個人発表を行うときの緊張対策
(過去の担当クラス履修学生からのアドバイス)
以前、学生さんに「どんなに準備をやっても緊張しすぎてとても苦痛です。どうしたらよいでしょうか」という相談を受けたことがあります。ここはやはり同じ立場で経験を積んだばかりの学生さんに聞くのがよいだろうと思い、さっそくコメントを集めてみました。
まずは練習すること、だそうです。
- 練習あるのみ。
- 何回も練習するのが一番!
- うちで念入りに練習する。
- ひたすら練習する。気合い。
- 一生懸命練習を積み重ねて自信をつけること。
- 早め早めに準備をすることと、あとは慣れるしかないと思います。
- ひたすら声に出して練習する。
- 何度も練習、友だちの前とかで。
- たくさん練習して、ゆるぎない自信をつけたら、ほとんど緊張しないと思います。緊張する理由の1番は自信がないからだと思う。
具体的な練習方法:
- 座ってではなく立って何度も発表の練習をする。
- まずは家などでリハーサルを重ねたり"声を出して"発表練習することが一番。
- 発表原稿を丸暗記するよりもアドリブで言えるようにする。
- 友人の前で練習してみる。
- 家で鏡や人形の前でイメージトレーニングをしておく。文を丸暗記して自信をつける。
- グループ発表のときは人前でひたすら練習した。レギュラークラスの友人の前で授業の後に教室で本番さながらに行った。プレゼンの教室に似ている場所で練習した。前日は日吉の友だちの家に泊まりこみ、唱え続けた。
- 5分のスピーチなら100回くらい練習すればまったく不安がなくなると思います。
- リハーサルをして、スムーズに行かない所をあらかじめ知って克服すること。
- 本番の前に時間をはかりながら練習しておき、同時にトラブルの処理方法も考えておく。
発表当日
- 緊張をほぐすためにあえて大きい声で最初やってみる。そうすれば楽になると思います。
- 場を楽しむ。見られることに快感をおぼえる。
- 笑顔。
- 鏡を本番前に見てるとだんだん落ち着きます。あとはガムをかむ。しかも味がなくなってもかんでるとつばが出てきて、深いブレスが復活します。(教員注:教室内での飲食は禁止です。授業の直前などにかむのはいいんじゃないかと思います。)
- 人という字を書いてのむ。一回はっちゃけてみる(限界を超越する)。
- 僕は、プレゼン直前になると、「楽しんでやろう」と自分に言い聞かせるようにしていました。確かに緊張してつらいと思いますが、「自分へのチャレンジ」だと思えたら頑張れました。
- みんなの前に立って緊張すると思ったら深呼吸をしてちょっと笑う。ちゃんと準備してあれば、他の人よりここだけは詳しい、と思えるはず。というか、そういうふうに思い込んで自己暗示をかける。
- 個人発表に失敗しても人生に大した影響がないと思うことです。
- 自分は大丈夫だと自分自身に言い聞かせることは役に立つと思います(僕はそうしてます。)
- 何にも考えずにプレゼンテーションに集中する。
- 上手くやろうとしない。真剣にやるだけ。
普段から:
- 慣れるしかない。場数を踏むことによって緊張は無くなってくる。人前に立つサークルに入ったらいいと思う。
- 塾の先生をする!!お金ももらえるし、人を説得させる力も身につくし、人前に立っても緊張しなくなると思う。
- 場数をふむ。
教員からのコメント
私が緊張するのは「授業の第1回目」「単発の講演会」「学会発表」などですね。90分とか100分とかのトークをリハーサルするということはまずありませんが、学会発表の場合は20〜30分程度なので、慣れるまでは予行演習をやっていました。上のコメントにあるように「聞いている人に喜んでもらえそうな内容を用意しているのだから、それを伝えることに集中する」「腹式呼吸を使って大きい声で話す」「聞いている人の反応を見ながら話す」ことを心がけています。
学生さんの場合は、「これだけは知ってもらいたい」と考えて内容に集中すること、よく練習することをまず心がけるとよいと思います。