推薦状を頼むとき


留学や大学院進学などで推薦状が必要な場合は、もちろん喜んで協力させていただきますが、そのときに気をつけてほしいことがあります。他の人に同じような依頼をする場合も同じような配慮があればスムーズにことが進むと思います。

 1.締切日の最低2週間前、できれば1ヶ月前ぐらい前に面談の設定をしてください。
みなさんが思っているほど、推薦状というのは簡単には書けません。過去のクラス記録(評点や授業態度の記録)にあたる場合もありますし、現在の学習・研究能力や、語学力の見当をつけるために、これまでの学習歴や留学・進学の目的について詳しくお聞きすることになります。また、提出先によって求められている情報に違いがありますので、何を中心に書けばよいのか相談する必要もあります。

書く以上はできるだけ説得力のあるもの、見る人の参考になる内容のものを書きたいと思っていますので、とにかくできるだけ早く相談に来てください。


 2.応募先のプログラム内容や奨学金団体の概要についての情報も出してください。
推薦状というのは、どこの誰にでも同じ内容で書いているわけではありません。応募しているプログラムの内容によって、みなさんの持っている能力や意欲のどこを強調して書くかは大きく変わります。パンフレットやHP情報など、応募先のプログラム内容がわかるような資料も提供してください。


 3.留学準備の場合は、ライティングのサンプル(提出予定の英文エッセイ等のコピーなど)を「早めに」提出してください。
推薦状を頼みに来るような人は、何年も前に授業をとった人などが多いのですが、当時と現在の英語の力が同じということはあまりないと思います。ライティングのサンプルがあれば、現在の英語の力をある程度判断することができます。

また、留学関係の書類選考では、ライティング(志望動機などのエッセイ他)が非常に重視されるにもかかわらず、締め切りギリギリに急いで書いたようなエッセイを提出している人もわりといるようです。そういうエッセイを出されてしまうと、いくら推薦状で一生懸命いいことを書いてもあまり説得力がないですよね・・・。なので、推薦状の依頼をするときにエッセイの下書きも一緒に持ってきてください。時間の余裕さえあれば、エッセイの書き方に関するアドバイスも出します。

英語関連で推薦状を依頼したい人は、こちらの推薦状依頼フォーム(経済学部英語部会共通フォーマット)を利用してください。