言語学概論III/IV
 【2009年度】

このクラスは初学者を対象に、言語学では「言語の何を」「どう扱うのか」についておおまかな理解が得られるように構成されている。言語の研究のツールとして提案されている概念や方法論を紹介し、それがもたらす新しい知見を、世界の様々な言語データの分析を通して理解することを目的とする。各学期末試験においては、知識だけではなく、授業で扱った考え方を用いてデータや問題を「どう説明するか」という能力の評価に重点を置いた設問が課される。主な内容:語彙論、音声学、音韻論、統語論、意味論、語用論、社会言語学、歴史言語学、心理言語学、脳と言語、母語の獲得、手話学、バイリンガリズム他。


履修者の声

  • しっかりと、まじめに、この教科に取り組みたいと思う方にはよくあうと思います。
  • 履修をおすすめする人:言語学全般について概論的な知識を取り入れつつ、専門の深みも見たい人。受身の聴講ではなく、教員とコミュニケーションをとって授業体験を豊かにしたい人。書くことを練習したい人。日本の大学の授業に飽きた人。アメリカの大学・研究生活の話が聞きたい人。あてはまる人、とって後悔しないと思います。

このクラスの学生による授業評価の結果