英語語彙の世界性について,1年ほど前の記事 ([2016-06-24-1]) で様々なリンクを張ったが,その後書き足した記事もあるので,リンク等をアップデートしておきたい.記事を読み進めていけば,英語語彙史の概要が分かる.
1 数でみる英語語彙
1.1 語彙の規模の大きさ (#898)
1.2 語彙の種類の豊富さ (##756,309,202,429,845,1202,110,201,384)
1.3 英語語彙史の概略 (##37,1526,126,45)
2 語彙借用とは?
2.1 なぜ語彙を借用するのか? (##46,1794)
2.2 借用の5W1H:いつ,どこで,何を,誰から,どのように,なぜ借りたのか? (#37)
3 英語の語彙借用の歴史 (#1526)
3.1 大陸時代 (--449)
3.1.1 ラテン語 (#1437)
3.2 古英語期 (449--1100)
3.2.1 ケルト語 (##1216,2443)
3.2.2 ラテン語 (#32)
3.2.3 古ノルド語 (##2625,2693,340,818)
3.2.4 古英語本来語のその後 (##450,2556,648)
3.3 中英語期 (1100--1500)
3.3.1 フランス語 (##117,1210)
3.3.2 ラテン語 (##120,1211)
3.3.3 中英語の語彙の起源と割合 (#985)
3.4 初期近代英語期 (1500--1700)
3.4.1 ラテン語 (##478,114,1226)
3.4.2 ギリシア語 (#516)
3.4.3 ロマンス諸語 (##2385,2162,1411,1638)
3.5 後期近代英語期 (1700--1900) と現代英語期 (1900--)
3.5.1 語彙の爆発 (##203,616)
3.5.2 世界の諸言語 (##874,2165,2164)
4 現代の英語語彙にみられる歴史の遺産
4.1 フランス語とラテン語からの借用語 (#2162)
4.2 動物と肉を表わす単語 (##331,754)
4.3 語彙の3層構造 (##334,1296,335,1960)
4.4 日英語の語彙の共通点 (##1645,296,1630,1067)
5 現在そして未来の英語語彙
5.1 借用以外の新語の源泉 (##873,874,875)
5.2 語彙は時代を映し出す (##625,631,876,889)
英語語彙史を大づかみする上で最重要となる3点を指摘しておきたい.
(1) 英語語彙史は,英語と他言語の交流の歴史と連動している
(2) 語彙借用の動機づけは「必要性」のみではない
(3) 語彙借用により類義語が積み上げられていき,結果として3層構造が生じた
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