hellog〜英語史ブログ

#4819. 今週の Voicy のテーマより「英語学習は「毒を食わば皿まで」で行こう!」[voicy][heldio][notice]

2022-07-07

 毎日この「hellog~英語史ブログ」と並行して,音声プラットフォーム Voicy を通じて英語史ブログの音声版である「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」を公開しています.
 Voicy では毎週特定のテーマに沿ったトーク企画が組まれていますが,7月4日(月)から始まっている今週のテーマは「#みんなの語学学習法」です.集まってきた放送を聴いてみると,語学(学習)への態度や取り組み方は本当に十人十色なのだなと実感しました.ぜひ様々なパーソナリティの語学に対する思いを聴取してみてください.学習モチベーションが上がると思います.
 私のチャンネルは「ハウツー・学習」「語学」のジャンルに分類されているからかと思いますが,今週のテーマと関連して,注目パーソナリティの1人としてピックアップしていただきました(ありがとうございます!).
 私自身,7月4日にこのテーマで話しをしています.「#399. 英語学習は「毒を食わば皿まで」で行こう!」をお聴きください.



 このトークでは,以下の5点の英語学習のコツを挙げてみました.

 1. 理想は低く(← 関連して Voicy パーソナリティで同時通訳者の田中慶子さんによる「「英語ができるようになりたい」という方に,まずお伝えしたいこと」も必聴です)
 2. 読み書き能力は重要です
 3. 単語力が最重要です
 4. 辞書を味方につけよう
 5. スキルだけじゃもったいない,プラスアルファで教養を!

 特に強調したいのは5点目で,これは放送タイトルの「毒を食わば皿まで」の心を表わしたものです.語学学習は時間とエネルギー(とある程度のお金)がかかる厄介なものです.いわばネガティブに「毒」とみることもできるわけですが,どのみちある程度の「毒」を食わなければならないのであれば,さらに一歩進んで教養という「皿」まで食ってしまおう,という趣旨です.実際の皿は食べてもおいしくありませんが,語学の先にある教養の皿は実はおいしいです.
 私の「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」は,単語の語源を話題にすることが多く,ボキャビルに役立つことも確かにあると思います.もちろんおおいに役立てていただければと思います.一方,真の狙いとしては語源の背後にある豊かな英語の歴史・文化を紹介する点にあります.ですので,そちらの観点から聴いていただいても,きっと面白いと思います.
 毎朝6時更新のチャンネルです,関心のある方は,ぜひこちらからフォローしてくだい.フォローしていただきますと更新通知が届くようになります.これからも,よろしくお願いいたします!

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