事業目的本邦の医学研究は十分に世界を先導する役割を果たしているとはいえず、医学分野における能力と意欲に溢れる少数の研究者による理論的・技術的ブレークスルーが求められている。
本事業は、医学研究で本邦さらには世界を先導することができる人材の育成を目的とする。
|
1 |
従来、高等教育の対象であった医学・医療学、特に、最先端医学・医療(再生医療・がん治療など)を小学生から高校生が学び、自ら実験で経験する体系的で多 彩な教授プログラム |
2 |
病院見学、研究室訪問、若手研究者との交流による高い目標を持たせ、それを具現化するための明確な意識を持たせる工夫 |
3 |
レポート、成果発表、論文作成などを通じて養うプレゼンテーション能力とディスカッション能力 |
4 |
活動参加、メルマガなどを通して、保護者・教諭と医学・医療情報を共有することによる進路・職業指導プログラム |
高校生グループにおける活動内容およびスケジュール
1)期間 平成21年7月〜平成22年9月頃(実質1年間)
2)募集人員 全国から15名(グループでの参加も可;中学3年生の参加も可)
3)活動内容
基礎医学教室(平成21年8月開催)実験の基礎的操作の習得および研究テーマ決定
病院・研究室訪問(平成21年12月開催)慶應義塾大学病院および医学部研究室の見学および若手研究者との交流
研究発表会(平成22年8月開催)慶應義塾大学医学部にて研究発表を実施する(15分/人)。優秀者には医学部長杯などの表彰有
-
メルマガ配信(平成21年8月より配信開始)医学研究等のトピックスを分かり易く解説して配信する。
*本活動に伴う試薬代金・交通費(引率教諭を含む)・保険代金等は慶應義塾が負担いたします。
研究指導
1)研究テーマの決定
慶應義塾大学でテーマを準備しているが、各生徒の希望を尊重する。平成21年8月に決定。
2)研究場所
慶應義塾大学から遠方の場合:基本は各高等学校での指導となり、慶應義塾大学・久留米大学等の助言・支援が中心となる。
慶應義塾大学近郊の場合:慶應義塾大学(横浜市日吉キャンパス)での研究活動も可能。また、夏季、冬季、春季にて集中して、慶應義塾大学(横浜市日吉キャンパス)で研究を行うことも可能。