平成26年度主な活動内容(1)医学・医療に関する基礎講義・講演 8月8日(金)
8月9日(土)
10月11日(土)
10月12日(日)
12月13日(土)
12月14日(日)
3月28日(土)
3月29日(日)
(2)基礎医学実験教室 実施内容:以下の内容の講義・実習 薬学部研究室にて高速液体クロマトグラフィーを使って、分析化学実習 試薬の扱い方、精製水(純水)の使い方、ピペッティング操作、実験廃棄物の処理、実験動物実習、電気泳動実習 SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法 (SDS-PAGE) ―CBB 染色― 薬学部研究室にてバイオと有機化学を融合した手法で、医薬品合成実習 医学部医化学研究室にて研究室視察(世界最精度の生体物質用ガスクロ・質量分析装置)と研究者ディスカッション (3)英語論文勉強会 英語論文の仕組み、投稿の仕方、Pubmed の使用方法、論文の読み方、実際に論文を読んでのグループディスカッションを実施した。 実施内容:以下の内容の講義・実習 Parliamentary Debate Workshop 慶應義塾大学看護学部生との英語による Group Discussion (4)e-learning を用いた課題解決(課題解答・レポートを含む) (5)オリンピックグループの指導・活動 数学オリンピックグループ 、神経科学オリンピックグループ への挑戦 既に以下の成果を得ている。 数学オリンピック本選出場者 1 名 脳科学オリンピック(International Brain Bee) 最終予選出場 2 名(最終予選は 3 名が残って いる)(6)研究グループの指導・研究実施 研究者の皆様とマッチングを実施し、個々の研究室への配属を行っている。(7)海外研修 滞在日時:2015 年 3 月 15 日~21 日 訪問先:スウェーデン 3 月 16 日 午前中:本研修について提携したノーベル財団の下部組織 Swedish Federation of Young Scientists による今回訪問の研修プログラムの説明、参 加メンバー紹介等を実施した。 午後:スウェーデン王立工科大学(Royal Institute of Technology)訪問。首都ストックホルムにあるヨーロッパ有数の理工系総合大学である。 大学内科学教育組織(Vetenskapens Hus)による講義および超伝導等に関する実験等を受 講した。その後、当該大学で准教授として研究されている日本人研究者による自らの研究 説明、および海外で研究することの意義について講演および交流を行って頂いた。最後に、 スウェーデン初の宇宙飛行士で、当該大学教授より宇宙工学についてお話を頂いた。 3 月 17 日 午前中:地元の高校 Klara Norra Gymnasium 高校の理科系コース生徒と共にノーベル博物 館にて実施されている体験型講座を受講した。 午後:Klara Norra Gymnasium 高校の生徒と共に、ノーベル賞およびその設立者、そしてノーベル賞受賞者とその創造的な活動について総合的に学習した。その後、City Hall へ移動し、ノーベル賞授賞式の解説およびノーベル賞受賞ディナーについて説明を受けた。 3 月 18 日 午前:Klara Norra Gymnasium 高校の講義を現地生徒と共に受講した(テーマは持続型社 会の形成)。 午後:Karolinska Institute にて医学部学生(1 年生)による医療・医学紹 介イベントへ参加。大いにディスカッションした。その後、同大学教授の細胞生物学の講 義を受講した。その後、Klara Norra Gymnasium 高校の生徒の自宅へホームステイ(2 泊)。 3 月 19 日 午前:Klara Norra Gymnasium 高校の数学の授業に参加した。その後、日本の高校生によ る研究発表会を開催した。 午後:ストックホルム市内の主要産業を当該高校心理学・コミュニケーションコースの生 徒と共に見学し、スウェーデンの歴史や経済、産業や福祉等について考察した。 3 月 20 日 午前:Klara Norra Gymnasium 高校にて理系コースの高校生自由研究成果発表会に参加し た。 午後:当該高校やその他の高校の生徒が集まり、自由に意見交換する場を設けた。 非常に多くの交流が為された。その後、夕刻にストックホルム大学の見学を実施した。 本海外研修によって、以下のスキルが身に付いた 1) 科学技術においてグローバルな視点を有すべきという意識改革2) 海外大学の教員による幅広い視点と知識に関する教授による新たな目標設定 3) 現地高校生および大学生との交流(講義・研究報告等)によるコミュニケーション能力 4) 現地高校生および大学生との討論による英語ディベート能力 5) 上記 4 において国内での英語ディベートと、との差異の認識 6) 将来目標における選択の拡がりに関する自意識の醸成 7) 上記、スキルおよび意識に付随する教育効果 |