日本のコンビニ

コンビニエンスストアは、主に24時間・年中無休で営業を行い、小規模な店舗において食品や日用雑貨などの多数の品種を扱う小売店。

イートイン

ミニストップが全店に展開しているイートインであるが、ファミリーマートが追随し、 その後セブン-イレブンやローソン(以上日本コンビニ大手3社)、セイコーマートも追随している。 簡易な椅子や机などを用意し、客が店で買った商品を飲食することができる。大手3社の中ではファミリーマートが先行しており、 スターバックスに似たような雰囲気で、デザイン性の高いものとなっている。

イートインスペース(Familymart)

営業時間

夜間のコンビニエンスストア 現代の日本でのコンビニエンスストアは基本的に24時間営業である。 「セブン-イレブン」の名前の由来が「午前7時から午後11時(= 23時)まで」であるとおり、 コンビニエンスストアの草創期においては、「早朝から深夜まで開いている」ことが特長の一つであった。 しかし生活様式の変化と、商品配送・店内メンテナンスの都合などから、今日では都心・郊外問わず、 ビル・鉄道駅・施設内設置などの一部店舗や一部の地域を例外として、 原則として年中無休24時間営業であることをチェーン本部が事実上義務のようにしているチェーンが多い。 都市工学的な側面から見た場合、コンビニエンスストアは無視できない要素となっており、 単なる消費者の利便性だけでなく、この24時間営業を続ける種類の、また誰でも出入りできて防犯体制が充実しているという側面から、 コンビニの明るさによる周辺地域の治安維持の効果や、常に人がいるため緊急時に助けを求めることのできる避難場所としての役割が存在する。

販売

コンビニエンスストアの場合、店舗スペースに比較して食品や日用品・雑誌を主体にしているものの取り扱う品種数は非常に多岐にわたり、 小売店として汎用性が高いのが特徴である。その一方で都市部の店舗では鮮魚・精肉といった生鮮食品は取り扱わないか、かなり限定的である。 野菜や果物もサラダ・漬物・デザートなど惣菜としての場合を除いて単品として扱われることは少ない。

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