Hananari Surimono Database
江戸廼花也(長州藩主 毛利斉元)摺物データベース
 (ただいま工事中)
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Categories Key Word  摺物目録/List
絵師/Artist Museum/Collection
見立『偐紫田舎源氏』黄昏 / Mitate of 'Nise Murasaki inaka Genji' :Tasogare
分類/Categories
美人 Beautiful women
絵師/Artist
歌川国芳 / Utagawa Kuniyoshi
摺物番号/ID No.
B2-YO-1-02
編成/Composition
3枚 / triptych
紙型/Dimensions
色紙判 Shikishiban
刊年/year of printing
天保五?~七? / Tenp? 5?7 (1834?6)
シリーズ/Series
見立『偐紫田舎源氏』「色の浮世は味なもの」/ Mitate of 'Nise Murasaki inaka Genji' with the song 'The path of love is never smooth'
狂歌作者/Kyōka poet
江柳亭津波女 / K?ry?tei Tsubame
俗謡作者/Zokuyō poet
桜蝶 / ?ch? (江戸廼花也か / Edo no Hananari ?)
役者名/Name of actor
翻刻/Transcription
なせにこんなにほれさせた
Naze ni kon'nani hore saseta
のは憎ひぬしよりこつちから
nowa, nikui nushi yori kocchi kara
ほれたわたしかうは気性
horeta watashi ga uwaki-sh?,
風の柳の風かどふかどふやら
kaze no yanagi no kaze ga d? ga d? yara
こちやしれにくい色の浮世は
kocha shirenikui, iro no uwaki wa
あしなものソリヤしれた事 桜蝶戯述
ajina mono sorya shireta koto, ?ch? tawamure ni noburu
 そろ/\と床しき風もかよひけり五条わたりの月のたそかれ 江柳亭津波女
Soro soro to yukashiki kaze mo kayoikeri goj? watari no tsuki no tasogare, K?ry?tei Tsubame

朝桜楼国芳画
Ch??r? Kuniyoshi egaku
備考/Note
*このシリーズは、Y2-YO-3 として、役者絵に分類してたが、岩切友里子氏のご指摘により、美人画と改め、摺物番号もB2-YO-1とする。

【俗謡】
このシリーズには桜蝶印を押している資料がある。(Mario Lusy Collection所収、Museum f?r Gestaltung Z?rich, The Art Institute of Chicago 1954.685)。

*珍しく花也の狂歌はなく、連作の俗謡が中心になっている。
*図版は『偐紫田舎源氏』四編14丁裏から取っている。
*黄昏は『源氏物語』の夕顔に擬している。彼女もあまた五条に住む。この図だけ役者ではなく、女性のようだ。おそらく、清元関連の芸者かと思われる。
*制作年の理由は、『偐紫田舎源氏』所収の最も登場の遅いのが阿古木図の「車争い」の場面で、十二編(天保五年刊、実際の売り出しは天保四年)にある。花也の摺物は彼が没後は制作されていないので、自ずから天保五年から七年ということになる。
*「桜蝶」は花也本人の印だと推測されるので、これも彼の筆名の可能性が高い。
*当代における『偐紫田舎源氏』人気のほどがわかる資料。また草双紙を大名も楽しんでいた証左である。なお、スコットランド国立博物館(National Museums Scotland)では、この摺物は源氏絵の一つとして存在していた。この資料には桜蝶印がない。
所蔵/Museum,Collection
(所見)
Mario Lusy
Scotland A.1887.745.38.2