ユニコードは世の中のすべての文字と記号を一貫して表現し処理するための国際標準であり、現代の多様な技術とアプリケーションで基本的な文字処理方式として使われている。
これまでの授業で印象に残ったのは、ユニコードを利用して単純な文字や記号の表示だけでなく、絵文字の表現も可能だという点だった。 ユニコードで定義された絵文字はソーシャルメディア、メッセージングアプリなどで活発に使われており、ユニコードを利用して文字では表現できない 多様な感情を表現することができる。絵文字をユニコードに含めることで、世界中のさまざまなプラットフォームで一貫した絵文字を使うことができ、 メディアが日常生活で非常に大きな部分を占める現代社会において、コミュニケーションを活性化をさせることができる非常に有用な道具だと思った。 絵文字を利用すれば感情を視覚化することが可能なため、言語が異なりコミュニケーションが不可能な関係でコミュニケーションを可能にし、 自分の感情を強化するのに役立ち、グローバルコミュニケーションにも適した文字といえる。このような長所を持つ絵文字がユニコード標準に含まれることにより 全世界に与える文化的な影響が物凄いと思った。
しかし、社会が急速に変化するにつれて、ユニコードは新しい言語と文字を継続的に追加し、現存する文字の修正も行う必要性があると思う。各国の文化的な特性を考慮し、 ユーザーのフィードバックを反映し、できるだけ包括的に多様な文字を含めることがユニコードの今後の課題であろう。