この夏,朝日カルチャーセンター新宿教室にて「英語の歴史と語源」と題するシリーズ講座が始まります.全12回ほどの予定となるシリーズで,1年ほどかけてゆっくりペースで進めていく企画です.完全なスケジュールは決まっていませんが,最初の3回分については確定しており,受付も開始しています.以下をご覧ください
・ 7月13日(土)15:15?18:30 「英語の歴史と語源・1 インドヨーロッパ祖語の故郷」
・ 7月27日(土)15:15?18:30 「英語の歴史と語源・2 ケルトの島」
・ 9月7日(土)15:15?18:30 「英語の歴史と語源・3 ローマ帝国の植民地」
まずは初回の7月13日の案内を,以下に掲載しておきます.
シリーズ「英語の歴史と語源」では、英語という言語がたどってきた波乱に富んだ紆余曲折の歴史を、世界史的な大事件と関連づけながら追っていきます。言語の歴史には文法や発音の歴史も含まれますが、本シリーズでとりわけ注目するのは語源、つまり単語の起源です。著名な事件と単語の起源とを結びつけながら、主にイギリスを舞台とする英語の歴史物語を、全12 回にわたり、つむいでいきます。
1 インドヨーロッパ祖語の故郷(7月13日)
シリーズの初回では、英語の究極の祖先というべきインドヨーロッパ祖語に焦点を当てます。英語はもとよりフランス語,スペイン語,ドイツ語,ロシア語,ヒンディー語などを含む巨大なインドヨーロッパ語族は、紀元前4千年頃の南ロシアのステップ地方に起源をもつとされます。実際、私たちの知る多くの英単語の語源が、この太古の時代にまでさかのぼります。6千年という時間を超えて受け継がれてきた数々の単語について、その由来をひもといて行きましょう。
これまでも英語史関連の講座をいくつか開いてきましたが,今回はとりわけ単語・語源に注目して,英語の歴史を辿っていく予定です.「シリーズ」とはいえ,単発での参加ももちろん可能ですので,ご関心のある方は是非どうぞ.シリーズの全体像につていは,こちらのチラシもご覧ください.
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