hellog〜英語史ブログ

#4594. 英語教員養成コアカリのシンポで英語史についてお話ししました[academic_conference][notice][slide][elt]

2021-11-24

 昨日11月23日(火)の 15:00?17:00 に,Zoom 開催の第2回英語教員養成コアカリキュラム・研究フォーラムのシンポジウム「コアカリのこれから?10年後を見据えて?」にてお話しさせていただきました.シンポジウムの準備から当日までお世話になりました東京学芸大学の馬場哲生先生,粕谷恭子先生,高山芳樹先生,およびシンポジウムでご一緒させていただきました卯城祐司先生(筑波大学),松下信之先生(大阪府教育庁)には感謝致します.たいへん実りある時間を過ごすことができました.
 「英語史科目の現状・課題・提案」と題する内容で,英語教育やコアカリにおける英語史の位置づけについて15分間ほど発表する機会をいただき,その後,発表者間や他の参加者からの質疑応答を経て,ディスカッションに進みました.普段私は英語史を専門科目と位置づけて研究・教育を行なっていますが,今回は英語教育・行政の観点から英語史を見てみるという貴重な機会に恵まれました.
 日々の本ブログや拙著などでも英語教育の視点は常に含めているつもりですが,念頭においているのは個々の読者であって,必ずしも組織的な英語教育・行政を意識していたわけではありません.その意味で今回のシンポジウムは新鮮で,学ぶことが多かったように思います.
 簡単なものではありますが,シンポジウムで用いたスライドをこちらに置いておきます.以下にスライドの各ページへのリンクも張っておきます.

   1. タイトルページ
   2. 英語史科目の現状・課題・提案
   3. 目次
   4. 1. はじめに:コアカリのなかの英語史
   5. 「英語学」の項目 (p. 8)
   6. 第3項「英語の歴史的変遷,国際共通語としての英語」
   7. 2. 英語史科目の現状
   8. 3. 英語史科目の課題と提案
   9. 4. 学界の潮流と英語史の強み (1)
   10. 学界の潮流と英語史の強み (2)
   11. 学界の潮流と英語史の強み (3)
   12. 学界の潮流と英語史の強み (4)
   13. 5. 英語教育への具体的応用
   14. 6. おわりに:教員の引き出しを増やす英語史
   15. 英語史のお勧め文献
   16. 拙著・拙論

[ | 固定リンク | 印刷用ページ ]

Powered by WinChalow1.0rc4 based on chalow