Timothy Minton(ミントン、ティモシィ)
- 職位 教授
- 略歴
- 1980年:Cambridge 大学 St John’s College近代語および中世語課程卒業。1984年:同大学文学修士。
- 研究室e-mail
- minton@a8.keio.jp
- 専門領域
- 英語学・英語教育学・English for Specific Purposes
- 担当科目
- 英語II(日吉キャンパス)、英語IVライティング(信濃町キャンパス)
- 所属学会
- 日本医学英語教育学会(理事)、大学英語教育学会、日本アジア協会
- 研究紹介
- 実践的な英語教育・学習について、特に文法と用法に重点を置きながら研究を進めている。多くの著作を通じ、初級レベルから上級レベルまでの幅広いレベルの日本人英語学習者が共通して陥りやすい文法上・意味論上の誤謬に関し、その特徴と原因を探究。研究材料としては、学生の英作文例、大学用教科書その他日本で出版されている英語書籍からの抜粋など、各種の実例を用いている。近年の著書では、動詞の時制、相(aspects)、法助動詞(modals)、助動詞、受動態/能動態、間違いやすい動詞の用法、丁寧さのレベル、冠詞を含む限定詞、形容詞、副詞、比較級・最上級のパターン、関係節、間接話法などをテーマに取り上げてきた。現在はこれらに加えて、否定表現、仮定法、前置詞などについても文法と用法の観点から研究を継続。さらに、口頭および文書による医学研究発表に特有の英語用法、およびその問題点についても幅広く研鑚を積んでいる。
- 主要業績・著書
- T.D. Minton: “Deficiencies in Japanese University Students’ Knowledge of Polite English Request Patterns” 日本医科大学基礎科学紀要第 40号 (2011) 1-14.
- Timothy Minton, 中村哲子, et al: Big Dipper Writing Course(文部科学省検定済教科書、高等学校外国語科用)数研出版, 2008.
- T.D. Minton: 「日本人の英文法完全治療クリニック」 アルク, 2007.
- T.D. Minton: 「日本人の英文法 III」 研究社, 2004.
- T.D. Minton: 「日本人の英文法 II」 研究社, 2002.
- T.D. Minton: 「日本人の英文法」 研究社, 1999.
- Timothy Minton: “On English Adjectives: Problems Associated with Using Adjectives in the Attributive Position; Classifying vs. Descriptive Adjectives in Relation to the Different Meanings on the Adverb Quite” 日本医科大学基礎科学紀要 第30号 (2001) 1-7.
- 木村義民、T.D. Minton: 「英語での医学論文の書き方」 ミクス, 1994.