大英帝国の拡大という世界史的展開は,現代英語と英語の未来を論じる上で避けて通ることのできないトピックです.その英語史上の意義について,スライド (HTML) にまとめてみました.こちらからどうぞ.結論としては次のように述べました.
大英帝国の発展は
(1) 英語の標準化・規範化を後押しして,英語に「求心力」をもたらした一方で,
(2) 英語の多様化を招き,英語に「遠心力」をもたらし,
現在および未来の英語のあり方の基礎を築いた.
詳細は各々のページをご覧ください.本ブログの記事や各種画像へのリンクも豊富に張っています.
1. 大英帝国の拡大と英語
2. 要点
3. (1) 大英帝国の発展
4. 関連年表 (#777, #1377, #2562)
5. (2) 英語の求心力 --- 標準化・規範化
6. 標準化と規範化
7. 18世紀の規範主義
8. 辞書,文法書,発音指南書
9. 規範文法の例
10. (3) 英語の遠心力 --- 世界の様々な英語
11. 様々な英語変種の例
12. 英語変種の諸分類法
13. 21世紀,求心力と遠心力のせめぎ合い
14. まとめ
15. 参考文献
他の「まとめスライド」として,「#3058. 「英語史における黒死病の意義」のまとめスライド」 ([2017-09-10-1]),「#3068. 「宗教改革と英語史」のまとめスライド」 ([2017-09-20-1]),「#3089. 「アメリカ独立戦争と英語」のまとめスライド」 ([2017-10-11-1]),「#3102. 「キリスト教伝来と英語」のまとめスライド」 ([2017-10-24-1]),「#3107. 「ノルマン征服と英語」のまとめスライド」 ([2017-10-29-1]),「#3121. 「印刷術の発明と英語」のまとめ」 ([2017-11-12-1]) もどうぞ.
Powered by WinChalow1.0rc4 based on chalow