アンケートや委員会等での意見をまとめました。 %%%%% 賛成意見 (賛成多数です) %%%%%% 学会出張がやりやすくなる(子供を持っている人) ・学会出張の度に、子供の面倒を見てくれる人を探すのが困難で、 それが研究会、学会出席の足枷にもなっている。保育室をぜひ設置して ほしい、という切実な声が多数ある。 ・特に遠方から参加する場合、その宿泊地で子供を預けられないと困る。 ・アンケートからも、学会に子供を連れて来た(来ざるを得ない事情があった)、 子供がいるために、学会参加をあきらめた、等の経験のある人がたくさんいる。 若い人へのはげましになる ・結婚相手が研究者である場合には、将来にわたって同じ場所に住めるとは 限らない。そのため子供を持つことを躊躇している若い人がたくさんいる。 学会の会場で保育室を作る等の動きは、出産をためらっている人 にも朗報。育児に忙しい人に対する周囲の配慮を促すことにもなる。 %%%%% 主な反対意見&不安 %%%%%%% (I)万一の事故があった場合に学会は責任をとれない 1。プロの保育者を雇う 事故が起こらないように、プロの保育者を雇い、万全の注意をする。 2。保険 委託予定の派遣会社ではベビーシッター総合保障制度という保険に加入. (幹事保険会社:三井海上火災保険).イベントの際もこの保険が適用さ れるとのこと.子供およびシッター両方に適用.保険料はシッター料金に 含まれている.もしイベント対応で個別にかけたければ保険会社本社と 相談すること。 3。親が会場にいるはず 親の居場所をいつも申告してもらい、すぐに会場に呼出をかけられる体制 にしておく。親が保育室を時々覗き、食べ物等は親が与える等にしてもよい。 4。保育室設置の精神を理解してもらう。 すべてボランティアの努力で運営しているため、組織的な保証はない。 万全を期していたら、何もやれなくなってしまう。その精神を理解して もらうためにも、獅子座ネットを作り、意見交換をした。 (II)保育室設置のノウハウがない。 学会としても初めて試みなので、託児室を担当した経験のある派遣会社に 委託し、ノウハウを蓄積する。 (III)学会として子供のめんどうを見る必要があるか。 アンケートでは、保育室設置そのものに反対する意見はありませんでしたし、 学会に子供をつれてくるのはイカンという意見も聞かれませんでした。 外国ではごく普通のことだからでしょう。