世界で人気を博す浮世絵師 歌川国芳。
確実なデッサン力に裏付けられたデザイン。
和漢の古典的要素に西洋画の要素も貪欲に取り込んで魅せる斬新なアイデア。
迫力だけでなく愛嬌いっぱいに人を惹きつける画力。
彼には浮世絵の枠を超えた魅力があるのです。
今回こうした国芳の魅力を最もよく知る浮世絵研究家の岩切友里子氏をお招きし、HAPP(Hiyoshi Art and Performance Project)の新入生歓迎行事として、講演会を行います。
それに先立ち、日吉メディアセンターにてミニ展示を行い、慶應義塾が所蔵する国芳の浮世絵と絵本をご紹介します。彼の画業がいかなるものか、その一端をご覧下さい。
◇場所:日吉キャンパス 来往舎1階 シンポジウムスペース
◇日時:2017年10月7日(土)15:00〜16:30(開場14:30)
◇英語での翻訳、通訳があります。
◆ 講師プロフィール ◆
岩切友里子氏(浮世絵研究者)
東京藝術大学卒。リッカー美術館学芸員、平木浮世美術館研究員を経て、フリーランスの浮世絵研究者・学芸員として現在活躍。
歌川国芳を主要な研究テーマとして学術的成果を出す一方、国内外の国芳展に関わる。
特に近年では大規模な「没後150年歌川国芳」展(2011年、東京ほか)の監修、これに基づいたプチ・パレ美術館「Fantastique ! Kuniyoshi」展(2015-2016、パリ)
での活躍が印象深い。
◇場所:日吉キャンパス 日吉メディアセンター1・2階
正面口から左へお進みください。
◇日時:2017年7月28日(金)〜10月31日(火)
◇言語:日本語、英語
高橋誠一郎コレクションを使った浮世絵解説(パネル)と、三田メディアセンター旧図書館所蔵の古典籍(江戸時代の本)による展示です。
学外の方は、メディアセンター正面口受付におっしゃてください。ご覧いただけます。
◎全て入場無料、自由にお越しください。
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