいています.
今回は,3ヶ月ほど前に「#5373. Voicy heldio を通じて「hel活」仲間が増えてきました」 ([2024-01-12-1]) としてすでにご紹介している方々も含め,パワーアップしたhel活支援者のラインナップの抜粋を示します.
・ khelf(慶應英語史フォーラム)のメンバー:私の身近なところでは最大の「hel活」推進団体です.『英語史新聞』を季刊で発行しています.HP での広報のほか,X(旧ツイッター)アカウント @khelf_keio からも日々元気にhel活中.
・ heldio/helwa のリスナーの皆さん:日々の配信回へのコメント,SNS を通じての広報,企画回や生放送への参加,その他のhel活でお世話になっています.とりわけ最近注目すべき note 上での活動をご紹介します.
- リスナー umisio さんの note 「heldio の風に乗って」.heldio を聴いて気づいたことをコラムや論文にして投稿されています.
- リスナー lacolaco さんの note 「英語語源辞典通読ノート」.『英語語源辞典』を A から読み,おもしろい項目のみを抜き出してコメントしていくという,たいへん勉強になるシリーズ記事です.
- リスナー Grace さんの note 「Voicy で英語の語源が身につくラジオ (heldio) を聴き,言葉についてあれこれ考えることを日課としています」.強力な heldio 推し活が展開されています.
- リスナー り~みん さんの note 「工学と言語学との狭間にハマってみた」.heldio を推していただいています.
- ほかには「#5459. 「はじめての古英語」シリーズのオマケとしての古英語音読投稿企画が続いています」 ([2024-04-07-1]) で触れたリスナーさんも.
・ heldio/helwa 対談出演者の研究者や学生の皆さんにもお世話になっています.特に最近ご出演いただいた方々を中心にまとめてみます.
- 菊地翔太先生(専修大学)の HP
- 矢冨弘先生(熊本学園大学)の HP
- 小河舜先生(上智大学)の HP
- 「まさにゃん」こと森田真登先生(武蔵野学院大学)の HP
・ そしてもちろん本ブログを毎日お読みいただいている皆さんにも感謝いたします.私の公式 X アカウント @chariderryu からも情報を発信していますので,ぜひフォローをお願い致します.
hel活に,この4月という絶好のタイミングを利用しない手はありません.hel活のますますの盛り上がりに期待しています.皆さん,どんな形でもけっこうですので,ぜひhel活にご参加いただければと思います.SNS などではぜひ「#hel活」のハッシュタグをご活用ください.私からも,見つけられる限り反応していきたいと思います.
ちなみに今朝の heldio 「#1044. リスナーさんの著しいhel活をご紹介」でも同じ話題をお届けしています.
heldio 2024年第1四半期のベスト回を決めるリスナー投票を,2024年4月5日(金)より4月11日(木) 23:59 までこちらの投票コーナーにて受け付けています(あるいは以下のQRコードよりどうぞ).ぜひ皆さんのマイベスト10を選んでいただければ幸いです.
上記の通り,本ブログの音声版・姉妹版ともいえる毎朝配信の Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」の,今年第1四半期におけるベスト配信回を決めるリスナー投票イベントを開催中です.投票会場は4月11日(木)23:59 までオープンしていますので,この機会に聴き逃した過去配信回などをお聴きいただき,マイベストの10件をじっくり選んでいただければ.各配信回へのアクセスは,音声コンテンツ一覧よりどうぞ.1月1日配信の「#945. なぜ言語は変化するのか?」から3月31日配信の「#1035. コメント返し 2024/03/31(Sun)」までの91回分が投票の対象となります.
今回のリスナー投票企画は,前回の「2023年 heldio の推し配信回」を決める投票に続いての企画です.前回は昨年中のほぼすべての配信回を対象にしたので選ぶのが大変ではありましたが,おかげさまで多くの方々に投票いただきました.その結果は「#5363. 2023年のリスナー投票による heldio の推し配信回ベスト10が決定!」でご報告していますので,ぜひご覧いただければ.
皆さんにおかれましては,今回も奮ってご投票ください.一昨日には投票を呼びかける「#1040. heldio 2024年第1四半期のベスト回を決めるリスナー投票(1人10票,4月11日まで投票受付)も配信しています.
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