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tokyogengokenkyujo - hellog〜英語史ブログ

最終更新時間: 2026-04-02 08:45

2026-04-02 Thu

#6184. 4月12日に東京言語研究所の春期オンライン講座で「80分で英語史」をお話しします [notice][heldio][hel_education][helkatsu][sobokunagimon][tokyogengokenkyujo]


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 新年度が始まりました.英語史の学び始めにふさわしいこの時期,本日は数日後の英語史講座のご案内を致します.
 来たる4月11日(土)と12日(日)2日間にわたり,オンラインにて東京言語研究所の春期講座が開講されます.同研究所は,私が学生の頃から憧れをもって仰ぎ見ていた伝統ある言語学の研究・教育機関であり,ここ数年は私も講師として登壇させていただく機会を得ております.
 春期講座は,2日間にわたる単発講義のオムニバスです.今年度,私は2日目の4月12日(日)の1限目(10:00--11:20)にて「英語史入門」を担当します.内容は「80分で英語史」です.実は私にとってこれは大きな挑戦です.
 普段の大学の講義や,同研究所で担当する10回ほどのシリーズとなる理論言語学講座では,時間をかけてじっくりと英語の歴史を紐解いていきます.しかし,今回はそれをギュッと凝縮した80分間のダイジェスト版となります.1600年以上にわたる英語のダイナミズムをこの短時間でどう描き切るか,現在も最終段階の構成を練りながら,私自身が緊張しつつもワクワクしているところです.
 講義の核となるのは,外面史を用いて内面史を解説するという試みです.発音の変化,綴字の変遷,文法の転換,そして語彙の拡大など.これらをバラバラに扱うのではなく,現代英語に潜む「なぜ?」という素朴な疑問を入口に,英語史全体のパノラマが見えてくるような網羅的な内容を目指します.
 今回の春期講座では,魅力的な講義が勢揃いしています.heldio にもご出演いただいた嶋田珠巳先生先生(社会言語学)の講座は1日目に予定されています.言語学ファンにとってはたまらない2日間となるはずです.
 なお,今年度の秋のシーズンには,同研究所にてシリーズの英語史講座(10週)も担当する予定です.今回の80分間の講義は,そのエッセンスを味わっていただくためのジャンプ台として位置づけています.
 いずれもオンライン開催ですので,全国どこからでも,あるいは目下の私のように海外からでも(時差には注意が必要ですが!)ご参加いただけます.後日配信はありませんが,リアルタイムでの充実した議論を楽しみましょう.
 申込期限は4月6日(月)の午前10時までとなっています.詳細およびお申し込みは,東京言語研究所の公式HPよりどうぞ.

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2022-04-23 Sat

#4744. 5月18日(水)より,東京言語研究所の理論言語学講座(前期)「史的言語学」が開講されます [notice][hel_education][slide][tokyogengokenkyujo]

 本年度前期,2022年5月18日(水)19:00--20:40を初回として,10週にわたりオンラインで東京言語研究所「理論言語学講座」の一環として「史的言語学」を担当します.具体的には英語史概説の講義となります.公式な案内としては,講座概要 (PDF)をご覧ください.申込期限は5月9日(月)となっています.
 本日の午前中に上記講座の「ガイダンス」が開かれました.そこで講座紹介のために用いた簡単なスライドをこちらにも公開しておきますので,ご覧ください.

   1. 東京言語研究所2022年度理論言語学講座(前期)ガイダンス史的言語学
   2. 「英語史概論」 --- 英語を歴史的・通時的にみる
   3. 受講にあたって
   4. この講座で学べること
   5. なぜ英語史を学ぶのですか? --- 担当者の私的回答

 英語史は学際的な領域ですので,カバーすべき範囲も広くなります.限られた期間の講座となりますが,本ブログなども利用して足りない部分を補っていただければと思います.以下もご参照ください.

 ・ 「#4727. 英語史概説書等の書誌(2022年度版)」 ([2022-04-06-1])
 ・ 「#4729. ぜひ英語史学習・教育のために hellog の活用を!(2022年度版)」 ([2022-04-08-1])

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2019-04-26 Fri

#3651. 5月14日(火)より,東京言語研究所の理論言語学講座(前期)「史的言語学」が開講されます [notice][hel_education][tokyogengokenkyujo]

 本年度前期,東京言語研究所の理論言語学講座の「史的言語学」部門は,本ブログの執筆者,堀田隆一が担当することになっています.講座概要 (PDF) で「英語史の概説を通じて,歴史的・通時的な言語の見方を身につける」と銘打っている通り,英語史と歴史言語学の入門講座です.概要に書いた文章を繰り返しますと,

英語という言語の特徴を理解するためには,それがたどってきた歴史を学ぶことが不可欠です.英語の起源はどこにあるのか,英語に見られる不規則性は何に由来するのか,英語は将来どうなってゆくのか,などの現代的な問題に歴史的・通時的な視点からアプローチすることで,多面的な英語観,言語観を形成することが本講義の目標です.


ということになります.
 5月14日(火)から毎週火曜日19:00?20:40の枠で10回の講義を予定していますので,関心のある方は東京言語研究所の HP よりお申込みください.申込みの締切は5月9日(木)となっています.また,第1週の始まる直前の5月12日(日)の13:00より,開講式および前期の面接ガイダンスが予定されています.
 なお,先週末の4月21日(土)には同研究所で,単発の春期講座「英語史の視点から英語を眺める」を開かせていただきました(cf. 「#3633. 4月21日(日),東京言語研究所の春期講座で「英語史の視点から英語を眺める」を話します」 ([2019-04-08-1])).レギュラー講座でもよろしくお願いいたします.

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2019-04-08 Mon

#3633. 4月21日(日),東京言語研究所の春期講座で「英語史の視点から英語を眺める」を話します [notice][hel_education][tokyogengokenkyujo]

 本年度前期,東京言語研究所の理論言語学講座の「史的言語学」部門を担当することになりました.講座概要 (PDF) で「英語史の概説を通じて,歴史的・通時的な言語の見方を身につける」と銘打っている通り,英語史と歴史言語学の入門講座です.5月14日(火)から毎週火曜日19:00?20:40の枠で10回の講義を予定しています.
 また,5月からの講座開始に先立ち,英語史分野の導入という意味合いも込めて,来たる4月21日(日)の10:00?11:20に,単発の春期講座として,標題の通り「英語史の視点から英語を眺める」と題する話しをします.概要はこちら (PDF) に掲載されていますが,以下に再現します.

 何年か英語を学んでいると,学び始めの頃に抱いていたような素朴な疑問が忘れ去られてしまうことが多いものです.なぜ A は「ア」ではなく「エイ」と読むのか,なぜ go の過去形は went なのか,なぜ動詞の3単現には -s がつくのか,英語とフランス語・ドイツ語はどのような関係にあるのか,なぜ英語は世界語となりえたのか等々.このような素朴な疑問を改めて思い起こし,あえて引っかかってゆき,まじめに考察するのが,歴史言語学の観点からみる英語学 --- 英語史 --- という分野です.
 狙いとしては,4点を掲げます.(1) 現代英語の疑問点に歴史的な視点からアプローチする,(2) 英語史の概略を知る,(3) 英語学・言語学の考え方を学ぶ,(4) 歴史を通じて幅広い柔軟な英語観を形成する.
 本講義では,素朴な疑問と英語史の相性の良さについて考察した後,英語史を概観します.続けて,綴字,発音,文法,語彙,英語方言やその他に関する素朴な疑問を取り上げながら,英語史的なものの見方・考え方を紹介します.


 年度初めですし,まずは英語史という分野の楽しさを伝えることを最大の目標にします.
 春期講座自体は4月20日(土),21日(日)の両日の開講で,2日間で全体として16の講座が用意されています.受講の申込締切日も迫ってきていますので,参加希望の方は東京言語研究所の HPよりお申込みください.

Referrer (Inside): [2019-04-26-1]

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