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#6361. 10月6日(火)より東京言語研究所で英語史講座(全10回)が開講[notice][hel_education][tokyogengokenkyujo][hel_lecture]

2026-09-26


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 来たる10月6日(火)19:00--20:40を初回として,10週にわたりオンラインで東京言語研究所の理論言語学講座(後期)の一環として「史的言語学:英語史入門」を担当します.約1600年にわたる英語の歴史を概観し,現代英語が抱える「なぜ?」を歴史的な視点から解き明かしていく全10回の講義です.
 全10回を通じて,英語史を貫く次の4つの潮流を,じっくりと掘り下げていきます.

 1. 文法 --- 総合から分析へ.古英語は屈折の豊富な「総合的言語」,現代英語は屈折の乏しい「分析的言語」.この大転換がいつ,どの,そしてなぜ起こったのかを探ります.
 2. 語彙 --- 語形成と借用のせめぎ合い.英語には,350以上の言語から語彙を借用してきた「世界的語彙」の側面があります.時代ごとに主役を変えてきた新語導入法の歴史に注目します.
 3. 綴字と発音 --- 両者の乖離.中英語まではさほど乖離していなかった綴字と発音が,近代英語期にかけて大きく離れていった経緯を,単語の具体例とともに追います.
 4. 標準化 --- 求心力と遠心力.英語は標準化と脱標準化のサイクルを繰り返してきました.このサイクルを踏まえ,21世紀に注目される "World Englishes" の現状について議論します.

 東京言語研究所での英語史講座は何度目かになりますが,今回は従来の時代順での英語史概観ではなくテーマ別に英語史を眺めていくことになります.受講される方は,予習として英語史入門書などでオーソドックスな時代の流れをつかんでおくと,講座も理解しやすくなると思います.入門書については,「#6203. 英語史概説書等の書誌(2026年度版)」 ([2026-04-21-1]) もご参照ください.
 本講座を含めた理論言語学講座のラインナップとそのシラバス (PDF) はこちらよりご覧ください.
 申込期間は8月21日(金)から9月28日(月)午前10:00までとなっています.締切が目前に迫っていますので,ご関心のある方は東京言所の公式サイトよりお早めにお申し込みください.
 この秋から年末にかけては,英語という言語を歴史的に眺めてみましょう.英語に限らず言語というものを新たな角度から見ることのおもしろさに気付いてもらえると思います.
 この講座については Voicy heldio でも案内を放送しています.ぜひ「#1944. 10月6日(火)より東京言語研究所で全10回の英語史講座が開講」をお聴きください.

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