授業評価:英語セミナー(特別上級) 2010年度秋学期

評価対象となる課題を完了した履修者:17  アンケート有効回答数:17

このクラスの評点の分布
A:5名(29%) B:10名(59%) C:2名(12%) D:0名(0%)
英語セミナー(特別上級・秋) 1(全然そう思わない) 2 3 4 5(とてもそう思う) 9(わからない・無回答) 平均
教員は熱意を持って教科の内容を提示した 0 0 0 4 13 0 4.76
教員の説明はわかりやすかった 0 0 1 8 8 0 4.41
教室内外で質問しやすかった 0 1 1 9 6 0 4.18
教員は授業に関わる悩みなど、学生の気持ちを理解しようとしていた 0 1 3 5 8 0 4.18
平均値(教員の教授態度) 4.29
授業は全体的にうまく構成されていた 0 2 2 6 7 0 4.06
教員の使った例や体験談は内容の理解に役立った 0 0 0 9 8 0 4.47
授業で扱おうとした内容の量は適切だった 0 1 5 7 4 0 3.82
教員の授業のペースは適切だった 0 1 6 4 6 0 3.88
課題など学生のやるべきことは明確だった 0 0 3 5 9 0 4.35
教員は毎回のクラスの準備を充分行っていた 0 0 0 5 12 0 4.71
教員は学生の授業への参加を奨励した 0 1 2 6 7 1 4.19
全般的に見て、教員はこの教科を効率よく教える能力を持っていると思えた 0 0 0 6 11 0 4.65
平均値(授業の構成・教授能力) 4.08
課題の量は授業の内容を考えると適切だった 0 1 4 5 7 0 4.06
予習文献のレベルは適切だった 0 2 2 8 4 1 3.88
あなたが書いたものに教員は有用なコメントや提案を返してくれた 0 1 2 6 8 0 4.24
ライティング課題(レポート、練習問題など)は内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 0 0 7 10 0 4.59
試験・小テストは内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 0 0 5 12 0 4.71
平均値(課題・評価) 4.18
60%以下 約60% 約70% 約80% 90%以上 無回答
授業で扱われた内容の何パーセントぐらいを実際に「学んだ」と感じましたか? 0 2 8 5 1 1
1(全然そう思わない) 2 3 4 5(とてもそう思う) 9(わからない・無回答)
この授業はリーディングの能力を伸ばすのに役立った 0 0 1 9 7 0 4.35
この授業はライティングの能力を伸ばすのに役立った 0 0 4 7 6 0 4.12
この授業はプレゼンテーションの能力を伸ばすのに役立った 0 0 1 8 8 0 4.41
この授業は会話能力を伸ばすのに役立った 0 3 4 5 5 0 3.71

良いと感じた点:とても熱心で一人ひとりを良く見て教えてくれる(2名)。アメリカっぽかった。説明が易しかった。真面目で丁寧に授業をしてくれました(2名)。授業としてはとても内容の濃いものだと思います。She gave us precise examples. 本人がtopicについての知識がしっかりあったので話がわかりやすかったです(2名)。生徒一人一人を理解しようとし、熱心に対応してくれる点(2名)。面談が信じられない程丁寧だったこと。他の教授では考えられないので本当にラッキーだったと思う。生徒のレベルはそれぞれ違うので、個人個人でevaluateしてくれて色々把握してもらってるんだな、と思いました。

改善点:日本語をしゃべらない。More examples!興味深いtopicが良い!!もっと皆をまきこむ。もっと声にメリハリがあるとひきつけられる。生徒のレベルが結構違うと思いました。そこをもっと見分けられたらいいのでは。Maybe more group discussions(2名)。もう少し生徒どうしのグループワークなどをふやしたらよい。みんなが発言するようにforceすると発言率が上がったと思う。やっぱり内容がヘビー。私は高校の頃からここら辺の分野に興味があったし比較的challengingな文献を読むのも好きだったので個人的に楽しめましたが、量的にももう少し減らしたらどうかと思います。毎回の予習は大変だし、でもやらないとあまりついていけない。予習の負担を減らす(例えば読む場所を指定する等)は必要だと思います。でないとただ「エグい」授業になってしまう。あとvocabは教科書からも出してほしいです。

自由コメント:最高!!お疲れ様です!よかったです。この授業は楽しかったです。今まで受けてきた英語の授業の中で一番”学んだ”感じがします。ありがとうございました。interestingな授業ありがとうございました。


教員からのコメント 

 全体としては面談によるライティングの指導がわりとうまくいったようですね。熱心にやったのは私ではなくむしろ履修者の皆さんの方だと思います。小テストは後で追加したわりに評判が上々だったので、今後も活用していきます。
 バイリンガル研究の専門的内容を伝える講義・英語スキルの指導・グループワークのすべてを4か月という期間内で十分盛り込むことはとても難しいですが、来年度はどのような工夫ができるか考えます。なお、このクラスの履修者は英語で日常会話ができるスキルが十分にありましたので、語学指導の面では学術英語のスキル(リーディング・ライティング・プレゼンテーション)に力を入れました。
 ライティングについては、今後はreferenceのやり方と注の使い方の指導を盛り込むつもりです。読む量は、特別上級の英語セミナーではページ数の目安が指定されていますので、このクラスだけ大幅に減らすことはできません。ただリーディング課題を出す前の授業内の導入はもう少し工夫できるのではと思います。Vocabularyは教科書から出すというのは考えたことがなかったですが、よいアイディアかもしれないです。ただし範囲を指定する必要はあるように思います。
 日本語は授業内でほとんどしゃべってませんが・・このレベルのクラスは面談も英語で通すべきだったかもしれないですね。心がけます。