ラップバトルについて

ラップバトルとは

DJが流すビートに、MC同士が小節ごとに即興の歌詞を用いてフリースタイルのラップをし、互いのスキルを競い合う。

勝ち負けの決め方

ライムやフロウ、パンチラインなどを総合的に評価し、現場の観客の歓声の大きさで決まったり、審査員の多数決で決まったり、どちらも取り入れられたりと、そのイベントにより基準が異なる。

用語の解説

ライム

韻を踏むとも言い、音の母音を揃えること

その中でも、単語の頭を揃える「頭韻」、単語の後ろを踏む「脚韻」、単語の母音を完全に踏む「完踏」などがある。

たとえば

頭韻 桜、咲く (a u a、a u)

脚韻 セブン、イレブン、いい気分 (e u n、i e u n、i i i u n)

完踏 的場浩司、名古屋コーチン(a o a o o i、a o a o o i n)

フロウ

「歌い方」や「表現の仕方」のこと

言葉のアクセントを変えることにより、表現の幅が広がり聞きやすさが向上する。

パンチライン

印象に残るような強烈なフレーズのこと

良いパンチラインがあると観客が沸き、バトルの中で優位に立てる。

有名なパンチラインには、Zeebraの「東京生まれ HIPHOP育ち 悪そうなやつは大体友達」などがある。

主なラップバトルの大会

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