授業評価:言語学概論III 2006年度

期末試験受験者合計:11
アンケート有効回答数:9(実施日の欠席者2)

このクラスの評点の分布
A:4(36%)  B:4(36%)  C:3(28%)  D:0(0%)
1
(全然そう思わない)
2 3 4 5
(とてもそう思う)
わからない・無回答 平均 昨年度平均
教員は熱意を持って教科の内容を提示した 0 0 0 4 5 0 4.56 4.73
教員の説明はわかりやすかった 0 0 2 4 3 0 4.11 4.27
教室内外で質問しやすかった 0 0 0 6 3 0 4.33 4.27
教員は学生の知的好奇心を刺激した 0 0 2 3 4 0 4.22 4.45
教員は授業に関わる悩みなど、学生の気持ちを理解しようとしていた 0 0 1 5 3 0 4.22 4.27
平均値(教員の教授態度) 4.29 4.40
授業は学期(または年度)を通してうまく構成されていた 0 0 1 4 3 1 4.25 3.55
教員の例や体験談は内容の理解に役立った 0 0 0 4 5 0 4.56 4.36
授業で扱おうとした内容の量は適切だった 0 3 0 6 0 0 3.33 3.45
授業のペースは適切だった 0 2 2 4 1 0 3.44 3.90
課題など学生のやるべきことは明確だった 0 0 2 3 4 0 4.22 4.64
教員は毎回のクラスの準備を充分行っていた 0 0 0 4 5 0 4.56 4.45
教員は学生の授業への参加を奨励した 0 0 2 1 6 0 4.44 4.20
教員は授業で教えた内容に精通していると思えた 0 0 0 3 6 0 4.67 4.45
全般的に見て、教員がこの教科を教える能力は高い 0 0 0 3 6 0 4.67 4.30
平均値(授業の構成・教授能力) 4.23 *
課題の量は授業の内容を考えると適切だった 0 0 1 5 3 0 4.22 4.36
予習文献のレベルは適切だった 0 1 2 4 2 0 3.78 3.82
教員は提出物を早めに返してくれた 0 0 1 3 5 0 4.44 4.91
あなたが書いたものに教員は有用なコメントや提案を返してくれた 0 1 2 1 5 0 4.11 4.00
教員は教科の重要なポイントについて問うような試験・評価を行った 0 0 1 2 5 1 4.50 4.45
ライティング課題(レポート、練習問題など)は内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 1 1 4 3 0 4.00 4.36
試験・小テストは内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 1 1 3 4 0 4.11 4.18
平均値(課題・評価) 4.16 *
60%以下 約60% 約70% 約80% 90%以上 無回答

授業で扱われた内容の何パーセントぐらいを実際に「学んだ」と感じましたか? 1 2 3 3 0 0

1
(全然そう思わない)
2 3 4 5
(とてもそう思う)
わからない・無回答 平均 昨年度平均
毎回の授業には価値があると思えた 0 0 2 3 4 0 4.22 4.09
この授業は大学の授業として意味がある 0 0 1 2 6 0 4.56 4.55
この授業をとって分野の理解が高まった 0 0 0 4 4 1 4.50 4.45
授業支援用HPは役に立った 0 0 1 5 3 0 4.22 4.18
(*:カテゴリー間で設問を入れ替えたため、年度間の比較が不可能。)

良いと思った点:名前、顔を覚えてくださったところ。関西弁のつっこみ。プレゼン発表者へのダメ出しとほめ。例や内容の提示が明確でわかりやすい(5名)。後期の発表制度は内容がよく理解できてよい(2名)。フレンドリーな雰囲気。円形の机の配置。一方的ではなく学生に質問し理解度を計ったり、それによって説明を変えたりするといった、柔軟な授業だったこと。必ず出席、毎回予習文献があり、本来の大学らしい授業を行おうとしていた点。熱意があって親しみやすい(2名)。学生に授業に参加させようとする。質問しやすい・質問への対応が丁寧(3名)。試験用の対策プリント。

改善して欲しい点:板書を丁寧に、わかりやすく(4名)。質問したときの対応。理解が追いつかない部分もあったので、もう少し範囲を狭めてもよいのでは。

その他コメント:すごく楽しかったです。ありがとうございます。一年間ありがとうございました。ホームページで紹介されている文献リストが豊富で有益でした。毎回のコピーにお金がかかり、本を買った方が早いか迷いました。私が今年度履修した授業の中で難しい方でした。


教員からのコメント

比較のために昨年度平均を加えてみました。(時計を持ち込んで時間配分への注意を高めた結果?)年度を通した授業構成や、一回一回の講義に対する評価は改善しているものの、課題全般と授業(進度)のペースに関しての不満が増加したことが読み取れます。課題は内容も数も例年とほぼ同じですので、授業の内容が十分に理解できたという実感が持てなかったことが、課題へのネガティブな評価になってかえってきたのではと解釈します。授業の内容を90%以上理解できたという回答が今年はゼロであったという結果も、その解釈を裏付けているように思います。概論である以上、あまりトピックを狭めるのはよろしくないと思いますが、難解なトピックの割り当て講義数を増やすなど、柔軟な対応を検討したいと思います。

板書に関するご指摘ですが、私は板書というものは話す内容を多少補足する程度のものという講義スタイルをとっているため、それに慣れていない学生さんには戸惑うところがあったかもしれません。ノートの取り方(構成)というのは履修者が自分で工夫すべきだと思います。ただし、話を聞いていても書いてある文字が読めない(推測できない)というときにはその場で質問していただけると、お互いにとってよいのではと思います。