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 #kinsei2021

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古典籍(書誌学)教育

  •  弘前藩藩校資料調査プロジェクト(弘前大学人文社会科学部原克昭(武井紀子、渡辺麻里子))
    • http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/hankou/
      • 弘前藩藩校稽古館の旧蔵書について弘前大学人文社会科学部の教員による調査を行っている。その調査に関連して、蔵書を所蔵している東奥義塾高校の高校生を対象とした特別授業を実施し、高校生が和古書を学ぶ機会を設けている。
  • 小学生向けレクチャー「昔の本にさわってみよう!」(鶴見大学図書館)
    • https://current.ndl.go.jp/e1743
      • 2014年度に神奈川県の「大学発・政策提案制度」に基づき開始された取り組み。現在は県政策ではなく、鶴見大学図書館独自で継続。目的は、子どもの頃から書物に親しみ、書物や読書、関連する歴史、日本や世界の伝統や文化、文化財等を大事にする気持ちを育んでもらうきっかけ作りである。
  • 深浦古典籍保存調査プロジェクト(弘前大学人文社会科学部・原克昭(渡辺麻里子))
    • https://hirosaki.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&index_id=980&pn=1&count=20&order=8&lang=japanese&page_id=13&block_id=21
      • 青森県西津軽郡に所在する真言宗寺院円覚寺が所蔵する和古書(文化財)を使って、地元の高校(木造高校深浦校舎)の生徒に和古書を学ぶ授業を実施、また有志学生が和古書調査に参加した。その取り組みは、『深浦古典籍保存調査報告書』1~3集に記載(弘前大学リポジトリにて公開)。
      • 弘前大学が実施している寺院資料調査(深浦円覚寺)を、市民(深浦町民)と合同で実施した。初めての参加者には「和古書の取り扱い講習」を実施し、経験に応じて、法量・丁数などの調査、書誌カード取り、写真撮影など様々な調査参加。また調査回数に応じて「調査マイスター(級別)」の証書を渡した。
  • 日本古典籍研究国際コンソーシアム(日本古典籍研究国際コンソーシアム事務局)
    • https://www.kotenseki.org/start
      • 日本古典籍を対象とした研究と教育の深化・発展のために、以下の3点を核として、協働の場の構築を目指し活動している。 (1)人材(学生、研究者、司書・学芸員・アーキビスト等の専門職員)の育成 (2)先端的研究と研究成果発信等に関する情報・資源の共有と活用 (3)データベースの活用等に関する情報・意見の交換

 

くずし字教育

  • オンラインくずし字勉強会(Jingyi Li)
      • 当方は2018年から、アリゾナ大学で日本語学習者向けのくずし字勉強会を行っています。今年はコロナの影響でオンラインで実施することになりましたが、本学の学生だけでなく、アリゾナ州内の他の大学からの参加もできるようになりました。近世の刊本を中心に勉強しており、さまざまなジャンルの古典籍を読むことに挑戦しています。国際交流基金のご支援より、秋から和本を手に取ることができ、これからさらにくずし字勉強の機会が増えます。西アメリカでのくずし字勉強ネットワークを拡大することを目指しています。
  • くずし字学習支援アプリKuLA(大阪大学文学研究科)
    • https://kula.honkoku.org
      • 大阪大学文学研究科の科研プロジェクト(代表:飯倉洋一)を通じて開発・公開された,くずし字のモバイル学習アプリです。「まなぶ」「よむ」「つながる」の3機能を通じて初学者の学習をサポートします。
  • 弘前市立小学校・中学校(公立小・中学校)におけるくずし字講座(渡辺麻里子・弘前市中央公民館・弘前大学日本古典文学研究室)
    • 弘前大学人文社会科学部日本古典文学研究室「【研究ノート】弘前市立小学校におけるくずし字講座(六年生対象)実践報告」(『弘前大学国語国文学』39、2018年3月)
    •  渡辺麻里子「くずし字を知ること――日本古典文学の基礎学を考える――」(『古典の未来学』文学通信、2020年)
      • 2014年度から、弘前大学学区内の公立小学校6年生にくずし字を教える授業を実施。教員(主講師)と学生(アシスタント講師)により、くずし字入門・くずし字クイズ・古典版浦島太郎の紹介などを行い、小学生に古典文学への興味関心を喚起する。中学校は1年生対象で2017年度より実施。
  • 講演動画「なぜ「くずし字教育」が必要なのか」(同志社大学古典教材開発研究センター)
    • https://www.youtube.com/watch?v=JhKYCWOp9NM
      • センター設立記念集会「古典教材開発の課題と可能性」における基調講演のアーカイブ。講演者は大阪大学の飯倉洋一氏。ここ10年ほど、くずし字解読に対する関心が深まるとともに、AIによるくずし字認識技術も急速な進化を遂げている。このような、くずし字解読への追い風現象を紹介するとともに、くずし字解読への追い風現象を紹介するとともに、なぜ「くずし字教育」が必要なのかという問いへの回答を提示する。
  • 国語の授業におけるくずし字教育(私立武蔵高等学校中学校)
    • http://www.sapia.jp/event_briefing/2020/2008_14.html
      • 国語の授業で江戸時代のくずし字を解読する授業を展開しており、すでにかなりの実践経験があると思われる。私立中高一貫校という特殊な環境ではあるが、いっときのイベントで終わらない現場の実践として貴重だと感じる。
  • 日本の中世文書WEB(国立歴史民俗博物館・橋本雄太)
    • https://chuseimonjo.net
      • 国立歴史民俗博物館が所蔵する中世文書のオンライン展示。約40点の文書について釈文,解説,大意に加えてカラオケ形式で再生できる読み上げ音声を提供する点が特徴です。

 

eラーニング

 

eラーニング資料 / 古地図

 

欧州司書博物館員のための、書誌学的情報も含むくずし字ワークショップ

  • EAJRS/NIJL くずし字ワークショップ(EAJRS・NIJL(EAJRS・平野明、NIJL・山本和明、太田尚宏)

 

デジタル(くずし字)

  •  くずし字解読システム「ふみのはゼミ」(凸版印刷・大澤留次郎)
    • https://www.toppan.co.jp/biz/fuminoha/
      • 凸版印刷ではくずし字OCR技術を2015年より研究開発し、これまで多くの研究・教育機関と実証を重ねてきました。くずし字解読システム「ふみのはゼミ」は、翻刻システムにとどまらず、授業・ワークショップ等での利用を想定した採点機能等がご利用いただけます。
  • みんなで翻刻(国立歴史民俗博物館,東京大学地震研究所,京都大学古地震研究会)
    • https://honkoku.org
      • 主に近世の資料を対象とした文献資料の市民参加型翻刻プラットフォームです。もともと災害史料を対象としたプロジェクトでしたが,IIIFへの対応を機に任意の文献史料に対象を拡大しています。
  • みんなで翻刻 サーチ(永崎研宣)
    • https://honkoku.dhii.jp/
      • 「みんなで翻刻」で入力されたテキストが自動的に反映され、異体字同時検索や絞り込み検索ができます。更新頻度は現在、1時間に1度です。

 

デジタル(くずし字を含むテキスト全般)

  • 日本語向けTEIガイドライン(TEI協会 東アジア/日本語分科会)
    • https://github.com/TEI-EAJ/jp_guidelines/wiki
      • 人文学向けテキスト資料デジタル化の国際的ガイドラインであるTEIガイドラインを日本語資料向けにカスタマイズ中です。くずし字をこの枠組みでどううまく扱うかは、日本の人文学の国際的なプレゼンスにも関わってきますのでみなさまのご参加をお待ちしております。

 

デジタル(古典籍画像)

  • 「身体イメージの想像と展開」」(国際日本文化研究センター教授 安井眞奈美、ローレンス・マルソー共同担当)
    • https://research.nichibun.ac.jp/pc1/ja/coop/archives/s513/
      • 日本の歴史を通し、「身体」がどのように想像され、そのイメージがどのように利用されてきたか、という問題を様々な角度から研究する。人類学、民俗学、宗教学、文学、医学、先端生物科学等の各分野から考察し、情報を交換するよう進めている。
  • Materiality and virtuality in Japanese studies resources 日本資料における実質性・仮想性(日本資料専門家欧州協会 )
    • https://www.eajrs.net/
      • 第31回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会、会場担当:Institute of Oriental Manuscripts of the Russian Academy of Sciences 協力:Faculty of Asian and African Studies of Saint Petersburg University 2021年9月15-18日、サンクトペテルブルクにて。オンラインも参加可能。(いずれも要申し込み)英語・日本語が公用語です。
  • ジャパンサーチ(国立国会図書館)
    • https://jpsearch.go.jp/
      • 書籍、文化財、メディア芸術など、さまざまな分野のデジタルアーカイブと連携し、本邦保有の多様なコンテンツのメタデータをまとめて検索できる「国の分野横断型統合ポータル」。画像の有無や権利区分によるフィルタリングも可能。
  • 古典籍ポータルデータベース(立命館大学アート・リサーチセンター)
    • https://www.dh-jac.net/db1/books/search_portal.php
      • 海外所蔵機関のデジタルアーカイブ活動を含め、世界最大の掲載数となっている古典籍画像データベース。国際共同利用共同研究拠点での基幹データベースの一つ。
  • 跡見学園女子大学/図書館所蔵百人一首コレクション(跡見学園女子大学図書館)
    • https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/1171055100/
      • 百人一首コレクション」は、小倉百人一首から異種百人一首まで3,000点以上の資料を有し、貴重な写本、各種版本、巻子本、錦絵、かるた、双六、注釈・研究書、女性教養書、外国語訳、工芸品など。
  • 双六コレクション(東京学芸大学)
    • https://library.u-gakugei.ac.jp/etopia/sugoroku.html
      • 平成8年度に加藤康子氏(元東京学芸大学教育学部附属高等学校大泉校舎教諭)により、112点が撮影・電子化されました。平成20年度に11点を、平成22年度に21点を追加して電子化しました。*現在システム移管中、検索のみ可能
  • 津軽デジタル風土記(文献観光資源学)(弘前大学・国文学研究資料館(弘前大・瀧本壽史、国文研・木越俊介))
    • https://tsugaru-fudoki.jp/
    • https://www.hirosaki-u.ac.jp/47426.html
      • 津軽に遺された資史料を、デジタル撮影し解説を付して公開したもの。また別途、冊子も作成して頒布した。弘前大学と国文学研究資料館とで、2017~2019年度の3年間で実施。2020年3月に予定した成果報告フォーラムは、コロナ感染拡大により中止。「津軽デジタル風土記」はデジタル公開中。また刊行した冊子も公開している。学生による資料翻刻・解説も掲載。

 

古典籍の電子化テキスト

  • 三百五十番集入力(半魚文庫・高橋明彦)

 

資料(一部古典籍)のオンライン検索

  

シンポジウム関連サイト

 

 

 

  • 下田正弘・永﨑研宣編『デジタル学術空間の作り方 仏教学から提起する次世代人文学のモデル』全文公開サイト

 

 

  

ポータルサイト

  

データ駆動型研究/デジタルヒューマニティズ(DH)とは?



さいごに
今大会の参加者アンケートと、運営準備の備忘録をつけます。
誰かのオンライン大会のためになりますように…

参加者アンケート 運営備忘録 

■ シンポジウムの記録動画と、日本近世文学会恒例の文学踏査はこちらから

記録動画


■ 主催: 日本近世文学会
  お問い合わせは学会事務局で承ります。学会サイトを御覧下さい。

■ 後援: 慶應義塾大学教養研究センター

大会オペレーション: 文学通信

画像:国文学研究資料館蔵『平家物語』https://doi.org/10.20730/200017021