苔図鑑


メジャーな5種類とそれぞれの特徴



 

1.スナゴケ

  

<特徴>


星のような見た目の葉っぱ。苔でありながら極度の乾燥状態にも耐えられる強さを併せ持ち、市街地でも見かけることができる。
ほのかに水を含んだふかふかなスナゴケはベッドのようで、森で木から落ちてきた新たな生命が実るのを静かに見守っている。

2.コツボゴケ

  

<特徴>


丸みを帯びた透き通るような葉がたがいちがいに生えている。上にというより、横に広く成長することが特徴。
写真のように他種類の苔と混生していることが多い(写真の苔はおそらくコバノチョウチンゴケ)。

 

3.ホソバオキナゴケ

  

<特徴>

苔といえば真っ先に連想される姿かたちをしている。こんもりとしたカタマリ状に成長し、地面にはもちろん、木の幹にも直角に生えていることも多い。
乾燥に強く、緑鮮やかで見た目も良いため、テラリウムでは多く用いられる苔でもある。

 

4.シノブゴケ

  

<特徴>

シダ植物のシダに似ていることからその名が付けられた。縦横無尽にその身を這い巡らせ、洗練された美しい形に成長する。
湿気の多い環境を好み、常に濡れた状態であれば青々と濃い緑が背景との対比でよく映える。

5.ミズゴケ

  

<特徴>

保水力において右に出るものはいない。湿地を代表する苔であり、地球上の湿地面積のおよそ1%を占めているとも言われている。
乾燥と保水を繰り返すことの出来る利便性から、植栽にも頻繁に利用される苔でもある。自生するミズゴケは自然破壊により年々減少している。

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