医学史研究会
(最終更新日 2007/08/04)
2006年の7月から、月に一回のペースで集まっている医学史の研究会です。当初は「精神医学史研究会」と名乗っていましたが、2006年の12月に、「医学史研究会」と名称を改めました。取り立てて命名したり改名したりするような、大げさな研究会ではないのですが。
ご興味がある方はどうぞお気軽にご参加ください。レジュメの用意などがありますので、ご参加の折にはご一報くだされば幸いです。
これまでの研究会の報告をアップしていますので、ご覧ください。
鈴木晃仁 ジャン・ゴールドシュタイン『ポスト=フランス革命期の自己概念』を読む
皆吉淳平 Mazumdar「優生主義者と都市貧困層」論文をめぐって
兵頭晶子 水治療と近代精神病学──あるいは、民間療法施設の近代
香西豊子 奇疾と怪妖――人面瘡譚の展開にみる近世的身体の位相
佐藤雅浩 イアン・ハッキング『遁走者たち』を読む
No.6 2007/04/09
奥村大介
No.7 2007/06/11
浮ヶ谷幸子 「北海道、浦河町四丁目住民のべてるに「巻き込まれる」日常−「商売」を契機として編み出されるつき合いの技法」
No.8 2007/07/09
北中淳子Akihito Suzuki, Madness at Home (2006) を読む
No.9 2007/07/25
Akihito Suzuki, “Hysterics and Degenerates,
Japanese Style: Doctors and Patients in a
Private Psychiatric Hospital in Modernist Tokyo” with Discussion by Allan Young
No.10 2007/10/15
鈴木晃仁 Katharine Park, Secrets of Women (2006)を読む
No.11 2007/11/5
田口亜沙
No.12 2007/12/10
宝月理恵「学校医と学校歯科医―近代日本における学校口腔衛生の支配管轄権をめぐって―」
No.13 2008/01/23
加納由紀子 「Idiotisme, Idiotie et Stupidité、フランス初期精神疾患分類の分類不可項目(1794−1851)」
No.15 2008/04/21
鈴木晃仁 「日本の熱帯医学と人種理論 − 気候馴化と熱帯性神経衰弱」 資料
No.16 2008/05/26
皆吉淳平 「アメリカのバイオエシックスにおける歴史記述」
No.17 2008/06/30
佐藤雅浩
No.18 2008/09/29
高林陽展 「任意入院の政治学〜1895年ホロウェイ・サナトリアム・スキャンダルを中心に」
No.19. 2008/10/15
Professor Rab Houston, “Studying the Social History of Mental Incapacity before the
20th Century: Sources and Methods”
(中略:これから調査してギャップを埋めます)
2009/04/20
兵頭晶子「沈黙の声を聴く──『精神病の日本近代』の原点から」