テニス(庭球)とは
ネットを境にして相対し,ラケットを用いて所定の区画内にボールを打ち合って得点を競う球技である。 シングルス・ダブルス・混合ダブルスの種目があり、また、ボールにより軟式と硬式に分かれる。
ルール
テニスの試合は、『ポイント』→『ゲーム』→『セット』→『マッチ』の順に進行していく。
ポイントの数え方は以下の通り。
0ポイント→「0/ラブ」
1ポイント→「15/フィフティーン」
2ポイント→「30/サーティー」
3ポイント→「40/フォーティー」
4ポイント→「ゲーム」
上記の通り、1ゲームは先に4ポイントを取ったほうが獲得するが、お互いが3ポイントずつ取った場合「40-40/デュース」では、次のポイントを取ったほうが「アドバンテージ」となり、「アドバンテージ」を持っているほうが次のポイントを取ると、「ゲーム」を獲得することになる。 つまり、「デュース」になった場合は、どちらかが連続2ポイントを取るまで続く。
コートの種類
ハードコート
アスファルトやセメントを土台とした、その名の通り固いコートで、現在の主流のコートである。四大大会の中でも、全豪オープンと全米オープンの2大会がハードコートで行われている。
他のサーフェスと比べれば「速い」コートなので、一般的にはフラット気味の速いボールや、弾まない低いスライス、ボレーは有効とされ
ている。しかし、同じハードコートというサーフェスでも、表面をコーティングする素材によって、球速やバウンドが変わる。近年は
全米オープンにも採用されている「デコターフ」のような柔らかいハードコートが出てきており、クッション性が向上し、身体への負担が少なくなっている。
クレーコート
土でできた層の上に、より細かい砂が撒かれたコートで、グランドスラムとも呼ばれる四大大会の中では、全仏(フレンチ)オープンで採用されているコート。日本のクレーコートとは違い、特に欧米では、レンガを砕いて作った粉(アンツーカー)が普及している。
他のサーフェスに比べて素材が柔らかいため、身体、特に足腰への負担が少ないと言われてる。また、球速もサーフェスに吸収されるため比較的遅く、またバウンドが低い。なので、ラリーが続きやすいサーフェスでもある。
しかし、雨には弱く、メンテナンスコストも比較的高い。そのため日本では、比較的水はけがよい土である富士山の麓(山中湖)などにクレーコートが集中している。
グラスコート
天然芝のコートで、現在の主流ではないが、四大大会のひとつ、ウィンブルドンで伝統的な意味合いもあり、採用されている。
バウンドした後の球足は、全サーフェスの中で最も速く、とても癖のあるコートで、且つシーズンが短いため、プロでも攻略が困難と言われている。
オムニコート(砂入り人工芝)
テニスブランドとして有名なダンロップやスリクソンを手がける住友ゴム工業株式会社の製品名。日本で最も多く採用されているコート。
水はけが良いため雨に強く、「全天候型」などと称される。しかし、前述した現在世界の主流である「ハードコート」と比べると、球足は遅く、またバウンドも低い。
カーペットコート
その名の通りカーペットのような素材でできたコートで、主にインドア(屋内)のテニススクールなどで採用されている。
ほかのサーフェスと比べて表面が柔らかいが、グラスコートのように、球足は速く、バウンドも低いため、プレーヤーとしてはかなり対応が難しいサーフェスとなっている。だが、テニスを始めたばかりの方が万が一転んでも、怪我をしにくくなっている。
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