「#3556. 『コンプトン 英国史・英文学史』の「英文学史」の目次」 ([2019-01-21-1]) に続き,英文学史の目次の第2弾.暗記すると時代の流れがよく呑み込める.
1. 古期から中世へ(七世紀--十五世紀)
なぜ「イングランド」か?
イギリスの詩のはじまり
中世の英語と文学
『キャンタベリ―物語』
その他の中世詩
2. ルネッサンスが花ひらく(十五世紀--十六世紀)
ヘンリー八世の宮廷
人文思想とトマス・モア
ワイアットとサリー
栄光女王エリザベス
フィリップ・シドニー
エドマンド・スペンサー
詩人としてのシェイクスピア
3. 演劇時代の到来(十六世紀後半)
三つの発生源
常設の芝居小屋ができる
トマス・キッドの血なまぐさい悲劇
大学才人たち
マーロウの力強き詩行
4. そしてシェイクスピア登場(一五九〇--一六一三)
若い劇作家
創作第一期(一五九〇--五)
創作第二期(一五九六--一六〇〇)
創作第三期(一六〇一--九)
創作第四期(一六〇九--一二)
5. 時代は清教徒革命に向かう(十七世紀前半)
ベーコンの新しい思想と散文
ジェームズ王聖書
ベン・ジョンソンの気質喜劇
ジャコビアン・ドラマティストたち
ベン・ジョンソンと叙情詩人たち
ダンとその一派
その他の形而上派詩人たち
6. 清教徒革命の後(十七世紀後半)
王政回復期の文学
孤峰ミルトン
『失楽園』
『復楽園』『闘技者サムソン』
もう一つの清教徒文学
ドライデンの詩と劇と散文
7. 十八世紀の散文,詩,そして劇(一七〇〇--一七九八)
市民社会と<事実>の文学
スウィフトの風刺文学
ポープが詩壇の中心に立つ
大御所ジョンソン博士
十八世紀の劇作家たち
夜の時間が長くなる
8. 小説時代の到来(十八世紀)
ロビンソン・クルーソー
リチャードソンの『パメラ』と『クラリッサ』
フィールディングの『トム・ジョーンズ』
スターンの『トリスラム・シャンディ』
スモレットと「悪党小説」
オースティンと「分別」の小説
9. ロマン主義の光と影(一七九八--一八三六)
ブレイクと自由の主張
ワーズワースと自然詩
コールリッジの詩と批評
バイロンとロマン派的パフォーマンス
シェリーと空霊の歌
純粋詩人キーツ
10. ヴィクトリア朝の詩と散文(一八三七--一九〇一)
時代の予言者カーライル
テニソンはヴィクトリア朝詩を代表する
もう一人のヴィクトリア朝詩人ブラウニング
アーノルドは詩から散文に移った
美の使徒たち--ラスキンとペイター
ラファエロ前派の作家たち
世紀末作家ワイルド
11. ヴィクトリア朝の小説(一八三七--一九〇一)
読書が新しいエンターテインメントとなった
ディケンズ成功の秘密
社会批判と愛のメッセージ
サッカレーと『虚栄の市』
ブロンテ姉妹のロマン主義
ジョージ・エリオットと社会的義務の小説
メレディスとエゴイズムの小説
ハーディの暗い運命観
外へ向かう視線
12. 二十世紀の詩と劇
群小詩人の風土
ホプキンズと現代詩
イェイツとケルト復興,およびその後
エリオットの詩と批評
オーデンと三十年代詩人
ディラン・トマスと四十年代,そしてその後
ショーとイギリス近代劇
怒れる若者たち
不条理劇のある部分
13. 二十世紀の小説
ジェイムズと小説の手法
コンラッド--自然と人間の極限状況
エドワード王朝期を代表する三人
フォースターとブルームスベリー・グループ
ウルフと意識の流れの小説
ジョイスと神話的方法
ロレンスと生命の哲学
逆ユートピア小説
二人のカトリック作家
「怒れる」作家たちと,その後
・ 川崎 寿彦 『イギリス文学史入門』 研究社,1986年.
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