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heldio - hellog〜英語史ブログ

最終更新時間: 2025-03-27 07:16

2024-10-02 Wed

#5637. heldio 2024年第3四半期のベスト回を決めるリスナー投票 --- 10月8日までオープン [voicy][heldio][notice][link][ranking][hellive2024]

 本ブログの音声版・姉妹版ともいえる毎朝配信の Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」より,今年第3四半期にお届けしてきた配信回のなかからベスト回を決めるリスナー投票イベントを開催中です.1人10票まで投票できます.投票会場は10月8日(火)23:59 までオープンしていますので,この機会に聴き逃した過去配信回などを聴取いただき,マイベストの10件をじっくり選んでいただければと思います.
 各配信回へのアクセスは,音声コンテンツ一覧よりどうぞ.7月1日配信の「#1128. コメント返し 2024/07/01(Mon)」 から9月30日配信の「#1219. 「はじめての古英語」第10弾 with 小河舜さん&まさにゃん --- 「英語史ライヴ2024」より」までの92回分が投票の対象となります.
 過去のリスナー投票企画については,ranking の記事をご覧ください.
 昨日,同じ投票を呼びかける「#1220. heldio 2024年第3四半期のベスト回を決めるリスナー投票 --- 10月8日までオープン」を配信しました.皆さん,奮ってご投票ください.



Referrer (Inside): [2024-10-10-1]

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2024-09-26 Thu

#5631. 朝カルシリーズ講座の第3回「英単語と「グリムの法則」」をマインドマップ化してみました [asacul][grimms_law][mindmap][notice][kdee][etymology][hel_education][vocabulary][heldio][link]

 「#5625. 朝カルシリーズ講座の第1回「英語語源辞典を楽しむ」をマインドマップ化してみました」 ([2024-09-20-1]) と「#5629. 朝カルシリーズ講座の第2回「英語語彙の歴史を概観する」をマインドマップ化してみました」 ([2024-09-24-1]) に続き,6月8日に開講したシリーズ第3回「英単語と「グリムの法則」」のマインドマップを markmap により作成しました(画像としてはこちらからどうぞ).受講された方は復習に,そうでない方も英語史上名高いグリムの法則 (grimms_law) を学んでいただければ.



 シリーズ第3回「英単語と「グリムの法則」」については hellog と heldio の過去回で取り上げているので,ご参照ください.

 ・ hellog 「#5511. 6月8日(土)の朝カル新シリーズ講座第3回「英単語と「グリムの法則」」のご案内」 ([2024-05-29-1])
 ・ heldio 「#1095. 6月8日(土),朝カルのシリーズ講座第3回「英単語と「グリムの法則」」が開講されます」

 次回の朝カル講座は明後日9月28日(土)17:30--19:00に「第6回 英語,ヴァイキングの言語と交わる」と題して開講します.いつものとおり,対面・オンラインのハイブリッド形式(見逃し配信あり)です.予告編として「#5619. 9月28日(土)の朝カル新シリーズ講座第6回「英語,ヴァイキングの言語と交わる」のご案内」 ([2024-09-14-1]) をご覧いただければ.本講座に関心のある方は,ぜひ朝日カルチャーセンター新宿教室の「語源辞典でたどる英語史」のページよりお申し込みください.

 ・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.

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2024-09-24 Tue

#5629. 朝カルシリーズ講座の第2回「英語語彙の歴史を概観する」をマインドマップ化してみました [asacul][mindmap][notice][kdee][etymology][hel_education][lexicology][vocabulary][heldio][link]

 「#5625. 朝カルシリーズ講座の第1回「英語語源辞典を楽しむ」をマインドマップ化してみました」 ([2024-09-20-1]) に続き,5月18日に開講したシリーズ第2回「英語語彙の歴史を概観する」のマインドマップを markmap により作成しました(画像としてはこちらからどうぞ).



 このシリーズ第2回については hellog と heldio の過去回で取り上げているので,ご参照ください.

 ・ hellog 「#5486. 5月18日(土)の朝カル新シリーズ講座第2回「英語語彙の歴史を概観する」のご案内」 ([2024-05-04-1])
 ・ heldio 「#1079. 土曜日,朝カル新シリーズ講座第2回「英語語彙の歴史を概観する」が開講されます」

 次回の朝カル講座は今週末の9月28日(土)17:30--19:00に,対面・オンラインのハイブリッド形式(見逃し配信あり)で開講されます.「英語,ヴァイキングの言語と交わる」と題し,英語史上もっともエキサイティングな言語接触に迫ります.予告編として「#5619. 9月28日(土)の朝カル新シリーズ講座第6回「英語,ヴァイキングの言語と交わる」のご案内」 ([2024-09-14-1]) をご覧ください.本講座に関心のある方は,ぜひ朝日カルチャーセンター新宿教室の「語源辞典でたどる英語史」のページよりお申し込みいただければ.

 ・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.

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2024-09-23 Mon

#5628. 『はじめての英語史』と『英語語源辞典』が金曜日の読売新聞朝刊のサンヤツ広告に [notice][voicy][heldio][kdee][kenkyusha]


2024年9月20日読売新聞朝刊サンヤツ広告



 研究社さんより,9月20日(金)の読売新聞朝刊のサンヤツ広告にて拙著『はじめての英語史』を掲載していただきました.推しの『英語語源辞典』(新装版)がお隣に屹立しており,喜びのショットです(笑).新刊ホヤホヤの小川直樹著『ネイティブみたいに発音したい! 英語発音徹底攻略マニュアル』ともご一緒させていただいています.
 拙著広告の喜びと著者の揺れ動く想い(?)を Voicy heldio の「#1209. 『はじめての英語史』の狙い --- 今朝の読売サンヤツで『英語語源辞典』とともに拙著が掲載されています」でも語っていますので,ぜひお聴きください.



 拙著『はじめての英語史』については,詳しいコンパニオン・サイトがありますので,ぜひそちらもご訪問ください.
 研究社さんには,9月8日に heldio を媒体として開催された「英語史ライヴ2024」にも協賛いただき,英語史関連の以下の書籍等を英語史クイズの景品およびリスナープレゼントとしてご提供いただきました.改めてご協力に感謝申し上げます.ありがとうございました.

 ・ 寺澤 芳雄 『聖書の英語の研究 --- 英訳聖書の古典 (AV) に親しむための手引き』 研究社,2016年.(3部)
 ・ 堀田 隆一 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』 研究社,2016年.(3部)
 ・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.(3部)
 ・ 研究社特製ノート(非売品)(30部)(←入手した人々の間では大人気)

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2024-09-22 Sun

#5627. 周囲で高まりつつあるhel活 [helwa][heldio][voicy][khelf][notice][helkatsu][hel_education][link][note]instagram][hel_herald][helquiz]

 9月8日の「英語史ライヴ2024」以降,heldio/helwa や khelf のメンバーを中心に,英語史の学びを推進する活動「hel活」 (helkatsu) がますます盛んになってきています.以前より活動されている方のほか,比較的最近活動を始めた方もおりますが,現段階で一度関連リンクをまとめておきます.ほかにもお気づきのhel活がありましたら,お知らせください.

 ・ ari さんの note いろんな単語の語源や気になることを書いています
 ・ umisio さんの note 「heldio の風に乗って」
 ・ Galois さんの note 普段生活していて「なぜ?」と思ったのものを・・・
 ・ 菊地翔太さん(専修大学)の note 「英語史の観点から身近な問題を考える」
 ・ Grace さんの note 「自由気ままに言葉について考える --- hel活(英語史普及活動)応援中」
 ・ まさにゃんの note 「ショートカット英文法」(←以前は「はじめての古英語」や「ゼロから始めるフリジア語」などの名前でした)
 ・ みーさんの 「ECCジュニア佐久塚原教室 教室日誌」
 ・ mozhi gengo さんの note もじくりっぷ
 ・ 矢冨弘さん(熊本学園大学)の ブログ
 ・ lacolaco さんの note 「英語語源辞典通読ノート」ほか
 ・ り~みんさんの note 「工学と言語学との狭間にハマってみた」
 ・ Lilimi さんの note 「Lilimiのオト」

 heldio/helwa の活動としては,9月8日に「古英語LINEスタンプ」が公開・発売されています.今後は「週刊英語史」なる新企画も立ち上げられる予定です.


「週刊英語史」



 もちろん khelf(慶應英語史フォーラム)のhel活も絶好調です.9月8日に『英語史新聞』第10号号外(2024年9月8日版)が発行されたほか,公式 X アカウント @khelf_keio や公式 Instagram アカウント @khelf_keio にて英語史関連コンテンツを発信中です.とりわけ Instagram では,「古英語LINEスタンプ」紹介英語史クイズのコンテンツ公開するなど,活動が賑わってきています.
 ぜひ,上記もろもろのhel活をフォローしていただければ.

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2024-09-20 Fri

#5625. 朝カルシリーズ講座の第1回「英語語源辞典を楽しむ」をマインドマップ化してみました [asacul][mindmap][notice][kdee][etymology][hel_education][lexicology][vocabulary][lexicography][bibliography][dictionary][heldio][link]

 今年度,朝日カルチャーセンター新宿教室にてシリーズ講座「語源辞典でたどる英語史」を月に一度のペースで開講しています.対面・オンラインのハイブリッド形式(見逃し配信あり)です.
 次回第6回は9月28日(土)の17:30--19:00に「英語,ヴァイキングの言語と交わる」と題して開講します.古英語と古ノルド語の言語接触に注目します.
 全12回のシリーズも半分ほど進んできました.このタイミングで,前半の各回をマインドマップで要約しておくのも有用かもしれないと思い立ち,markmap というウェブ上のツールを用いて,まずシリーズ初回「英語語源辞典を楽しむ」(2024年4月27日開講)のマインドマップを作ってみました(画像としてはこちらからどうぞ).



 このシリーズ初回については hellog と heldio の過去回でも取り上げているので,そちらもご参照ください.

 ・ hellog 「#5453. 朝カル講座の新シリーズ「語源辞典でたどる英語史」が4月27日より始まります」 ([2024-04-01-1])
 ・ hellog 「#5481. 朝カル講座の新シリーズ「語源辞典でたどる英語史」の第1回が終了しました」 ([2024-04-29-1])
 ・ heldio 「#1058. 朝カル講座の新シリーズ「語源辞典でたどる英語史」が4月27日より月一で始まります」

 ・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.

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2024-09-16 Mon

#5621. 『文藝春秋』10月号にて慶應義塾大学文学部英米文学専攻が紹介されています [notice][eibeicafe][youtube][voicy][heldio]


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 9月10日に刊行された『文藝春秋』10月号で,私の所属する慶應義塾大学文学部英米文学専攻が紹介されています.紹介のされ方がおもしろく,「看板教授の早慶戦」という特集の「文学篇 小説家志望なら早稲田,英米文学研究の慶應」 (pp. 206--09) のなかで「「エグい」英米文学専攻」 (pp. 208--09) として取り上げられているのです.本専攻よりアメリカ文学を専門とする大串尚代先生と英語史を専門とする私,堀田隆一の各々のインタビュー記事が掲載されています.
 私のインタビュー記事には「国内唯一の必修科目」 (p. 209) の小見出しが付されています.本専攻が特に「エグい」(=厳しい)と学生や卒業生たちに評されている理由の1つとして,古英語・中英語が必修科目(選択必修ではなく完全必修)であることが挙げられています(科目名は古色蒼然たる「古代中世英語学」です).これは世界でも実に稀なカリキュラムで,このような大学はイギリスやアメリカでもほとんど存在しません.記事は「進化もしつつ,良い意味で保守的で伝統も忘れない.アカデミックを重んじる慶應の英米文学ならではの強みだと思います」と締めくくっています.
 受験生,現役学生,卒業生,一般の方々を含め,ぜひ皆さんにこのインタビュー記事を読んでいただき,本専攻の魅力を感じ取っていただければと思います.インタビューの裏話については,9月13日の Voicy heldio にて「#1202. 『文藝春秋』10月号で古英語・中英語が必修なので「エグい専攻」として紹介されています」としてお話ししていますので,ご関心のある方はぜひお聴きください.
 なお,本専攻では「慶大文英米文学専攻公式チャンネル」という YouTube チャンネルを開設しています.所属教員を紹介する「英米カフェ」シリーズも始まっていますので,ぜひご覧ください.以下は,「英米カフェ」の最新回である「第2回【前編】 大串尚代(米文学)x 佐藤光重(米文学)x 井上逸兵(英語学)」です.



 ・ 「看板教授の早慶戦」『文藝春秋』10月号,193--229頁.

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2024-09-15 Sun

#5620. study の第1音節母音が短母音であることについて [senbonknock][sobokunagimon][phonetics][phonology][french][latin][loan_word][syllable][monophthong][hellive2024][heldio]

 「#5618. 早朝の素朴な疑問「千本ノック」 with 小河舜さん --- 「英語史ライヴ2024」より」 ([2024-09-13-1]) で紹介した,Voicy heldio の「早朝の素朴な疑問「千本ノック」 with 小河舜さん」にて,本編の40分30秒くらいから「study と student で <u> の部分の発音の仕方が異なるのはなぜですか?」という問いが取り上げられています.「#3295. study の <u> が短母音のわけ」 ([2018-05-05-1]) の説明では不十分ではないか,という指摘がありました.
 上記「千本ノック」では手元に詳しい情報がない状態での即興の回答だったのですが,その後,詳しく調べてみると,いろいろと込み入った事情があるようです.study の第1音節母音が短母音であるのは,この単語がもともとはラテン語由来でありながら,フランス語を経由してきたという経緯が関与していそうです.
 これについては,英語音韻史を書いた中尾 (339) に手がかりがあった.

F [= French] 借入語の音量:OF [= Old French] の母音は CL [= Classical Latin] の音量ではなく,VL [= Vulgar Latin] の閉音節では短く,開音節では長いという原則を受け継いだ.ME [= Middle English] の音組織は F 借入語を通してこの新しい型の音量をしばしば反映する.


 ここで短母音になる具体的な音環境が3点ほど挙げられているのだが,その1つに「3音節動詞,名詞,形容詞の第1音節」がある(中尾,p. 340).動詞 study の中英語形 studien が,この項目の多数の例の1つとして挙げられている(赤字で示した).

(3) 3音節動詞,名詞,形容詞の第1音節:banisshen (=banish)/ravisshen (=ravish)/vanisshen (=vanish)/perishen (=perish)/finishen (=finish)/florisshen (=flourish)/norishen (=nourish)/publisshen (=publish)/punisshen (=punish)/travailen (=travail)/honouren (=honour)/visiten (=visit)/governen (=govern)/studien (=study)/family/salary/memory/remedy/misery/chalaundre (=calendar)/chapitre (=chapter)/sepulcre/oracle/miracle/ministre (=minister)/vinegre (=vinegar)/covenant/rethorik (=rhetoric)/bacheler (=bachelor)/charitee (=charity)/vanite (=vanity)/jolitee (=jollity)/povertee (=poverty)/libertee (=liberty)/trinitee (=trinity)/facultee (=faculty)/vavasour/amorous/casuel (=casual)/natural/general/lecherous/seculer (=secular)/diligent


 動詞 study は,中英語では stud・ī・en のように3音節語でした.この場合,現代の2音節語 stu・dent とは異なり,第1音節が閉音節となるために問題の母音が短く保たれる,といった理屈となります.

 ・ 中尾 俊夫 『音韻史』 英語学大系第11巻,大修館書店,1985年.

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2024-09-14 Sat

#5619. 9月28日(土)の朝カル新シリーズ講座第6回「英語,ヴァイキングの言語と交わる」のご案内 [asacul][notice][kdee][etymology][hel_education][helkatsu][link][lexicology][vocabulary][oe][old_norse][germanic][contact][voicy][heldio]


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 ・ 日時:9月28日(土) 17:30--19:00
 ・ 場所:朝日カルチャーセンター新宿教室
 ・ 形式:対面・オンラインのハイブリッド形式(見逃し配信あり)
 ・ お申し込み:朝日カルチャーセンターウェブサイトより

 2週間後の9月28日(土)17:30--19:00に朝日カルチャーセンター新宿教室にてシリーズ講座「語源辞典でたどる英語史」の第6回となる「英語,ヴァイキングの言語と交わる」を開講します.

 前回8月24日の第5回では「英語,ラテン語と出会う」と題して,古英語期(あるいはそれ以前の時代)におけるラテン語の語彙的影響に注目しました.今回は8世紀後半から11世紀前半にかけてのヴァイキング時代に焦点を当て,古ノルド語 (old_norse) と古英語の言語接触について解説します.
 ヴァイキングとは上記の時期に活動したスカンジナビア出身の海賊を指します.彼らはブリテン島にも襲来し,やがてイングランド東部・北部に定住するようになりました.その結果,古ノルド語を母語とするヴァイキングと古英語を話すアングロサクソン人との間で言語接触が起こりました.
 古ノルド語からの借用語は,現代英語に900語ほど残っています.この絶対数はさほど大きいわけではありませんが,基本語や機能語など高頻度で使用される語が多く含まれているのが注目すべき特徴です.講座では具体的な古ノルド語からの借用語を取り上げ,その語源を読み解いていきます.
 古ノルド語と英語の接触は非常に濃密なものでした.これは両言語がゲルマン語族に属しており,近い関係にあったことや,両民族の社会的な交流の深さを反映していると考えられます.ヴァイキングの活動を通じた古ノルド語との接触は,英語の語彙に(そして実は文法にも)多大な影響を与えました.現代英語の姿を理解する上で,この歴史的な言語接触の重要性は看過できません.

 本シリーズ講座は各回の独立性が高いので,第6回からの途中参加でもまったく問題なく受講できます.新宿教室での対面参加のほかオンライン参加も可能ですし,その後1週間の「見逃し配信」もご利用できます.奮ってご参加ください.お申し込みはこちらよりどうぞ.
 なお,本シリーズ講座は「語源辞典でたどる英語史」と題しているとおり,とりわけ『英語語源辞典』(研究社)を頻繁に参照します.同辞典をお持ちの方は,講座に持参されると,より楽しく受講できるかと思います(もちろん手元になくとも問題ありません).


寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.



(以下,後記:2024/09/21(Sat))



 ・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.

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2024-09-13 Fri

#5618. 早朝の素朴な疑問「千本ノック」 with 小河舜さん --- 「英語史ライヴ2024」より [hel_education][heldio][notice][sobokunagimon][senbonknock][hellive2024][helwa][ogawashun]



 9月8日(日)に Voicy heldio を通じて12時間ライヴ配信としてお届けした「英語史ライヴ2024」では,早朝から夕方まで様々な英語史の番組が組まれていました.早朝一番 6:30 からの番組は,標題の通りの「早朝の素朴な疑問「千本ノック」 with 小河舜さん」でした.55分間にわたり,小河舜さん(上智大学)と私が,英語に関する素朴な疑問に対し,主に英語史の観点から回答し議論しました.
 「千本ノック」は heldio の人気シリーズではありますが,今回は「英語史ライヴ2024」という一大イベントを盛り上げるための火付け役の位置づけでしたので,早朝ながらもハイテンションでお届けしました.プレミアムリスナー(=ヘルメイト)3名をギャラリーとしてお迎えし,ギャラリーや生配信リスナーからの投げ込み質問にも答えるという形で,勢いのある55分間となったと思います.早朝から,のべ77名のリスナーにライヴでお聴きいただきましたが,この数には本当に驚きました.ありがとうございます.
 以下,今回の千本ノックで取り上げた8件の素朴な疑問を,おおよその分秒とともに一覧します.お時間のあるときにお聴きいただければ.

 (1) 09:02 --- なぜ英語の歌詞は日本語の歌詞よりも聞き心地がよいのですか?
 (2) 15:20 --- cow/beef,pig/pork のように,生きている場合と食肉の場合とで違う単語が使われますが,chicken はどちらにも同じ単語を使えるのはなですか?
 (3) 20:01 --- AIでは実現不可能な言語の性質ってなんでしょうか?
 (4) 25:17 --- 基本的に英語では修飾語句は後ろからかかるのに、どうして1語の形容詞は前からかかるのですか?
 (5) 30:20 --- 「give 人 物」という語順は「give 物 to 人」と書き換えられるとされますが,何か違いはありますか?
 (6) 36:30 --- 「5W1H」について,なぜ how だけ <h> で始まるのですか?
 (7) 40:30 --- study と student で <u> の部分の発音の仕方が異なるのはなぜですか?
 (8) 44:22 --- 日本語の読点や英語のコンマには,付け方の決まりはあるのですか?

 参考までに過去3回分の「千本ノック」のへのリンクを張っておきます.それより前の回については,senbonknock の記事をご参照ください.

 ・ 「#1054. 年度初めの「英語に関する素朴な疑問 千本ノック」生放送 with 小河舜さん」
 ・ 「#1069. 千本ノック(生放送) with 小河舜さん --- 陸奥四人旅 その2」
 ・ 「#1178. 千本ノック for 夏スク「英語史」」

Referrer (Inside): [2024-09-15-1]

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2024-09-09 Mon

#5614. 昨日「英語史ライヴ2024」が無事に終了しました [hellive2024][heldio][helwa][notice][khelf][helkatsu]

 昨日9月8日(日),Voicy heldio にて公開収録の12時間生配信企画「英語史ライヴ2024」が開催されました.
 収録会場には60--70名の参加者が集結し,生配信のみならず会場での様々なイベントに参加され,盛会となりました.午後の重要な時間帯に,生配信にかかるネットワーク障害によりご迷惑をおかけする案件が発生し,悔やまれるところもありましたが,全体としては一日中賑やかに配信をお送りできたかと存じます.
 イベント終了後,夜にはそのまま懇親会になだれ込み,「英語史の輪」の交流を深めることができました.ご参加の helwa リスナー(ヘルメイト),研究者の先生方,学生の皆さん,そして主催側の陣営として事前準備からおおいにお手伝いしてくれた khelf メンバーには心より感謝申し上げます.ありがとうございました.
 そして,12時間の生配信を全部あるいは一部お聴きいただいた heldio リスナーの皆様にも,御礼を申し上げます.早朝の番組から数十名規模の方々が参加されたのには驚きました!
 折しも今回のイベント開催と前後するタイミングで,heldio のフォロワーが6000名に到達したこともあり,習慣的にお聴きいただいているリスナーの皆さんには,お祝いのお言葉もいただきました.感謝に堪えません.
 また,多くの方々より Voicy の「差し入れ」機能を通じて,あるいは会場受付にて,hel活へのご寄付もいただいた由,感謝申し上げます.khelf としては,今後ますますhel活に力を入れていきたいと存じます.
 さらに,今回のライヴイベントに協賛いただいた9社の出版社さまにも,たくさんの書籍を景品・リスナープレゼントのためにご提供いただきまして,ありがとうございます.改めて五十音順にお名前を挙げて御礼申し上げます.

 ・ 朝倉書店
 ・ 開拓社
 ・ 研究社
 ・ 昭和堂
 ・ 大修館書店
 ・ 中央大学出版部
 ・ 白水社
 ・ 早川書房
 ・ ひつじ書房

 昨日,生配信でお届けした番組はすべで録音しておりますし,ネットワーク障害で生配信できなかったセッションについては代替措置を検討するつもりです.その大半は,今後,順次アーカイヴにて公開していく予定ですので,どうぞご期待ください.
 生配信の収録を行なっていたメイン会場とは別に,実は別のサブ会場にて「裏番組」を収録しており,そちらの音源も整理した後,heldio あるいは helwa にて随時公開していく予定です.
 「英語史ライヴ2024」はまだ終わっていません.余韻が続いていくと思います.ぜひ今後の heldio/helwa 配信回にご注目ください! この機会に Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のフォロー,さらにはプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa)へのご参加(月額800円)をご検討いただければ.

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2024-09-08 Sun

#5613. 本日開催「英語史ライヴ2024」 [hellive2024][heldio][helwa][notice][khelf][link]

 本日,khelf(慶應英語史フォーラム)主催の「英語史ライヴ2024」が Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」上で開催されます.明朝6時から夕方6時までの12時間,英語史を楽しみ学び尽くす前代未聞のイベントです.都内某所に数十名の方々が集まり,公開収録という形で催されます.
 本日のライヴイベントを最大限に楽しむために,以下に様々な関連リンクを張っておきます.本日のこのブログ記事についても,本日中随時あたらしい情報が書き加えられていきますので,たびたび戻ってきていただければ幸いです.

【 番組表 】

 ・ hellog 「#5608. 「英語史ライヴ2024」の番組表(最新版)を公開」 ([2024-09-03-1])

【 ライヴイベントの最新情報について 】

 ・ 最新情報やお伝えしたいリンクは Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のチャンネル概要欄をご覧ください.
 ・ 主催者 khelf の「英語史ライヴ2024特設ページ」にも最新情報が掲載されています.
 ・ khelf の公式 X アカウント @khelf_keio からもイベントの情報を発信します.
 ・ 同じく khelf の公式 Instagram アカウント @khelf_keio からも発信します.とりわけ2つの番組についてはインスタライヴでも配信する予定ですので,ぜひチェックしていただければ.

【 リスナープレゼントへの応募 】

 ・ こちらのフォームよりどうぞ.

【 番組へのコメント 】

 ・ 各番組へのコメント等は,通常どおり Voicy のコメント機能で投げ込みいただけます.ただし,生配信終了後はコメントは残りません.
 ・ もう1つ,本日中は Slido によるコメントサービスからも,匿名/記名でご意見,ご感想,ご質問を受け付けます.こちらでは生配信終了後もコメントが残ります.寄せられたコメント群はこちらのページから閲覧できます.積極的につぶやいて盛り上げていただければ.

【 協賛出版社さんとご提供書籍のご案内 】

 ・ hellog 「#5603. 「英語史ライヴ2024」の協賛出版社さんよりたくさん書籍をご提供いただいています」 ([2024-08-29-1])
 
【 注目番組のご紹介 】

 ・ 「#5609. 「英語史ライヴ2024」でお披露目2本 --- 『英語史新聞』第10号と「古英語LINEスタンプ」」 ([2024-09-04-1])
 ・ 「#5610. 「英語史ライヴ2024」でインスタライヴ2本 --- 「はじめての古英語」と「英語史クイズ大会」」 ([2024-09-05-1])
 ・ 「#5612. 「英語史ライヴ2024」 --- 明日の午後に研究者の先生方と対談します」 ([2024-09-07-1])

【 1. khelf 主催「英語史ライヴ2024」が始まります (06:00--06:25) 】



 イベント開始を告げるこの番組「#1197. khelf 主催「英語史ライヴ2024」が始まります」のみ,事前収録による heldio の通常配信回となります.あしからず.

【 2. 早朝の素朴な疑問「千本ノック」 (06:30--07:25) 】

 ・ 前々回の千本ノック:heldio 「#1054. 年度初めの「英語に関する素朴な疑問 千本ノック」生放送 with 小河舜さん」
 ・ 前々回の千本ノック:heldio 「#1069. 千本ノック(生放送) with 小河舜さん --- 陸奥四人旅 その2」

【 3. 朝の雑談生配信 --- ただいま準備中 (07:30--07:55) 】

【 4. Baugh and Cable 第57節を対談精読実況生中継 (08:00--08:55) 】

 ・ 精読対象テキスト:hellog 「#5607. 「英語史ライヴ2024」で B&C の第57節 "Chronological Criteria" を対談精読実況生中継します」 ([2024-09-02-1])
 ・ B&C 精読シリーズのバックナンバー:hellog 「#5291. heldio の「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズが順調に進んでいます」 ([2023-10-22-1])
 ・ Baugh, Albert C. and Thomas Cable. A History of the English Language. 6th ed. London: Routledge, 2013.

【 5. 『英語語源辞典』の「語源学解説」精読 (09:00--09:25) 】

 ・ hellog 「#5436. 私の『英語語源辞典』推し活履歴 --- 2024年3月15日版」 ([2024-03-15-1])
 ・ hellog 「#5522. 私の『英語語源辞典』推し活履歴 --- 2024年6月9日版」 ([2024-06-09-1])
 ・ hellog 「#5553. 寺澤芳雄(編集主幹)『英語語源辞典』(研究社,1997年)の新装版 --- 「いのほた言語学チャンネル」でも紹介しました」 ([2024-07-10-1])
 ・ heldio 「#1182. 【緊急のご報告】研究社『英語語源辞典』新装版が重版決定!」
 ・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.

【 6. 『英語語源辞典』ダラダラ読み (09:30--09:55) 】

【 7. 「教えて khelf 会長」at 英語史ライヴ2024 (10:00--10:25) 】

 ・ heldio 「#1130. 教えて khelf 会長! --- 新シリーズののろし」
 ・ heldio 「#1137. 教えて khelf 会長! --- Yes, this is! 問題を語る」
 ・ heldio 「#1143. 教えて khelf 会長! --- 言語学的センスを磨く方法は?」
 ・ heldio 「#1156. 教えて khelf 会長! --- どうなるAI時代の語学教育?」

【 8. 『英語史新聞』第10号のお披露目 (10:30--10:55) 】

 ・ 『英語史新聞』第10号(2024年9月8日):https://keio.box.com/s/295t8qkh9761hnkbnaqig9vx5z4uyr97
 ・ 『英語史新聞』号外(2024年9月8日):https://keio.box.com/s/kgnffr7xtbckiyegro88x3b4pmqy0y9p
 ・ 寺澤 芳雄 『聖書の英語の研究 --- 英訳聖書の古典 (AV) に親しむための手引き』 研究社,2016年.

【 9. 「はじめての古英語」at 英語史ライヴ2024(+インスタライヴ) (11:00--11:25) 】

 ・ khelf の公式 Instagram アカウント @khelf_keio
 ・ hellog より「はじめての古英語」シリーズのバックナンバー

【 10. 「helwa コンテンツ」の講評 (11:30--11:55) 】

 ・ 「helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」へようこそ」
 ・ hellog 「#5611. 「英語史ライヴ2024」を見据えた「helwa コンテンツ」企画を完走」 ([2024-09-06-1])

【 11. 古英語LINEスタンプのお披露目 (12:00--12:25) 】

 ・ 最新情報は生配信開始後に公開予定
 ・ 購入ページ:https://store.line.me/stickershop/product/28179362/ja
 ・ オープンチャット「古英語スタンプお試し会」:https://line.me/ti/g2/twn2NgO1qYJNOYBVwhuYKHWzUjspYVDwSFz0-g?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

【 12. 激論「AI時代の語学を考える」 (12:30--13:25) 】

 ・ heldio 「#1156. 教えて khelf 会長! --- どうなるAI時代の語学教育?」

【 13. 2024年度前半の khelf hel活報告 (13:30--13:55) 】

 ・ 「英語史コンテンツ50+」企画

【 14. 文法化入門 --- 保坂道雄先生との対談 (14:00--14:25) 】

 ・ 『文法化する英語』(開拓社,2014年)の著者である保坂道雄先生(日本大学教授)と初の heldio 対談
 ・ 保坂 道雄 『文法化する英語』 開拓社,2014年.

【 15. 英語史研究のこれから --- 家入葉子先生とのオンライン対談 (14:30--14:55) 】

 ・ 家入葉子先生(京都大学教授)とのオンライン対談.家入先生と私による共著をベースにしながら,英語史研究の来し方行く末を語ります.とりわけ英語史研究を目指す方々に向けて有益なお話しができればと思っています.
 ・ 家入 葉子・堀田 隆一 『文献学と英語史研究』 開拓社,2022年.

【 16. 近代英語の魅力を語る --- 秋元・田辺・福元先生との対談 (15:00--15:55) 】

 ・ 秋元実治先生(青山学院大学名誉教授), 田辺春美先生(成蹊大学教授),福元広二先生(法政大学教授)のお3方とともに,じっくりと近代英語を語ります.
 ・ 秋元 実治(編),片見 彰夫・福元 広二・田辺 春美・山本 史歩子・中山 匡美・川端 朋広・秋元 実治(著) 『近代英語における文法的・構文的変化』 開拓社,2023年.
 ・ 秋元 実治 『Sherlock Holmes の英語』 開拓社,2017年.
 ・ 秋元 実治 『増補 文法化とイディオム化』 ひつじ書房,2014年.

【 17. khelf 杯「英語史クイズ大会」(+インスタライヴ) (16:00--16:55) 】

 ・ hellog より英語史クイズ関連回のご案内

【 18. World Englishes とは何か? --- 今村・和田先生との対談 (17:00--17:25) 】

 ・ 今村洋美先生(中部大学教授)と和田忍先生(駿河台大学准教授)に,世界英語についてお話しを伺いながら,本書の意義を皆さんと一緒に考えていきます.
 ・ hellog より『World Englishes 入門』関連回のご案内
 ・ 大石 晴美(編) 『World Englishes 入門』 昭和堂,2023年.

【 19. 「英語史ライヴ2024」のフィナーレ --- 井上先生&3Msとの対談 (17:30--17:55) 】

 ・ YouTube 「いのほた言語学チャンネル」でタッグを組ませていただいている井上逸兵先生(慶應義塾大学教授)との対談.
 ・ 対談には,井上先生のお弟子さんで,heldio/helwa でも人気の出演者 3Ms こと,五所万実さん(目白大学),北澤茉奈さん(杉野服飾大学),尾崎萌子さん(慶應義塾大学大学院生;共立女子大学)も同席されます.
 ・ 井上 逸兵(編) 『社会言語学』 朝倉日英対照言語学シリーズ[発展編]1 朝倉書店,2017年.
 ・ 服部 義弘・児馬 修(編) 『歴史言語学』 朝倉日英対照言語学シリーズ[発展編]3 朝倉書店,2018年.

 以上です.「英語史ライヴ2024」を存分にお楽しみください.

Referrer (Inside): [2025-01-01-1]

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2024-09-07 Sat

#5612. 「英語史ライヴ2024」 --- 明日の午後に研究者の先生方と対談します [hellive2024][heldio][notice][helkatsu][khelf]


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 いよいよ明日に迫った英語史イベントについて,改めてお知らせです.明朝6時から夕方6時までの12時間,Voicy heldio にて「英語史ライヴ2024」と題して生配信を行ないます.都内某所の会場へ,事前登録された80名ほどの方々が参集し,公開収録を楽しむというイベントです.
 家などでお聴きのリスナーの皆さんは,ぜひ12時間の全部でも一部でもお聴きください.聴き逃しのないよう,今のうちに Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」をフォローしていただければ幸いです(各番組の開始時に通知が入ります).折しも一昨日フォロワーさんの数が6000を超えたところです.ご愛聴ありがとうございます!
 生配信中のコメントは,通常の Voicy のコメント機能のほか,Slido によるコメントサービスからも受け付ける予定です.とりわけ後者 Slido での投稿は1日中継続して開いておりますので,積極的にご利用ください.
 イベントの詳細はこちらの特設サイトをご参照ください.イベントを主催する khelf(慶應英語史フォーラム)の公式 X アカウント @khelf_keio,および公式 Instagram アカウント @khelf_keio からも情報を発信しています.最新の番組表は「#5608. 「英語史ライヴ2024」の番組表(最新版)を公開」 ([2024-09-03-1]) よりご確認ください.
 さて,ライヴ当日の午後2時以降は,英語史・英語学の分野の一線で活躍されている研究者の先生方をお招きしての対談が続きます.注目すべき番組として,こちらで改めてお知らせいたします.



【 文法化入門 --- 保坂道雄先生との対談 (14:00--14:25) 】

 『文法化する英語』(開拓社,2014年)の著者である保坂道雄先生(日本大学教授)と,初の heldio 対談となります.保坂先生は近代英語協会の会長でもあります.この対談では,著者の先生にじきじきにご著書を紹介していただきながら,英語史における文法化 (grammaticalisation) の具体的な事例について議論する予定です.
 協賛出版社の開拓社さんが本書を2部ご提供くださっていまして,こちらはリスナープレゼントの対象書とする予定です.生配信のなかでキーワードを述べますので,それを控えた上で,指定の方法によりご応募ください.

【 英語史研究のこれから --- 家入葉子先生とのオンライン対談 (14:30--14:55) 】

 家入葉子先生(京都大学教授)とのオンライン対談の様子を生配信します.家入先生と私による共著 家入 葉子・堀田 隆一 『文献学と英語史研究』 開拓社,2022年.をベースにしながら,英語史研究の来し方行く末を語ります.とりわけ英語史研究を目指す方々に向けて有益なお話しができればと思っています.
 協賛出版社の開拓社さんより,同著を2部いただいていますので,こちらもリスナープレゼントの対象となります.あわせて,家入先生が代表世話役を務められている英語史研究会が発行している冊子論文集として,開拓社さんには渡辺 拓人・柴﨑 礼士郎(編著) 『英語史における定型表現と定型性』 (Formulaic Expressions and Formulaicity in the History of English) Tokyo: Kaitakusha, 2023.もご提供いただいております.
 家入先生との heldio 対談は,これまでに同著にもとづいて2度ほど公開していますので,ぜひそちらもお聴きいただければ.

 ・ heldio 「#609. 家入葉子先生との対談:新著『文献学と英語史研究』(開拓社)を紹介します」

【 近代英語の魅力を語る --- 秋元・田辺・福元先生との対談 (15:00--15:55) 】

 heldio に何度もご出演いただいている3名の先生方とともに,55分枠でじっくりと近代英語を語りたいと思います.対談くださるのは秋元実治先生(青山学院大学名誉教授), 田辺春美先生(成蹊大学教授),福元広二先生(法政大学教授)のお3方です.
 協賛出版社の開拓社さんおよびひつじ書房さんより,関連する書籍をご提供いただいております.
 
 ・ 秋元 実治 『Sherlock Holmes の英語』 開拓社,2017年.
 ・ 秋元 実治(編),片見 彰夫・福元 広二・田辺 春美・山本 史歩子・中山 匡美・川端 朋広・秋元 実治(著) 『近代英語における文法的・構文的変化』 開拓社,2023年.
 ・ 秋元 実治 『増補 文法化とイディオム化』 ひつじ書房,2014年.

【 World Englishes とは何か? --- 今村・和田先生との対談 (17:00--17:25) 】

 heldio では昨年より,大石 晴美(編) 『World Englishes 入門』 昭和堂,2023年.の共著者の方々と対談回を重ねてきました (cf. we_nyumon) .今回の対談では,改めて共著者の今村洋美先生(中部大学教授)と和田忍先生(駿河台大学准教授)に,世界英語についてお話しを伺いながら,本書の意義を皆さんと一緒に考えていければと思います.お2方との過去の対談回は以下の通りです.

 ・ heldio 「#869. 著者と語る『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年) --- 和田忍さんとの対談」
 ・ heldio 「#883. 著者と語る『World Englishes 入門』(昭和堂,2023年) --- 今村洋美先生とのアメリカ・カナダ英語をめぐる対談」

 協賛出版社の昭和堂さんに,本書を5部ご提供いただいていますので,生配信内で明らかにされるリスナープレゼントキーワードを控えておき,応募いただければと存じます.

【 「英語史ライヴ2024」のフィナーレ --- 井上先生&3Msとの対談 (17:30--17:55) 】

 ライヴイベントの最後を飾るのは,YouTube 「いのほた言語学チャンネル」でタッグを組ませていただいている井上逸兵先生(慶應義塾大学教授)との対談です.対談には,井上先生のお弟子さんで,heldio/helwa でも人気の出演者 3Ms こと,五所万実さん(目白大学),北澤茉奈さん(杉野服飾大学),尾崎萌子さん(慶應義塾大学大学院生;共立女子大学)も同席されます.ラスト25分の賑やかなフリートークとなると思います.
 協賛出版社の朝倉書店より,井上(編)の以下の書籍を5部ご提供いただいております.

 ・ 井上 逸兵(編) 『社会言語学』 朝倉日英対照言語学シリーズ[発展編]1 朝倉書店,2017年.




 以上,ライヴ当日の午後は充実した対談番組が続きますので,ご期待ください.「対談」と銘打っていない他の番組でも,英語史研究者の先生方は随時ご出演されますので,そちらもお楽しみに!

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2024-09-06 Fri

#5611. 「英語史ライヴ2024」を見据えた「helwa コンテンツ」企画を完走 [helwa_contents_for_hellive2024][hellive2024][heldio][helwa][notice][khelf]

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 9日前の記事「#5602. helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」 --- 新企画がスタート!」 ([2024-08-28-1]) でお知らせしたように,helwa リスナー(=ヘルメイト)の有志により事前に提出されていた英語史コンテンツを,1日1つか2つずつウェブ上に公開していく特別企画が進行していましたが,本日をもって15本の全コンテンツが公開されました.これにて順次アップロードのルーティンは終了しますが,コンテンツそのものは常にアーカイヴに残りますので,未読のものについてはお時間のあるときにぜひお読みいただければ幸いです.今回の企画の特設ページ「helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」へようこそ」よりアクセスしてください.
 以下にも,15本のコンテンツを一覧しておきます.各々が個性的なコンテンツで,読みやすくフフっと笑えるタイプの語源エッセイから,研究の域に達している本格派まで,驚くほど色とりどりです.



 さて,明後日9月8日(日)に Voicy heldio で開催予定の12時間生配信企画「英語史ライヴ2024」では,11:30--11:55 の枠で「「helwa コンテンツ」の講評」と題する番組をライヴでお届けします.この15本のコンテンツを制作した方々,読んだ方々がライヴ会場に参集し,あれこれと講評しあうという雑談番組です.メインMCは,ご自身がヘルメイトでもある金田拓さん(帝京科学大学)です.
 当日は個々のコンテンツを振り返るのみならず,「英語史コンテンツ」とは何かも合わせて考えていければと思っています.

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2024-09-05 Thu

#5610. 「英語史ライヴ2024」でインスタライヴ2本 --- 「はじめての古英語」と「英語史クイズ大会」 [hellive2024][heldio][notice][helkatsu][khelf][hajimeteno_koeigo][instagram][helquiz]


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 Voicy heldio による英語史を語り尽くす12時間生配信企画「英語史ライヴ2024」が3日後に迫りました.早朝6時から夕方6時まで,さまざまパーソナリティや出演者が現われて,英語史に関する話題を提供し続けます.詳細は,khelf(慶應英語史フォーラム)公式ホームページの「英語史ライヴ2024」 (hellive2024) 特設ページより,また最新の番組表は「#5608. 「英語史ライヴ2024」の番組表(最新版)を公開」 ([2024-09-03-1]) よりご確認ください.
 ライヴ当日は,事前登録で公開収録に参加される方々以外は,Voicy heldio を通じて配信をお聴きいただくことになります.ライヴ会場の雰囲気は音声から推し量ることはできると思いますが,特定の2本の番組については khelf の公式 Instagram アカウント @khelf_keio よりインスタライヴのかたちで動画も配信する予定です.ご関心のある方は,インスタライヴからご視聴いただければ.
 その特定の2本の番組とは,11:00--11:25 の枠の「「はじめての古英語」at 英語史ライヴ2024」と 16:00--16:55 の枠の「khelf 杯「英語史クイズ大会」」です.

【 「はじめての古英語」at 英語史ライヴ2024 (11:00--11:25) 】

 小河舜さん(上智大学)および「まさにゃん」こと森田真登さん(武蔵野学院大学)と堀田の3人による heldio のシリーズです.これまで2度ほど,heldio リスナーランキングで第1を獲得した人気シリーズとなっています.「#5466. リスナー投票による heldio 2024年第1四半期のランキング」 ([2024-04-14-1]) と「#5554. リスナー投票による heldio 2024年第2四半期のランキング」 ([2024-07-11-1]) をご覧ください.シリーズ過去回については hajimeteno_koeigo よりどうぞ.
 今回はシリーズ初めての公開ライヴとなりますが,実はシリーズ第10弾です.9回の実績を経て3人の息も合ってきましたし,当日は会場でのギャラリー立ち会いのもと,午前中から勢いのある「はじめての古英語」をお届けしたいと思っています.皆さんも,ぜひ Voicy あるいはインスタライヴで臨場感を味わってみてください.

【 khelf 杯「英語史クイズ大会」 (16:00--16:55) 】

 もう1つのインスタライヴの対象となる番組は夕方の大型イベント「khelf 杯「英語史クイズ大会」」です.これまでにも英語史関連のフェスで英語史クイズ (helquiz) を何度か実施してきましたが,今回は60分の長尺での本格的なクイズ大会となります.特に会場での参加者には,クイズの成績に応じて,協賛出版社から提供されている書籍をはじめとする景品がたくさん用意されていますので,本気のクイズ大会となる見込みです.
 メインMCは khelf 会長の青木輝さんと前会長の森田真登さんですが,クイズ出題者には,会場参加の数名の英語史研究者も含まれます(堀田も出題する予定です).解答と解説も見所,聴き所です.インスタライヴからは,コメントを利用してクイズへの解答もお寄せいただけますので,そちらからの参加もエキサイティングだと思います.

 以上,2つの番組については,Voicy のほかインスタライヴでもお楽しみいただけます.ぜひ当日までに @khelf_keio をフォローしておいていただければ.

Referrer (Inside): [2024-09-08-1]

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2024-09-04 Wed

#5609. 「英語史ライヴ2024」でお披露目2本 --- 『英語史新聞』第10号と「古英語LINEスタンプ」 [hellive2024][heldio][helwa][hel_herald][notice][helkatsu][khelf][old_english_stickers]


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 連日お伝えしているように,今週末9月8日(日)の 6:00--18:00 に Voicy heldio の12時間生配信企画「英語史ライヴ2024」が khelf(慶應英語史フォーラム)主催で開催されます.イベント詳細は khelf の公式ホームページより「英語史ライヴ2024」 (hellive2024) 特設ページをご覧ください.最新の番組表は昨日の記事「#5608. 「英語史ライヴ2024」の番組表(最新版)を公開」 ([2024-09-03-1]) に掲載した通りです.
 当日は khelf と heldio による2件の重要な「お披露目」があります.1つめは 10:30--10:55 の枠での『英語史新聞』第10号のお披露目,2つめは 12:00--12:25 の枠での「古英語LINEスタンプ」のお披露目です.

【 『英語史新聞』第10号 (10:30--10:55) 】

 khelf 発行の『英語史新聞』の第10号が,ライヴ当日のお披露目番組を通じて公開される予定です.目下,khelf の第10号編集委員会は編集・校正の大詰めを迎えています.2022年4月1日の創刊号以来,おおよそ3ヶ月ごとに発行してきましたが,今回は第10号の記念号となります.記念号ということで,これまでの4面構成から6面構成へと増量し,質の点でも過去号を上回る内容のものが仕上がりつつあります.
 英語史研究者にインタビューする人気コーナー「英語史ラウンジ」では,「あの」著名な研究者が登場します.新コーナーも設立され,ますます充実した紙面となります.10:30に公開です.乞うご期待!

【 古英語LINEスタンプ (12:00--12:25) 】

 本邦初(もしかして世界初?)の古英語をモチーフとしたLINEスタンプが完成しました.こちらも「英語史ライヴ2024」当日のお披露目番組を通じて公開されることになっています.
 スタンプのイラスト製作者は,heldio の有料版,プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) のリスナーの有志お2人,Lilimi さんMISATO (Galois) さんです.アングロサクソンのキャラのイラストは必見です.そこに,古英語の挨拶文が加わります.日本語訳も付されていますので,大丈夫,日常遣いできます!
 古英語文の監修は小河舜さん(上智大学)と khelf の藤原郁弥さん(慶應義塾大学大学院生)と堀田隆一が担当しました.
 「英語史ライヴ2024」でのお披露目時には,皆でその場で当該LINEスタンプを購入し,LINE オープンチャットでスタンプを交わし合うイベントも予定されています.ぜひ正午に生配信でお聴きください!

Referrer (Inside): [2024-09-08-1]

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2024-09-03 Tue

#5608. 「英語史ライヴ2024」の番組表(最新版)を公開 [khelf][helkatsu][notice][hellive2024][heldio][helwa]

 「#5568. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 ([2024-07-25-1])で紹介した khelf(慶應英語史フォーラム)主催の Voicy heldio ライヴイベントの開催日が近づいてきました.khelf の仲間,学生たち,研究者の先生方,helwa リスナー(ヘルメイト)の皆さんが都内某会場に参集し,朝6時より夕方6時まで,30分あるいは60分刻みで多種多様な英語史番組を生配信でお届けしていく予定です.
 イベントの詳細は khelf の公式ホームページより「英語史ライヴ2024」 (hellive2024) 特設ページよりご確認ください.また,イベントに関する情報は khelf の公式 X アカウント @khelf_keio,および公式 Instagram アカウント @khelf_keio からも随時発信していますので,ぜひフォローのほどよろしくお願いいたします.
 目下,準備の大詰めに入っています.諸事情により番組表はギリギリまで変更があり得ますが,9月3日(火)現在の最新版の番組表を公開します.当日は Voicy 生配信の仕様により,12時間通しの唯一の URL は得られず,各番組ごとに異なる URL が割り当てられることになります.生配信中の番組は,必ず Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のホーム画面上方に表示されますので,イベント当日は常にそちらに注目していただければ.
 9月8日(日),ぜひ耳を空けておいてください!

「英語史ライヴ2024」番組表

 時間 
タイトル
メインMC
06:00--06:25
1. khelf 主催「英語史ライヴ2024」が始まります
堀田隆一
06:30--07:25
2. 早朝の素朴な疑問「千本ノック」
小河舜、堀田隆一
07:30--07:55
3. 朝の雑談生配信 --- ただいま準備中
堀田隆一ほか
08:00--08:55
4. Baugh and Cable 第57節を対談精読実況生中継
金田拓、小河舜、堀田隆一
09:00--09:25
5. 『英語語源辞典』の「語源学解説」精読
藤原郁弥ほか
09:30--09:55
6. 『英語語源辞典』ダラダラ読み
藤原郁弥ほか
10:00--10:25
7. 「教えて khelf 会長」at 英語史ライヴ2024
青木輝ほか
10:30--10:55
8. 『英語史新聞』第10号のお披露目
寺澤志帆
11:00--11:25
9. 「はじめての古英語」at 英語史ライヴ2024(+インスタライヴ)
森田真登、小河舜、堀田隆一
11:30--11:55
10. 「helwa コンテンツ」の講評
金田拓、ヘルメイト
12:00--12:25
11. 古英語LINEスタンプのお披露目
小河舜、藤原郁弥
12:30--13:25
12. 激論「AI時代の語学を考える」
金田拓ほか
13:30--13:55
13. 2024年度前半の khelf hel活報告
青木輝ほか
14:00--14:25
14. 文法化入門 --- 保坂道雄先生との対談
堀田隆一
14:30--14:55
15. 英語史研究のこれから --- 家入葉子先生とのオンライン対談
堀田隆一
15:00--15:55
16. 近代英語の魅力を語る --- 秋元・田辺・福元先生との対談
堀田隆一、青木輝ほか
16:00--16:55
17. khelf 杯「英語史クイズ大会」(+インスタライヴ)
青木輝、森田真登ほか
17:00--17:25
18. World Englishes とは何か? --- 今村・和田先生との対談
堀田隆一
17:30--17:55
19. 「英語史ライヴ2024」のフィナーレ --- 井上先生&3Msとの対談
堀田隆一

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2024-08-29 Thu

#5603. 「英語史ライヴ2024」の協賛出版社さんよりたくさん書籍をご提供いただいています [hellive2024][khelf][voicy][heldio][helkatsu][hel_education][notice]


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 10日後のことになりますが,9月8日(日)に12時間連続(6:00--18:00)の Voicy heldio 公開生配信イベント「英語史ライヴ2024」 (hellive2024)khelf(慶應英語史フォーラム)主催で開催されます.都内某所の会場に60名ほどの登録参加者が参集し,1日がけの英語史イベントとなります.khelf メンバーや helwa リスナーとの雑談あり,『英語史新聞』第10号や古英語LINEスタンプのお披露目あり,研究者との対談あり,英語史クイズありと賑やかにお届けする予定です.
 ライヴイベントの詳細および最新情報は,khelf による特設ホームページをご覧ください.合わせて以下の関連コンテンツもどうぞ.

 ・ hellog 「#5568. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 ([2024-07-25-1])
 ・ heldio 「#1145. 重大告知 --- khelf 主催「英語史ライヴ2024」の出演者と協賛社の発表」(2024年7月18日)

 今回のライヴイベントには多くの出版社さんに協賛いただいています.出演される研究者による書籍や堀田の拙著を含む多くの出版物をご提供いただいており,それは当日の「英語史クイズ」の景品として,あるいはリスナープレゼントとして,当日の会場参加者や heldio リスナーに開放される予定です.以下に,協賛出版社さん(五十音順)とご提供の書籍を一覧します.向こう10日間でラインナップがさらに付け加えられる可能性もありますので,8月29日版の情報としてお示しします.
 リスナープレゼント対象書籍とプレゼント応募のために必要となる「キーワード」等の情報は当日の生配信で開示します!



【 朝倉書店 】

 ・ 井上 逸兵(編) 『社会言語学』 朝倉日英対照言語学シリーズ[発展編]1 朝倉書店,2017年.(5部)
 ・ 服部 義弘・児馬 修(編) 『歴史言語学』 朝倉日英対照言語学シリーズ[発展編]3 朝倉書店,2018年.(5部)

【 開拓社 】

 ・ 保坂 道雄 『文法化する英語』 開拓社,2014年.(2部)
 ・ 秋元 実治 『Sherlock Holmes の英語』 開拓社,2017年.(2部)
 ・ 家入 葉子・堀田 隆一 『文献学と英語史研究』 開拓社,2022年.(2部)
 ・ 秋元 実治(編),片見 彰夫・福元 広二・田辺 春美・山本 史歩子・中山 匡美・川端 朋広・秋元 実治(著) 『近代英語における文法的・構文的変化』 開拓社,2023年.(2部)
 ・ 渡辺 拓人・柴﨑 礼士郎(編著) 『英語史における定型表現と定型性』 (Formulaic Expressions and Formulaicity in the History of English) Tokyo: Kaitakusha, 2023.(1部)
 ・ Jespersen, Otto(著),中村 捷(訳) 『エッセンシャル英文法』 開拓社,2024年.(1部)
 ・ 宗宮 喜代子 『歴史をたどれば英語がわかる --- ノルマン征服からの復権と新生』 開拓社,2024年.(2部)

【 研究社 】

 ・ 寺澤 芳雄 『聖書の英語の研究 --- 英訳聖書の古典 (AV) に親しむための手引き』 研究社,2016年.(3部)
 ・ 堀田 隆一 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』 研究社,2016年.(3部)
 ・ 寺澤 芳雄(編集主幹) 『英語語源辞典』新装版 研究社,2024年.(3部)
 ・ 研究社特製ノート(非売品)(30部)

【 昭和堂 】

 ・ 大石 晴美(編) 『World Englishes 入門』 昭和堂,2023年.(5部)

【 大修館書店 】

 ・ 高田 博行・田中 牧郎・堀田 隆一(編著)『言語の標準化を考える --- 日中英独仏「対照言語史」の試み』 大修館,2022年.(2部)

【 中央大学出版部 】

 ・ 堀田 隆一 『英語史で解きほぐす英語の誤解 --- 納得して英語を学ぶために』 中央大学出版部,2011年.(3部)

【 白水社 】

 ・ 白水社の月刊誌『ふらんす』2024年4月号から9月号までの6号分とPR誌『白水社の本棚』(合わせて3セット)

【 早川書房 】

 ・ サイモン・ホロビン(著),堀田 隆一(訳) 『スペリングの英語史』 早川書房,2017年.(1部)
 ・ ガイ・ドイッチャー(著),椋田 直子(訳),今井 むつみ(解説) 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 早川書房,2022年.(1部)
 ・ 越前 敏弥 『名作ミステリで学ぶ英文読解』 早川書房,2023年.(1部)

【 ひつじ書房 】

 ・ 秋元 実治 『増補 文法化とイディオム化』 ひつじ書房,2014年.(1部)




 以上,協賛出版社さん,ありがとうございます! 「英語史ライヴ2024」当日もお楽しみに.

Referrer (Inside): [2025-01-01-1] [2024-09-08-1]

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2024-08-28 Wed

#5602. helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」 --- 新企画がスタート! [heldio][helwa][hellive2024][helwa_contents_for_hellive2024][helkatsu][hel_education][helmate][notice][khelf]

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 ↑↑↑ 本企画の特設ページ「helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」へようこそ」へ今すぐアクセス ↑↑↑



 来たる2024年9月8日(日),Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」にて12時間連続の公開生収録のイベント「英語史ライヴ2024」(hellive2024) が開催されます.khelf(慶應英語史フォーラム)主催の,英語史に特化した企画です.英語史系イベントとしては前代未聞の試みとなります.詳しくは「英語史ライヴ2024」特設ページをご覧ください.
 さて,「英語史ライヴ2024」には事前登録した数十名の方々が会場に参集します.参加者には khelf メンバー,大学(院)生,研究者などが含まれますが,とりわけ熱量をもって日本各地から参集してくる方々がいます.それは heldio のプレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa)(月額800円の有料配信)に加わっているプレミアムリスナーたち,またの名を「helメイト」の面々です.
 とりわけhelメイトの皆さんに「英語史ライヴ2024」を何倍も楽しんでいただくために,事前に「helwa コンテンツ」企画を催すことに致しました.この企画に賛同いただいたhelメイトの方々には,事前に英語史に関する「コンテンツ」と称するエッセイ風の読み物を自由に作成していただき,ラジオネーム記名で,あるいは匿名で,ご提出いただきました.その寄せられてきたコンテンツを,「英語史ライヴ2024」の2週間ほど前の8月26日(月)より,毎日1つずつ(ただし土日は2つずつ),こちらのページで公開していくという企画です.
 helwa コンテンツの内容は,必ずしも学術的ではありませんし,その必要もありません.英語史を楽しめる内容であることが最大のポイントです.勉強になるコンテンツ,くすっと笑えるコンテンツ,作成者の切り口を味わえるコンテンツ,何でもありです.
 「英語史ライヴ2024」当日の11:30--11:55には「helwa コンテンツの講評」と題する生配信が予定されています.コンテンツ作成者にもトークに加わっていただき,このコンテンツが勉強になった,あのコンテンツが笑えた,などワイワイ楽しい25分にしたいと思います.そのためにも,ぜひhelメイトはもとより多くの方々に,ライヴの前までに helwa コンテンツを鑑賞しておいていただければ幸いです.
 では,本企画の特設ページ「helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」へようこそ」よりコンテンツをたっぷりお楽しみください.すでに3本のコンテンツが公開されています.
 新企画のお知らせについては,heldio より「#1185. helwa コンテンツ for 「英語史ライヴ2024」 --- 新企画がスタート!」もお聴きください.


Referrer (Inside): [2024-09-06-1]

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2024-08-24 Sat

#5598. 千本ノック for 夏スク「英語史」 --- 月曜日に生放送でお届けしました [hel_education][hellog][heldio][notice][sobokunagimon][senbonknock]



 「#5593. 2024年度の夏期スクーリング「英語史」講義が始まります」 ([2024-08-19-1]) でお伝えした通り,今週は慶應義塾大学通信教育課程の夏期スクーリングで「英語史」の集中講義を行なってきました.本日がその最終日となります.
 初日の月曜日,履修者の皆さんに「英語に関する素朴な疑問」 (sobokunagimon) を寄せてもらい,授業後に Voicy heldio にて恒例の「英語に関する素朴な疑問 千本ノック」」を生配信しました.そのアーカイヴが「#1178. 千本ノック for 夏スク「英語史」となります.60分ほどの長尺となりますが,お時間のあるときにお聴きいただければ.
 13の疑問を取り上げています.以下に本編(第2チャプター)の分秒を挙げておきますので,ご参照ください.

 (1) 01:23 --- なぜ英語の大文字と小文字では同じ形のものと違う形のものがあるのですか?
 (2) 08:43 --- なぜ女性だけ Miss と Mrs. の違いがあるのですか?
 (3) 12:30 --- なぜ大文字が廃れないのですか?
 (4) 19:03 --- なぜ people は複数扱いなのですか?
 (5) 22:28 --- なぜオーストラリア英語で name を「ナイム」,Monday を「マンダイ」と発音するのですか?
 (6) 25:48 --- [k] の発音は <c> や <k> で綴られますが,その使い分けは何ですか?
 (7) 31:11 --- なぜ英語は単数と複数の違いにうるさいのですか?
 (8) 35:57 --- 英語母語話者は発音記号を読めないのですか?
 (9) 38:47 --- 可算名詞と不可算名詞とは何なのですか?
 (10) 41:45 --- フランス語では正しい語法を決める組織としてアカデミー・フランセーズが設立されましたが,英語ではそのような組織はないのですか?
 (11) 46:55 --- 3人称代名詞について,単数では he, she, it と区別があるのに,複数では they と1つになってしまうのはなぜですか?
 (12) 50:50 --- なぜ英語では分かち書きをするのですか?
 (13) 55:23 --- なぜ英語では津波は "tsunami" なのですか?

 前回,前々回の千本ノックは,小河舜さんとタッグを組んでの回答でした.そちらも好評につき,ぜひ以下からアクセスしていただければ.

 ・ 「#5475. 久しぶりの千本ノック収録を公開しています」 ([2024-04-23-1])
 ・ 「#5492. 「英語に関する素朴な疑問 千本ノック」 --- 小河舜さんと東北本線普通列車より生放送でお届けしました」 ([2024-05-10-1])

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