授業評価:英語セミナー(上級)2006年度秋学期
評価対象となる課題を完了した履修者:15
アンケート有効回答数:14 (1名はすべての項目に同じ選択肢を選んでおり、コメントも無かったため無効としました)
このクラスの評点の分布
A:8(53%) B:4(27%) C:3(20%) D:0(0%)
- 50%以上(8名以上)が選んだ選択肢は赤色で表示されています。
- 平均値は「わからない・無回答」を除いて計算されています。
1
(全然そう思わない)2 3 4 5
(とてもそう思う)わからない・無回答 平均 前期クラス平均 教員は熱意を持って教科の内容を提示した 0 0 0 3 11 0 4.79 4.60 教員の説明はわかりやすかった 0 0 3 5 6 0 4.21 4.13 教室内外で質問しやすかった 0 2 3 1 8 0 4.07 4.00 教員は学生の知的好奇心を刺激した 0 0 3 5 6 0 4.21 3.67 教員は授業に関わる悩みなど、学生の気持ちを理解しようとしていた 0 1 3 5 4 1 3.92 3.73 平均値(教員の教授態度) 4.25 4.03 授業は学期(または年度)を通してうまく構成されていた 0 1 3 4 6 0 4.07 4.13 教員の例や体験談は内容の理解に役立った 0 0 2 5 7 0 4.36 4.13 授業で扱おうとした内容の量は適切だった 2 4 0 2 6 0 3.43 3.73 授業のペースは適切だった 1 3 2 3 5 0 3.57 4.00 課題など学生のやるべきことは明確だった 0 0 2 5 7 0 4.36 4.60 教員は毎回のクラスの準備を充分行っていた 0 0 1 3 10 0 4.64 4.60 教員は学生の授業への参加を奨励した 0 0 0 5 9 0 4.64 4.27 教員は授業で教えた内容に精通していると思えた 0 0 0 1 13 0 4.93 4.60 全般的に見て、教員がこの教科を教える能力は高い 0 0 1 0 13 0 4.86 4.60 平均値(授業の構成・教授能力) 4.32 4.30 課題の量は授業の内容を考えると適切だった 3 2 1 3 5 0 3.36 3.87 予習文献のレベルは適切だった 0 3 0 6 4 1 3.85 3.67 教員は提出物を早めに返してくれた 0 0 2 4 8 0 4.43 4.67 あなたが書いたものに教員は有用なコメントや提案を返してくれた 0 0 3 4 7 0 4.29 4.20 教員は教科の重要なポイントについて問うような試験・評価を行った 0 0 4 2 7 1 4.23 4.13 ライティング課題(レポート、練習問題など)は内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 0 1 5 8 0 4.50 4.07 試験・小テストは内容の理解や新しい知識を応用する力の養成に役立った 0 0 2 7 4 1 4.15 4.07 平均値(課題・評価) 4.10 4.10
60%以下 約60% 約70% 約80% 90%以上 無回答
授業で扱われた内容の何パーセントぐらいを実際に「学んだ」と感じましたか? 0 2 5 3 1 3
1
(全然そう思わない)2 3 4 5
(とてもそう思う)わからない・無回答 平均 前期クラス平均 毎回の授業には価値があると思えた 0 0 1 4 9 0 4.57 3.60 この授業は大学の授業として意味がある 0 0 2 3 9 0 4.50 4.33 この授業をとって分野の理解が高まった 0 1 4 4 5 0 3.93 4.33 授業支援用HPは役に立った 0 1 3 2 8 0 4.21 4.13 この授業はリーディングの能力を伸ばすのに役立った 0 2 3 4 5 0 3.86 3.93 この授業はライティングの能力を伸ばすのに役立った 0 0 0 8 6 0 4.43 3.80 この授業はプレゼンテーションの能力を伸ばすのに役立った 0 0 1 6 7 0 4.43 4.40 この授業は会話能力を伸ばすのに役立った 0 2 1 7 4 0 3.93 3.60
良いと思った点:全て英語で授業を運営する点(2名)。質の高い内容を扱う。熱意がある(2名)。関連性が明確。ライティングの指導(2名)。英語がわかりやすい。予習→小テスト→ディスカッションという授業の構成。勉強方法の指導、参考文献などが明確。レポートのアウトラインなどを早めに提出させるなど、締め切りの直前でせっぱつまらないよう考慮してあった点。評価基準がしっかりしていて、自分の弱点がわかる。具体例を用いたわかりやすい説明(3名)。授業外での対応が親切かつ丁寧(3名)。
改善してほしい点:課題を減らしてほしい(2名)。教材(リーディング)の量がもう少し多くてもよかった。グループディスカッション時のグループをもっと頻繁に入れ替える。課題にかかる前と、評価ポイントの説明が少し不足。タイムスケジュールをもう少し、きちんとしてほしかった。グループプレゼンとファイナルペーパーの時期をずらしてほしい。教材(リーディング)の量がもう少し多くてもよかった。余裕をもったスケジュールで、もっと小さいステップを用いた授業。もう少しおほめの言葉を・・・。授業内外の日本語でのフォロー(2名)
その他コメント:生徒のレベルが高い。辛かったけど、なんかちょっと今では達成感を感じている。非常にためになる授業でした。プレゼンの評価は、学生もした方がよいと思った。(先生のみでなく、学生も学生のプレゼンを評価し、意見を書いた方が、より参考になると思う。)
教員からのコメント
比較のため、前期(同じレベル・同じトピック)の平均点を付けました。前期での改善点コメントに注意して(1)ライティング指導の強化および(2)教員による講義を減らし、グループディスカッションで教材の内容を確認するという2点の変更を後期クラスで行いました。その結果、全体の授業評価は大きく改善したように見受けられます。
それに対して、授業のペースと教材・課題の量についての不満が増えています。ただしこれらの項目での回答がベル型の曲線ではなく、強い二極化のパターンを示していることは注目に値すると思います。つまり履修者が「予習や課題をやる時間の確保がうまくいかない人」とそうでない人に極端に分かれてしまっているということですね。これは前期クラスではほとんど見られなかったパターンです。後期は中長期の休暇が入るので、一見時間があるように見えるのですが、他の通年科目では後期に課題が集中するため、一般的に学生さんが前期よりも忙しくなってしまうということも一因かと思われます。
今学期のクラスに対する全体的な評価は決して悪くないので、マイナーチェンジという形で指摘のあった改善に取り組んでいきたいと思います。しかし英語セミナー(上級)のレベルで日本語を使用するのはまずいのでは?HPは日本語で書いていますし、授業外の質問は日本語でもOKにしていますので、これ以上日本語を使うことは考えていません。スケジュールの調整、もっと学生をほめること、学生によるプレゼンの評価については大いに検討していきます。