よい文章を書くためのチェックシート               慶應大学理工学部総合教育セミナー


   
レポートを提出する前にチェックしましょう。


センテンス:

(    )1つの文の中に沢山の内容が入っていないか?

(    ) 主語と動詞がきちんと対応しているか?

(    ) 接続詞の使い方は適切だろうか?『しかし』『そして』ばかり繰り返して使って
     いないか?よくあるまちがいは、『しかし』が不適当な場所で使われていることです。


パラグラフ(段落):

(    )パラグラフのはじめは、1字下げること。(ワープロだったら全角分のスペース)

(    )1つのパラグラフには1つの内容だけいれること。2つのパラグラフに分けるべき
      内容が1つになっていたり、逆に1つのパラグラフにすべき事が、細かく分割されて
      いないか。トピックセンテンス(そのパラグラフの内容を端的に表す文)に下線を
      引いて確かめよう。

(    ) 視点の移動をしないこと。文から文へ主語がむやみに入れ替わっていないか?


パラグラフのならび:

(    )パラグラフとパラグラフの関係は、はっきりしているか? 次のパラグラフに移った
      とき、関係がわかるよう、書き出しの接続詞が適切になっているか?

(    )トピックセンテンスをたどっていくと、文章全体の流れがわかるようになっているか?
      トピックセンテンスに下線を引いて考えよう。
      (理科系の文章では、トピックセンテンスはパラグラフの始めにあるのが普通です)


全体:

(    )あなたの主張したいことが、的確に書かれているか?

(    )説得力のある文章になっているか?ないなら、それは何故か?

(    )誤字、脱字がないか?ワープロ変換ミスはないか?

(    )何回もするどい目で読み直したか?


以上のチェックに合格すれば、あなたは文章の達人です。やったね!