言語学概論III
 【2007年度】

このクラスは初学者を対象に、言語学では「言語の何を」「どう扱うのか」についておおまかな理解が得られるように構成されている。言語の研究のツールとして提案されている概念や方法論を紹介し、それがもたらす新しい知見を、世界の様々な言語データの分析を通して理解することを目的とする。各学期末試験においては、知識だけではなく、授業で扱った考え方を用いてデータや問題を「どう説明するか」という能力の評価に重点を置いた設問が課される。主な内容:語彙論、音声学、音韻論、統語論、意味論、語用論、社会言語学、歴史言語学、心理言語学、脳と言語、母語の獲得、手話学、バイリンガリズム他。


履修者の声

  • いろいろとたっぷりの内容です。頑張ってください。
  • 文献量が多く、範囲が広いので大変だと思いますが、全般的な知識をつけることができると思います。深いところをゆっくり考えるより、言語学の全体像をつかむものだと思います。
  • 言語学を浅く広く学べる授業なので、導入としてとても役立つと思います。
  • 先生の専門が生成文法で、それが授業にも大きく反映されているので、生成文法があまり好きでない人にとっては多少辛いかもしれません。
  • がんばれば単位はもらえそうです。
  • 就活する3年生はとらない方がいいと思います。概論とわりきってうければ役立つし、面白い面もあると思います。
  • 充実した内容の授業でした。
  • 前期は言語学の基礎について、後期はそれを応用して言語発達について学ぶことができ、とても役立った。課題や発表を通して自分の理解度も確かめることができ、よかった。
このクラスの学生による授業評価の結果