n  バウムテスト 解釈            

n  実際には、絵を描いた人に絵について、 質問しながら、解釈を進めて行く。

n  絵を描いた人と会話ができない場合には、 以下のような典型的な解釈を行うことがある

(典型的な解釈は必ずしも当てはまらない)

 

 

n  バウムテスト 位置 1

n 

精神 空想 未来 目標 意識 自覚 発展 不安定性 楽天 喜び 社会 生

n 

物質 現実 過去 無自覚 無意識 衝動 退行 安定性 悲観 悲しみ 自我 死

 

n  バウムテスト 位置 2

n 

女性性 母親 内向性 受動性 消極性 自閉 内面 無意識 感情

n 

男性性 父親 外向性 主導権 積極性 社会 外面 意識 知性

 

 

n  バウムテスト 位置 3

n  左上

空想 幻想 自閉 芸術

n  左下

不安 退行 依存

n  右上

目標 計画 完成 科学

n  右下

無気力 混乱 自己愛 孤立

 

 

n  バウムテスト 解釈

n  大きさ

   エネルギー 自己顕示

   紙からはみ出している → 自己中・枠に収まらない

   小さい → 萎縮している

 

n  幹の太さ

   エネルギー 自己顕示

   細い → 自信喪失

 太い → 自己中・自信過剰

 

 

n  バウムテスト 解釈

n 

   下がっている → 無気力

   上に広がっている → 注意力散漫 なげやり

   次々と変わる → 気分屋

   切断 → 何かに阻害されている(た)

   根本に線 → 自分は安全(と思いたい)

 

n  バウムテスト 解釈

n 

   きのこ型 → 性に対する拒否・関心

          防衛(自分を知られたくない)

   広葉樹 → みんなと同じを好む

   針葉樹 → 人との優劣を気にする

   葉がない → 孤独

   落ち葉 → 過去の失敗

 

n  バウムテスト 解釈

n 

   不安の表れ

n 

   実がある → 目標達成

   実がない → 目標未達成

   実があり葉がない → 即物的目標達成

 

n  バウムテスト 解釈

n  1 幹のウロ

   外傷体験

   ヴィトゲンシュタイン指数:木の長さ=今までの生涯

   今の年齢と下からの高さで外傷体験の年齢を推定する

 

n  2 木の位置、枝、茂みなどのウェイトが紙面の

   左に偏っている場合→内向性や過去への執着

   右に偏っている場合→外向性、未来への願望、自信

n  バウムテスト 解釈

n  3 幹や枝や葉などに濃い陰影がある場合

   ・不安を表している。

 陰が左側→内向性、過去についての不安

 陰が右側→外向性、未来についての不安

   ・太陽の存在を意識している

 陰が左側太陽が右側、内面に関心がある

 陰が右側太陽が左側、やる気を示している

n  4 不連続な描線は抑制を表す。

n  5 枝が茂みの中で全体的に交差している場合→神経過敏

 

 

n  バウムテスト 解釈

n  6 枝が柳のように全体にたれさがっている→抑うつ傾向

n  7 先の閉じていない管状の枝は衝動性を表す。

    健康な時は自発的で生き生き

    行き過ぎると非行、あるいは強迫性障碍をおこす場合もある

n  8 先の鋭い枝は攻撃性を表す。

n  9 根は不安を表すが、先のとがった根は攻撃性を示す。

    性的に問題(不満、コンプレ ックス)が存在する場合もある。  

    根や地面の下部に陰影→性への葛藤

n  10 切り刈られた枝は抑制を表す。

n  11 地平線が傾いている時は、精神的に安定していない 。意思が弱い