授業評価:言語学概論III・IV 2009年度
評点の分布
前期:A:3(33%) B:3(33%) C:0(0%) D:3(33%)
後期:A:2(22%) B:3(33%) C:0(0%) D:4(44%)
回答者数:5 有効回答数:5
- 50%以上(3名以上)が選んだ選択肢は赤色で表示されています。
- 平均値は「わからない・無回答」を除いて計算されています。
言語学概論 1(全然そう思わない) 2 3 4 5(とてもそう思う) 9(わからない・無回答) 平均 教員は熱意を持って教科の内容を提示した 0 0 0 0 5 0 5.00 教員の説明はわかりやすかった 0 0 0 3 2 0 4.40 教室内外で質問しやすかった 0 1 0 1 3 0 4.20 教員は授業に関わる悩みなど、学生の気持ちを理解しようとしていた 0 0 0 1 4 0 4.80 平均値(教員の教授態度) 4.60 授業は全体的にうまく構成されていた 0 0 1 2 2 0 4.20 教員の使った例や体験談は内容の理解に役立った 0 0 0 1 4 0 4.80 授業で扱おうとした内容の量は適切だった 0 0 4 0 1 0 3.40 教員の授業のペースは適切だった 0 0 2 1 1 1 3.75 課題など学生のやるべきことは明確だった 0 0 0 2 3 0 4.60 教員は毎回のクラスの準備を充分行っていた 0 0 0 0 5 0 5.00 教員は学生の授業への参加を奨励した 0 0 1 1 3 0 4.40 全般的に見て、教員はこの教科を効率よく教える能力を持っていると思えた 0 0 0 2 3 0 4.60 平均値(授業の構成・教授能力) 4.35 課題の量は授業の内容を考えると適切だった 0 0 1 0 4 0 4.60 予習文献のレベルは適切だった 0 0 1 2 2 0 4.20 あなたが書いたものに教員は有用なコメントや提案を返してくれた 0 0 1 1 3 0 4.40 ライティング課題(レポート、練習問題など)は内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 0 0 3 2 0 4.40 試験・小テストは内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 0 0 3 2 0 4.40 平均値(課題・評価) 4.40 60%以下 約60% 約70% 約80% 90%以上 無回答 授業で扱われた内容の何パーセントぐらいを実際に「学んだ」と感じましたか? 1 2 1 1 0 0
良いと思った点:教材や資料が豊富。自分の体験をまじえて話してくれる点。重要な点をきちんと重要だと伝えられること(なかなかやろうとしてもそうそうできるものではないと思う。)読む資料の種類をバランスよく配分して分かりやすいようにしていたこと。授業準備がしっかしている。大学の教員でこれは貴重。話のテンポがよい。概論の名にふさわしいカリキュラム(範囲が網羅的)。言葉の使い方がきびしく指摘してもらえて、よい。熱意がある。こちらも意欲的に参加しなければと思う。授業内容に沿って紹介する例が面白い。参考になる。
改善してほしい点:時間配分。指導は今のままで大丈夫だと思います。板書が良いとなおいい。現段階だとその場のメモ書き(学生のノートテイキングのスキル向上にはよくないかもしれないが)。授業内の教科書外範囲に関して、further readingの参考文献一覧の紙があるとうれしい。ミニットペーパーに書いてほしいことの指示がほしい・・・かも。授業を休んでしまった生徒がキャッチアップするために、授業内容を簡単にまとめた資料などがあると良いと思う。
その他コメント:形態論と統語論はやはり順序が逆の方がよかったと思います。それから、少しかけあし気味かな、と思ったところもありましたが、あくまでこの授業は概論なので、広く浅くが基本ですよね・・。履修者が多くないので、履修者同士仲良くなれるよう、グループワーク型の課題がほしい。日本語学の見地をもう少し伺いたい。扱う内容も大変深く、おもしろい授業だったので、もっと積極的に参加したかった。文学部で、特に言語に関する専攻の生徒には自分の専門領域とどこかしらで有機的につながってくるような授業内容なので大変為になると思う。
教員からのコメント
回答者の方からはよい評価をいただけて嬉しく思います。時間配分は、一時期うまくいっていたのですが、今年は試験を増やすなど変則的なスケジュールにしたことでペースが狂った感があります。来年度は慎重に取り組みます。参考文献などは、授業内やHPで紹介していますので、そちらを参照してほしいという旨、今後は気をつけて伝えていきます。
今年度は、どういうわけか履修者の遅刻・欠席が目立って多いクラスでした。「授業に来なければ内容がわからなくなる」という当然のことがなぜわからないのか、理解に苦しみます。もちろん、学生が授業をサボることを前提にしたサポートなどは、今までもやっていませんし、今後も一切行いません。来年度の授業でも、毎回授業に出席する、という大学生として当たり前のことの重要性について強調していきたいと思います。
板書の件ですが、大学のレベルでは、教員の板書がメモ書き程度というのはそれほど珍しいとは思いません。しっかり人の話を聞いてノートをとる能力は、社会に出てから大事ですので、自分でしっかり練習していただきたいです(社会に出たら、ノートに写せるきれいな板書なんかないですよ!)グループワークは、以前は導入しましたが、そのときはかなり不評だったのですよね・・。今後の対応についてはまた考えます。