本ページについて
『絵本 うたうからだのふしぎ』(講談社)の補足ページです。version 2.0があることを信じて、自分への覚え書きも兼ねております
補足したい事項
ページ10:このページで、「低音」「高音」、それぞれに対して「100 Hz未満」「200 Hz以上」という説明が加えられていますが、どんな声が「低く」て、どんな声が「高い」かは非常に相対的なものです。あくまで参考の値としてお考えください。
ページ10:「低音」で「プルプル」震え、「高音」で「ブルブル」震えています。「音の高さ」の観点からは、[p](「プ」)のほうが[b](「ブ」)よりも、まわりの母音の声の高さが高くなります。しかし、震えの強度を表現するために、このような単語のチョイスになっています。
ページ13:国立国語研究所の前川喜久雄先生からのご指摘です(ありがとうございます)。「な」や「ま」の発音のためには、左の図にも示してあるとおり、口は完全に閉じます。ですから、絵本にある「鼻と
口
から出るんだね」というセリフは、誤解を招く表現だったかもしれません。(いちおう、閉じの開放後には「出ます」し、喉頭から「口」へ行くことは間違いないので、完全に間違った表現ではございません。)「鼻への道と口への道があるんだね!」くらいかなぁ……。
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