hellog〜英語史ブログ

#4724. 慶應英語史フォーラム (khelf) の活動[notice][khelf][hel_education][start_up_hel_2022][hel_herald][hel_contents_50_2022][masanyan]

2022-04-03

 「慶應英語史フォーラム」,通称「khelf」 (= Keio History of the English Language Forum) については,本ブログで何度も触れてきましたが,新年度開始を機に正式にお披露目します.

khelf logo    khelf banner
(上記のロゴとバナーは khelf メンバーが作成)



 khelf(= Keio History of the English Language Forum = 慶應英語史フォーラム)は,2020年1月に立ち上げられた慶應義塾大学文学部・文学研究科英米文学専攻の英語史ゼミ(堀田隆一研究会)をベースとした,英語史について議論したり,情報共有するためのフォーラムです.
 英語史を専攻する現役の学部ゼミ生と院生を中心とする「拡大版ゼミ」に相当しますが,一部 OB・OG や通信教育課程の英語史専攻の学生なども含めた,ある程度の緩さをもったフォーラムです.
 世の中に存在する英語史関係の学会・研究会は,年に1回か2回の大会を中心とする季節イベントにとどまっていますが,khelf は「日常的な活動」を目指します.英語史を学ぶ人々が数十名という規模で「日常的に」集まっている場所は他にはほとんどありませんので,khelf は小刻みながらも「日常的な活動」を重視します.
 随時,研究発表会,セミナー,講演,コンテンツ展覧会などのイベントを企画・開催していきますが,それ以上に,英語史の話題が日々空気のように漂っているというようなフォーラムを目指しています.たまの点的なイベントもおもしろいですが,それよりも日々の線的な活動に力を入れていきたいと思っています.
 英語史の学術を通じて,内部的には互いに学びを促し,対外的には情報を発信して社会貢献を行なっていくことを目標とします.英語史の学び方,教え方,研究の仕方について議論し,情報発信していくことはもちろん,(現代)英語の素朴な疑問を取り上げ,それを英語史の観点から解きほぐしていくという啓発的な活動も推進していきます.

 これまでの khelf の活動実績については,khelf ホームページより「活動実績」をご覧ください.
 また,本日の Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio) では,本記事とも連動して khelf 会長「まさにゃん」による『英語史新聞』の紹介を放送していますので,ぜひお聴きください.



 khelf では,この新年度の4月1日より「英語史スタートアップ」企画と称して,以下のようなさまざまなイベントを展開しています.

 1. 『英語史新聞』創刊号のウェブ公開
 2. khelf の公式ツイッターアカウント @khelf_keio の開設
 3. 「英語史コンテンツ50」のウェブ公開(日曜日を除く毎日,khelf メンバーが作成した英語史に関する「コンテンツ」が掲載されます)
 4. 本ブログや Voicy 「英語の語源が身につくラジオ」 (heldio) でも連動企画を毎日実施しています

 連日,イベントが続きます.日々の案内や情報は,上記の khelf のツイッターアカウント および khelf ホームページに流れてきますので,ぜひ本ブログの読者の皆さんにも追いかけていただければと思います.

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