授業評価:英語セミナー(特別上級)2007年度秋学期

評価対象となる課題を完了した履修者:14
有効回答数:14

このクラスの評点の分布
A: 5( 36%) B:7 (50 %)  C:2(14%)  D:0(0%)


英語セミナー(特別上級・秋) 1(全然そう思わない) 2 3 4 5(とてもそう思う) 9(わからない・無回答) 平均
教員は熱意を持って教科の内容を提示した 0 1 0 4 9 0 4.50
教員の説明はわかりやすかった 0 0 2 6 6 0 4.29
教室内外で質問しやすかった 0 0 5 4 5 0 4.00
教員は授業に関わる悩みなど、学生の気持ちを理解しようとしていた 0 1 1 4 8 0 4.36
平均値(教員の教授態度) 4.29
授業は全体的にうまく構成されていた 1 0 2 6 5 0 4.00
教員の使った例や体験談は内容の理解に役立った 1 0 1 6 6 0 4.14
授業で扱おうとした内容の量は適切だった 0 1 4 4 5 0 3.93
教員の授業のペースは適切だった 0 2 1 8 3 0 3.86
課題など学生のやるべきことは明確だった 0 1 2 4 7 0 4.21
教員は毎回のクラスの準備を充分行っていた 0 1 1 4 8 0 4.36
教員は学生の授業への参加を奨励した 0 1 3 4 5 1 4.00
全般的に見て、教員はこの教科を効率よく教える能力を持っていると思えた 0 1 0 5 8 0 4.43
平均値(授業の構成・教授能力) 4.14
課題の量は授業の内容を考えると適切だった 1 0 1 10 2 0 3.86
予習文献のレベルは適切だった 0 1 3 8 1 0 3.69
あなたが書いたものに教員は有用なコメントや提案を返してくれた 0 1 3 5 5 0 4.00
ライティング課題(レポート、練習問題など)は内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 1 2 5 6 0 4.14
試験・小テストは内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 1 1 4 8 0 4.36
平均値(課題・評価) 4.03
60%以下 約60% 約70% 約80% 90%以上 無回答
授業で扱われた内容の何パーセントぐらいを実際に「学んだ」と感じましたか? 0 2 6 5 1 0
1(全然そう思わない) 2 3 4 5(とてもそう思う) 9(わからない・無回答) 平均
この授業はリーディングの能力を伸ばすのに役立った 0 2 7 4 1 0 3.29
この授業はライティングの能力を伸ばすのに役立った 0 1 1 6 6 0 4.21
この授業はプレゼンテーションの能力を伸ばすのに役立った 0 0 0 2 11 1 4.85
この授業は会話能力を伸ばすのに役立った 0 0 2 6 6 0 4.29
良いと思った点:よくない点を具体的に指摘してくれる、コメントが充実(4名)。スキル指導の重要事項をハンドアウトで配布し、繰り返し指導した(3名)。全員に均等に発言のチャンスが与えられていた。毎回、授業の目的がはっきりしていた。授業進行(ファシリテーション)。プロフェッショナルとは何かをよく教えてくれた。ディスカッションの時間が重視されており、異なる視点が持てるようにアドバイスしてくれた(3名)。英語だけの授業運営(2名)携帯サイトの情報(宿題)。

改善してほしい点:もう少しreadingの量が多くてもいいと思った(2名)。生徒間・各生徒―教員間のコミュニケーションを増やしてほしい(2名)。聴力の練習をもっと増やしてほしい。ディスカッションで発言をしない人に教員からはたらきかける(3名)。課題内容が不明確な時があった。プレゼンテーションからディスカッションへの導入方法をもう少し詳しく。プレゼンの説明(模範例など)。小さなプレゼンを複数回やらしてほしかった。(本を使っていた時)毎授業、最後のディスカッションが時間に追われて不十分になった。

自由コメント:話せる人の英語を聞いて、新たに学ぶことが多かった。初めて長いプレゼンを経験できてうれしかった。授業の雰囲気もすごくよかった。今起きている話題について考察する機会と英語を話す場を提供してくれ、またそれが生徒主導で行われていたのでとても充実していた。他のクラスではできないくらい英語に触れられた。論理の展開を何度も反復して練習したかいがあって、相当ものにできた気がする。英語だけではなく、日本語でレポートを書く際にも、意識して書くことができた(他1名)。



教員からのコメント

昨年度から、教科書を1冊に減らしたのはよかったようです。ディスカッションも、ほぼ毎回練習していたこともあり、特に後半になってからは少し慣れてきたという印象があります。

発言をしない人へのはたらきかけ(指名など)は今後も最小限にとどめます。社会に出て英語で議論をする場合、誰も親切に指名などしてくれません。アジアの外に出れば、自分から発言しないのなら意見がないのと同じです。そういうことについて、特別上級クラスでは説明を省いていましたが、最近は海外在住経験のない学生が増えてきたこともありますので、今後はもっと強調するようにします。

リーディング量がまったく足りなかったのは事実です。授業前から気にしていたのですが、今年は学内外の仕事があまりにも忙しくて、まったく対応できませんでした。次回までに少しずつ準備しておきます。

英語だけの授業運営と同じように、プレゼンテーションが長い(15分がそれほど長いとは思いませんが)ことは特別上級クラスの特徴ですので、今後も大きな変更はないと思います。ただし短いプレゼンテーションを練習として加える可能性についは検討してみます。