ラケットの種類
ソフトテニスは柔らかいゴム製のボールを使った日本発祥の競技です。日本の中学生を中心に競技人口が多いソフトテニス。使用するラケットも硬式テニスのラケットとは異なる特徴を持ちます。
硬式テニスラケットに比べて、ガットのテンション(糸の張りの強さ)、剛性が控えめです。グリップは軟式が正八角形に対し、硬式が面の広い八角形となっています。ソフトテニス初心者の方は、グリップの形で見分けると良いでしょう。
ソフトテニスではラケットの両面を使用するのに対して、硬式テニスでは片面しか使用しないのも特徴です。
前衛ラケットは、グリップの方が重く、フレームの先端側は軽めのトップライトです。グリップ側に重心があることで、細やかで素早いラケット操作が可能となっています。 後衛ラケットに比べて、グリップの長さが短いものが多いのも特徴です。
後衛ラケットは、フレームの先端側に重心があるトップヘビーです。重心がラケットの先端にあるため、遠心力を使って強い打球を打ち出せます。 前衛ラケットが細かな操作性に優れるのに対して、スイングしやすくストロークが楽です。
オールラウンドタイプのラケットは、ボールを当てるフェイスと呼ばれる部分が大きく作られているソフトテニス初心者向きのラケットです。 フェイスが大きいことでボールをラケットに当てやすくなっています。 自分の得意なプレースタイルを見つけた後、オールラウンドライプのラケットから前衛、後衛用のラケットに買い換えるのがおすすめです。