授業評価:英語セミナー(特別上級) 2009年度春学期
評価対象となる課題を完了した履修者:9
アンケート有効回答数:8
このクラスの評点の分布
A:4(29%) B:5(36%) C:2(14%) D:3(21%)
- 50%以上(4名以上)が選んだ選択肢は赤色で表示されています。
- 平均値は「わからない・無回答」を除いて計算されています。
英語セミナー(特別上級) 1(全然そう思わない) 2 3 4 5(とてもそう思う) 9(わからない・無回答) 平均 教員は熱意を持って教科の内容を提示した 0 0 0 2 6 0 4.75 教員の説明はわかりやすかった 0 0 1 2 5 0 4.50 教室内外で質問しやすかった 0 0 2 3 3 0 4.13 教員は授業に関わる悩みなど、学生の気持ちを理解しようとしていた 0 0 2 1 5 0 4.38 平均値(教員の教授態度) 4.44 授業は全体的にうまく構成されていた 0 1 4 2 1 0 3.38 教員の使った例や体験談は内容の理解に役立った 0 0 0 3 5 0 4.63 授業で扱おうとした内容の量は適切だった 0 0 7 1 0 0 3.13 教員の授業のペースは適切だった 0 2 3 3 0 0 3.13 課題など学生のやるべきことは明確だった 0 1 3 1 3 0 3.75 教員は毎回のクラスの準備を充分行っていた 0 1 0 2 5 0 4.38 教員は学生の授業への参加を奨励した 0 0 2 2 4 0 4.25 全般的に見て、教員はこの教科を効率よく教える能力を持っていると思えた 0 0 2 2 4 0 4.25 平均値(授業の構成・教授能力) 3.86 課題の量は授業の内容を考えると適切だった 0 0 5 2 1 0 3.50 予習文献のレベルは適切だった 2 0 2 2 1 1 3.00 あなたが書いたものに教員は有用なコメントや提案を返してくれた 0 1 2 1 4 0 4.00 ライティング課題(レポート、練習問題など)は内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 0 2 3 3 0 4.13 試験・小テストは内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 0 3 3 2 0 3.88 平均値(課題・評価) 3.74 60%以下 約60% 約70% 約80% 90%以上 無回答 授業で扱われた内容の何パーセントぐらいを実際に「学んだ」と感じましたか? 0 3 3 0 2 0 1(全然そう思わない) 2 3 4 5(とてもそう思う) 9(わからない・無回答) この授業はリーディングの能力を伸ばすのに役立った 0 1 0 3 4 0 3.63 この授業はライティングの能力を伸ばすのに役立った 0 1 2 4 1 0 3.75 この授業はプレゼンテーションの能力を伸ばすのに役立った 0 1 1 5 1 0 4.14 この授業は会話能力を伸ばすのに役立った 1 0 0 2 4 1 3.92
良いと感じた点:授業中の発言で行きづまった生徒に助け船を出してくれるところ。とにかく丁寧であることだと思います。「英語の使い方」から「丁寧なメールの書き方」まで教わりました。この要素は、1・2年生を主に担当する教員にとってはかなり大切だと思います。これからも丁寧に生徒たちを教えてほしいと思います。自分の落としている点を明確に指摘して下さり、summaryの時は具体的な例を示して下さいました。具体的な例に触れることで概念化して不明確な手法がはっきりしました。質問したところをわかるまで教えてくれるところや、例がわかりやすく理解しやすかったです。難しい説明をうまく例えたり、噛みくだいた表現。大切な所は黒板で説明されていてよかったです。議論の機会が多かった。
改善点:課題の本の難易度を下げて欲しい。もっと冷静にゆっくりじっくり身につけられるようにして頂きたい。松岡教授の授業内容は、興味深い内容(BL教育)professionalな書面な(の)書き方など有意義なものが多いので、必要なものを確実に落ち着いて身につけたい。ていねいすぎて時間が足りなくなることが多かったので、そこだけ改善してほしいです。文字をきれいに書いてほしいです。
自由コメント:実験的な授業であるためやむを得ませんが、テキストをもう少し薄くして日本の英語教育などの日常で起きている話題を結びつけるとよかったと思います(来期以降はきっと整理されると思いますが)個人的には、生徒が授業で日本語を使い始めてしまったのは残念です。何のために特別上級に来たのか?と思います。ただし先生に「英語は強制!」とおっしゃってほしくはないので、生徒の自主的な改善に任せるのみだと思います。summaryがやっぱり下手です。今回のrewriteでかなりの練習になりましたが、plagiarismにひっかかるものもあるのではないかと心配です。注意して書きましたが、実感がないです。読む量が多く大変でしたが、色々学ぶことができたと思います。半期ありがとうございました。すこし速く読めるようになりました。term paperに付けるsummaryの分量がよく分からなかった。
教員からのコメント
これまでに扱ったことのないトピックについて、新しい教科書とシラバスで一から始めたクラスでした。そういうクラスでは仕方のないことですが、授業が始まってからスケジュールや課題の調整が何度もあり、結果として全体的に落ち着かない印象を持った人は多かったと思います。日本の英語教育や、外国人労働者の子弟の言語教育の問題など、なるべく実際の社会問題のケーススタディを盛り込むように努力したつもりですが、これも学期途中の学生さんのコメントがきっかけでしたので、とってつけたような感じになってしまったかもしれません。
教科書の提示のしかたを難しいと感じた人が多く、それについても予習文献の量を減らしたり、速読タスクを追加するなど、出来る限り対応したのですが、これも学期始めによく解説して「心の準備」をしてもらった方がよさそうです。Bridging courseではない特別上級クラスや、PCPクラスなどでは、あの程度の難易度やレベルの文献をどんどん読むことになりますので、あまり簡単な教材を使うことは、通常の特別上級クラスへの「橋渡し」のために設置されたBridgingクラスの趣旨にそぐわないように思います。来年度は予習をさせる前に章の内容を少し解説するなど、工夫して対応します。
学生の日本語の使用については(授業内である限り)学生は英語だけを使うようにまめに注意したつもりなので、コメントを見て驚きました。ディスカッションで、私が他のグループを見ているようなときにそういうことがあったのでしょうか。強制は私もよくないと思いますが、学生の意識を高めるように呼び掛けていきたいと思います。